JPS582684Y2 - 車輛車体の乾燥装置 - Google Patents

車輛車体の乾燥装置

Info

Publication number
JPS582684Y2
JPS582684Y2 JP10640076U JP10640076U JPS582684Y2 JP S582684 Y2 JPS582684 Y2 JP S582684Y2 JP 10640076 U JP10640076 U JP 10640076U JP 10640076 U JP10640076 U JP 10640076U JP S582684 Y2 JPS582684 Y2 JP S582684Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
branch duct
flapper
duct
branch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10640076U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5324976U (ja
Inventor
竹内茂夫
Original Assignee
竹内鉄工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 竹内鉄工株式会社 filed Critical 竹内鉄工株式会社
Priority to JP10640076U priority Critical patent/JPS582684Y2/ja
Publication of JPS5324976U publication Critical patent/JPS5324976U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS582684Y2 publication Critical patent/JPS582684Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、洗車後の車輛、主として自動車の車体面を乾
燥するようにした、車輛車体の乾燥装置に関するもので
ある。
従来洗車後の自動車を機械的に乾燥させる装置としては
、車輌がくくり抜けられるように門型に形成したフレー
ムにブロワを設け、そのブロワにダクトを接続し、その
ダクトにサイドノズルとトップノズルとを連通し、前記
門型フレームと車輛との相対移動により車輌が門型フレ
ームをくゾり抜けるとき、前記ブロワの駆動により前記
サイドノズルおよびトップノズルより噴出する圧力風を
車輛車体の側面および上面に吹き付けて車体面を乾燥す
るように構成されており、サイドノズルは車体側面全面
を乾燥できるように、竪方向に細長く形成され、またト
ップノズルは車体上面全面を乾燥できるように横方向)
こ細長く形成され、かつ車体のボンネット面、ルーフ面
等凹凸のある車体上面に追従するように昇降できるよう
になっている。
ところが、一般(ど自動車のルーフ面は突起物が存在し
ないのに反して、ボンネット面、トランクリッド面には
バックミラーやアンテナ等の突起物が上方に突出してい
るため、トップノズルは、ボンネット面やトランクリッ
ド面には、ループ面はど近づくことができず、しかもト
ップノズルからの下向き圧力風は、サイドノズルから噴
出してボンネット面、トランクリッド面上方を素通りす
る横向きの圧力風と干渉して下方への噴出圧力が弱まる
ので、ボンネット面、トランクリッド面の乾燥効果が損
われる欠点があった。
そこで本考案は、車輛車体のボンネット面、トランクリ
ッド面の乾燥時には、ブロワから出る一定圧力風量の、
サイドノズルに対するトップノズルへの分配割合を増量
すると\もにボンネット面、トランクリッド面を横風が
素通りすることがないようにして、従来比較的乾燥のし
にくいボンネット面、トランクリッド面を強力に効率よ
く乾燥することができるようにした、車輌車体の乾燥装
置を提供することを目的とするものである。
以下、図面により本考案の一実施例について説明すると
、第1,2図において門型フレーム1は、地上に敷設さ
れる案内レール2上に走行輪3を介して載設され、図示
しない原動機によって往復走行される。
門型フレーム1の両側上部には、一対のブロワ4が装設
されており、これらのブロワ4にはそれぞれ門型フレー
ム1に支持される、一対のダクト5の上部開口端がそれ
ぞれ接続されている。
前記ダクト5は略水平にのびる第一分岐ダクト6と、略
垂直にのびる第二分岐ダクトγとに分岐されている。
前記左右の第一分岐ダクト6の開口端lこは、それぞれ
可撓性の導管8が接続されており、これらの導管8の開
口端は、後に詳述する昇降支持機構Sによって門型フレ
ーム1に昇降自在に支持されるトップノズル9に連通さ
れており、また第二分岐ダクト1には、それぞれこれど
一体に形成されるサイドノズル10が連通されている。
前記第一、第二分岐ダクト6.1の分岐部には、それら
のダクト6.7の通路面積を調節する第一フラッパ11
が回動自在に軸支13され、第1図においてこの第一フ
ラッパ11が第一分岐ダクト6側すとわち門型フレーム
1の内側に回動すると、第一分岐ダクト6の通路面積が
縮小されると共に第二分岐ダクト7の通路面積が増大し
、また第一フラッパ11が第二分岐ダクト1側すなわち
門型フレーム1の外側に回動すると第一分岐ダクト6の
通路面積が増大され、第二分岐ダクト1の通路面積が縮
小される。
また第二分岐ダクトTとサイドノズル10との連通路に
は第二フラッパ12が回動自在に軸支14されており、
この第二フラッパ12が第1図において上方に回動する
とサイドノズル10の噴出口の、上限位置を上方へ移動
させてその開度を増加させ、また同第二フラッパ12が
下方に回動すると、サイドノズル10の噴出口の上限位
置を下方へ移動させてその開度を減少させる。
前記第一、第二フラッパ11.12はリンク機構りによ
って連結されており、すなわち第一フラッパ11の軸支
部13にはベルクランク15の中間部が固着され、また
第二フラッパ12の軸支部14には、アーム16が固着
され、前記ベルクランク15の内端とアーム16間は、
第一リンク17によりピン連結されている。
また前記ベルクランク15の外端には第二リンク18の
下端がピン連結され、この第二リンク18の上端は門型
フレーム1上部の横梁19の端部fこピン連結されてい
る。
横梁19は門型フレーム1の上部に固着される支持ブロ
ック20上に支持されている。
横梁19両端の垂直部21には、それぞれ転動輪22が
回転自在に軸支され、これらの転動輪22は門型フレー
ム1の上部両側に固着される垂直な案内レール23に係
合されている。
また横梁19の中央部には腕体24が横方向に一体に延
設されており、この腕体24に後述する昇降支持機構S
の平行リンク25が衝接するとき、横梁19を案内レー
ル23に沿って上昇させることができる。
次に前記トップノズル9の昇降支持機構Sについて説明
すると、門型フレーム1の上部には平行リンク25の基
端が上下に揺動可能に軸支され、この平行リンク25の
先端に、トップノズル9が吊下されている。
前記平行リンク25の途中には、鎖帯26の下端が結着
され、この鎖帯26は鎖車21に懸回された後、その上
端が門型フレーム1に支持される伸縮シリンダ28に結
着されている。
この伸縮シリンダ28は収縮方向に作動するとトップノ
ズル9を平行リンク25と\もに上昇させ、またその伸
縮シリンダ28を伸長作動するとトップノズル9を平行
リンク25と\もに下降させる。
尚、図中29はトップノズル9の下方中央部に設けた案
内輪である。
次に主に第3図を参照して本考案の作用について説明す
ると、いま案内レール2間に乾燥すべき車輛Vを進入さ
せる。
次いで前記ブロワ4を駆動すると\もに門型フレーム1
を走行させると、第3図aに示すように左右のサイドノ
ズル10は車輛■の両側面に対向し、トップノズル9は
そのボンネット面B土に対向する。
こ\で伸縮シリンダ2Bを徐々に伸長作動すると、トッ
プノズル9は平行リンク25と\もに徐々に下降して、
その噴出口をボンネット面B上に近づける。
ボンネット面B上にはバックミラー等の突起物が突出し
ているので、トップノズル9がこれらの突起物に衝突す
ることがないようにする。
而して前述のようにトップノズル9が下降しているとき
は、横梁19も下降しており第一フラッパ11は門型フ
レーム1の外側に回動されていて、第一分岐ダクト6の
通路面積を増大させると\もに、第二分岐ダクト7の通
路面積を縮小させ、また第二フラッパ12は下方に回動
されてサイドノズル10の噴出口の上限位置を下降させ
る。
この状態において、ブロワ4からの圧力風は前記第一フ
ラッパ11を境にして第一分岐ダクト6と第二分岐ダク
トTとに分流されるが、前述のように第一分岐ダクト6
の通路面積は増大され、第二分岐ダクト7の通路面積は
縮小されているので、トップノズル9への圧力風の分配
量は、サイドノズル10のそれに対して増量され、しか
も第二フラッパ12によりサイドノズル10の上部から
は圧力風が噴出されないので、トップノズル9の下向き
の圧力風が、サイドノズル10からの横向きの圧力風に
邪摩されることなく、トップノズル9がボンネット面B
上に十分近づけなくても顔面Hを強力に乾燥することが
できる。
門型フレーム1を走行継続させると同時に伸縮シリンダ
28を収縮作動すると、平行リンク25を介してトップ
ノズル9は上昇して車輛■の車体上面に沿って移動し、
第3図すに示すように車輛■のルーフ面Rに至る。
而して平行リンク25が上昇すると、その先端が前記横
梁19の腕体24に衝接してこれを押上げ、横梁19を
案内レール23に沿って上昇するので、第二リンク18
が引上げられ、ベルクランク15を回動して、第一フラ
ッパ11を門型フレーム1の内側に回動し、第一分岐ダ
クト6の通路面積を縮小させると同時に第二分岐ダクト
1の通路面積を増大し、さらに第一リンク11およびア
ーム16を介して第二フラッパ12を上方に回動してサ
イドノズル10の噴出口の上限位置を上昇させる。
したがってこの状態ではブロワ4からの圧力風は、トッ
プノズル9への分配量が減少すると\もにサイドノズル
10への分配量が増量され、さらにサイドノズル10の
全長に亘って圧力風が噴出する。
而してトップノズル9は、突起物の存しないルーフ面R
には十分近づくことができるので、トップノズル9への
風量が減少しても顔面Rの有効な乾燥に支障を及ぼすこ
とがなく、またサイドノズル10からの圧力風は竪方向
に長くなり、車輛■の全高に亘って圧力風を噴出するこ
とができ、全体として車輛■の車体側面およびルーフ面
Rを能率よく乾燥することができる。
さらに門型フレーム1の走行継続によりトップノズル9
が車輛■のトランクリッド面下上にくると、伸縮シリン
ダ2Bの伸長制御により第3図Cに示すようにトップノ
ズル9は下降しつNトランクリッド面Tに沿って移動す
るが、この場合再び第一フラッパ11は門型フレーム1
の外側に回動されると\もに、第二フラッパ12は下方
に回動されて前記ボンネット面Bを乾燥する場合と同じ
ようにサイドノズル10に対するトップノズル9への圧
力風量が増量されるとSもにサイドノズル10の噴出口
上部からは圧力風が噴出されないので、トランクリッド
面下上にアンテナ等の突起物があり、トップノズル9が
前記ルーフ面Rはと近づけなくともトランクリッド面T
の強力な乾燥ができる。
尚、上記実施例では、門型フレーム1を走行させる場合
を説明したが、車輛■を走行させるようにしてもよいこ
とは勿論である。
以上のように本考案によれば、車体のボンネット面B1
トランクリッド面Tを乾燥する場合には、サイドノズ
ル10に対するトップノズル9への圧力風量の分配量を
増量できるようにすると\もにサイドノズル10の上部
からは圧力風が噴出されないので、トップノズル9から
は圧力風が増量されて下向きに強力に噴出され、しかも
この圧力風はサイドノズル10からの横方向の圧力風に
邪摩されることすく、トップノズル9がボンネット面B
1 トランクリッド面Tに接近できなくてもそれらの面
を強力、確実に乾燥することができ、かつサイドノズル
10の上部からの横方向の圧力風が無駄にボンネット面
B、 トランクリッド面下上を素通りすることがなく
圧力風の効率的利用が可能Iこなるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の正面図、第2図はその側面図、第
3図は本考案の作用を示す概略図である。 1は門型フレーム、4はブロワ、5はダクト、6は第一
分岐ダクト、lは第二分岐ダクト、9はトップノズル、
10はサイドノズル、11は第一フラッパ、12は第二
フラッパ、13.14は軸支、Lはリンク機構、Sは昇
降支持機構である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 門型フレーム1にブロワ4に連通するダクト5を設け、
    このダクト5を第一分岐ダクト4と第二分岐ダクトTと
    に分岐し、前記第一分岐ダクト6に、前記門型フレーム
    1に昇降支持機構Sを介して支持されるトップノズル9
    を連通し、また前記第二分岐ダクト1に、これと一体の
    サイドノズル10を連通し、前記第一、第二分岐ダクト
    6、γの分岐部に、前記ブロワ4からの圧力風を分配制
    御する第一フラッパ11を回転自在に軸支13し、また
    前記第二分岐ダクト1とサイドノズル10との連通部に
    、前記サイドノズル10の噴出口の上限位置を上下に移
    動制御する第二フラッパ12を回転自在に軸支14し、
    前記トップノズル9の下降時には前記第一フラッパ11
    が前記第一分岐ダクト6への分配風量を増加させる側へ
    、また前記第二フラッパ12が前記サイドノズル10の
    噴出口上限位置を下方へ移動させる側へそれぞれ回動す
    るように、前記第一、第二フラップ11.12をリンク
    機構りを介して連結するどともにそのリンク機構りを前
    記昇降支持機構Sに連動させてなる、車輛車体の乾燥装
    置。
JP10640076U 1976-08-11 1976-08-11 車輛車体の乾燥装置 Expired JPS582684Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10640076U JPS582684Y2 (ja) 1976-08-11 1976-08-11 車輛車体の乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10640076U JPS582684Y2 (ja) 1976-08-11 1976-08-11 車輛車体の乾燥装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5324976U JPS5324976U (ja) 1978-03-02
JPS582684Y2 true JPS582684Y2 (ja) 1983-01-18

Family

ID=28716501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10640076U Expired JPS582684Y2 (ja) 1976-08-11 1976-08-11 車輛車体の乾燥装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS582684Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006291743A (ja) * 2005-04-06 2006-10-26 Fulta Electric Machinery Co Ltd 送風機

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5964356U (ja) * 1982-10-25 1984-04-27 竹内鉄工株式会社 車両乾燥装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006291743A (ja) * 2005-04-06 2006-10-26 Fulta Electric Machinery Co Ltd 送風機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5324976U (ja) 1978-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4817301A (en) Apparatus for drying vehicles
US6257654B1 (en) Air drag reducing apparatus
US6485087B1 (en) Air drag reducing apparatus
US3305112A (en) Power lift gate
US3877107A (en) Blower equipment for roll-over car wash
US3742615A (en) Vehicle-drying apparatus
US5167044A (en) Compact drive-through vehicle wash
JPS582684Y2 (ja) 車輛車体の乾燥装置
US4679660A (en) Mechanism for automatically storing swing arms used for apparatus for lifting automobiles for repair
JPH02164653A (ja) リンク式リフトを有するターンテーブル型自動車整備装置
US20060242784A1 (en) Drying gantry for a vehicle wash plant
JP4934876B2 (ja) 自動車用のエアーガイド装置
US20090205148A1 (en) Counter-balanced top wheel for a vehicle wash system
CA2361224C (en) Air drag reducing apparatus
JPH0125097Y2 (ja)
CN113291332B (zh) 重联动车组专用导流罩
CN214257493U (zh) 一种喷洒车
KR101771431B1 (ko) 화물차 적재함의 자동덮개장치
JPH0126532Y2 (ja)
JPS582683Y2 (ja) 車輛乾燥装置
JP2562066B2 (ja) 車両の車体側面乾燥装置
JPS62120250A (ja) 自動車類の乾燥装置
US4268213A (en) Vehicle hoist and towing device
JP2599633B2 (ja) 車両の車体側面乾燥装置
US3756163A (en) Convertible vehicle with flange and rubber tired wheels