JPS5826980B2 - 回転ドラム式砂連続分離装置 - Google Patents
回転ドラム式砂連続分離装置Info
- Publication number
- JPS5826980B2 JPS5826980B2 JP54053615A JP5361579A JPS5826980B2 JP S5826980 B2 JPS5826980 B2 JP S5826980B2 JP 54053615 A JP54053615 A JP 54053615A JP 5361579 A JP5361579 A JP 5361579A JP S5826980 B2 JPS5826980 B2 JP S5826980B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sand
- drum body
- conveyor
- water
- overflow port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は濁水中の砂を連続的に分離回収する回転ドラム
式砂連続分離装置に関するものである。
式砂連続分離装置に関するものである。
従来この種の装置としては、回転動するドラム本体の内
周壁に複数枚の濾過板が定間隔で放射状に固植され、該
ドラム本体の一端板に濁水の導入口、他端板に溢水口を
開設し、該導入口及び溢水口からドラム本体の内部に搬
送コンベヤを貫挿し該搬送コンベヤの両端部をドラム本
体の外部で固定的に支持してなるもので、ドラム本体の
回転動に伴い濾過板が濁水中の沈降砂を掬い上げて搬送
コンベヤ上に落下させ、搬送コンベヤの連続移送により
ドラム本体の外部にその砂を排出し得るようにしている
。
周壁に複数枚の濾過板が定間隔で放射状に固植され、該
ドラム本体の一端板に濁水の導入口、他端板に溢水口を
開設し、該導入口及び溢水口からドラム本体の内部に搬
送コンベヤを貫挿し該搬送コンベヤの両端部をドラム本
体の外部で固定的に支持してなるもので、ドラム本体の
回転動に伴い濾過板が濁水中の沈降砂を掬い上げて搬送
コンベヤ上に落下させ、搬送コンベヤの連続移送により
ドラム本体の外部にその砂を排出し得るようにしている
。
しかしながらこの装置においては、ドラム本体内の濁水
が濾過板によって激しく波立つので、濁水中の微砂が容
易に沈降せず、このため溢水口から多量の微砂が流出し
分離が完全に行なわれない欠点があった○ 本発明は上記欠点を解消せんとするもので、溢水口寄り
のドラム本体内周壁に複数枚の送砂羽根を定間隔で螺旋
状に固植してこの送砂羽根の区域で砂の充分な沈降を期
すと共に、ドラム本体の回転転動に伴ないその沈降砂を
該送砂羽根の作用で濾過板側へ帰戻させるようにしたこ
とを特徴とするものである。
が濾過板によって激しく波立つので、濁水中の微砂が容
易に沈降せず、このため溢水口から多量の微砂が流出し
分離が完全に行なわれない欠点があった○ 本発明は上記欠点を解消せんとするもので、溢水口寄り
のドラム本体内周壁に複数枚の送砂羽根を定間隔で螺旋
状に固植してこの送砂羽根の区域で砂の充分な沈降を期
すと共に、ドラム本体の回転転動に伴ないその沈降砂を
該送砂羽根の作用で濾過板側へ帰戻させるようにしたこ
とを特徴とするものである。
また、本発明の第２の特徴とするところは、上記送砂羽
根の内側に該送砂羽根と反対向の螺旋状に送水羽根を取
付け、上澄水がドラム本体の回転動で砂とは反対向に強
制的に送られるようにした点にある。
根の内側に該送砂羽根と反対向の螺旋状に送水羽根を取
付け、上澄水がドラム本体の回転動で砂とは反対向に強
制的に送られるようにした点にある。
次に図面に従い本発明の一実施例を説明すると、ドラム
本体１は架台２上に配置された支持輪３により水平にか
つ回転自在に支持され、該ドラム本体の外周に定間隔に
設けられた爪片４には駆動源５によって周回動される無
端チェーン６が巻回されて、該駆動によりドラム本体１
が図示矢印方向に低速回転するようにしている。
本体１は架台２上に配置された支持輪３により水平にか
つ回転自在に支持され、該ドラム本体の外周に定間隔に
設けられた爪片４には駆動源５によって周回動される無
端チェーン６が巻回されて、該駆動によりドラム本体１
が図示矢印方向に低速回転するようにしている。
ドラム本体１の一端板７には濁水の導入口８、他端板９
には溢水口１０が開設されている。
には溢水口１０が開設されている。
１１は該導入口８及び溢水口１０からドラム本体１の内
部に貫挿された搬送コンベヤで、該搬送コンベヤは両端
部の支柱１２．１３によりドラム本体１の外部で固定的
に支持される０１４は濁水導入樋で、前記導入口８から
ドラム本体１内に挿通されている。
部に貫挿された搬送コンベヤで、該搬送コンベヤは両端
部の支柱１２．１３によりドラム本体１の外部で固定的
に支持される０１４は濁水導入樋で、前記導入口８から
ドラム本体１内に挿通されている。
１５は搬送コンベヤ１１を図示矢印の方向に周回転させ
る駆動用のモータ、１６は該搬送コンベヤ１１の放出端
に設けられたホッパを示す。
る駆動用のモータ、１６は該搬送コンベヤ１１の放出端
に設けられたホッパを示す。
しかして、ドラム本体１の胴周壁の前記導入口８寄りに
は第２図に示したように複数枚の濾過板１７が定間隔で
放射状に固植されている。
は第２図に示したように複数枚の濾過板１７が定間隔で
放射状に固植されている。
この濾過板１７は多数の透水孔を開設した多孔板である
。
。
そしてこの濾過板１７は前記一端板７からドラム本体１
の略々中間部内壁に固設された環状板１８に互り配設さ
れている。
の略々中間部内壁に固設された環状板１８に互り配設さ
れている。
環状板１８は、第３図に示されるように定間隔に連通窓
１９が開設されたものである。
１９が開設されたものである。
一方、この環状板１８と前記他端板９との間のドラム本
体１の内周壁には複数枚の送砂羽根２０が定間隔で螺旋
状に固植する。
体１の内周壁には複数枚の送砂羽根２０が定間隔で螺旋
状に固植する。
そしてこの場合各送砂羽根２０の一端は前記連通窓１９
の一側縁に連接させる０２１は送砂羽根２０の内側に取
付片２２を介して固設した送水羽根で、該送水羽根２１
は送砂羽根２０と反対向の螺旋状に数枚が取付けられて
いる。
の一側縁に連接させる０２１は送砂羽根２０の内側に取
付片２２を介して固設した送水羽根で、該送水羽根２１
は送砂羽根２０と反対向の螺旋状に数枚が取付けられて
いる。
なお２３は搬送コンベヤ１１の両側縁に形成された砂受
用傾斜板、２４は溢水口１０の外側に配設された排水樋
である。
用傾斜板、２４は溢水口１０の外側に配設された排水樋
である。
このように構成された装置では、回転動するドラム本体
１内へ濁水導入樋１４を通して濁水を供給すると、沈降
した砂は濾過板１７によって掬い上げられて搬送コンベ
ヤ１１上に落下し該搬送コンベヤ１１の連続移送により
ドラム本体外へ搬出されてホッパ１６に出る。
１内へ濁水導入樋１４を通して濁水を供給すると、沈降
した砂は濾過板１７によって掬い上げられて搬送コンベ
ヤ１１上に落下し該搬送コンベヤ１１の連続移送により
ドラム本体外へ搬出されてホッパ１６に出る。
一方水分は溢出口１０に向けて流れるが、その間に沈降
する微砂は送砂羽根２０の螺旋の作用で帰戻され環状板
１８の連通窓１９を通って濾過板１７側へ移送されるた
め該濾過板１７に再び掬い上げられて搬送コンベヤ１１
上へ落下される。
する微砂は送砂羽根２０の螺旋の作用で帰戻され環状板
１８の連通窓１９を通って濾過板１７側へ移送されるた
め該濾過板１７に再び掬い上げられて搬送コンベヤ１１
上へ落下される。
そして上澄水は送砂羽根２０とは反対向の螺旋状に設け
られた送水羽根２１の作用によって溢水口１０方向へ強
制的に送られ排水樋２４へ流出する。
られた送水羽根２１の作用によって溢水口１０方向へ強
制的に送られ排水樋２４へ流出する。
以上実施例について説明したように、本発明は濾過板に
よって搬送コンベヤ上に砂を掬い上げる形式の回転ドラ
ム式砂連続分離装置であって、その溢水口寄りのドラム
本体内周壁に複数枚の送砂羽根を定間隔で螺旋状に固植
し、該送砂羽根の内側には該送砂羽根と反対向の螺旋状
に送水羽根を取付けたので、ドラム本体の回転動に伴な
い沈降した砂と上澄水とが相対向する方向に夫々強制的
に流される。
よって搬送コンベヤ上に砂を掬い上げる形式の回転ドラ
ム式砂連続分離装置であって、その溢水口寄りのドラム
本体内周壁に複数枚の送砂羽根を定間隔で螺旋状に固植
し、該送砂羽根の内側には該送砂羽根と反対向の螺旋状
に送水羽根を取付けたので、ドラム本体の回転動に伴な
い沈降した砂と上澄水とが相対向する方向に夫々強制的
に流される。
従ってより完全な分離が期待でき排水中に砂を混濁させ
ることなく単位時間当り多量の濁水を処理可能な高性能
な分離装置が提供できるものである。
ることなく単位時間当り多量の濁水を処理可能な高性能
な分離装置が提供できるものである。
図面は本発明の一実施例を示したもので、第１図は縦断
面図、第２図はそのＸ−Ｘ線断面図、第３図はＹ−Ｙ線
断面図、第４図はＺ−Ｚ線断面図である。 １・・・・・・ドラム本体、２・・・・・・架台、７・
・・・・・一端板、８・・・・・・導入口、９・・・・
・・他端板、１０・・・・・・溢水口、１１・・・・・
・搬送コンベヤ、１２，１３・・・・・・支柱、１４・
・・・・・濁水導入樋、１７・・・・・・濾過板、１８
・・・・・・環状板、１９・・・・・・連通窓、２０・
・・・・・送砂羽根、２１・・・・・・送水羽根。
面図、第２図はそのＸ−Ｘ線断面図、第３図はＹ−Ｙ線
断面図、第４図はＺ−Ｚ線断面図である。 １・・・・・・ドラム本体、２・・・・・・架台、７・
・・・・・一端板、８・・・・・・導入口、９・・・・
・・他端板、１０・・・・・・溢水口、１１・・・・・
・搬送コンベヤ、１２，１３・・・・・・支柱、１４・
・・・・・濁水導入樋、１７・・・・・・濾過板、１８
・・・・・・環状板、１９・・・・・・連通窓、２０・
・・・・・送砂羽根、２１・・・・・・送水羽根。
Claims (1)
- １ 筒形のドラム本体を架台上にて回転動するように水
平に支持し、該ドラム本体の一端板に濁水の導入口、他
端板に溢水口を開設し、該導入口及び溢水口からドラム
本体の内部に搬送コンベヤを貫挿し該搬送コンベヤの両
端部をドラム本体の外部で固定的に支持し、ドラム本体
の内周壁に、前記導入口寄りには複数枚の濾過板を定間
隔で放射状に固植して該濾過板により沈降砂を掬い上げ
て搬送コンベヤ上に落下させるようにすると共に、前記
溢水口寄りのドラム本体内周壁に複数枚の送砂羽根を定
間隔で螺旋状に固植し、さらに該送砂羽根の内側には該
送砂羽根と反対向の螺旋状に送水羽根を取付けてなるこ
とを特徴とする回転ドラム式砂連続分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54053615A JPS5826980B2 (ja) | 1979-05-01 | 1979-05-01 | 回転ドラム式砂連続分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54053615A JPS5826980B2 (ja) | 1979-05-01 | 1979-05-01 | 回転ドラム式砂連続分離装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55145550A JPS55145550A (en) | 1980-11-13 |
| JPS5826980B2 true JPS5826980B2 (ja) | 1983-06-06 |
Family
ID=12947799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54053615A Expired JPS5826980B2 (ja) | 1979-05-01 | 1979-05-01 | 回転ドラム式砂連続分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5826980B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5282971U (ja) * | 1975-12-17 | 1977-06-21 |
-
1979
- 1979-05-01 JP JP54053615A patent/JPS5826980B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55145550A (en) | 1980-11-13 |
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