JPS5827910Y2 - 複数デツキ用カ−ラダ−のロツク機構 - Google Patents

複数デツキ用カ−ラダ−のロツク機構

Info

Publication number
JPS5827910Y2
JPS5827910Y2 JP9371178U JP9371178U JPS5827910Y2 JP S5827910 Y2 JPS5827910 Y2 JP S5827910Y2 JP 9371178 U JP9371178 U JP 9371178U JP 9371178 U JP9371178 U JP 9371178U JP S5827910 Y2 JPS5827910 Y2 JP S5827910Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
hull
panels
link
car
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9371178U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5511316U (ja
Inventor
真 真弓
浩男 中山
Original Assignee
カヤバ工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カヤバ工業株式会社 filed Critical カヤバ工業株式会社
Priority to JP9371178U priority Critical patent/JPS5827910Y2/ja
Publication of JPS5511316U publication Critical patent/JPS5511316U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5827910Y2 publication Critical patent/JPS5827910Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ladders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車運搬船のように、複数のデツキを持った
船舶に釦いて、自動車等の積み下ろしに用いられるカー
ラダーのロック機構に関する。
従来、この種のカーラダーとして、例えば特開昭50−
76785号に示されるように、2層以上の自動車積載
レベルにおいて使用しつるように、カーラダーを相互に
屈折可能に連結された複数のパネルから構成したものが
ある。
そして、下方の積載レベルについての自動車の積み下ろ
しの際は、各パネルを伸張させた11屈折しないように
相互に固定させた後、カーラダーの基端枢着部を中心と
して回動させ、これを展張すればよく、また上方の積載
レベルについての作業を行なう際には、その任意の積載
レベルに対応した屈折部以下を船体側に固定して、回転
中心となるこの屈折部から先端1でのラダ一部分を、前
記のように相互に固定したうえ、回動展張させる。
このように、任意の積載レベルからカーラダーを使用す
るため、従来では船体とカーラダーとの固縛またカーラ
ダーのパネル相互の固定は手動ピン又はカーラダーに収
納された油圧シリンダ等で行なっていた。
このため、カーラダー内に油圧配管、電気配線□等が増
え、工事と設備維持を複雑にしまた困難さを伴うと共に
、作業の安全性の面からも大きな問題となっていた。
本考案はかかる問題を解決するために、カーラダー側に
リンク機構を設け、船体側に取付けた油圧シリンダ部を
介してこのリンク機構を操作し、パネル間の相互固定あ
るいは船体との固縛を行うことにより、油圧的配管及び
設備の簡易なカーラダーのロック機構を提供することを
目的とする。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図及び第2図に示すように、本実施例に釦いてはカ
ーラダー1は相互に屈折可能に連結された4つのパネル
1a、1b、1C11dフラツプ2で構成されている。
そして、このカーラダー1を下方の自動車積載レベルと
しての下層デツキD1に接続すべく、基部パネル1aの
基端がピン3およびブラケット4を介して船体Sに枢着
されている。
互いにピン6を介して屈折可能に連結された中間パネル
1b、1cはそれぞれ端部に釦いてピン5.7を介して
屈折可能に基部パネル1a及び先端部パネル1dに連結
されており、さらにフラップ2がピン8により先端部パ
ネル1dに連結されている。
先端部パネル1dにはローラ9が取付けられるほか、ブ
ラケット10が突設されていて、このブラケット10に
はシーブ11が取付けられている。
このシーブ11と船体Sに取付けられたシーブ12とに
は、先端部パネル1(l引き起こすための支え索13が
パネルに取付けた中間シーブ11a。
11b、11ck介してエンドレスに懸は廻わされてい
る。
さらにシーブ14が中間パネル1cの両側に設けられて
いて、このカーラダー1の揚げ下ろしをする引き起こし
索15は船体Sに取付けられた励動滑車群16に一端を
固着されると共に、その他端がシーブ14及び動滑車群
16を通ってウィンチドラムWに巻き込誉れでいる。
カーラダー1の不使用時には、これをその基端における
ピン3を中心として回動起立させると共に、その先端部
パネル1dおよびフラップ2食実線で示すように屈折さ
せて、図中Aで示す格納状態に固縛し、船体Sの格能ス
ペースSaに収容する。
次にパネル1a〜1cの相互の固定あるいは船体5に対
する固縛を行うためのロック機構17は、第3図で示す
ように、船体S側に設けられる油圧シリンダ部18とカ
ーラダー1側に設けられるり/り機構19から構成され
る。
油圧シリンダ部18においては、船体Sに適宜配置され
たシリンダ20のロッド先端には、船体Sに回動自由に
ピン21で支持されたベルクランク22の一端が連結さ
れ、このベルクランク22の他端には同じく船体Sに回
動自由にピン24により支持されたリンク25の一端が
ピン26により連結されている。
このピン26には船体Sとパネル1 a 、 1 bk
固縛するためのウェッジ27が船体Sに取付けたガイド
28を介して軸方向摺動自由に連結している。
またリンク25の他端には後述するパネル1b、1cに
設けられたリンク機構19に作用すべくブツシュロッド
29が同じく船体Sに取付けたガイド30を介して軸方
向摺動自由に連結している。
そして、今ウェッジ27により船体Sとパネル1a、1
bとを固縛する第3図の状態からシリンダ20を伸張す
ると、ベルクランク22は時計方向に回動する。
これにつれて、ウェッジ27は図中右方向に摺動すると
共に、リンク25は反時計方向に回動するためブツシュ
ロッド29は図中左方向に摺動する。
この時、シリンダ20の最大ストロークにおいて、ウェ
ッジ27が完全にパネル1a 、1bの腕部1 a’
) 1 b’に設けられた挿入孔31から脱は出し、船
体Sとパネル1aと固縛が解かれるように設定されてい
る。
リンク機構19においては、その両端において前記リン
ク25と同一の回動範囲を有するリンク32がパネル1
b、1cに回動自由にピン33により支持されている。
その一端には前記ブツシュロッド29の端部に当接し、
かつガイド35を介して軸方向摺動自由なロッド34が
連結しており、他端には同じくガイド37を介して、軸
方向摺動自由なロッド36がロッド34と平行に連結し
ているが、さらにこのロッド36の先端にはガイド39
を介して前述の挿入孔31に貫挿し、パネル相互1a、
1b、1b、1cを固定すべ(ストッパピン38が連結
し、その端部が前記ウェッジ27の端部に当接している
リンク機構19は、第3図において、パネル1aと1b
とを屈折可能な状態に保持しているが、前述した油圧シ
リンダ20の作動によりロッド29が左方向に摺動する
と、ロッド34が左方向に押され、リンク32が反時計
方向に回動すると共に、ロッド35及びストッパピン3
8は右腕方向に摺動し、ストッパピン38の先端が腕部
1a′の挿入孔31に貫挿してパネル1aと1b、1b
と10は相互に固定される。
尚、図中40a。40bはパネル間の固定をより確実に
するためのストッパである。
本実施例にむいてはロック機構はパネル1aと1b及び
1bと10との間に介装されるが、パネルの連結枚数が
増えるに伴い対応して増やせばよい。
このような構成からなる本考案の作用を述べると、1ず
デツキD3と岸壁Qとの間で自動車の積み下ろしを行な
う場合には、パネル1aと1bとを船体Sに固縛するた
め、第3図のようにそれぞれのシリンダ20を収縮作動
して、パネル1a及び1beウエツジ27により船体S
に固定する。
この状態から、その1−1ウィンチに巻き込1れている
引き起し索15を繰出すとパネル1c 、 1dは自重
によりピン6を中心にして回転しだす。
展開量が増すにしたがいやがて支え索13の張力が発生
し、先端部パネル1dが引き起こされ、パネル1cと1
dが一直線になる。
そして先端部パネル1dのローラ9が岸壁Qに接地し、
図中A1のような架設状態に至る。
このとき、フラップ2を引き伸ばして、スムーズを乗り
降ろしが得られるようにする。
次にデツキD2からカーラダー1を使用する場合は、前
述の格納状態から1ず連結部6のシリンダ20を伸し、
パネル1bと船体Sとの固縛を外すと同時に、パネル1
b 、I c間を固定する。
この時、基部パネル1aを船体Sに固縛された1まとす
るように連結部5の部分のシリンダ20は縮めた11保
持する。
したがって連結部5を中心として、前述のようにラダ一
部分1b、1cを回動展開すればデツキD2からの積み
降しか可能となる。
またデツキD1からカーラダー1を使用する場合は、連
結部5,6のシリンダ20を各々伸し、パネル1a及び
1bと船体Sとの固縛を外すと同時にパネル1a、lb
及び1Cを相互に固定する。
この時ピン3′lf:中心としてパネル1a、1b及び
1ck回動展開することによりデツキD1からの乗り降
りが可能となる。
以上説明したように本考案によれば、船体とカーラダー
の固縛及びカーラダーのパネル相互の固定を船体側に装
備した油圧シリンダにより同時操作を可能にしたので、
油圧回路の配管構造ならびに保守管理が簡易となり、使
用者に対しても、オール油圧操作が可能となったために
、作業の安全と省力化が計れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の縦断側面図、第2図は同じく横断正面
図、第3図は同じく要部の横断正面図である。 Dl、D2 、D3 、D4・・・デツキ、S・・船舶
、Q−・・岸壁、1a、1b、 1c、1d・=パネル
、1・・・カーラダー、22・・・ベルクラン久 20
・・・油圧シリンダ 27・・・ウェッジ、29・・・
ブツシュロット、25・・・リンク、38・・・ストッ
パピン、19・・・リンク機構、1a′、1b′・・・
腕部、31・・・挿入孔、17・・・ロック機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のデツキに対応して互に屈折可能に連結した複数の
    パネルからなるチーラダーの各パネルの連結部分におい
    て、各々下方のパネルと一体の腕部を上方パネルの側部
    に配置する一方、船体と上方パネルとに、中央部を支点
    とする同一的なリンクを配し、船体側のリンクを油圧シ
    リンダを介して配布しうるようになすとともに、該リン
    クの一端に船体のガイドと前記腕部の挿入孔に摺動自在
    なウェッジと、他端にブツシュロッドとを連結し、他方
    のパネル側リンクには、上記ウェッジに当接しパネルの
    ガイドと腕部挿入孔を摺動自由なストッパピンと、前記
    ブツシュロッドに当接スるロンドとを連結して、これら
    両リンクが平行リンクを構成するように連系し、上記腕
    部挿入孔にウェッジ及びストッパピンを交互に貫挿する
    ことにより、船体とラダーの固縛及びパネル間の相互の
    固定を相反的に行うようにした複数デツキ用カーラダー
    のロック機構。
JP9371178U 1978-07-07 1978-07-07 複数デツキ用カ−ラダ−のロツク機構 Expired JPS5827910Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9371178U JPS5827910Y2 (ja) 1978-07-07 1978-07-07 複数デツキ用カ−ラダ−のロツク機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9371178U JPS5827910Y2 (ja) 1978-07-07 1978-07-07 複数デツキ用カ−ラダ−のロツク機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5511316U JPS5511316U (ja) 1980-01-24
JPS5827910Y2 true JPS5827910Y2 (ja) 1983-06-17

Family

ID=29025075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9371178U Expired JPS5827910Y2 (ja) 1978-07-07 1978-07-07 複数デツキ用カ−ラダ−のロツク機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5827910Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5511316U (ja) 1980-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4068770A (en) Foldable inclined multi-section ramp actuation system
US5445487A (en) Boom lift apparatus mountable to different support structures
US3968884A (en) Storage means for jib for telescopic boom of mobile crane
US3945333A (en) Means for storing and connecting jib for telescopic boom of mobile crane
US4142640A (en) Device for retracting or extending a movable access ramp
US4363150A (en) Ship's embarkation device
JPS5827910Y2 (ja) 複数デツキ用カ−ラダ−のロツク機構
US2683584A (en) Overlay hoisting winch for portable well derricks
US3622013A (en) Extensible boom structure
PL126289B1 (en) Mobile crane
US3084806A (en) Tower cranes
US2914193A (en) Loading devices of ships
US2589654A (en) Goods elevator for vehicles
US3183872A (en) Hatch cover assembly
CN215971988U (zh) 一种可收缩船用舷梯
US3528561A (en) Apparatus for burtoning cargo
US817864A (en) Derrick-car.
JPH06336137A (ja) 橋節の運搬車
JPH09226440A (ja) 車両運搬車における導板装置
RU2254285C2 (ru) Башенный кран
JPH054437Y2 (ja)
JPS6321519Y2 (ja)
SU1629567A1 (ru) Устройство дл спуско-подъемных операций по восстающим горным выработкам
SU589152A1 (ru) Грузовое помещение транспортного средства
SU1477671A1 (ru) Подъемник