JPS5827101B2 - 鋼管被覆方法および同装置 - Google Patents

鋼管被覆方法および同装置

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JPS5827101B2
JPS5827101B2 JP51012480A JP1248076A JPS5827101B2 JP S5827101 B2 JPS5827101 B2 JP S5827101B2 JP 51012480 A JP51012480 A JP 51012480A JP 1248076 A JP1248076 A JP 1248076A JP S5827101 B2 JPS5827101 B2 JP S5827101B2
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JP
Japan
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steel pipe
resin
die
cross
coating
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JP51012480A
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JPS52125571A (en
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雅克 河原
正 高下
喜雄 池上
博文 木村
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鋼管の表面を合成樹脂にて被覆するための方
法および装置に関するもので、とくにその表面に竹の節
のような環状のリブを簡単に形成できるようにしたもの
である。
従来、この種の環状リブを形成する手段として、(イ)
押出機とクロスへラドダイを用いて鋼管表面を被覆する
工程において、鋼管の送りを断続的に停止させることに
よりクロスへラドダイから押出される樹脂を断続的に浴
出停滞させてリブを形成する方法、(ロ)押出機とクロ
スヘッドを一体化した状態で両者を一定区間往復移動さ
せることにより、該押出機とクロスヘッドの移動と鋼管
の送りとの相対速度を断続的に変化させてリブな形成す
るようにした方法、(・・)被覆用樹脂を押出す主押出
機とリブ用樹脂を押出す補助押出機とを用いた方法、等
が公知である。
しかし、上記(イ)の方法では鋼管の送りを断続的に停
止させるため、連続成形ができず、非能率的で量産性に
劣る。
(ロ)の方法では押出機とクロスヘッドを一体に往復移
動させるために可成り大がかりの移動装置が必要となり
、その駆動源も犬馬力が必要で設備費が非常に高くつく
(・・)の方法では押出機が2台必要であるため、これ
も装置が犬がかりで設備費が高くつく、等いずれも実用
性に乏しい欠点があった。
本発明は、上記従来の欠点を除去するためになされたも
ので、その目的は、装置をできるだけ簡単にし、且つ、
鋼管を連続的に送りながら鋼管表面の被覆と、その表面
所定部位に対するチブの形成とを効率よく行ない得る方
法および装置を提供することにある。
本発明の特徴とするところは、押出機とクロスへラドダ
イを用いた鋼管被覆装置において、押出機を固定したま
まクロスヘッドダイのみを往復移動させ、鋼管の送りと
クロスへラドダイの相対速度を断続的に変化させること
により、クロスへラドダイから送り出される樹脂量を連
続的に変化させて、鋼管表面を断続的に被覆しながら所
定のピッチでリブを突設するようにした点にある。
以下、本発明の実施例を図によって説明する。
1は被覆用樹脂Bを供給するための押出機で、固定フレ
ーム2に固定されている。
11は押出機のシリンダ、12は同スクリューで、該シ
リンダ11の先端には多数の樹脂流通穴131を有する
ツーカープレート13を介してアダプタ14を取付けて
いる。
3は伸縮自在接手で、アダプタ14に設けられた樹脂押
出口141とクロスヘッド4に設けられた樹脂導入口4
11を接続している。
この接手3は内筒31と外筒32を長手方向摺動自在す
なわち伸縮自在に接続してなり、内筒31は中心に中間
流路311を有すると共に、その一端に球状部312を
有し、該球状部312をホルダー33と固定板34を介
してアダプタ14に回転自在に取付けている。
外筒32は中心に内筒挿入穴321と中間流路322を
有すると共に、その一端に球状部323を有し、該内筒
挿入穴321に内筒31を摺動自在に挿入した状態で、
球状部323をホルダー35と固定板36を介してクロ
スヘッド4に回転自在に取付けている。
これによってアダプタ14の樹脂押出口141とクロス
ヘッド4の樹脂導入口411を内筒31と外筒32の中
間流路311,322を介して連通させである。
この場合、第5図に示す如く、アダプタ14とクロスヘ
ッド4をフレキシブルホース37を介して接続してもよ
い。
なお、このホース37を用いるときは耐熱性、耐圧性、
可撓性に富むホースを用いるのが好ましい。
クロスヘッド4は上記樹脂導入口411とこれに直交配
置で設けられた穴412を有し、該穴412にライナー
42を挿入し、その先端にダイ43を取付けている。
ライナー42は中心に鋼管Aの案内路421を有し、先
端422を薄肉の筒状に形成1−この筒状先端部にダイ
43を外嵌して両者間に筒状の樹脂押出口426を形成
している。
筒状押出口426は、ライナー42の外周に設けられた
溝状流路423と、ライナーの一側部とクロスヘッドと
の間に形状された筒状流路424と、ライナーとダイと
の間に形成されたテーパー状流路425を介して樹脂導
入口411に接続されている。
上記クロスヘッド4は案内装置5により鋼管Aの送り方
向に一定範囲内で往復移動できるように支持され、移動
装置6により往復移動される。
すなわち、前記アダプタ14に複数本のロッド51を介
して上下一対の案内部材52,53を取付け、クロスヘ
ッド4には上下一対の支持部材44゜45を固着し、該
支持部材44.45にそれぞれ縦軸および横軸を介して
複数個のガイドローラ53.54および55.56を取
付け、これら各ローラを前記案内部材52.530各案
内溝521.531に転勤自在に係合させ、これによっ
てクロスヘッド4を鋼管送り方向に一定範囲内で往復移
動できるように支持している。
511はロッド51の筒状カバーである。
また、クロスヘッド4にはバー61を連結し、バー61
の先端には軸621を介してローラ62を回転自在に取
付け、後端には突出軸611を突設し、突出軸611は
ブラケット63に摺動自在に挿入し、ブラケット63は
案内部材53の後端に突設されたフレーム641に固着
され、該ブラケット63とバー61の後端間に圧縮ばね
64を介在させ、このばね64の復元力によってローラ
62をカム板65のカム面651に弾性的に圧接させて
いる。
カム板65は軸66に固着され、軸66は固定フレーム
21に連設された支持フレーム22上に軸受67を介し
て支持され、変速機付ギヤートモ−タロ8の駆動軸68
1にカップリング682を介して連結されている。
なお、押出機のシリンダ11.アダプタ14、伸縮自在
接手の内筒31および外筒32、クロスヘッド4の各外
周にはそれぞれバンドヒータ71゜72.73.74.
75.76を取付けである。
次に上記装置の作動について説明する。
まず、鋼管Aを鋼管案内路421に挿入し、図外の送り
込み装置および引き取り装置を介してこの鋼管を所定の
速度で図面右方向へ送る。
これと併行して、被覆用樹脂Bを押出機1にて溶融混練
しながらそのスクリュー12により、ブレーカープレー
ト13の穴131、アダプタ14の樹脂押出口141、
伸縮自在接手3の中間流路311および322を経てク
ロスヘッド4内に連続的に供給する。
クロスヘッドに供給された溶融樹脂は導入口411から
各流路423,424,425および筒状押出口426
を経て筒状に押出され、この樹脂Bにて鋼管Aの表面を
連続的に被覆する。
このとき押出された樹脂Bの内径は鋼管Aの外径よりや
や太きいため、当初両者間に隙間が生じるが、周知の真
空装置など(図示せず)によってこの隙間内の空気を真
空引きすることにより該樹脂Bを鋼管Aの表面に簡単に
密着させて被覆することができる。
ところで、上記被覆工程において、クロスヘッド4は矢
印イ2ロ方向に往復移動し、これによって被覆樹脂Bの
表面に節状のリブbを一定量隔置きに形成する。
すなわち、モーター68によりカム板65を一定の速度
で回転させると、ローラ62とバー61およびばね64
を介してクロスヘッド4が鋼管送り方向に一定距離往復
移動する。
このとき、カム板65の一回転に対し、当初クロスヘッ
ド4は矢印イ方向に鋼管被覆速度と同じ速度で一定距離
移動し、これによって相対的な被覆速度はOとなり、ダ
イ43の筒状押出口426から押出された樹脂Bはその
移動距離に比例して該押出口のところに浴出して節状の
リブbを形成する。
然る後、クロスヘッド4は矢印口方向に移動して元の位
置に復帰し、この間に鋼管表面において該クロスヘッド
の復帰時間に比例した長さ範囲を均一な厚みで被覆する
このようにして鋼管Aを一定速度で連続的に送りながら
その表面を合成樹脂Bにて連続的に被覆する工程におい
て、クロスヘッド4をカム板65にて一定距離往復移動
させることにより、相対的な被覆速度を断続的に0にし
て一定のピッチで且つ一定の大きさを有する節状リブb
を順次突設するのである。
斯る場合、上記カム板65の大きさ形状および回転速度
は自由に選定できるものであり、カムの形状を変えてク
ロスヘッド4の移動距離を適当に選択することによりリ
ブbの大きさを任意に調節することができる。
また、カムの形状と回転速度のいずれか一方または双方
を変えてクロスヘッド4の停止時間を適当に選択するこ
とにより、リブbの間隔を任意に調節できる。
さらに別の方法として第6図に示す如く、バー610後
端に連設した突出軸611にある程度の長さをもったね
じ部612を一体に設け、このねじ部612にダブルナ
ツト613を位置変更自在に螺嵌する。
こうすればダブルナツト613がブラケット63の一側
面に当ってクロスヘッド4の左限停止位置を決定でき、
該ナツト613の位置を変更することにより該クロスヘ
ッド4の左限停止位置を自由に変更してクロスヘッド4
の移動距離および停止時間を自由に調節することができ
、以って、節状リブbの形状、大きさおよび間隔を自由
に調節できる。
従って、このダブルナツト613を用いれば、カム板6
5を取替えなくても該ナツト613の位置を変更するだ
けで、節状リブbの形状、大きさおよび間隔を簡単に変
更できるのである。
なお、上記実施例ではクロスヘッドの移動装置6として
カム機構を用いたが、クランク機構や歯車機構を用いて
もよ(、またその案内支持機構も図例以外に任意に選択
して差支えない。
以上説明したように本発明によるときは、鋼管を一定速
度で連続的に送りながら、その表面に樹脂にて連続的に
被覆し、さらにその表面に節状のリブを簡単に形成する
ことができるので、鋼管の送りをいちいち停止したり、
低速にしたりする必要がなく、連続成形が可能であり、
従って製造速度をアップして量産性を向上でき、製品を
大巾にコストダウンできる。
とくに、本発明によれば、押出機を固定したままでクロ
スへラドダイのみを往復移動させることにより相対的な
被覆速度を断続的にOにしてリフを形成するようにして
いるので、クロスヘッドの往復移動装置は小型でよく、
構造が簡単で設備費を低床にできる利点がある。
また、リブの大きさおよびピッチの設定が容易であり、
汎用性に富む利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の実施例を示す要部の正面図、第2
図は第1図の■−■線で断面した側面図、第3図は第1
図の■−■線で断面した平面図、第4図は第1図のIV
−IV線からみた正面図、第5図は別の実施例を示す要
部の横断平面図、第6図はさらに別の実施例を示す要部
の正面図である。 1・・・・・・押出機、14・・・・・・アダプタ、1
41・・・・・・樹脂押出口、21・・・・・・固定フ
レーム、22・・・・・・支持フレーム、3・・・・・
・伸縮自在接手、311゜312・・・・・・中間流路
、4・・・・・・クロスヘッド、42・・・・・・ライ
ナー、43・・・・・・ダイ、411・・・・・・樹脂
導入口、423,424,425・・・・・・樹脂流路
、426・・・・・・筒状押出口、5・・・・・・案内
装置、6・・・・・・往復移動装置、65・・・・・・
カム板、68・・・・・・変速機付ギャードモータ、A
・・・・・・鋼管、B・・・・・・被覆用樹脂、b・・
・・・・リフ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鋼管をその軸方向に連続的に送りながら、押出機か
    ら押出された溶融樹脂を、クロスへラドダイを介して鋼
    管表面に筒状に押出し、同樹脂にて鋼管表面を連続的に
    被覆する方法において、その被覆途中の所定時機にクロ
    スへラドダイを鋼管の軸方向に一定範囲内で往復移動さ
    せることにより鋼管の送りとクロスへラドダイとの相対
    速度を断続的に変化させ、クロスへラドダイから送り出
    される樹脂量を断続的に変化させて、前記鋼管表面を被
    覆せる樹脂を断続的にリブ状に膨出させるようにしたこ
    とを特徴とする鋼管被覆方法。 2 被覆用樹脂を連続的に押出す押出機と、樹脂導入口
    と軸方向に貫通する鋼管案内路と鋼管案内路の出口部で
    鋼管表面に対して筒状に開口する樹脂押出口を具備した
    クロスへラドダイとからなる鋼管被覆装置において、押
    出機を固定フレームに固定し、該押出機の樹脂押出口と
    クロスへラドダイの樹脂導入口を可撓性または伸縮性等
    の融通性をもった中間流路を介して接続すると共に、ク
    ロスへラドダイを固定フレームに往復移動装置を介して
    鋼管案内路の軸方向に一定範囲内で往復移動自在に支持
    させたことを特徴とする鋼管被覆装置。
JP51012480A 1976-02-07 1976-02-07 鋼管被覆方法および同装置 Expired JPS5827101B2 (ja)

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JP51012480A JPS5827101B2 (ja) 1976-02-07 1976-02-07 鋼管被覆方法および同装置

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JPS52125571A JPS52125571A (en) 1977-10-21
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ID=11806542

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JP51012480A Expired JPS5827101B2 (ja) 1976-02-07 1976-02-07 鋼管被覆方法および同装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61190401A (ja) * 1985-02-15 1986-08-25 株式会社 広瀬製作所 米糠袋詰自動計量方法とその装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61190401A (ja) * 1985-02-15 1986-08-25 株式会社 広瀬製作所 米糠袋詰自動計量方法とその装置

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JPS52125571A (en) 1977-10-21

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