JPS5826216Y2 - 吊り天井用表装材 - Google Patents

吊り天井用表装材

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Publication number
JPS5826216Y2
JPS5826216Y2 JP11993178U JP11993178U JPS5826216Y2 JP S5826216 Y2 JPS5826216 Y2 JP S5826216Y2 JP 11993178 U JP11993178 U JP 11993178U JP 11993178 U JP11993178 U JP 11993178U JP S5826216 Y2 JPS5826216 Y2 JP S5826216Y2
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JP
Japan
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surface layer
base fabric
wire
covering material
roller
Prior art date
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Expired
Application number
JP11993178U
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English (en)
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JPS5536043U (ja
Inventor
操 鈴木
Original Assignee
東京シ−ト株式会社
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Publication date
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 従来の自動車用吊り天井用表装材はレザーシートの裏面
に帯状袋を横長に固着してその帯状袋にワイヤーを挿通
して、該ワイヤーを自動車の天井構造の裏面に固定して
天井に表装材を吊るものである。
従って、まずメリヤス生地等からなる基布と、予めエン
ボスされたPVCシートを接着積層してレザーシート原
反を製造する工程と、次いで、必要に応じて原反より適
宜寸法に裁断し、型取りする工程と帯状袋を形成する工
程と、型取りしたレザーシートに帯状袋を固定する工程
と、帯状袋内にワイヤーを挿通する工程の数種の工程よ
り表装材を形成するので作業時間の浪費等の欠点がある
ものである。
しかも後加工により固定された帯状袋は、固定部分より
剥離、裂損するおそれがあつた。
本願はそれ等の工程を一工程でしかもレザーシートの補
強をかねることができるようにした自動車用吊り天井用
表装材に関する考案である。
今、その実施例を図に基いて説明すれば、第1図の場合
は上下のいずれかのローラーを一定間隔毎に横力向(ロ
ーラーの軸方向)に溝1を数本刻設した溝付ローラー2
とし、それと平行に接するローラーを平滑面ローラー3
とした圧着ローラ一部4において、ローラー3を下側に
し、ローラー2を上側にして位置させ、該ローラ−2,
3間に下側にPVCレザーシート等の表面層5を、上側
に基布6が位置するように重合して挿通するものである
が、この挿通に当ってローラー2,3間に入る前に表面
層5上に表面層5の進行方向に対しtiI角で且つ連続
回転しているローラー2の溝1の間隔毎に、表面層5上
にワイヤー7を並列して順次載置させて基布6と表面層
5をローラー2,3間を通過させることにより表面層5
、基布6及びワイヤー7は加熱溶着、又は接着剤により
接着して一体に形成されるもものである。
なお、本実施例における溝付ローラーに代えて、平滑ロ
ーラーを用いてこれをワイヤーの進行速度、配置間隔に
合わせて上下動することにより、ワイヤ一部分を除いて
基布とPVCシートを加熱溶着又は接着剤により接着す
ることもできる。
しかもワイヤー7は表面層5及び基布6の巾より長く両
端より少し突出されているように形成されるものである
このように形成された原反Aを適宜大きさに切断して自
動車の天井内面に突出したワイヤー7を利用して固定す
るものである。
第2図の場合は製造工程部材等は第1図の場合と全て同
じであるが、溝付ローラー2の溝1とワイヤー7の神通
力向が異なるものである。
即ち溝付ローラー2の溝1′はローラー2の軸方向と直
角に数条形成しく表面層5基布6の進行力向にワイヤー
7が移動するように)であるので、重合した表面層5と
基布6とをローラー2及びローラー3間に挿入する時、
ワイヤー7を溝11の位置に合致させて表面層5に数本
載置してローラー2.3を通過させて加熱溶着又は接着
剤を介して接着してルーフライニング用材料Bを形成す
る。
出来上ったルーフライニング用材料Bを適宜大きさに切
断してワイヤー7をルーフライニング用材料Bの端部よ
り表面層5、基布6を切り取って突出させ、このワイヤ
ー7の突出部を利用して自動車の天井内面に固定するも
のである。
8は自動車の屋根、9は屋根8の両側内側に設けたワイ
ヤー7の掛止材、10は屋根8、掛止材9及び表面層5
とを一体にする縁取り材を示すものである。
尚基布6(補強層)としては、PVCシート、樹脂製断
熱材、PVCフオーム、PE或いはPPフオーム、ポリ
ウレタンフォーム、メリヤス地綿布等の編地、織布、不
織布を用いるものである。
またPVCレザーシート等の表面層5はPVCに限らず
、同様な他の天然または合成樹脂シートを用いることが
できる。
本願は斜上のように天然又は合成樹脂材料からなるシー
:・状物の表面層5と、表面層5に重合される天然又は
合成樹脂よりなる基布6と、表面層5と基布6の間に適
宜間隔を以って配列されたワイヤー7とからなり、ワイ
ヤー7以外のはゾ全域において表面層5と基布6とを加
熱溶着又は接着剤にて接着して積層一体化されているこ
とを特徴とする吊天井用表装材であるので一工程で表面
層(レザーシート)ワイヤー及び基布を一体化できるの
で自動車の天井内面に取付けるためのワイヤーを一本ず
つ挿通することなく、しかも連続して原反状に製造する
こともできるので量産に適し、従来のようにわざわざ別
工程をもって複数のシート状物を積層してレザーシート
の原反を造る工程を要さない。
それだけコスト安となり、基布に断熱材を使用するとき
は別の断熱材も必要がないものであり、しかも形成され
たワイヤーを挿通した表装材は取付は製作作業も簡単で
強固であり、自動車の屋根の内側に装着したときも、し
わがよらず、引きつりもなく美麗なルーフライニング用
材料を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図の本願の実施例を示す製造工程の斜視
図、第3図は自動車の屋根部分の断面図である。 5・・・・・・表面層、6・・・・・・基布、7・・・
・・・ワイヤー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天然又は合成樹脂材料からなるシート状物の表面層5と
    、表面層5に重合される天然又は合成樹脂よりなる基布
    6と、表面層5と基布6の間に適宜間隔を以って配列さ
    れたワイヤー7とからなり、ワイヤー7以外のはゾ全域
    において表面層5と基布6とを加熱溶着又は接着剤によ
    り接着して積層一体化されていることを特徴とする吊天
    井用表装材。
JP11993178U 1978-09-01 1978-09-01 吊り天井用表装材 Expired JPS5826216Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11993178U JPS5826216Y2 (ja) 1978-09-01 1978-09-01 吊り天井用表装材

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JP11993178U JPS5826216Y2 (ja) 1978-09-01 1978-09-01 吊り天井用表装材

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Publication Number Publication Date
JPS5536043U JPS5536043U (ja) 1980-03-07
JPS5826216Y2 true JPS5826216Y2 (ja) 1983-06-06

Family

ID=29075657

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JP11993178U Expired JPS5826216Y2 (ja) 1978-09-01 1978-09-01 吊り天井用表装材

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JPS5536043U (ja) 1980-03-07

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