JPS5826407B2 - 電磁鋼板の鉄損特性を改善する方法 - Google Patents
電磁鋼板の鉄損特性を改善する方法Info
- Publication number
- JPS5826407B2 JPS5826407B2 JP54127664A JP12766479A JPS5826407B2 JP S5826407 B2 JPS5826407 B2 JP S5826407B2 JP 54127664 A JP54127664 A JP 54127664A JP 12766479 A JP12766479 A JP 12766479A JP S5826407 B2 JPS5826407 B2 JP S5826407B2
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- Japan
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- iron loss
- electrical steel
- laser
- loss characteristics
- beam splitter
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- Expired
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
- C21D8/12—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties
- C21D8/1294—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties involving a localized treatment
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電磁鋼板の鉄損値を改善する方法に関するもの
である 従来電磁鋼板の鉄損値を改良する幾多の手段、方法が提
起されてきたが、例えば特公昭５０−３５６７９号公報
に記載されるように機械的な加工を鋼板表面に与えるこ
とは鋼板を積層して構成される鉄心用としては好ましい
方法ではなく実際に使用することが困難であった。
である 従来電磁鋼板の鉄損値を改良する幾多の手段、方法が提
起されてきたが、例えば特公昭５０−３５６７９号公報
に記載されるように機械的な加工を鋼板表面に与えるこ
とは鋼板を積層して構成される鉄心用としては好ましい
方法ではなく実際に使用することが困難であった。
本発明者らは電磁鋼板にレーザー光を照射することによ
って電磁鋼板の鉄損値が改善されることに着目し、さき
に特願昭５３−９１２１７号（特開昭５５−１８５６６
号）において仕上焼純情の方向性電磁鋼板表面にレーザ
ー光を照射する方法を提案した。
って電磁鋼板の鉄損値が改善されることに着目し、さき
に特願昭５３−９１２１７号（特開昭５５−１８５６６
号）において仕上焼純情の方向性電磁鋼板表面にレーザ
ー光を照射する方法を提案した。
本発明は上記提案を更に改善するものであって、第１発
明はビームスプリッタ−と集光レンズとを一体化した集
光ユニットを電磁鋼板の圧延方向と直角方向に間隔をち
−いて複数設け、レーザー発振したパルスレーザ−光が
、前記ビームスプリッタ−を相次いで透過し、かつ各ビ
ームスプリッタ−で反射したレーザー光力揃記集光レン
ズで集光されて、前記鋼板上で所望エネルギー密度値を
もつようにして、圧延方向とほぼ直角方向に照射するこ
とを要旨とする。
明はビームスプリッタ−と集光レンズとを一体化した集
光ユニットを電磁鋼板の圧延方向と直角方向に間隔をち
−いて複数設け、レーザー発振したパルスレーザ−光が
、前記ビームスプリッタ−を相次いで透過し、かつ各ビ
ームスプリッタ−で反射したレーザー光力揃記集光レン
ズで集光されて、前記鋼板上で所望エネルギー密度値を
もつようにして、圧延方向とほぼ直角方向に照射するこ
とを要旨とする。
周知の通り方向性電磁鋼板は例えば結晶学的に（１１０
）（ｏｏｘ）組織として表示される板肉の各結晶粒の（
１１０）面が板面に平行であり、磁化容易軸〔００１）
が圧延方向に平行である点を利用するもので、その製造
は極めて厳重な工程管理が要求されるが、本発明は最終
仕上焼鈍を経た鋼板もしくはコイル又は絶縁皮膜を形成
したそれらに適用される。
）（ｏｏｘ）組織として表示される板肉の各結晶粒の（
１１０）面が板面に平行であり、磁化容易軸〔００１）
が圧延方向に平行である点を利用するもので、その製造
は極めて厳重な工程管理が要求されるが、本発明は最終
仕上焼鈍を経た鋼板もしくはコイル又は絶縁皮膜を形成
したそれらに適用される。
本発明者らの知見によると、レーザー光は、照射集光径
（ｄ） ： ０．０１〜１鳳 照射集光点中心間Ｃ方向間隔（ａ）：０．０１〜１７！
１７ＩＬ 照射集光点列り方向間隔（２）：１．０〜３０７１ｇＩ
ｌ照射エネルギー密度（ｐ）： ｏ、ｏ ｉ−ｔ ｏ
ｏ 。
（ｄ） ： ０．０１〜１鳳 照射集光点中心間Ｃ方向間隔（ａ）：０．０１〜１７！
１７ＩＬ 照射集光点列り方向間隔（２）：１．０〜３０７１ｇＩ
ｌ照射エネルギー密度（ｐ）： ｏ、ｏ ｉ−ｔ ｏ
ｏ 。
の諸元によって、パルス発振巾がＩ ｎｓ以上１００ｍ
５以下であることが好ましい。
５以下であることが好ましい。
パルス発振時間巾が１００ｍ５を超えるとレーザー光照
射時に鋼板に生ずる磁区細分化の芽の増大効果よりむし
ろ熱的溶融現象が支配的になり、結晶構造の変化等を引
き起すために実質的に鉄損値向上の効果は望めない 本発明においてはレーザー光はレーザー発振装置から集
光ユニットを介して電磁鋼板表面上に集光するように調
整される。
射時に鋼板に生ずる磁区細分化の芽の増大効果よりむし
ろ熱的溶融現象が支配的になり、結晶構造の変化等を引
き起すために実質的に鉄損値向上の効果は望めない 本発明においてはレーザー光はレーザー発振装置から集
光ユニットを介して電磁鋼板表面上に集光するように調
整される。
このため集光ユニットはビームスプリッタ−と集光レン
ズとを一体化したものとすることは極めて実技に適して
有効である。
ズとを一体化したものとすることは極めて実技に適して
有効である。
集光レンズとして凸形レンズを用いるときは光学上容易
に鋼板表面上に所望エネルギー密度値に集光しらるもの
である。
に鋼板表面上に所望エネルギー密度値に集光しらるもの
である。
レーザー光は鋼板の圧延方向と直角方向（以下Ｃ方向と
いう）に照射されるが、前記集光ユニットを複数筒鋼板
の巾方向に並設して巾方向にＷ／Ｎ（Ｗ：板部、Ｎ：集
光ユニット数）で表わされる距離だけ移動可能するとよ
い。
いう）に照射されるが、前記集光ユニットを複数筒鋼板
の巾方向に並設して巾方向にＷ／Ｎ（Ｗ：板部、Ｎ：集
光ユニット数）で表わされる距離だけ移動可能するとよ
い。
以下図面について本発明を説明する。
本発明に釦いては、被照射電磁鋼板１のＣ方向を板部Ｗ
とする。
とする。
レーザー発振装置２は市販されているルビーレーザー、
ＹＡＧレーザ−ＣＯ２Ｏ２−ザーまたは窒素レーザー等
が用いられる。
ＹＡＧレーザ−ＣＯ２Ｏ２−ザーまたは窒素レーザー等
が用いられる。
集光ユニット６はビームスプリッタ−３と集光レンズ４
とを一体化している。
とを一体化している。
集光ユニット６の最後のものは、全反射ミラー５と集光
レンズ４で構成される。
レンズ４で構成される。
図中実線はレーザー光の軌跡を示している。
集光ユニット６はＷ／Ｎの距離だけ板部に沿って移動可
能としているので、線状のレーザー照射をうろことが容
易である。
能としているので、線状のレーザー照射をうろことが容
易である。
又凸レンズ４の位置によって鋼板１上に所望エネルギー
密度値をもって集光するように調整しうる。
密度値をもって集光するように調整しうる。
本発明の他の実施例として凸形集光レンズに代えて第２
図に示す半円筒形集光レンズ７を用いるときは、長さｌ
、巾Ｗの所望の細線状の実光部８を容易にうろことがで
きる。
図に示す半円筒形集光レンズ７を用いるときは、長さｌ
、巾Ｗの所望の細線状の実光部８を容易にうろことがで
きる。
実施例
ピーク値６０ＫＷ、繰り返し周波数Ｉ Ｋ Ｈｚ 。
パルス時間巾１５０ｎ−ｓｅｅのＹＡＧレーザーを用い
、ビームスプリッタ−と集光レンズを一体化したものを
１０ケ用い、各レンズで鋼板面に照射するレーザー光が
約５ＫＷになるようにビームスプリッタ−の透過率と反
射率を調整し、各ユニットを電磁鋼板のＣ方向に２００
７１１１１１ ／ ｓｅｅの速度で９０顯だけ走査して
、鋼板面上にｏ、２ｍφの絞った光ビームを照射したと
ころ、その鋼板のＬ方向の照射間隔を２．５Ｍ、 ５．
ＱＷ、１０７１ｇＩ１０７ｌ就ニ対応して、下記に示す
ような鉄損の減少を得た。
、ビームスプリッタ−と集光レンズを一体化したものを
１０ケ用い、各レンズで鋼板面に照射するレーザー光が
約５ＫＷになるようにビームスプリッタ−の透過率と反
射率を調整し、各ユニットを電磁鋼板のＣ方向に２００
７１１１１１ ／ ｓｅｅの速度で９０顯だけ走査して
、鋼板面上にｏ、２ｍφの絞った光ビームを照射したと
ころ、その鋼板のＬ方向の照射間隔を２．５Ｍ、 ５．
ＱＷ、１０７１ｇＩ１０７ｌ就ニ対応して、下記に示す
ような鉄損の減少を得た。
第１図は本発明の説明図、第２図は本発明の他の実施例
の説明図をそれぞれ示す。 １：電磁鋼板、２：レーザー発振装置、３：ビームスプ
リッタ−，４：集光レンズ、５：全反射ミラー、６：集
光ユニット、７：半円筒形集光レンズ。
の説明図をそれぞれ示す。 １：電磁鋼板、２：レーザー発振装置、３：ビームスプ
リッタ−，４：集光レンズ、５：全反射ミラー、６：集
光ユニット、７：半円筒形集光レンズ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ビームスプリッタ−と集光レンズとを一体化した集
光ユニットを電磁鋼板の圧延方向と直角方向に間隔をお
いて複数設け、レーザー発振したパルスレーザ−光が前
記ビームスプリッタ−を相次いで透過し、かつ各ビーム
スプリッタ−で反射シたレーザー光が、前記集光レンズ
で集光されて、前記鋼板上に所望エネルギー密度値で圧
延方向とほぼ直角方向に照射することを特徴とする電磁
鋼板の鉄損特性を改善する方法。 ２ 集光ユニットを電磁鋼板の巾Ｗの方向にｎ箇設け、
前記集光ユニットを巾方向にＷ／ｎ移動させながらレー
ザー光を照射する特許請求の範囲第１項記載の電磁鋼板
の鉄損特性を改善する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54127664A JPS5826407B2 (ja) | 1979-10-03 | 1979-10-03 | 電磁鋼板の鉄損特性を改善する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54127664A JPS5826407B2 (ja) | 1979-10-03 | 1979-10-03 | 電磁鋼板の鉄損特性を改善する方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5651529A JPS5651529A (en) | 1981-05-09 |
| JPS5826407B2 true JPS5826407B2 (ja) | 1983-06-02 |
Family
ID=14965661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54127664A Expired JPS5826407B2 (ja) | 1979-10-03 | 1979-10-03 | 電磁鋼板の鉄損特性を改善する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5826407B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0513285Y2 (ja) * | 1986-12-19 | 1993-04-08 | ||
| CN103547403A (zh) * | 2011-06-03 | 2014-01-29 | 新日铁住金株式会社 | 方向性电磁钢板的制造装置及方向性电磁钢板的制造方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6522808B1 (en) * | 2000-01-15 | 2003-02-18 | Corning Incorporated | System and method for writing fiber gratings and other components |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5140698A (ja) * | 1974-10-04 | 1976-04-05 | Tokyo Shibaura Electric Co |
-
1979
- 1979-10-03 JP JP54127664A patent/JPS5826407B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5140698A (ja) * | 1974-10-04 | 1976-04-05 | Tokyo Shibaura Electric Co |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0513285Y2 (ja) * | 1986-12-19 | 1993-04-08 | ||
| CN103547403A (zh) * | 2011-06-03 | 2014-01-29 | 新日铁住金株式会社 | 方向性电磁钢板的制造装置及方向性电磁钢板的制造方法 |
| CN103547403B (zh) * | 2011-06-03 | 2015-04-22 | 新日铁住金株式会社 | 方向性电磁钢板的制造装置及方向性电磁钢板的制造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5651529A (en) | 1981-05-09 |
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