JPS5826538B2 - 衣服圧の測定方法 - Google Patents
衣服圧の測定方法Info
- Publication number
- JPS5826538B2 JPS5826538B2 JP52122698A JP12269877A JPS5826538B2 JP S5826538 B2 JPS5826538 B2 JP S5826538B2 JP 52122698 A JP52122698 A JP 52122698A JP 12269877 A JP12269877 A JP 12269877A JP S5826538 B2 JPS5826538 B2 JP S5826538B2
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- Japan
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- pressure
- clothing
- flat bag
- bag
- measuring
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は体表面に圧密接状態に着用させる衣服、例え
ば体型を整えるファウンデーション（ｆｏｕｎ −ｄａ
ｔｉｏｎ ）のような下着着用時における衣服面と体表
面との接触面に垂直に働く力（以下「衣服圧」と定義す
る。
ば体型を整えるファウンデーション（ｆｏｕｎ −ｄａ
ｔｉｏｎ ）のような下着着用時における衣服面と体表
面との接触面に垂直に働く力（以下「衣服圧」と定義す
る。
）の測定方法に関する。従来この衣服圧の測定にはいろ
いろな方法が提案されている。
いろな方法が提案されている。
一つの方法は、測定部位にゴム製の空気袋を挿入し、こ
の空気袋が衣服圧で加圧されることによって内部圧が変
化することを利用して加圧圧縮時の圧力を水銀圧力計で
計測する方法である。
の空気袋が衣服圧で加圧されることによって内部圧が変
化することを利用して加圧圧縮時の圧力を水銀圧力計で
計測する方法である。
この方法は空気袋内の圧力変化を利用する方法であるの
で十分な内容積のある空気袋を必要とする。
で十分な内容積のある空気袋を必要とする。
このために体表面と衣服面との間に挿入するものが内容
積の大きいものであるので空気袋自体の膨らみの影響を
受けて衣服の拡張が生じる。
積の大きいものであるので空気袋自体の膨らみの影響を
受けて衣服の拡張が生じる。
従って空気袋には衣服圧以外に衣服の拡張による圧力が
加わる問題がある。
加わる問題がある。
また測定部位が異なると、空気袋がいろいろな形状に変
形するために衣服面と体表面との接触面に働く垂直方向
の力を正しく受圧することができない問題がある。
形するために衣服面と体表面との接触面に働く垂直方向
の力を正しく受圧することができない問題がある。
従ってこの方法は測定状態に問題があり、測定値は信頼
性がなく正しい衣服圧を得ることができない。
性がなく正しい衣服圧を得ることができない。
他の方法は、圧力（ひずみ）−電気変換素子を利用して
電気的に測定する方法である。
電気的に測定する方法である。
例えば測定部位にピエゾ抵抗素子を挿入して、その受圧
面に加わる圧力によって素子の電気抵抗が変化すること
を利用して素子の電気抵抗値を計測する方法である。
面に加わる圧力によって素子の電気抵抗が変化すること
を利用して素子の電気抵抗値を計測する方法である。
この方法では測定用素子は厚みが小さいから前記方法の
ように素子の大きさに原因する衣服の膨出による問題は
起こらない。
ように素子の大きさに原因する衣服の膨出による問題は
起こらない。
しかしながら測定部位では第４図に示すように、衣服面
が素子周辺で支えられて衣服面が屈折した状態となって
素子の受圧平面を加圧しない状態となる。
が素子周辺で支えられて衣服面が屈折した状態となって
素子の受圧平面を加圧しない状態となる。
このために布張力の垂直成分である衣服圧が受圧平面に
正しく加わらない問題がある。
正しく加わらない問題がある。
またこの測定用素子は硬質の板状物であるから曲率の大
きい個所、特に曲率が大きく固い個所（例えば骨が突起
している個所）では受圧平面が体表面に適合することが
できない。
きい個所、特に曲率が大きく固い個所（例えば骨が突起
している個所）では受圧平面が体表面に適合することが
できない。
従ってそのような個所では素子の挿入形態に原因する衣
服の膨出が生じ、このために特定の測定部位での測定値
は全く信頼できないものとなる。
服の膨出が生じ、このために特定の測定部位での測定値
は全く信頼できないものとなる。
この発明は前記各方法の課題を解決することを目的とし
、挿入する測定用素子による測定部位の状態の変化が小
さく且つ布張力の垂直成分である衣服圧を正確に測定す
ることができる衣服圧測定方法を提供するものである。
、挿入する測定用素子による測定部位の状態の変化が小
さく且つ布張力の垂直成分である衣服圧を正確に測定す
ることができる衣服圧測定方法を提供するものである。
つぎにこの発明の方法について説明する。
第１図、第２図に示すものは、測定部位の体表面と衣服
面との間に挿入する測定用素子Ａである。
面との間に挿入する測定用素子Ａである。
この測定用素子Ａは、厚さが０．５ｍｍのネオプレンシ
ートを用いて直径２０ｍｍ〜３０ｍｍの円形の受圧片１
，１ａを２枚形成し、これら受圧片１，１ａの片面に直
径０．１ｍｍの白金線を二ツ折りして撚り合わせてなる
線状接点２，２ａを貼り着けたものを線状接点２，２ａ
がある面を対向させて線状接点２，２ａが交差状態とな
るように重ね合せて受圧片１，１ａ周辺を接着して、線
状接点２，２ａの接点圧を零の状態に閉合させてなる偏
平なゴム製袋３を形成し、このゴム製袋３の周縁に該ゴ
ム製袋３内に空気を送る外径２．０間のゴム製チューブ
４と各線状接点２，２ａに接続せる細いリード線５，５
ａを取付けたものである。
ートを用いて直径２０ｍｍ〜３０ｍｍの円形の受圧片１
，１ａを２枚形成し、これら受圧片１，１ａの片面に直
径０．１ｍｍの白金線を二ツ折りして撚り合わせてなる
線状接点２，２ａを貼り着けたものを線状接点２，２ａ
がある面を対向させて線状接点２，２ａが交差状態とな
るように重ね合せて受圧片１，１ａ周辺を接着して、線
状接点２，２ａの接点圧を零の状態に閉合させてなる偏
平なゴム製袋３を形成し、このゴム製袋３の周縁に該ゴ
ム製袋３内に空気を送る外径２．０間のゴム製チューブ
４と各線状接点２，２ａに接続せる細いリード線５，５
ａを取付けたものである。
この測定用素子Ａが測定部位の体表面と衣服面との間に
挿入されると、接点圧が零の状態で閉合している接点２
，２ａに衣服圧が加わって接点圧が生じて両接点２，２
ａは互いに押し合った状態となる。
挿入されると、接点圧が零の状態で閉合している接点２
，２ａに衣服圧が加わって接点圧が生じて両接点２，２
ａは互いに押し合った状態となる。
そして第３図に示すように、チューブ４に連結せる送気
ポンプａから袋３内に空気を送り込んで内部を徐々に加
圧する。
ポンプａから袋３内に空気を送り込んで内部を徐々に加
圧する。
この加圧により受圧片１，１ａが衣服面を垂直方向に圧
して偏平袋３が膨張することによって起きる加圧下にあ
る接点２，２ａの開放をリード線５，５ａに接続するテ
スターｂで以って検知すると同時に送気を停止させて、
そのときの袋３内の圧力を圧力計Ｃで計測して衣服圧を
求める。
して偏平袋３が膨張することによって起きる加圧下にあ
る接点２，２ａの開放をリード線５，５ａに接続するテ
スターｂで以って検知すると同時に送気を停止させて、
そのときの袋３内の圧力を圧力計Ｃで計測して衣服圧を
求める。
或いは第３図に示すように、チューブ４に連結せる送気
ポンプａから袋３内に空気を送り込んで内部を徐々に加
圧して受圧片１，１ａを衣服面に垂直方向に圧しさせて
偏平袋３を膨張させることによって加圧下にある接点２
，２ａが開放したことをリード線５，５ａに接続するテ
スターｂで以って検知した後（この場合には接点２ 、
．２ ａが開放された瞬間がテスターｂで検知される必
要はない。
ポンプａから袋３内に空気を送り込んで内部を徐々に加
圧して受圧片１，１ａを衣服面に垂直方向に圧しさせて
偏平袋３を膨張させることによって加圧下にある接点２
，２ａが開放したことをリード線５，５ａに接続するテ
スターｂで以って検知した後（この場合には接点２ 、
．２ ａが開放された瞬間がテスターｂで検知される必
要はない。
）送気を停止させる。
然る後に袋３内の空気をリークバルブｄにより漏出させ
て、袋３内の圧力降下によって一旦開放した接点２，２
ａが再度閉合した接点圧が零のときをテスターｂで検知
して袋３内の空気の漏出を停止させる。
て、袋３内の圧力降下によって一旦開放した接点２，２
ａが再度閉合した接点圧が零のときをテスターｂで検知
して袋３内の空気の漏出を停止させる。
このときの袋３内の圧力を水銀圧力計Ｃで計測して衣服
圧を求める。
圧を求める。
ｅは弾力性を有する空気溜であり、袋３内の圧力を水銀
圧力計Ｃで計測するときに用いられる。
圧力計Ｃで計測するときに用いられる。
以上説明したようにこの発明の衣服圧の測定方法によれ
ば、体表面と衣服面との間に挿入する偏平なゴム製袋内
に空気を送り込んで袋内の接点が開放する程度の非常に
小さな袋の膨張による方法であるから、測定部位の衣服
面が大きく膨出してその膨出による影響を受けることが
なく、略着用状態に近似する体表面と衣服面との適合状
態下での測定が得られるので衣服圧を正しく測定するこ
とができる。
ば、体表面と衣服面との間に挿入する偏平なゴム製袋内
に空気を送り込んで袋内の接点が開放する程度の非常に
小さな袋の膨張による方法であるから、測定部位の衣服
面が大きく膨出してその膨出による影響を受けることが
なく、略着用状態に近似する体表面と衣服面との適合状
態下での測定が得られるので衣服圧を正しく測定するこ
とができる。
またゴム製袋は柔軟性を有する偏平なるものであるから
、平面でない測定部位にも適合し、受圧面は体表面と衣
服面にはさまれて、垂直方向の力を受けるので正しい衣
服圧を測定できる。
、平面でない測定部位にも適合し、受圧面は体表面と衣
服面にはさまれて、垂直方向の力を受けるので正しい衣
服圧を測定できる。
第１図はこの発明方法の使用に供せる測定用素子の一部
切欠せる平面図、第２図は同側面図、第３図はこの発明
方法による衣服圧の測定用装置の説明図、第４図は従来
の衣服圧測定方法を示す説明図である。 Ａ・・・・・・測定用素子、２，２ａ・・・・・・電気
接点、３・・・・・・偏平なゴム製袋、４・・・・・・
高圧空気送気用チューブ、５，５ａ・・・・・・リード
線、ａ・・・・・・送気ポンプ、ｂ・・・・・・テスタ
ー Ｃ・・・・・・水銀圧力計、１，１ａ・・・−・・
受圧片、イ・・・・・・圧力（ひずみ）−電気変換素子
、口・・・・・・衣服面、ハ・・・・・・体表面。
切欠せる平面図、第２図は同側面図、第３図はこの発明
方法による衣服圧の測定用装置の説明図、第４図は従来
の衣服圧測定方法を示す説明図である。 Ａ・・・・・・測定用素子、２，２ａ・・・・・・電気
接点、３・・・・・・偏平なゴム製袋、４・・・・・・
高圧空気送気用チューブ、５，５ａ・・・・・・リード
線、ａ・・・・・・送気ポンプ、ｂ・・・・・・テスタ
ー Ｃ・・・・・・水銀圧力計、１，１ａ・・・−・・
受圧片、イ・・・・・・圧力（ひずみ）−電気変換素子
、口・・・・・・衣服面、ハ・・・・・・体表面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ゴム製受圧片を２枚重ね合わせて、その各受圧片の
対向する内面に互いに閉合している電気接点を設けて形
成した偏平袋を衣服面下に挿入して、その偏平袋内に空
気を送り込んで受圧片が衣服面を圧して偏平袋が膨張す
ることにより電気接点が開放するときの偏平袋内圧力を
計測することを特徴とする衣服圧の測定方法。 ２ ゴム製受圧片を２枚重ね合わせて、その各受圧片の
対向する内面に互いに閉合している電気接点を設けて形
成した偏平袋を衣服面下に挿入して、その偏平袋内に空
気を送り込んで受圧片を衣服面に圧しさせて偏平袋を膨
張させることによって電気接点を一旦開放させた後、偏
平袋内の空気を漏出させて前記電気接点が再度閉合した
接点圧が零のときの偏平袋内圧力を計測することを特徴
とする衣服圧の測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52122698A JPS5826538B2 (ja) | 1977-10-12 | 1977-10-12 | 衣服圧の測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52122698A JPS5826538B2 (ja) | 1977-10-12 | 1977-10-12 | 衣服圧の測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5455484A JPS5455484A (en) | 1979-05-02 |
| JPS5826538B2 true JPS5826538B2 (ja) | 1983-06-03 |
Family
ID=14842389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52122698A Expired JPS5826538B2 (ja) | 1977-10-12 | 1977-10-12 | 衣服圧の測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5826538B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6288732U (ja) * | 1985-11-26 | 1987-06-06 |
-
1977
- 1977-10-12 JP JP52122698A patent/JPS5826538B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6288732U (ja) * | 1985-11-26 | 1987-06-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5455484A (en) | 1979-05-02 |
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