JPS5828629Y2 - タツキユウダイ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は卓球台に関するもので、とくに卓球台において
、一定の厚み幅を有する台板の周囲垂直面を台板上面に
対し内側に向けて鋭角に切削形成することにより、卓球
の球が上記卓球台の周囲垂直面に当った場合法が台板上
面に上る率を低くし、卓球競技審判員の判定を容易なら
しめることを特徴とする。

すなわち、卓球競技ルールの１つに、打込んだ球がネッ
トを正規に越えて相手方卓球台の平面上の範囲内に当る
場合はフェアであるが、鉄球が相手方の一定の厚み幅を
有する台板の周囲垂直面に当った場合はアウトになる規
則がある。

またサーブの時、相手方の合板の平面上の白線上コーナ
一部に当った場合はファールであり、周囲垂直面に当っ
た場合はアウトになる規則がある。

ところが、従来の卓球台の台板は一定の厚みを有し、そ
の周囲は上面に対し直角に切削形威した垂直面であるの
で、相手方の打込んだ例えばカツテング打法による変化
球の球が台板上面に当ったか周囲垂直面に当ったか判定
しかねる場合が多々あり、その際は球が台板の上面に上
がった時はフェアないしファールとし、台板の上面に上
がることなく下面方向へ落下した時はアウトの判定をす
るが、上記判定に関して争いが生ずることが往々にして
あった。

本案は前述の欠点を解決したもので、以下実施例を図面
について説明すると、１は一定の厚み幅を有する合板で
、２は脚、３は補強板である。

本案は前記一定の厚み幅を有する台板１において、周囲
垂直面を台板１の上面に対し内側に向は鋭角に切削形威
して周囲傾斜面４としたものである。

したがって、前記構成の本案卓球台によると、台板の周
囲を上面に対し直角に切削形威しである従来の卓球台に
比べて、打込んだ球が台板の周囲に当った場合、該周囲
垂直面が台板の上面に対して内側に向けた鋭角に形成し
ているので上記球は下方へ落下する確率が非常に高くな
る。

よって球が卓球台上面に当ったか周−面に当ったかの判
定が容易になり、当鉄球のフェア、ファウルないしアウ
トに関してトラブルが生ずるおそれが極めて少くなると
いう実用的にすぐれた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本案卓球台の正面図、第２図は側面図、第３図
ａ、ｌ）は第１図、第２図におけるＡ部の拡大断面図と
拡大斜視図である。 １・・・・・・台板、２・・・・・・脚、４・・・・・
・台板の周囲傾斜面。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 卓球台において、一定の厚み幅を有する台板の周囲垂直
   面を、台板上面に対し内側に向けて鋭角に切削形威した
   ことを特徴とする卓球台。