JPS5826087Y2 - 携帯用電気かんなと定置スタンドの固定装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、携帯用電気かんなと定置スタンドの固定装置
に関するものである。

従来、携帯用電気かんなをかんな用定置スタンドに固定
する装置と、電気かんなに取付けられる切削位置調整用
ガイドを電気かんなに固定する装置は、それぞれ独立し
た方法によっていた。

したがって２つの固定装置が必要であシ、部品数が増し
、高価格となっていたものである。

本考案の目的は、上記したような従来技術による欠点を
改善し、一つの固定装置で、電気かんな本体をスタンド
に固定すると共に、切削位置調整用ガイドをも固定しよ
うとするものである。

以下本考案を実施例によって説明する。

第１図、第２図は、定置スタンド１に携帯用電気かんな
本体５を取り付けた状態を表わしている。

かんな本体５は、ガイド２を固定するためのガイド用穴
６を有し、この八６にガイド２を貫通させ、固定ボルト
３でかんな本体５のネジ穴８に螺合しその先端でガイド
２を締め付けて固定する構造となっている。

ガイド２をガイド用穴６に貫通させたかんな本体５を逆
さにして、スタンド１上に置き、固定ボルト３を、スタ
ンド１の固定穴７を通して、電気かんなに嵌合させ、ネ
ジ締めすることによってガイド６を固定することができ
る。

一方＼かんな本体５をスタンド１に固定するために、固
定ナツト４をあらかじめボルト３にネジ込んでむき、こ
のナツト４を締めつければ固定片９がかんな本体５の前
面に圧接され、かんな本体５はスタンド１に固定される
。

前記穴Ｉは、スタンド１に突設した固定片９に設けられ
、この穴７はボルト３と同心位置にある。

固定片９はかんな本体５の前面に配設されている。

本考案によれば、ガイド固定用のボルトを利用して固定
装置を構成するものであるから、かんな本体の固定装置
が簡単に構成でき、同装置を安く製作できる効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案による固定装置の一実施例を示す側面
図、第２図は第１図の要部拡大図、第３図は同正面図で
ある。 図において、１は定置スタンド、２は電気かんな用ガイ
ド、３は固定ボルト、４は固定ナツト、５は電気かんな
本体、６はガイド用穴、Ｔは固定穴、８はネジ穴、９は
固定片である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. スタンドに携帯用電気かんな本体を倒立して支持固定し
   、定置型かんな盤とするものにむいて、前記スタンドに
   、前記かんな本体にガイドを固定する固定ボルトが挿入
   可能な固定穴を有する固定片を前記かんな本体の前面に
   位置して突設し、前記固定穴は前記固定ボルトとほぼ同
   心位置に配設し、前記固定ボルトに固定ナツトを螺合し
   、前記固定ナツトの締めつけによりかんな本体をスタン
   ドに固定するようにしたことを特徴とする固定装置。