JPS582843B2 - ゴム車輪の製造方法 - Google Patents
ゴム車輪の製造方法Info
- Publication number
- JPS582843B2 JPS582843B2 JP16603881A JP16603881A JPS582843B2 JP S582843 B2 JPS582843 B2 JP S582843B2 JP 16603881 A JP16603881 A JP 16603881A JP 16603881 A JP16603881 A JP 16603881A JP S582843 B2 JPS582843 B2 JP S582843B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- wheel
- paint
- iron
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は作業機に着脱自在のボスの周囲に鉄製スポー
クでもって車輪リムを止着し、この車輪リムの周面にゴ
ムを一体的に被覆してラグをも同時に成形するゴム車輪
の製造方法に関するものである。
クでもって車輪リムを止着し、この車輪リムの周面にゴ
ムを一体的に被覆してラグをも同時に成形するゴム車輪
の製造方法に関するものである。
一般にこの種の鉄製部とゴム部とが共存するゴム車輪で
は、鉄製部を焼付け塗装する190℃〜200℃前後の
温度でゴム部を加熱するとゴムが変質して脆くなり、劣
化が急進するため、従来は鉄製部のみに塗装して常温で
乾燥していた。
は、鉄製部を焼付け塗装する190℃〜200℃前後の
温度でゴム部を加熱するとゴムが変質して脆くなり、劣
化が急進するため、従来は鉄製部のみに塗装して常温で
乾燥していた。
このため、生産性が悪く、コストアップとなるばかりで
なく、塗装の剥離が起た易い欠点があった。
なく、塗装の剥離が起た易い欠点があった。
この発明は、上記の欠点を解消するために次のゴム車輪
の製造方法にしたものである。
の製造方法にしたものである。
即ち、鉄製のボスに鉄製のスポークを介して鉄製の車輪
リムを取付け、この車輪リムの周面にゴムを一体的にプ
レス成形または射出成形して被覆したのち、前記ボスと
スポークとゴムが被覆された部分とからなるゴム付車輪
全体をゴム素地と略略同色に塗料を塗ったのち130℃
〜150℃の温度で前記塗料を焼付け乾燥してなるゴム
車輪の製造方法とした。
リムを取付け、この車輪リムの周面にゴムを一体的にプ
レス成形または射出成形して被覆したのち、前記ボスと
スポークとゴムが被覆された部分とからなるゴム付車輪
全体をゴム素地と略略同色に塗料を塗ったのち130℃
〜150℃の温度で前記塗料を焼付け乾燥してなるゴム
車輪の製造方法とした。
この発明の一実施例を詳述すると、1は車輪リムで、鋼
管を両側面押圧して断面小判状としたものをループ状に
商げて両端を溶接したものである。
管を両側面押圧して断面小判状としたものをループ状に
商げて両端を溶接したものである。
2は作業機の車軸に嵌合して着脱可能に止着するボスで
ある。
ある。
3はスポークで、前記車輪リム1とボス2とを連結する
ものである。
ものである。
4は被覆ゴムで、前記車輪リム1の全周にプレス成形ま
たは射出成形によって被覆されたもので、車輪リム1の
周面に所定間隔で突起状ゴムラグ5及び板状ゴムラグ6
を一体的に成形している。
たは射出成形によって被覆されたもので、車輪リム1の
周面に所定間隔で突起状ゴムラグ5及び板状ゴムラグ6
を一体的に成形している。
そして、上記のように構成したゴム付車輪を塗装するに
は、被覆ゴム素地(一般には黒色)と略略同色に、鉄製
部及び被覆ゴム部の全体を塗装する。
は、被覆ゴム素地(一般には黒色)と略略同色に、鉄製
部及び被覆ゴム部の全体を塗装する。
この場合、被覆ゴム素地と同色の塗料を収容した浴漕内
へ全体浸漬するとよい。
へ全体浸漬するとよい。
このようにして、全体が被覆ゴム素地と同色で塗装され
たゴム付車輪は、次に130℃〜150℃のゴム加硫温
度に保たれた乾燥室内へ入れられて焼付けて製品化する
。
たゴム付車輪は、次に130℃〜150℃のゴム加硫温
度に保たれた乾燥室内へ入れられて焼付けて製品化する
。
このようにして、製造したゴム車輪は、被覆ゴム部やラ
グ部が1300C〜150℃の一般の焼付温度よりも低
い温度で焼付塗装がされている為に、ゴム部の表皮部の
みが加硫成形した元の状態よりも多少加硫が進むだけで
脆化するには至らず、まだスポークやボス等の鉄製部は
完全な焼付けには至らないまでも常温塗装に比較して耐
剥離性が一段とよくなり、品質向上が図れる。
グ部が1300C〜150℃の一般の焼付温度よりも低
い温度で焼付塗装がされている為に、ゴム部の表皮部の
みが加硫成形した元の状態よりも多少加硫が進むだけで
脆化するには至らず、まだスポークやボス等の鉄製部は
完全な焼付けには至らないまでも常温塗装に比較して耐
剥離性が一段とよくなり、品質向上が図れる。
その上、塗装色がゴム素地と同色なるが為に、水田泥土
中で使用中にラグ部の塗装が剥げても元のゴム素地が現
われるだけで外観的に大きな色彩の変化がなく製品の価
値を低下させない。
中で使用中にラグ部の塗装が剥げても元のゴム素地が現
われるだけで外観的に大きな色彩の変化がなく製品の価
値を低下させない。
以上、この発明は、前記の製造方法としたから、製造さ
れたゴム車輪は、鉄製部とゴム部とが同時に露出するも
のでありなが呟全体が焼付塗装されて製品価値が向上し
、しかも、焼付温度を従来通常に行われていだ190℃
〜200℃の高温にしないで130℃〜150℃におさ
えることによってゴム部の加硫が大きく促進してゴム部
が脆化してしまわないで耐久性に富むゴム車輪が得られ
、更に鉄製部分であるボスやスポークは完全焼付けには
至らないまでも剥離の起り難い塗装仕上げにすることが
できると共に、ゴム車輪全体をゴム素地と同色塗料で塗
装しているから、一番塗装の剥げ易いラグ部が剥げて素
地が現われても外観的に大きな色彩の変化が現われず製
品価値がそこなわれない特有な作用効果を奏する。
れたゴム車輪は、鉄製部とゴム部とが同時に露出するも
のでありなが呟全体が焼付塗装されて製品価値が向上し
、しかも、焼付温度を従来通常に行われていだ190℃
〜200℃の高温にしないで130℃〜150℃におさ
えることによってゴム部の加硫が大きく促進してゴム部
が脆化してしまわないで耐久性に富むゴム車輪が得られ
、更に鉄製部分であるボスやスポークは完全焼付けには
至らないまでも剥離の起り難い塗装仕上げにすることが
できると共に、ゴム車輪全体をゴム素地と同色塗料で塗
装しているから、一番塗装の剥げ易いラグ部が剥げて素
地が現われても外観的に大きな色彩の変化が現われず製
品価値がそこなわれない特有な作用効果を奏する。
図は、この発明の一実施例を示したもので、第1図は二
部断面した側面図、第2図はそのA−A断面図、第3図
はB−B断面図、第4図はC−C断面図である。 図中記号、1は車輪リム、2はボス、3は鉄製スポーク
、4は被覆ゴム、5は突起状ゴムラグ、6は板状ゴムラ
グを示す。
部断面した側面図、第2図はそのA−A断面図、第3図
はB−B断面図、第4図はC−C断面図である。 図中記号、1は車輪リム、2はボス、3は鉄製スポーク
、4は被覆ゴム、5は突起状ゴムラグ、6は板状ゴムラ
グを示す。
Claims (1)
- 1 鉄製のボスに鉄製のスポークを介して鉄製の車輪リ
ムを取付け、この車輪リムの周面にゴムを一体的にプレ
ス成形または射出成形して被覆したのち、前記ボスとス
ポークとゴムが被覆された部分とからなるゴム付車輪全
体にゴム素地と略々同色の塗料を塗ったのち130℃〜
150℃の温度で前記塗料を焼付け乾燥してなるゴム車
輪の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16603881A JPS582843B2 (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | ゴム車輪の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16603881A JPS582843B2 (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | ゴム車輪の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5795201A JPS5795201A (en) | 1982-06-14 |
JPS582843B2 true JPS582843B2 (ja) | 1983-01-19 |
Family
ID=15823792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16603881A Expired JPS582843B2 (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | ゴム車輪の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS582843B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2837137B1 (fr) * | 2002-03-15 | 2004-07-16 | Mavic Sa | Rayon pour une roue a rayons et procede de traitement permettant de realiser un tel rayon |
-
1981
- 1981-10-16 JP JP16603881A patent/JPS582843B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5795201A (en) | 1982-06-14 |
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