JPS5827270A - 交差識別系およびロツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 過去において、正しい患者、正しい医薬、治療および試
験手続が常に関連づけられるように病院およびその他の
場所で便用される好適なしかも確実な交差識別系を提供
するために多大な　６− 努力が費やされてきた。過去において、技術者捷たは看
護婦が患者の識別番号を不適正に読み取るかまたは記録
したために屡々不適正な組合わせが起っている。このよ
うな読み違いは誤診、不適正な医薬の投与ならびに不適
正な治療を惹き起すことになる。極端な場合には、不適
正な医薬の投与は致命的になることがありうる。例えば
輸血の場合には、もしも患者に誤った血液型の血液を投
与したとすれば、死を招く結果になる。□ 診断および処置方法はさておき、患者の治療費の請求に
関するさらに世俗的な領域では、適正な患者の識別が必
要になる。患者に対し種々の治療および投与した医薬に
ついて最終的には請求できるように適正な配録を保管し
なければならない。患者の識別用ブレスレットを偶然に
読み違えたために屡々無関係の人または誤まった人に治
療費を請求することがある。

これらの問題を軽減するために考案された一つの系が米
国特許第３，６９８，３８３号明細書に記載されている
系である。この米国特許第３，６９８，３８３号には、
血液を取り扱う操作に使用するための識別バンド、ファ
スナーおよびノぞイロットチューブが記載されている。

ファスナーおよびパイロットチューブは患者に取りつけ
るために分離される識別バンドに一体に連結されている
。識別バンドおよびパイロットチューブは共に同様な符
号を記した取り外し可能なラベルを相持している。この
解決方法は正しい方向の一つの手段ではあるが、この方
法は技術者が誤まった患者の患者識別番号の誤まった組
を使用することを防止していないし、また技術者が誤ま
った患者に処置を施すことを防止していない。

別の患渚識別系は米国特許第４，１６４，３２０号明細
書に記載されている。この米国特許においては、素子が
磁化可能な物質のコーティングを備え且つ円形軌道に沿
って患者識別番号がコード化されている。これらの磁化
された素子は患者とその患者から採取した試料または彼
に与えるべき医薬または処置とを組み合わせるために使
用されている。この目的のために、患者識別番号および
同様に磁気的にコード化されたつばをと９つけた試料コ
ンテナが電子的に比較される。

この場合ですらも、不注意な技術者がもしもその比較に
注意を払うことを忘れた漫またけ注意を払わなかったり
あるいは利用できるコンパレータを使用しなかったとす
れば、間違った患者の試料を試料コンテナの中に入れる
ことは防止されない。

この目的のために、医薬物が適正な患者に投与されるこ
とを保証するためのよシ確実な系を−〇　− 提供するために種々のロックが考案されてきた。

これらのロックには受容者識別番号がコード化されてい
る。従って、技術者が患者の処に行き、患者の識別番号
を読み、その番号を使用してロックを復号することが必
要であり、そしてその場合のみに患者に医薬物を投与す
ることができる。このような系は前述したその他の先行
技術の系のいくつかの不利点を解決することができるが
、依然として若干便用し難く、また手で操作される。患
者の識別番号が手でロックの中に配置さ扛るので、不適
正なコード化が屡々生ずるＯ 患者と治療または医薬物との正しい突き合わせを保証す
る容易に使用される確実な交差識別系を提供することが
望ましい。適正な識別がなされるまで医薬物を閉錠する
ための機構もまた利用すべきである。

１０− 本発明は医薬物と患者との間の確実な交差識別を保証す
るための系を企図したものであシ、患者は人間および機
械の両方により読み取ることが可能な識別文字が刷シこ
まれた第１Ｒ別部材を有している。この系は人間および
機械の両方により読み取ることが可能な識別文字が刷り
こまれた第２識別部材を有する医薬物のための閉錠可能
なコンテナと、前記コンテナのためのロックと、前記識
別文字を読み取るために前記識別部材の両方を走査する
ための走査装置とを含んでいる。

本発明の一態様によれば、第１識別部材および第２識別
部材の識別文字を比較するためにコンパレータが走査装
置に接続され、且つ識別文字が合致したときに釈放装置
がコンパレータに応答してロック全釈放するようになっ
ている。

この系の好ましい一実施態様においては１第１識別部材
および第２識別部材の各々は患者をラベルまたはラベル
から作成されたラベルから見分ける区分可能な識別文字
を有しており、またコンパレータが患者からの識別文字
のみをラベル上の識別文字と比較する。このようにする
ことによシ、技術者がロックをあけようとして同じラベ
ルを２回走査することが阻止される。

このロックはコンテナを閉錠する分割された部材を備え
たロックピンを収納するようになったレセプタクルを有
するロック本体と、前記分割部材を拡げまたはその閉鎖
を阻止してそれによυ分割部材が前記ｔ／セプタクルと
閉錠係合するようになった作動ピンと、コンパレータに
応答して前記作動ピンを引っこめてそれにより前記ロツ
クビ／を釈放し、コンテナを開錠する装置とを備えてい
る。もしもコンテナが血液バッグであれば、ロックピン
は血液バッグフラップを共にバッグの導出口においてロ
ック本体に対して挟握するようになっている。作動ピン
はロックピンと係合してそれによシその分割部材をレセ
プタクル如係合させるようにばね負荷することができ且
つ釈放されるまで作動ピンを引っこみ位置に保持する第
１もどシ止めばねを有している。

前記レセプタクルはロックピンを収納するために直径が
減少してそれによフ内側保持肩部を形成するオリフィス
を有し、前記ロックピン部材の各々は作動ピンがロック
ピン部材と係合するときに前記内側保持肩部と係合して
それによシロツクピンを閉錠位置に保持するようになっ
た拡大端部を有している。作動ピンを引っこめるために
ソレノイドを作動ピンの上に移動可能に配置することが
できる。このソレノイドはコンパレータからの信号−よ
シ励磁される。

１３− この系およびそれに使用される独特のロックによシ、患
者と医薬物上の間の交差識別を行うことができる。この
系は医薬物と患者との間に適正な識別相関関係がなけれ
ば医薬物を分与することができないという意味で確実で
ある。患者から採取した試料を試料コンテナの中に配置
する前に同様な交差識別を行うために試料びんを閉錠可
能なコンテナの中に配置することができる。この相関関
係は技術者を医薬物または試料コンテナに接近させるた
めに閉錠可能なコンテナがあけられる前に生ずるように
なっている。

本発明のその他の利点および特徴は以下の説明から明ら
かとなろう。

第１図には本発明の識別系を使用しうる代表的な用途、
すなわち、開錠する前に患者の識別番号を血液バッグの
同様な識別番号と合わせることが必要である血液バッグ
ロックを示してあ１４− る。この図には患者の識別用ブレスレット１゜を例示し
である。このブレスレツ）１ｏハｒｌｌ別部材」と題す
る本発明の出願人の係属中の米国特許出願第２８９．１
１５号に記載の型式のような任意の好適な識別部材とす
ることができる。

このような米国特許出願に記載されているように、識別
用ブレスレットには感熱式技術およびインキ印刷の両方
によシ識別用符号を刷りこむことができる。このように
して形成された代表的には英数字である識別用符号は光
学式文字読取シ装置によ＃）読み取込ことかできる。

この好ましいブレスレットは感熱性コーティングを有す
る第１フイルムと、光学式文字読取シ装置（ＯＣＲ）に
よる走査を容易にするためにスペクトル背景反射率を有
するスパンボンデツドポリエステルまたは同様な材料の
不透明な裏張シを形成するための第２フイルムとの積層
体である。得られた積層体は摩損および病院で使用され
る通常の溶剤に対して耐性を有ししかもその上に形成さ
れた文字の形状を維持するために十分な強度を有してい
る。この特定の手首用バンドは本発明の一部を構成して
いないので、手首用バンドについては詳述しないことに
する。

この技術分野に良く知られている別の識別用ブレスレッ
トおよび別のコーティング技術も同様に使用することが
できる。ｆｌｌえば識別部材には磁気的にコード化する
かまたは汎用バーコードでコード全綱りこむことができ
る。

また、第１図にはＡ液バツク１２を示しである。血液バ
ッグ１２は慣用の型式とすることができる。この血液バ
ッグ１２は手首用ブレスレット１０を取如つけた患者に
輸血されるべぎ血液を収納している。代表的な血液バッ
グ１２においては、血液導出口すなわち輸廂口１５の各
各が１対のフラップ１６にょシ遮蔽されている。

これらの１対のフラップ１６は本発明にょシ構成された
ロック１４によ如共に閉錠されている。ロック１４はソ
レノイドコイル２０を受は入れるようになった円筒形の
突起部１８を有している。ソレノイドコイル２０は励磁
されたときにロック１４を開錠する。このよう処して開
錠されたときに、輸血のためにフラップ１６および導出
口１５に近づくことができる。ンレノイド２０はパルス
発生器２２から送られた開錠ノ々ルスにより作動せしめ
られる。パルス発生器２２は後述するようにコンピュー
タまたは論理システムによシ作動せしめられる。

この識別系はまた任意の既知の型式の「ｏｃＲＷａｎｄ
Ｊ読取装置２４を備えている。しかしながら、とのＷａ
ｎｄ読取装置としては米国特許第４．２６８，１７９号
明細書に記載されている読取装置１７− を使用することが好ましい。Ｗａｎｄ読取装置から導出
された情報はＷａｎｄ読取装置にょシ読み取られた文字
を識別するためにＯＣＲに慣用されている編集媒体論理
回路２６に送られる。読み取られた文字は好適々型式の
慣用の記憶装置２８に記憶され、そこから文字は同様に
慣用のデザインのコンパレータ３０に送られる。コンパ
レータ３０は手首用ブレスレットから遂次導出された文
字と血液バッグ１２の識別部材から導出された文字とを
比較する。この比較によシ識別部材が同一であるか否か
また各々が一方が手首用ブレスレットからであり且つ他
方が血液バッグからであることを指示する識別用コード
化ビットを有しているか否かを決定する。これらの異な
る単位を指示するために、異なる記号法を使用して技術
者がＷａｎｄ読取装伽を単に２個の識別部材に適用する
かまたは同じ手首用バンドに２１８− 回連用しまたは血液バッグに２回適用することを阻止す
ることが好ましい。もしも文字がこれらの判定基準に合
致していれば、開錠動作パルスがパルス発生器２２に送
られ、パルス発生器２２はソレノイド２０のための開錠
パルスを発生してロック１４をあける。

本発明の一部を構成するものではないが、輸血時に技術
者は慣用の入力けん盤を介して時間、日付けおよび技術
者のコード番号をせん孔することができる。このけん盤
はブロック３２で示しである。これらの情報は慣用の型
式のプリンタ３４に送られる。プリンタ３４はコンパレ
ータ３０から導出された患者の識別番号および入力けん
盤から導出されたその他の情報を含むラベル６６を印字
する。この新規に刷シこまれたラベル６６は記録および
請求の目的のために戻ってきた血液バッグに適用するこ
とができる。

任蒼の特定の遂次コンパレータ３０または論理要素のグ
ループを使用することができることを理解すべきである
が、第３図に示した流れ図はこの比較において行われる
べき機能を表わしている。これらの機能はよく知られて
いるようにマイクロプロセッサまたはその他のプログラ
ム可能なコンピュータによシ実現することができる。勿
論、別の態様として、流れ図の機能は慣用のハードウェ
アを使用して実現することができる。ハードウェアを使
用するかまたはソフトウェアを使用するかは総合的には
重要ではなく、また本発明の一部を構成していない。こ
の流れ図は単に完全な開示によって準備される。

この流れ図から理解できるように、患者識別番号および
患者識別番号Ｘを廟する患者識別用ブレスレットと、血
液バッグ識別子Ｊおよび意図された輸血受容者番号Ｙ（
この番号は患者識別番号Ｘと同じである）との両方がＷ
ａｎｄ読取装置またはその他の読取装＆、Ｉ／Ｃよシ読
み取られる。

これらの番号および識別子は記憶され、その後比較され
て（１）識別子工が患者の識別用ブレスレットから導出
されたことを表わす識別子Ａであるか否か、（２）識別
子Ｊがうはルまたはうばルから作成されたラベルから導
出されたことを表わし且つ患者の識別用ブレスレットか
ら導出されていないことを表わす識別子ＢまたはＯであ
るか否か、壕だ（３）患者の識別番号が意図された輸血
受容者の番号Ｙに等しいか否かを確認する。

これらの比較のすべてが真であれば、ソレノイドを励磁
し且つロックをあけるための開錠出力を発生することを
可能ならしめる。前述したように、これらの操作はノ・
−ドウエアまたはソフトウェアを使用して実現すること
ができる。

ソレノイド２０を励磁することによシ開錠さ２　ｌ− れる好ましいロック１４は第２図に示しである。

第２図から理解できるように、ロック１４はコンテナを
閉錠するために竹に設計されている。

コンテナの開口は慣用の血液バッグの導出口を遮蔽する
ために使用されているような１対のフラップにより制御
される。勿論、ロック１４は慣用のロックをわずか改造
して慣用のロックと全く同じ態様で使用することができ
る。図から理解できるように保持ビン４７を長くしさえ
すればよい。

明瞭に図示するために、第２図には血汐バッグ１２の一
部分のみを示しである。血液バッグ１６はロック本体１
５とロック腕４４との間に共に保持される。ロック本体
１５は１対のレセプタクル４６を有している。レセプタ
クル４６の各々は保持ビン４７を収納するようになって
いる。保持ビン４７はロック本体１５のそれぞ２２− れのレセプタクル４６と係合するようになっている。ロ
ック腕４４は好適なエンジニャリングプラスチックから
ロックピン４２と一体例成形することができる・ロック
ピン４２は軸線方向に分割されて２個の分割腕すなわち
部材４８を形成している。分割腕４８は共に圧縮された
ときにロックの本体１５の穴、すなわちオリフィス５０
に通されるようになっている。穴５０およびレセプタク
ル４６の軸線はロックピン４２および保持ピン４７と同
様に平行に配置されている。ロックピン４２の端部５８
は分割腕４８が通常の位置にあるときに前記腕４８がロ
ックの本体１５の第１さら穴５４によシ形成された内側
肩部５２と係合するように拡大され且つ斜めに形成され
ている。

ロック１４のＡ１目立を完成するために、作動ピン５６
が分割腕４８の間の開口部と係合して分割腕４８をそれ
らの通常の圧縮されていない状態に維持するようになっ
ており、従って拡大された端部５８が内側肩部５２を越
えて移動できないようになっている。作動ピン５６は好
適な金属で形成され且つ円筒形の室６ｏの内部に収納さ
れている。室６０はロック本体１５と一体に形成するこ
とができる。コツプ形プランジャ６２が鉄または鋼のよ
うな強磁性材料で形成されており、ロックの残部はポリ
テトラフルオロエチレンまたはポリエチレンのような好
適な任意のエンジニャリングプラスチックで構成されて
いる。このプランジャ６２は作動ピン５６の上側部分に
例えば巻縮、ろう付は等により固定され且つ円筒形の室
６０の内部を摺動できるようになっている。作動ピン５
６の上に配Ｉ片された偏位ばね６４がプランジャ６２と
室６ｏの底部に配置されたばねリテーナすなわちドーナ
ツ形ディスク６６との間に圧縮されている。偏位ばね６
４はプランジャ６２、従って作動ピン５６を第２図にお
いて上方に押圧して分割された腕４８と係合させ且つ腕
４８の閉鎖を阻止している。腕４８の閉鎖はロックピン
４２をオリフィス５０から取り出すために必要である。

作動ビン５６はロックビン４６の分割された腕４８を実
際に若干拡げて一層確実な閉錠位置を与えることができ
るようになっている。

はねリテーナ６６は穴を有するドーナツ形に形成されて
おシ、この穴の中に作動ビン５６の下側部分を摺動させ
るようになっている。はねリテーナ６６の底部側にさら
穴６８が形成されている。もどシ止めばね７０が作動ビ
ン５６の側に固定されそれによシ作動ビ１５６がロック
ビン４６との係合から引っこめられるときにもどシ止め
ばね７０が作動ピン５６の側に押しっ２５− けられてその中に形成されたスロット７４の中に入るよ
うになっている。もどり止めｄ：ね７゜がさら穴６８を
通るときに、ばね７ｏが後方にスナップ作動して作動ピ
ン５６が分割腕４８との接触位油：から引込められた位
置に保持される。

この状態は血液バッグのロックが血液貯蔵室に戻される
まで維持され、血液貯蔵室でそのロックは別の血液バッ
グの閉錠に使用するためにリセットすることができる。

このロックはソレノイド２ｏを励磁して作動ビン５６を
引っこめることにより開かれる。ソレノイド２０はシリ
ンダ６０の上に取シ外し可能に取りつけることができる
ように中空のドーナツ形に形成されておシ、そしてパル
ス発生装置２２（第１図）からの開錠パルスにょシ励磁
されたときに発生した電磁界がプランジャ６２を下方に
移動させて作動ビン５６をロックビン２６− ４６との接触位置から引っこめるようになっている。こ
れらの状態において、ロック腕４４を持ち上げてそれに
よυ分割腕４８を内側肩部を通してオリフィス５０の外
に抜き出すことができるように分割腕４８を圧縮させる
ことができる。その結果、保持ビン４８が引っこめられ
且つ血液バッグフラップ１６が開錠される。

便用中にソレノイド２０を保持する必要がないようにソ
レノイド２０をシリンダ６０に締めつけるために、ソレ
ノイド２０にばね負荷されたＵ字形クランプ７６を増り
つけることができる。Ｕ字形クランプ７６の底部はシリ
ンダ６゜と摩擦係合する棒７８で構成されている。Ｕ字
形クランプ７６の直立部分は好適な装置によりソレノイ
ド２０に取９つけられたサポート８０を通して延びてい
る。Ｕ字形クランプ７６の直立部分上に配置されたばね
８２はＵ字形クランプの各々のＩＫ立部分の端部に固定
されたリテーナ部材８４と係合している。従って、リテ
ーナ部材８４が押しこまれたときに、ばね８２が縮まり
、Ｕ字形クランプ７６がシリンダ６０を釈放するので、
ソレノイド２０を離脱させることができる。通常、ソレ
ノイド２０は携行用とすることができる第１図のシステ
ムの一部になっている。

従って、前述したロックは特に本発明のロック装置に使
用することが望ましい比較的コストが低廉でしかもイ１
頼性があり、本質的に不正な操作を阻止しうるロックで
あることが理解されよう。

鰻後に、第４図には本発明のロックを使用して閉錠可能
な医薬物、試料びん等を保持するだめのポーチを示しで
ある。各々の場合に、ポーチがバッグが閉ざされた位置
にあるロックであけられることを本質的に阻止するフラ
ップ型の開口部を備えていることが理解されよう。この
場合には、好適なプラスチック材料で形成することがで
きるバッグ１０２の上側リップ１００は該リップの両側
に穴１０４を有している。穴１０４は第２図の血液バッ
グロックの保持ビン４８に近い距離に隔置されている。

従って、バッグ１０２の上側部分が矢印１０６で示した
ように手分に折シだたまれるときに、血液バッグロック
を所定位置に配置することによシパッグが有効に閉ざさ
扛てバッグの内容物の除去を阻止する。また、このロッ
クはケーブルまたはその他の閉錠装置とともに所望どお
シに使用することができる。

本発明の識別系は光学式文字読取装置を使用するものと
して説明したが、その他の符号読取装置も同様に使用で
きることを理解すべきであ２９− る。例えば、手首用バンドおよびラベルには汎用バーコ
ードまたは磁気符号を使用することができる。その場合
には、光学式文字読取装置のかわシにバーコード読取装
置または磁気符号読取装置が使用されることになろう。

この明細書に記載した識別系は医薬物と患者とを確実に
交差識別するものである。この識別系は簡単であり且つ
使用し易く、素人が操作しても比較的に危険がなくしか
もそのコストは比較的に安い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によ＃）構成された確実な患者交差識別
系を部分的に絵で表わし且つ部分的にブロック線図で示
した図、第２図は本発明により構成されたロックの横断
面を示した部分立面図、第６図は第１図に例示した系を
実現するために使用しうる論理流れ図、そして第４図は
本３０− 発明のロックとともに使用するために特に好適なフラッ
プ開口部を有する閉錠可能なポーチを絵で例示した図で
ある。 １０・・・識別用ブレスレット、１２・・・血液バッグ
、１４・・・ロック、１６・・・フラップ、１８・・・
突起部、２０・・・ンレノイドコイル、２２・・・パル
ス発生器、２４・・・光学式文字読取装置、６０・・・
コンパレータ、５４・・・プリンタ、３６・・・ラベル
、４２・・・ロックピン、４４・・・ロック腕、４６・
・・レセプタクル、４８・・・分割された部材、５０・
・・オリフィス、５２・・・肩部、５６・・・作動ビン
、５８・・・拡大端部、６２・・・プランジャ、６４・
・・ばね、６６・・・ばねリテーナ、７０・・・もどシ
止めばね、７６・・・Ｕ字形クランプ、８０・・・サポ
ート、８２・・・ばね、８４・・・リテーナ部材。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）医薬物と患者との間の確実な交差識別を保証するた
   めの系であって、前記患者が人間および機械の両方によ
   シ読み取ることが可能な識別文字が刷シこまれた第１識
   別部材と、人間および機械の両方によシ読み取ることが
   可能な識別文字が刷シこまれた第２識別部材と、前記識
   別部材の両方を走査するための光学式文字読取装置とを
   有するような前記交差識別を保証する系において、前記
   医薬物のための閉錠可能なコンテナと、前記コンテナの
   ロックと、第１識別部材および第２識別部材上の識別文
   字を比較するために前記光学式文字読取装置に接続され
   たコンパレータと前記識別文字が合致したときに前記コ
   ンパレータに応答して前記ロックを釈放するための釈放
   装置とを備えたことを特徴とする医薬物と患者との間の
   交差識別を保証するための系。 ２）前記第１Ｂｆｔｔ別部材および前記第２識別部材の
   各々がソース区別用識別文字を有し且つ前記コンパレー
   タが異なる区別文字に応答し、前記文字の一方が患者ソ
   ースを表わすことを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載の系。 ３）前記ロックが分割部羽を備えたロツクピ／を収納す
   るようになったレセプタクルを有スるロック本体と、前
   記ロックピンの分割部拐を拡げた状態に維持して前記レ
   セプタクルに閉錠係合させるようになっている作動ピン
   とを備え、前記ロックビンは前記コンテナを閉錠するよ
   うになっており、さらに、前記コンパレータに応答して
   前記作動ビンを引っこめそれによシ前記ロックビンを釈
   放して前記コンテナを開錠する装置を備えていることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項のいずれ
   か１項に記載の系。 ４）前記コンテナがフラップにより保護される導出口を
   有する血液バッグであシ、前記ロックビンが前記フラッ
   プを共に前記ロック本体に対して挾握するようになって
   いることを特徴とする特許請求の範囲第３項に記載の系
   。 ５）前記作動ピンが前記分割部材を拡げて前記レセプタ
   クルと係合させるため釦ばね負荷され且つ釈放されるま
   で前記作動ピンを引っこみ位置に保持するもど如止めば
   ねを有していることを特徴とする特許＃■求の範囲第４
   項に記載の系。 ６）前記作動ピンが前記分割された部材を拡げて前記レ
   セプタクルと係合させるだめにばね負荷され且つ釈放さ
   れるまで前記作動ピンを引っこみ位置に保持するもどυ
   止めばねを有していることを特徴とする特許請求の範囲
   第３項に記載の系。 ７）前記レセプタクルが直径が減少してそれによシ内側
   保持屑部を形成するオリフィスを有し、前記ロックピン
   部材の各々が該ロックピン部材が拡げられたときに前記
   内側保持肩部と係合するようになった拡大端部を有して
   いることを特徴とする特許請求の範囲第３項に記載の系
   。 ８）前記作動ピンを引っこめるための装置がその引っこ
   みを行うために前記作動ピンの上に取シ外しつるように
   配置しうるソレノイドを備え、前記ソレノイドが前記コ
   ンパレータによシ作動せしめられることを特徴とする特
   許請求の範囲第７項に記載の系。 ９）分割された部材を備えたロックビンを収納するよう
   になったレセプタクルを有するロック本体と、前記ロッ
   クビンの分割された部材を拡げた状態に維持して前記レ
   セプタクルと閉錠係合させるようになっている作動ピン
   とを備え、前記ロックビンが前記コンテナを閉錠するよ
   う釦なってお如、さらに、前記作動ピンを引っこめそれ
   によシ前記ロックピンを釈放し且つ前記コンテナを開錠
   するための装置を備えていることを特徴とする医薬物コ
   ンテナのロック。 １０）前記コンテナがフラップにより保護される導出口
   を有する血液バッグであシ、前記ロックビンが前記フラ
   ップを共に前記ロック本体に対して挾握するようになっ
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第９項に記載の
   医薬物コンテナのロック。 １１）前記作動ピンが前記分割された部材を拡げ−δ　
   − て前記レセプタクルと係合させるためにばね負荷され且
   つ釈放されるまで前記作動ピンを引っこみ位置に保持す
   るもどシ止めばねを有していることを特徴とする特許請
   求の範囲第１０項に記載の医薬物コンテナのロック。 １２）前記レセプタクルが直径が減少してそれによシ内
   側保持肩部を形成するオリフィスを有し、前記ロックピ
   ン部材の各々が該ロックピン部材が拡げられたときに前
   記内側保持肩部と係合するようになった拡大端部を鳴し
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第９項に記載の
   医薬物コンテナのロック。