JPS5827910B2 - 磁気バブル検出器 - Google Patents

磁気バブル検出器

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Publication number
JPS5827910B2
JPS5827910B2 JP7320278A JP7320278A JPS5827910B2 JP S5827910 B2 JPS5827910 B2 JP S5827910B2 JP 7320278 A JP7320278 A JP 7320278A JP 7320278 A JP7320278 A JP 7320278A JP S5827910 B2 JPS5827910 B2 JP S5827910B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
detector
magnetic bubble
transfer path
bubbles
Prior art date
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Expired
Application number
JP7320278A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS551610A (en
Inventor
良 鈴木
純志 浅野
正敏 竹下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP7320278A priority Critical patent/JPS5827910B2/ja
Publication of JPS551610A publication Critical patent/JPS551610A/ja
Publication of JPS5827910B2 publication Critical patent/JPS5827910B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気バブル記憶素子の検出器に関するものであ
る。
通常、磁気バブル記憶素子は磁気バブルの発生及び消去
を制御する回路、磁気バブルを記憶する回路、磁気バブ
ルを複製する回路、そして磁気バブルの存在を検出して
電気信号として取り出す検出器などを具備している。
特に、磁気バブル検出器としては、近時第1図に示すよ
うに、パーマロイなどの軟磁性体の磁気抵抗効果を利用
したものが多く用いられている。
同図において、1はパーマロイなどからなるシェブロン
形転送路パターン、2はパーマロイなどからなる磁気バ
ブル検出線、3は磁気バブル注入部である。
第2図a、bは磁気バブルを転送するための機構を示す
原理図であり、磁気バブルはA→B→C→D→Eの経路
を経て転送される。
なお、この磁気バブルは同図すに示す面内回転磁界のA
→B→C→D−)Eの時計方向の回転にともなって転送
される。
この場合、第2図aのA−Eと同図すのA〜Eとは同期
しており、この結果、磁気バブルは面内回転磁界の回転
に追従して1ビツト毎に転送されることになる。
このような原理にもとづいて転送される磁気バブルは、
第1図で示した磁気バブル注入部3から注入し、図示の
上方向に転送されて順次拡大してゆき、検出線2を横切
る際には充分拡大された磁気バブルにより検出線2の磁
気抵抗効果があられれ電気信号として感知されることに
なる。
磁気バブルの信号を検出する場合、次のような問題が発
生する。
すなわち、検出線2は信号としての磁気バブルのもれ磁
界のほかにノイズとして面内回転磁界による磁気抵抗変
化のノイズ消去が必要となる。
このノイズ消去対策として、従来は第3図に示すように
磁気バブル注入部のない、すなわち、磁気バブルの転送
に無関係な転送パターン(通称ダミー検出器と呼ぶ)を
設けて正規の検出線2とダミー検出線2aを同一増幅器
に接続し同相雑音を消去している。
なお、第3図では第1図と同じものは同じ符号を用いで
ある。
第4図は磁気バブル検出回路構成を示したものである。
図において、検出線2、ダミー検出線2av抵抗4゜4
aはホイーストンブリッジ(Wheats toneb
ridge)接続されている。
5は差動幅器であり、+■は電源である。
この回路の動作は面内回転磁界により磁気バブルが検出
線2に入ると磁気バブルが作る磁界により検出線2の電
気抵抗が変化し、一方ダミー検出線2aの電気抵抗は不
変に保たれる。
この結果、ブリッジのバランスがくずれ、差動増幅器5
に人力が入り、増幅器5はこれを増幅して磁気バブルの
存在を示す信号を出力する。
さて、ダミー検出器(図示していないが、実際には磁気
バブルが進入しないようにダミー検出器部パターンの外
周は周知のTバー等からなるガードレールが設けられて
いる。
)は周知のごとく第3図のよ、うに正規の検出器と同様
に大きな面積を占める(このようにすることによって磁
気的環境を正規の検出器と同じにする。
)ため、チップ当りのビット密度向上の阻害要因の1つ
となっている。
従って、本発明の目的は上記問題点を解決する新規な磁
気バブル検出器を提供することにある。
上記目的を遠戚するため、本発明においてはダミー検出
器を構成するパターン中の磁気バブル進入路側に磁気バ
ブル排除用転送路を設けたことを特徴としている。
ダミー検出器をこのような構成とすることによって、従
来の必要占有面積を約40%削減でき、その結果、チッ
プ当りのビット密度向上に大きく寄与することができる
以下、本発明を図面を用いて詳細に説明する。
第5図は本発明によるダミー検出器の全体構成を示す図
である。
同図にはシェブロンパターンを使用して構成した磁気バ
ブル検出器のうちのダミー検出器部分のみを示しである
6はパーマロイパターンなどからなる軟磁性体を直列接
続した検出線である。
7は磁気バブル転送路であり、8は本発明による磁気バ
ブル排除用転送路である。
第2図すに示したような面内回転磁界が加えられるので
、磁気バブルは図面の下方から上方に向って進む。
しかしながら、磁気バブル排除用転送路8が他の正規な
磁気バブル転送路7に対して180゜回転して設けられ
ているため、磁気バブルは進入することができない。
すなわち、この磁気バブル排除用転送路8は従来のダミ
ー検出器を取り囲んでいる磁気バブル進入阻止用ガード
レール(Tバーパターンからなっている)の役割を受は
持つ。
さらには、正規の検出器と同じ磁気的環境をつくり出す
役割をもになっている。
従って、従来のTバーからなるガードレールを使用せず
に全く同じシェブロンパターンを使用し、ただ180°
回転しているだけなので、ガードレール使用時と較べて
その磁気的環境が非常につくり易い。
なぜならば、Tバーパターンとシェブロンパターンとい
つ互いに異質なパターンを接近して使用するダミー検出
器と、シェブロンパターンのみからなる正規の検出器と
ではその磁気的環境が相違するので、ダミー検出器はそ
の磁気的環境を整合する意味でも正規の検出器と同じ構
成にする必要があるが、ガードレールを使用しない場合
は同じ構成にしなくてもその磁気的環境を整えられるか
らである。
それゆえ、ダミー検出線6と磁気バブル排除用転送路8
との間にある磁気バブル転送路7の列数を減少させるこ
とが可能となる。
実験結果によると、その数は1〜2列で充分であること
が判明した。
また、磁気バブル排除用転送路8の列数も図示のごとく
2列で充分であることがわかった。
ただし、ダミー検出線6の図面上で上側の磁気バブル転
送路7は従来と同じ列数であるが、普通、磁気バブルを
検出した後は縮小することなくそのまま磁気バブル消去
器(例えば、パーマロイのバーなど)に送り込むのでそ
のための転送路の列数は少なくてよい、従ってダミー検
出線6のそれも少なくて済む。
従って、本発明により、ダミー検出器のパターン構成中
のダミー検出線6と磁気バブル排除用転送路8との間の
磁気バブル転送路7の列数カ哨IJ減でき、その削減列
数を占有面積に換算すると約40優となる。
この削減により生じた面積はそっくり磁気バブルの記憶
回路用として転用でき、その結果、チップ当りのビット
密度の向上に大きく寄与することとなる。
ちなみに、チップの有効面積中に占めるダミー検出器の
割合は約10%であるので、記憶回路用として振り向け
られる面積は全体の約4%となる。
この数値は一見小さいようであるが、最近の高密度実装
を実現するためには重要な数値である。
上述の説明ではその使用パターンとして基本的なシェブ
ロン形を用いているが、種々の変形を加えたパターンで
も同じ効果が得られることはもちろんである。
以上述べたごとく、本発明によってダミー検出器の磁気
的環境を正規の検出器のそれと同様に保ちながら、しか
も、その占有面積を正規の検出器のそれより大幅に削減
でき、それによって、チップ当りの記憶容量の増加、す
なわち、ビット密度の向上を図ることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気バブル拡大検出器の説明図、第2図a、b
はシェブロン形転送パターンの転送順序を説明する図、
第3図は正規の検出器とダミー検出器とのパターン構成
図、第4図は磁気バブル検出回路の構成図、第5図は本
発明によるダミー検出器のパターン構成図である。 6・・・・・・検出線、7・・・・・・磁気バブル転送
路、8・・・・・・磁気バブル排除用転送路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁気バブルを拡大検出する第1の検出器と磁気バブ
    ルを拡大検出しない第2の検出器とを含む磁気バブル検
    出器において、 上記第2の検出器の磁気バブル進入路側に磁気バブル排
    除用転送路を設けたことを特徴とする磁気バブル検出器
    。 2 上記磁気バブル排除用転送路が他の磁気バブル転送
    路パターンに対して180°回転したシェブロン形転送
    路パターンからなることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の磁気バブル検出器。
JP7320278A 1978-06-19 1978-06-19 磁気バブル検出器 Expired JPS5827910B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7320278A JPS5827910B2 (ja) 1978-06-19 1978-06-19 磁気バブル検出器

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JP7320278A JPS5827910B2 (ja) 1978-06-19 1978-06-19 磁気バブル検出器

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JP59038532A Division JPS59167893A (ja) 1984-03-02 1984-03-02 磁気バブル検出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS551610A JPS551610A (en) 1980-01-08
JPS5827910B2 true JPS5827910B2 (ja) 1983-06-13

Family

ID=13511316

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JPS551610A (en) 1980-01-08

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