JPS5828617B2 - 交差識別系およびロツク - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 過去において、正しい患者、正しい医薬、治療および試
験手続が常に関連づけられるように病院およびその他の
場所で使用される好適なしかも確実な交差識別系を提供
するために多大な努力が費やされてきた。

過去に釦いて、技術者捷たは看護婦が患者の識別番号を
不適性に読み取るか捷たは記録したために屡々不適性な
組合わせが起っている。

このような読み違いは誤診、不適性な医薬の投与ならび
に不適性な治療を惹き起すことになる。

極端な場合には、不適正な医薬の投与は致命的になるこ
とがありうる。

例えは輸血の場合には、もしも患者に誤った血液型の血
液を投与したとすれば、死を招く結果になる。

診断および処置方法はさておき、患者の治療費の請求に
関するさらに世俗的な領域では、適正な患者の識別が必
要になる。

患者に対し種々の治療および投与した医薬について最終
的には請求できるように適正な記録を保管しなければな
らない。

患者の識別用ブレスレットを偶然に読み違えたために屡
々無関係の大寸たは誤捷った人に治療費を５青求するこ
とがある。

これらの問題を軽減するために考案された一つの系が米
国特許第３，６９８，３８３号明細書に記載されている
系である。

この米国特許第３，６９８，３８３号には、血液を取り
扱う操作に使用するための識別バンド、ファスナーむよ
びパイロットチューブが記載されている。

ファスナーおよびパイロットチューブは患者に取りつけ
るために分離される識別バンドに一体に連結されている
。

識別バンドおよびパイロットチューブは共に同様な符号
を記した取り外し可能なラベルを担持している。

この解決方法は正しい方向の一つの手段ではあるが、こ
の方法は技術者が誤１つた患者の患者識別番号の誤オつ
た組を使用することを防止していないし、捷た技術者が
誤１った患者に処置を施すことを防止していない。

別の患者識別系は米国特許第４，１６４，３２０号明細
書に記載されている。

この米国特許に釦いては、素子が磁化可能な物質のコー
ティングを備え且つ円形軌道に沿って患者識別番号がコ
ード化されている。

これらの磁化された素子は患者とその患者から採取した
試料または彼に与えるべき医薬または処置とを組み合わ
せるために使用されている。

この目的のために、患者識別番号および同様に磁気的に
コード化されたつばをとりつけた試料コンテナが電子的
に比較される。

この場合ですらも、不注意な技術者がもしもその比較に
注意を払うことを忘れたりまたは注意を払わなかったり
あるいは利用できるコンパレータを使用しなかったとす
れば、間違った患者の試料を試料コンテナの中に入れる
ことは防止されない。

この目的のために、医薬物が適正な患者に投与されるこ
とを保証するためのより確実な系を提供するために種々
のロックが考案されてきた。

これらのロックｌこは受容者識別番号がコード化されて
いる。

従って、技術者が患者の処に行き、患者の識別番号を読
み、その番号を使用してロックを復号することが必要で
あり、そしてその場合のみに患者に医薬物を投与するこ
とができる。

このような系は前述したその他の先行技術の系のいくつ
かの不利点を解決することができるが、依然として若干
使用し難く、また手で操作される。

患者の識別番号が手でロックの中に配置されるので、不
適正なコード化が屡々生ずる。

患者と治療または医薬物との正しい突き合わせを保証す
る容易に使用される確実な交差識別系を提供することが
望ましい。

適正な識別がなされるオで医薬物を閉錠するための機構
もまた利用すべきである、 本発明は医薬物と患者との間の確実な交差識別を保証す
るための系を企図したものであり、患者は人間むよび機
械の両方により読み取ることが可能な識別文字が刷りこ
捷れた第１識別部材を有している。

この系は人間鮫よび機械の両方により読み取ることが可
能な識別文字が刷りこ１れた第２識別部材を有する医薬
物のための閉錠可能なコンテナと、前記コンテナのため
のロックと、前記識別文字を読み取るために前記識別部
材の両方を走査するための走査装置とを含んでいる。

本発明の一態様によれば、第１識別部材むよび第２識別
部材の識別文字を比較するためにコンパレータが走査装
置に接続され、且つ識別文字が合致したときに釈放装置
がコンパレータに応答してロックを釈放するようになっ
ている。

この系の好ましい一実施態様においては、第１識別部材
むよび第２識別部材の各々は患者をラベルまたはラベル
から作成されたラベルから見分ける区分可能な識別文字
を有しており、またコンパレータが患者からの識別文子
のみをラベル上の識別文字と比較する。

このようにすることにより、技術者がロックをあけよう
として同じラベルを２回走査することが阻止される。

このロックはコンテナを閉錠する分割された部材を備え
たロックピンを収納するようになったレセプタクルを有
するロック本体と、前記分割部材を拡げまたばその閉鎖
を阻止してそれにより分割部材が前記レセプタクルと閉
錠係合するようになつた作動ピンと、コンパレータに応
答して前記作動ヒンを引っこめてそれにより前記ロック
ピンを釈放し、コンテナを開錠する装置とを備えている
。

もしもコンテナが血液バッグであれば、ロックピンは血
液バッグフラップを共にバッグの導出口においてロック
本体に対して挟握するようになっている。

作動ビンはロックピンと係合してそれによりその分割部
材をレセプタクルに係合させるようにばね負荷すること
ができ且つ釈放される１で作動ビンを引っこみ位置に保
持する第１もどり止めばねを有している。

前記レセプタクルはロックピンを収納するために直径が
減少してそれにより内側保持肩部を形成するオリフィス
を有し、前記ロックピン部材の各各は作動ビンがロック
ピン部材と係合するときｌこ前記内側保持肩部と係合し
てそれによりロックピンを閉錠位置に保持するようにな
った拡大端部を有している。

作動ビンを引っこめるためにソレノイドを作動ビンの上
に移動可能に配置することができる。

このソレノイドはコンパレータからの信号により励磁さ
れる。

この系およびそれに使用される独特のロックにより、患
者と医薬物との間の交差識別を行うことができる。

この係は医薬物と患者との間に適正な識別相関関係がな
ければ医薬物を分与することができないという意味で確
実である。

患者から採取した試料を試料コンテナの中に配置する前
に同様な交差識別を行うために試料びんを閉錠可能なコ
ンテナの中に配置することができる。

この相関関係は技術者を医薬物オたは試料コンテナに接
近させるために閉錠可能なコンテナがあけられる前に生
ずるようになっている。

本発明のその他の利点および特徴は以下の説明から明ら
かとなろう。

第１図には本発明の識別系を使用しうる代表的な用途、
すなわち、開錠する前に患者の識別番号を血液バッグの
同様な識別番号と合わせることが必要である血液バッグ
ロックを示しである。

この図には患者の識別用ブレスレット１０を例示しであ
る。

このブレスレット１０はｌ−識別部材」と題する本発明
の出願人の係属中の米国特許出願第２８９．１１５号に
記載の型式のような任意の好適な識別部材とすることが
できる。

このような米国特許出願に記載されているように、識別
用プレスレットには感熱式技術釦よびインキ印刷の両方
により識別用符号を刷りこむことができる。

このようにして形成された代表的には英数字である識別
用符号は光学式文字読取り装置により読み取ることがで
きる。

この好捷しいブレスレットは感熱性コーティングを有す
る第１フイルムと、光学式文字読取り装置（ＯＣＲ）に
よる走査を容易にするためにスペクトル背景反射率を有
するスパンボンデツドポリエステル寸たは同様な材料の
不透明な裏張りを形成するための第２フイルムとの積層
体である。

得られた積層体は摩損督よび病院で使用される通常の溶
剤に対して耐性を有ししかもその上に形成された文字の
形状を維持するために十分な強度を有している。

この特定の手首用バンドは本発明の一部を構成していな
いので、手首用バンドについては詳述しないことにする
。

この技術分野に良く知られている別の識別用ブレスレッ
ト釦よヒ別ノコーティング技術も同様に使用することが
できる。

例えば識別部材には磁気的にコード化するかまたは汎用
バーコードでコードを刷りこむことができる。

捷た、第１図には血液バッグ１２を示しである。

血液バッグ１２は慣用の型式とすることができる。

この血液バッグ１２は手首用ブレスレット１０を取りつ
けた患者に輸血されるべき血液を収納している。

代表的な血液バッグ１２においては、血液導出口すなわ
ち輸血口１５の各々が１対のフラップ１６により遮蔽さ
れている。

これらの１対のフラップ１６は本発明により構成された
ロック１４により共に閉錠されている。

ロック１４はソレノイドコイル２０を受は入しルように
なった円筒形の突起部１８を有している。

ソレノイドコイル２０は励磁されたときにロック１４を
開錠する。

このようにして開錠されたときに、輸血のためにフラッ
プ１６および導出口１５に近づくことができる。

ソレノイド２０はパルス発生器２２から送られた開錠パ
ルスにより作動せしめられる。

パルス発生器２２は後述するようにコンピュータまたは
論理システムにより作動せしめられる。

この識別系は寸た任意の既知の型式のＩ−ＯＣＲＷａｎ
ｄ Ｊ読取装置２４を備えている。

しかしながら、このＷａｎｄ読取装置としては米国特許
第４．２６８，１７９号明細書に記載されている読取装
置を使用することが好捷しい。

Ｗ ａ ｎｄ読取装置から導出された情報はＷａｎｄ読
取装置により読み取られた文字を識別するためにＯＣＲ
に慣用されている編集媒体論理回路２６に送られる。

読み取られた文字は好適な型式の慣用の記憶装置２８に
記憶され、そこから文字は同様に慣用のデザインのコン
パレータ３０に送うれる。

コンパレータ３０は手首用ブレスレットから逐次導出さ
れた文字と血液バッグ１２の識別部材から導出された文
字とを比較する。

この比較により識別部材が同一であるか否か捷た各々が
一方が手首用ブレスレットからであり且つ他方が血液バ
ックからであることを指示する識別用コード化ビットを
有しているか否かを決定する。

これらの異なる単位を指定するために、異なる記号法を
使用して技術者がＷａｎｄ読取装置を単に２個の識別部
材に適用するか捷たは同じ手首用バンドに２回適用しま
たは血液バッグに２回適用することを阻止することが好
捷しい。

もしも文字がこれらの判定基準に合致していれば、開錠
動作パルスがパルス発生器２２に送られ、パルス発生器
２２はソレノイド２０のための開錠パルスを発生してロ
ック１４をあける。

本発明の一部を構成するものではないが、輸血時に技術
者は慣用の入力けん盤を介して時間、日付けおよび技術
者のコード番号をせん孔することができる。

このけん盤はブロック３２で示しである。

これらの情報は慣用の型式のプリンタ３４に送られる。

プリンタ３４はコンパレータ３０から導出された患者の
識別番号および入力けん盤から導出されたその他の情報
を含むラベル３６を印字する。

この新規に刷りこ昔れたラベル３６は記録釦よび請求の
目的のために戻ってきた血液バッグに適用することがで
きる。

任意の特定の遂次コンパレータ３０捷たは論理要素のグ
ループを使用することができることを理解すべきである
が、第３図に示した流れ図はこの比較において行われる
べき機能を表わしている。

これらの機能はよく知られているようにマイクロプロセ
ッサ寸たはその他のプログラム可能なコンピュータによ
り実現することができる。

勿論、別の態様として、流れ図の機能は慣用の・・−ド
ウエアを使用して実現することができる。

・・−ドウエアを使用するかまたはソフトウェアを使用
するかは総合的には重要ではなく、また本発明の一部を
構成していない。

この流れ図は単に完全な開示によって準備される。

この流れ図から理解できるように、患者識別子■および
患者識別番号Ｘを有する患者識別用ブレスレットと、血
液バッグ識別子Ｊおよび意図された輸血受容者番号Ｙ（
この番号は患者識別番号Ｘと同じである）との両方がＷ
ａ ｎｄ読取装置捷たはその他の読取装置により読み取
られる。

これらの番号および識別子は記憶され、その後比較され
て（１）識別子■が患者の識別用ブレスレットから導出
されたことを表わす識別子Ａ″″ｃあるか否か、（２）
識別子Ｊがラベルまたはラベルから作成されたラベルか
ら導出されたことを表わし且つ患者の識別用ブレスレッ
トから導出されていないことを表わす識別子ＢまたはＣ
であるか否か、また（３）患者の識別番号が意図された
輸血受容者の番号Ｙに等しいか否かを確認する。

これらの比較のすべてが真であれば、ソレノイドを励磁
し且つロックをあけるための開錠出力を発生することを
可能ならしめる。

前述したように、これらの操作はハードウェアまたはソ
フトウェアを使用して実現することができる。

ソレノイド２０を励磁することにより開錠される好まし
いロック１４は第２図に示しである。

第２図から理解できるように、ロック１４はコンテナを
閉錠するために特に設計されている。

コンテナの開口は慣用の血液バッグの導出口を遮蔽する
ために使用されているような１対のフラップにより制御
される。

勿論、ロック１４は慣用のロックをわずか改造して慣用
のロックと全く同じ態様で使用することができる。

図から理解できるように保持ビン４７を長くしさえすれ
ばよい。

明瞭に図示するために、第２図には血液バッグ１２の一
部分のみを示しである。

血液バッグ１６はロック本体１５とロック腕４４との間
に共に保持される。

ロック本体１５ば１対のレセプタクル４６を有している
。

レセプタクル４６の各々は保持ビン４７を収納するよう
になっている。

保持ピン４７はロック本体１５のそれぞれのレセプタク
ル４６と係合するようになっている。

ロック腕４４は好適なエンジニャリングプラスチックか
らロックビン４２と一体に成形することができる。

ロックビン４２は軸線方向に分割されて２個の分割腕す
なわち部材４８を形成している。

分割腕４８は共に圧縮されたときにロックの本体１５の
穴、すなわちオリフィス５０に通されるようになってい
る。

穴５０およびレセプタクル４６の軸線はロックビン４２
および保持ピン４７と同様に平行に配置されている。

ロックビン４２の端物５８は分割腕４８が通常の位置に
あるときに前記腕４８がロック本体１５の第１さら穴５
４により形成された内側肩部５２と係合するように拡大
され且つ斜めに形成されている。

ロック１４の組立を完成するために、作動ピン５６が分
割腕４８の間の開口部と係合して分割腕４８をそれらの
通常の圧縮されていない状態に維持するようになってお
り、従って拡大された端部５８が内側肩部５２を越えて
移動できないようになっている。

作動ピン５６は好適な金属で形成され且つ円筒形の室６
０の内部に収納されている。

室６０はロック本体１５と一体に形成することができる
。

コツプ形プランジャ６２が鉄筐たは銅のような強磁性材
料で形成されており、ロックの残部はポリテトラフルオ
ロエチレンまたはポリエチレンのような好適な任意のエ
ンジニャリングプラスチックで構成されている。

このプランジャ６２は作動ピン５６の上側部分に例えば
巻縮、ろう付は等により固定され且つ円筒形の室６０の
内部を摺動できるようになっている。

作動ピン５６の上に配置された偏位ばね６４がプランジ
ャ６２と室６０の底部に配置されたばねリテーナすなわ
ちドーナツ形ディスク６６との間に圧縮されている。

偏位ばね６４はプランジャ６２、従って作動ピン５６を
第２図に釦いて上方に押圧して分割された腕４８と係合
させ且つ腕４８の閉鎖を阻止している。

腕４８の閉鎖はロックビン４２をオリフィス５０から取
り出すために必要である。

作動ピン５６はロックビン４６の分割された腕４８を実
際に若干拡げて一層確実な閉錠位置を与えることができ
るようになっている。

ばねりテーナ６６は穴を有するドーナツ形に形成されて
おり、この穴の中に作動ピン５６の下側部分を摺動させ
るようになっている。

はねリテーナ６６の底部側にさら穴６８が形成されてい
る。

もどり止めばね７０が作動ピン５６の側に固定されそれ
により作動ピン５６がロックビン４６との係合から引っ
こめられるときにもどり止めばね７０が作動ピン５６の
側に押しつけられてその中に形成されたスロット７４の
中に入るようになっている。

もどり止めばね７０がさら穴６８を通るときに、ばね７
０が後方にスナップ作動して作動ビン５６が分割腕４８
との接触位置から引込められた位置に保持される。

この状態は血液バッグのロックが血液貯蔵室に戻される
昔で維持され、血液貯蔵室でそのロックは別の血液バッ
グの閉錠に使用するためにリセットすることができる。

このロックはソレノイド２０を励磁して作動ビン５６を
引っこめることにより開かれる。

ソレノイド２０はシリンダ６０の上に取り外し可能に取
りつけることができるように中空のドーナツ形に形成さ
れてかり、そしてパルス発生装置２２（第１図）からの
開錠パルスにより励磁されたときに発生した電磁界がプ
ランジャ６２を下方に移動させて作動ビン５６をロック
ビン４６との接触位置から引っこめるようになっている
。

これらの状態において、ロック腕４４を持ち上げてそれ
により分割腕４８を内側肩部を通してオリフィス５０の
外に抜き出すことができるように分割腕４８を圧縮させ
ることができる。

その結果、保持ビン４８が引っこめられ且つ血液バッグ
フラップ１６が開錠される。

使用中にソレノイド２０を保持する必要がないようにソ
レノイド２０をシリンダ６０に締めつけるために、ソレ
ノイド２０にばね負荷されたＵ字形クランプ７６を取り
つけることができる。

Ｕ字形クランプ７６の底部はシリンダ６０と摩擦係合す
る棒７８で構成されている。

Ｕ字形クランプ７６の直立部分は好適な装置によりソレ
ノイド２０に取りつけられたサポート８０を通して延び
ている。

Ｕ字形クランプ７６の直立部分上に配置されたばね８２
はＵ字形クランプの各々の直立部分の端部に固定された
リテーナ部材８４と係合している。

従って、リテーナ部材８４が押しこ１れたときに、ばね
８２が縮１す、Ｕ字形クランプ７６がシリンダ６０を釈
放するので、ソレノイド２０を離脱させることができる
。

通常、ソレノイド２０は携行用とすることができる第１
図のシステムの一部になっている。

従って、前述したロックは特に本発明のロック装置に使
用することが望ましい比較的コストが低廉でしかも信頼
性があり、本質的に不正な操作を阻止しうるロックであ
ることが理解されよう。

最後に、第４図には本発明のロックを使用して閉錠可能
な医薬物、試料びん等を保持するためのポーチを示しで
ある。

各々の場合に、ポーチがバッグが閉ざされた位置にある
ロックであけられることを本質的に阻止するフラップ型
の開口部を備えていることが理解されよう。

この場合には、好適なプラスチック材料で形成すること
ができるバッグ１０２の上側リップ１００は該リップの
両側に穴１０４を有している。

穴１０４は第２図の血液バッグロックの保持ピン４８に
近い距離に隔置されている。

従って、バッグ１０２の上側部分が矢印１０６で示した
ように半分に折りたた捷れるときに、血液バッグロック
を所定位置に配置することによりバッグが有効に閉ざさ
れてバッグの内容物の除去を阻止する。

捷た、このロックはケーブル捷たはその他の閉錠装置と
ともに所望どおりに使用することができる。

本発明の識別系は光学式文字読取装置を使用するものと
しで説明したが、その他の符号読取装置も同様に使用で
きることを理解すべきである。

例えば、手首用バンドおよびラベルには汎用バーコード
捷たは磁気符号を使用することができる。

その場合には、光学式文字読取装置のかわりにバーコー
ド読取装置捷たは磁気符号読取装置が使用されることに
なろう。

この明細書に記載した識別系は医薬物と患者とを確実に
交差識別するものである。

この識別系は簡単であり且つ使用し易く、素人が操作し
ても比較的に危険がなくしかもそのコストは比較的に安
い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明により構成された確実な患者交差識別系
を部分的に絵で表わし且つ部分的にブロック線図で示し
た図、第２図は本発明により構成されたロックの横断面
を示した部分立面図、第３図は第１図に例示した系を実
現するために使用しうる論理流れ図、そして第４図は本
発明のロックとともに使用するために特に好適なフラッ
プ開口部を有する閉錠可能なポーチを絵で例示した図で
ある。 １０・・・・・・識別用ブレスレット、１２・・・・・
・血液バッグ、１４・・・・・・ロック、１６・・・・
・・フラップ、１８・・・・・・突起部、２０・・・・
・・ソレノイドコイル、２２・・・・・・パルス発生器
、２４・・・・・・光学式文字読取装置、３０・・・・
・・コンパレータ、３４・・・・・・プリンタ、３６・
・・・・・ラベル ４２・・・・・・ロックビン、４４
・・・・・・ロック腕、４６・・・・・・レセプタクル
４８・・・・・・分割さｈた部材、５０・・・・・・
オリフィス、５２・・・・・・肩部、５６・・・・・・
作動ビン ５８・・・・・・拡大端部、６２・・・・・
・プランジャ、６４・・・・・・はね、６６・・・・・
・ばねリテーナ、７０・・・・・・もどり止めばね、７
６・・・・・・Ｕ字形クランプ、８０・・・・・・サポ
ート、８２・・・・・・ばね、８４・・・・・・リテー
ナ部材。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 医薬物と患者との間の確実な交差識別を保証するた
   めの系であって、前記患者が人間および機械の両方によ
   り読み取ることが可能な識別文字が刷りと１れた第１識
   別部材と、人間およば機械の両方により読み取ることが
   可能な識別文字が刷りと１れた第２識別部材と、前記識
   別部材の両方を走査するための光学式文字読取装置とを
   有するような前記交差識別を保証する系において、前記
   医薬物のための閉錠可能なコンテナと、前記コンテナの
   ロックと、第１識別部材および第２識別部材上の識別文
   字を比較するために前記光学式文字読取装置に接続さｆ
   ′したコンパレータと前記識別文字が合致したときに前
   記コンパレータに応答して前記ロックを釈放するための
   釈放装置とを備えたことを特徴とする医薬物と患者との
   間の交差識別を保証するための系。 ２ 前記第１識別部材釦よび前記第２識別部材の各々が
   ソース区別用識別文字を有し且つ前記コンパレータが異
   なる区別文字に応答し、前記文字の一方が患者ソースを
   表わすことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の
   系。 ３ 前記ロックが分割部材を備えたロックビンを収納す
   るようになったレセプタクルを有するロック本体と、前
   記ロックビンの分割部材を拡げた状態に維持して前記レ
   セプタクルに閉錠係合させるようになっている作動ピン
   とを備え、前記ロックビンは前記コンテナを閉錠するよ
   うになっており、さらに、前記コンパレータに応答して
   前記作動ビンを引っこめそれにより前記ロックビンを釈
   放して前記コンテナを開錠する装置を備えていることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項寸たは第２項のいずれ
   か１項に記載の系。 ４ 前記コンテナがフラップにより保護される導出口を
   有する血液バッグであり、前記ロックビンが前記フラッ
   プを共に前記ロック本体に対して挟握するようになって
   いることを特徴とする特許請求の範囲第３項に記載の系
   。 ５ 前記作動ビンが前記分割部材を拡げて前記レセプタ
   クルと係合させるためにばね負荷され且つ釈放される１
   で前記作動ビンを引っこみ位置に保持するもどり止めば
   ねを有していることを特徴とする特許請求の範囲第４項
   に記載の系。 ６ 前記作動ピンが前記分割された部材を鉱材を拡げて
   前記レセプタクルと係合させるためにばね負荷され且つ
   釈放される１で前記作動ピンを引っこみ位置に保持する
   もどり止めばねを有していることを特徴とする特許請求
   の範囲第３項に記載の系。 ７ 前記レセプタクルが直径が減少してそれにより内側
   保持肩部を形成するオリフィスを有し、前記ロックビン
   部材の各々が該ロックピン部材が拡げられたときに前記
   内側保持肩部と係合するようになった拡大端部を有して
   いることを特徴とする特許請求の範囲第３項に記載の系
   。 ８ 前記作動ピンを引っこめるための装置がその引っこ
   みを行うために前記作動ピンの上に取り外しうるように
   配置しうるソレノイドを備え、前記ソレノイドが前記コ
   ンパレータにより作動せしめられることを特徴とする特
   許請求の範囲第７項に記載の系。 ９ 分割された部材を備えたロックビンを収納するよう
   になったレセプタクルを有するロック本体と、前記ロッ
   クピンの分割された部材を拡げた状態に維持して前記レ
   セプタクルと閉錠係合させるようになっている作動ビン
   とを備え、前記ロックピンが前記コンテナを閉錠するよ
   うになっており、さらに、前記作動ピンを引っこめそれ
   により前記ロックピンを釈放し且つ前記コンテナを開錠
   するための装置を備えていることを特徴とする医薬物コ
   ンテナのロック １０前記コンテナがフラップにより保護される導出口を
   有する血液バッグであり、前記ロックピンが前記フラッ
   プを共に前記ロック本体に対して挟握するようになって
   いることを特徴とする特許請求の範囲第９項に記載の医
   薬物コンテナのロック。 １１ 前記作動ピンが前記分割された部材を拡げて前記
   レセプタクルと係合させるためにばね負荷され且つ釈放
   される昔で前記作動ピンを引っこみ位置に保持するもど
   り止めばねを有していることを特徴とする特許請求の範
   囲第１０項に記載の医薬物コンテナのロック １２前記レセプタクルが直径が減少してそれにより内側
   保持肩部を形成するオリフィスを有し、前記ロックビン
   部材の各々が該ロックピン部材カ拡げられたときに前記
   内側保持肩部と係合するようになった拡大端部を有して
   いることを特徴とする特許請求の範囲第９項に記載の医
   薬物コンテナのロック。