JPS5825824Y2 - 粒状チヨコレ−ト類の製造装置 - Google Patents

粒状チヨコレ−ト類の製造装置

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JPS5825824Y2
JPS5825824Y2 JP18156379U JP18156379U JPS5825824Y2 JP S5825824 Y2 JPS5825824 Y2 JP S5825824Y2 JP 18156379 U JP18156379 U JP 18156379U JP 18156379 U JP18156379 U JP 18156379U JP S5825824 Y2 JPS5825824 Y2 JP S5825824Y2
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JP
Japan
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tank
cold water
chocolate
cooling separation
cooling
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JP18156379U
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JPS56100192U (ja
Inventor
脩正 小森
Original Assignee
大東食品機械株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はアイスクリーム、アイスシャーベット等の凍結
菓子(冷菓)に混入させる粒状チョコレート類の製造装
置に関する。
アイスクリーム等の冷菓として、その味及び外観に変化
をつけて新鮮味を出すために、冷菓中に直径2mm前後
の小球状つまり粒状チョコレート類を混在させたものを
提供しようとしたのであるが、この場合の粒状チョコレ
ート類は比較的軟らかく常温におくと融けて形が崩れる
程度のものが好ましいものである。
なぜなら、例えばアイスクリームに混在せる粒状チョコ
レート類が硬くて常温でも融は難いものであると、これ
を食したときアイスクリームは融は易いのでチョコレー
ト類か口中に残ってしまうことがある。
本考案は、上記に鑑みて、常温で融けるような比較的軟
らかい1〜3mm、主として2mm前後の粒状チョコレ
ート類を、容易かつ確実に能率よく製造すべく考案した
ものである。
次に本考案の実施例を図面に基いて説明する。
1は上部が開口した冷水タンクであって内部に冷却装置
を備え、1〜2℃程度の冷水を作ることができるように
なっている。
図の場合、冷却装置として、タンク内に冷却コイル2を
装備してられに冷媒を通すようにしている。
3および4は冷媒の入口および出口のバルブを示す。
冷水を1〜2℃程度に維持できれば他の冷却方式の装置
にて実施できる。
5は冷水タンク1の排水口バルブである。
6は冷水タンク1に接続した冷水ポンプであり、冷水に
後述する冷却分離槽へと給送できるよう設けられている
7は冷却前の流動状チョコレート類の貯留タンク、ホッ
パー等の供給部分(図示せず)に接続された給送用ポン
プ、8は前記ポンプ7に接続されかつ先端吐出口8aが
冷却タンク1上方の最上部に位置するよう配管された給
送管であり、前記流動状チョコレート類を後述する通し
槽へと供給できるように設けられている。
10は冷水タンク1上方の最上部位置において前記給送
管8から吐出される流動状チョコレート類を受容するよ
う設けられた通し槽であり、この通し槽10はその底部
に直径1〜3mm主として2mm前後の多数の透孔11
を有し、各透孔11より流動状チョコレート類を条状に
連続的に滴下できるよう構成されている。
流動状チョコレート類が通し槽10から浴出しないよう
に全透孔11による滴下量に応じてポンプ7の吐出量が
調整される。
12は冷水タンク1上方における前記通し槽10の下方
位置に設けた冷却分離槽であり、冷水タンク1から冷水
ポンプ6により給送される冷水を容れ、前記通し槽10
から滴下して冷水中に入る条状チョコレート類aを冷却
して粒状に分離すべく設けており、13は冷水の給送管
を示す。
前記冷却分離槽12は底部12aが一所に向って傾斜し
た逆円錐、角錐等の逆錐形をなし、その頂部である最低
部に流出口14を有し、冷却分離作用により粒状化する
チョコレート類を冷水とともに排出できるようになって
いる。
そしてこの冷却分離槽12には常に略一定量の冷水を貯
留できるよう、給送管13からの冷水吐出量が前記流出
口14からの排出量よりも多くなるよう設定されるとと
もに、冷却分離槽12の上部所要個所にオーバーフロー
用の溢流口15が切欠形成され、余剰水を溢流口15に
連接された樋16を介して冷水タンク1へ回収すべく設
けられている。
特にこのオーバーフローと同時に冷却分離されて浮遊す
る不良のチョコレート類をも回収できるよう、樋16の
吐出口下方にネット底の容器17が設置されている。
冷却分離槽12が第4図のように上方よりみて円形をな
す場合、給送管13からの冷水吐出口13aを側部に沿
って斜めに位置させ、その吐出により冷水を回動させる
ようにし、この回動水流に対向する位置に溢流口15を
設けて、浮遊チョコレート類の回収能率を良くすること
が望ましい。
また冷却分離槽12が第5図のように上方よりみて角形
をなす場合には、−組の相対向側部の一方に給送管13
の吐出口13aを設けるとともに他方に溢流口15を設
けて実施することができる。
なお、上記冷水の給送管13その他の給送経路途中には
熱交換方式、殺菌塔等による殺菌手段18を設けておく
19は流量調整コックを示す。
20は上記冷却分離槽12の下方位置に装備した細かい
目(0,5〜l、Qmm)のネ゛ントコンベヤーで゛あ
り、冷却分離作用により粒状化して冷却分離槽12の流
出口14から冷水とともに排出される粒状チョコレート
類を乗載移送でき、冷水タンク1上方より送出できるよ
うに設けられている。
21はネットコンベヤーの回動軸、22は軸受を示す。
23は冷水タンク1上方におけるネットコンベヤー20
の送出側に設けたエアー吹付は手段であり、ネットコン
ベヤー20の水切りを良くしている。
なお、ネットコンベヤー20にて送出される粒状チョコ
レート類は一旦回収してもよいが、図示する実施例の場
合、本案製造装置に隣接してアイスクリーム等の冷菓用
ミキサータンク30を装備し、ネットコンベヤー20か
ら直接ミキサータンク30内へ落し込んで冷菓に混入さ
せるように設けている。
粒状チョコレート類は比較的軟らかいので図示の実施例
のようにするのが望ましい。
31はタンク攪拌モーターを示す。
何れにしても図示していないが、ネットコンベヤー20
の送出側端部からの粒状チョコレート類の落脱を行ない
易くするための振動手段を設けることがある。
また上記した実施例においては、通し槽10と冷却分離
槽12とは何れも冷水タンク1上の平行な横フレーム2
4.24上に立設した支柱25.25にて上下動可能に
支持され、通し槽10と冷却分離槽12との間隔および
冷却分離槽12とネットコンベヤー20との間隔がチョ
コレート類の粘性等に応じて任意に調整できるようにな
っている。
本考案は上記のように構成されており、この製造装置に
よる粒状チョコレート類の製造時の作用を説明すると、
ポンプ7等により給送されて通し槽10内に供給される
固化前の流動状チョコレート類はこの通し槽10の底部
に有する多数の透孔11から直径2mm前後の条状とな
って連続的に徐々に滴下し、通し槽10下方の冷却分離
槽12に入る。
冷却分離槽12には冷水タンク1からポンプ手段等によ
り1〜2°の冷水が給送されているため、前記通し槽1
0から滴下する条状チョコレート類は冷水中に浸漬し急
激に冷却される。
チョコレート類は成分上水と相溶性の劣る油性分を含有
しているために、前記のごとく急冷されると条状であっ
たものが千切れて細かく分離するとともに、分離したも
のが丸く小球状に収縮して固化し粒状となる。
こうして粒状化したチョコレート類はそのまま沈降する
とともに傾斜した底部12 aに沿って流れ、最低部の
流出口14から冷水とともに排出される。
下方にはネットコンベヤー20が設けられているために
、冷水とともに排出された粒状チョコレート類はネット
コンベヤー20に乗載して冷水タンク1上方から送出さ
れ、適宜回収されるかまたは図示する実施例のごとく直
接ミキサータンクに送り込まれてアイスフクリーム等の
冷菓に混入される。
他方、冷水はネットコンベヤー20を通過してその下方
の冷水タンク1へ帰還する。
従って冷水は循環使用される。
以上のように本考案は、チョコレート類が水とは相溶性
のない油性分を含有している点を利用して、末だ固化せ
ざる流動状チョコレート類を、最上部位置の通し槽から
多数の条状にして連続的に滴下させてその下方の冷却分
離槽の冷水中に浸漬冷却することにより収縮分離させ粒
状化せしめるようなしたものであり、直径2mm前後の
細かな小球状粒状チョコレート類を容易かつ確実に連続
的に能率よく生産できる。
しかも冷却分離槽は底部が傾斜してその最低部に流出口
を有しているので、粒状化したチョコレート類は冷却分
離槽内にとどまることなく前記流出口から冷水とともに
自動的に何等不都合なく連続的に排出できる。
その上冷却分離槽の下方にネットコンベヤーを備えてい
るので、前記排出される粒状チョコレート類を水切りし
た状態で取出すことができ、そのままアイスクリーム等
の冷菓との混合に供することができる。
殊に本考案においては、チョコレート類の冷却分離に使
用する冷水を最下部の冷水タンクから循環給送するもの
であるから、水使用量が少なくて済み、またその給送経
路途中に殺菌手段を装備することも容易であり、この場
合、冷水タンク内に条状チョコレート類を滴下浸漬させ
るのと違い、常に殺菌した冷水を使用でき、食品である
この種チョコレート類の製造により好適となる。
また本考案は流動状チョコレート類を冷水によって粒状
に固化させるものであるから、これによって得られる粒
状チョコレート類は硬すぎず常温におくと融ける一程度
の比較的軟らかいものとなり、アイスクリーム等に混在
させるのに非常に好適なものとなる。
従って本考案はアイスクリーム、アイスシャーベット等
の冷菓に混入させる直径2mm前後の比較的軟らかい粒
状チョコレート類を、容易かつ確実に能率よく製造でき
、大量生産も可能で、この種の産業上貢献すること大な
る考案である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであり、第1図は一部縦
断正面図、第2図は同平面図、第3図は同側面図、第4
図は冷却分離槽部分の平面図、第5図は別な実施例を示
す冷却分離槽部分の平面図である。 1・・・・・・冷水タンク、10・・・・・・通し槽、
11・・・・・・透孔、12・・・・・・冷却分離槽、
12 a・・・・・・底部、14・・・・・・流出口、
20・・・・・・ネットコンベヤー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.冷水タンク上方の最上部位置には適宜供給される流
    動状チョコレート類を受容しかつ前記チョコレート類を
    条状に滴下できる多数の透孔を底部に有した通し槽を備
    え、前記通し槽の下方位置には冷水タンクからポンプ手
    段等により給送される冷水を容れ通し槽から滴下する条
    状チョコレート類を冷却分離すべく設けた冷却分離槽を
    備え、この冷却分離槽は傾斜した底部の最低部に流出口
    を有し、また冷却タンク上方における前記冷却分離槽の
    下方位置には冷却分離作用により粒状化して前記流出口
    から冷水とともに排出されるチョコレート類を乗載移送
    できるネットコンベヤーを備え、該コンベヤーを通過す
    る冷水を冷水タンクへ帰還させるように構成したことを
    特徴とする粒状チョコレート類の製造装置。 2、冷却分離槽は、上部所要個所にオーバーフロー用の
    溢流口を有し、浮遊するチョコレート類を余剰水ととも
    に回収すべく設けてなる実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の粒状チョコレート類の製造装置。 3、冷却分離槽への冷水給送経路途中に殺菌手段を備え
    てなる実用新案登録請求の範囲第1項または第2項記載
    の粒状チョコレート類の製造装置。
JP18156379U 1979-12-29 1979-12-29 粒状チヨコレ−ト類の製造装置 Expired JPS5825824Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS56100192U JPS56100192U (ja) 1981-08-07
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