JPS5825783B2 - 回転式染色機を用いてしごき捺染と同様の操作を行なう方法及びその装置 - Google Patents

回転式染色機を用いてしごき捺染と同様の操作を行なう方法及びその装置

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JPS5825783B2
JPS5825783B2 JP54032667A JP3266779A JPS5825783B2 JP S5825783 B2 JPS5825783 B2 JP S5825783B2 JP 54032667 A JP54032667 A JP 54032667A JP 3266779 A JP3266779 A JP 3266779A JP S5825783 B2 JPS5825783 B2 JP S5825783B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は織布或いは編地等に回転式捺染機を用いてしご
き捺染と同様の操作を能率よく適確に実施する方法とそ
の装置に関するものである。
従来、強撚糸を用いた織物、絹、ポリエステル繊維によ
る織物等で、防染抜染などを行なってこれに無地染を併
用する「しごき染」はその殆んどが手加工により行なわ
れてむり、作業性が悪く、従って概ね表柄に対して裏面
は無地に仕上がるのを常としてかり、裏面柄を染め出す
ことは特異なものとして充分普及するに到ってない。
そして手作業による染色には伝統的な技術が用いられ、
当然これに伴なう作業者の熟練度が要求されることにな
り、作業性のみならず加工費も嵩むことになる。
また昨今ジョーゼットの如き薄手の生地では防抜染と無
地捺染とを併用して表裏両面に同一柄の染色を施したも
のが要求され、一部で実施されているが、これを機械的
に実施するには未だ充分でなく、染め上りもかんばしく
ない。
本発明は強撚糸を用いた織物、編地、絹やポリエステル
繊維製生地等の比較的染色性のよくない条件の生地であ
っても予め防染抜染いずれか、または防抜染処理を施こ
しておいてから、これを回転体の表面に沿わせて移動さ
せつつ無数の凹凸を表面に備えたロールに染料液を液溜
めから回転掻き上げ体により掻上げて該ロール凹部に保
持すると共に当接部とロールとの間に溜め込んだ染料液
を積極的に布表面から内部に加圧塗着し、次いで加圧ロ
ーラにより付着液の浸透加圧を行ない、しかる後搬送支
持帯に載せて無緊張状態のもとに輻射加熱にて自然通風
状態で予備乾燥させ、次いで緩やかに伝導加熱して染料
の発色を阻止しつつ乾燥させるようにしたことにある。
渣た本発明にては回転体への給布部下方から布送り出し
部1での間に積極的に染料液を被処理布に対して塗布す
る機構と、塗布後の染料液を布裏面捷で浸透させるため
取扱い生地に対応した加圧手段とを配し、回転体の戻り
工程にむいては表面洗滌を行なって給布位置では清浄な
状態で被処理布を受入れることができるようにしたので
ある。
更に本発明にては染料液として被処理布の前工程で捺染
された防染若しくは抜染剤、捷たは防抜染剤のいずれか
に対応したものを使用することで、効果的に被処理布の
表裏両面に染着するようにしたのである。
筐た更に、被処理布の乾燥工程では先づ自然通風状態の
もとて赤外線ヒータの如き輻射熱放射型の熱源を適宜間
隔で釦いた状態の部分を通し、予備乾燥させ、しかる後
シリンダー乾燥機にち−いて加熱温度を高めない状態の
もとて順次乾燥させ、染料の発色が起らないようにした
のである。
而して本発明にては上記の方法を実施するについて、中
央部に回転ドラムを有し、このドラムの周囲には上部に
水洗機構を、後部位置に給布ロールを、そして下部位置
から前部1での間に染料液塗布機構と、付着染料液の浸
透圧を付与するための加圧手段を、それぞれ配設し、染
料塗布機構としては表面に無数の凹凸を備えた染着ロー
ルを常時ドラムに押当てて対設すると共に、その背後に
染料液溜めから前記ロールに染料液を掻き上げて積極的
に供給する掻き上げロールを付帯せしめたものとなし、
該染料液塗布機構で付着させた液をそのあと位置で加圧
ロール等によって裏面1で充分浸透するよう加圧するよ
うになし、染色工程を終えた布は循環する搬送支持帯に
載せて無緊張状態で乾燥工程に移送するようになし、該
乾燥工程は開放型にして被処理布の移送面に対向して輻
射放熱器を配した予備乾燥部と、該予備乾燥部に連接し
て搬送芝持帯から分離した被処理布を比較的低い温度で
乾燥せしめるシリンダ乾燥部とからなる装置を採用する
ものである。
以下本発明を実施例図について詳述すれば次の通りであ
る。
第1図及び第2図において適宜間隔で配置した一対のフ
レーム1,1に両端軸部を受支せしめて側フレーム間中
央にゴム質の材料にて周面を形成した回転ドラム2を設
け、該ドラム2の周囲には頂部よりやや後側に位置した
部分に水洗機構10を配設し、該水洗機構10の下部位
置には給布ロール3を、また下部からやや前方軟量には
染料液塗布機構20を、更に前部には加圧手段4をそれ
ぞれ配設し、各部のロールはその軸端に取付けた歯車を
前記ドラムの軸端に付設せる歯車5と噛合せしめて同調
回転するよう駆動装置6に繋がれて染色部Aを構成する
而して該染色部Aの水洗機構10は第4図に示す如く給
水配管に繋がれて下向き散水小孔を多数穿設されドラム
2周面に平行して配された散水管11と、そのやや後寄
り位置でドラム20回転方向に対して逆回転するような
されてフレームに軸受支せる刷毛ロール12と、該刷毛
ロール12から適宜距離隔て常時ドラム周面に当接する
ように配設されたゴム質の水切ロール13とからなり、
ドラム面に付着した染料を適量の水を使用して刷毛ロー
ル12の回転擦過により水洗し、水切りロール13にて
洗滌水の下部移行を阻止するようになされている。
染料液塗布機構20は第3図に示す如く両フレーム1に
スライド軸受を介して常時ドラム2周面に押当てられる
ようなされた金属又は硬質合成樹脂製で周面に無数の比
較的深い交叉刻み溝21′を有する染着ロール21を設
け、該染着ロール21の隣接斜下部位置にブラシロール
22を配し、このブラシロール22の下部を染料液溜め
23内染料液Sに浸して回転するようになし、該ブラシ
ロール22の回転によって染着ロール21とドラム2と
の接触部上側に染料液Sが溜り勝手になるよう液を掻き
上げる構成となす。
そして加圧手段4としては前記塗布機構20から染色機
前部にいたる間に取扱う生地に応じて1又は複数の加圧
ロールが配されるのであり、薄手の生地を取扱う場合に
はゴム質の加圧ロール25をドラム2面に押付けるよう
にして回転支持し、このロール25にて加圧し先の染着
ロール21により付着された染料液を被処理布Cの裏面
捷で斑なく浸透するようになす。
なむ、前記染料液塗布機構20の各部はフレームに直接
又は間接的に取付けて、周知手段により必要に応じて調
節可能なようになされている。
斯かる染色部Aの上部から後方には適宜高さで型鋼等に
より機枠30を枠組立設し、との機枠30の該染色部上
方位置のドラム31から後方に位置するシリンダ乾燥機
50の最上部ドラム51′1での間には適宜緊張状態を
保って無端状にアンダークロス32を巻掛けて、その上
側部分は水平状態となるよう適宜ピッチで複数のガイド
ロール33により受支し、下側部分は途中にコンペンセ
−ターロール34を配して緊張させ、かつガイドロール
35により案内支持せしめ、このアンダークロス32に
染色部Aから送り出される被処理布Cを乾燥工程に送る
のであり、該乾燥工程Bとしては機枠30の頂部に設け
た予備乾燥機構40と前記したシリンダ乾燥機50にて
なる所謂仕上乾燥部との二段階にて構成される。
而して予備乾燥機構40は機枠30頂部に前後各2本の
竪ねじ軸41を回動可能に立設して、この竪ねじ軸41
により長方形の取付盤42を水平に支持し、この取付盤
42下面には適宜間隔にて例えば赤外線ガス放熱器のよ
うな輻射型放熱器43を下向きに多数配設してなり、周
囲は開放して自然通風型に形成したものであり、取付盤
42周側の適所に設けた電動機44により前記各竪ねじ
軸41を一斉に回動して移動するアンダークロス32上
の被処理布Cと放熱器43との間隔を調節自在にしたの
である。
そしてシリンダ乾燥機50にち・いては、周知の構造で
前後2列に等速回転する蒸気加熱ドラム51を多数本配
夕1ルたもので、その各ドラム51の周面には例えば四
弗化エチレン樹脂(商品名テフロン)等耐熱性を有する
樹脂製のフィルム52を巻付け、加熱ドラム51の表面
温度が先の予備乾燥機構40にての残留水分を飛ばせ得
る程度の加熱温度を徐々に付加できるよう低めに伝達す
る構成としたのである。
なお、本発明方法を実施するための装置に対する被処理
布の供給は、機枠30中央部から適度な緊張力が付加さ
れるよう多数のガイドロール36、テンションロール3
7等を経て染色部Aに送り適寸れるのであり、シリンダ
乾燥機50により乾燥を終えた布は機枠30後端の振落
し38により運搬台車等の受台60上に折畳んで整理さ
れつつ送り出される。
次に上記の実施例装置により染色の動作を説明すれば、
給付部りからガイドロール群及びテンションロール37
を経て給布ロール3により回転するドラム2面に送り込
捷れる被処理布Cには、予め別途捺染工程で所要の図柄
に応じた防抜染等の処理が施こされてあり、これに対し
て染色部Aで使用する染料液には前工程に3いて処理さ
れた防抜染等使用色糊に対応する染料、助剤及び糊料を
水に溶かした染料液を使用するのであり、染料、助剤と
しては被処理布の材質等に応じて公知のものを使用する
斯かる染料液は染料液塗布機構20の液溜め23に入れ
、全装置を起動すれば、給布ロール3から回転ドラム2
面に沿って送られた被処理布Cには、染料液が先づ染料
液塗布機構20に釦いて、回転するブラシロール22に
より染着ロール21の上表面とドラム2との間に向は掻
き上げるようにして染料液を該染着ロール21の全幅に
充分保持付着させ、この常時ドラム側に回動当接するロ
ール表面の交叉刻み溝21′を介して保持せしめた染料
液を被処理布Cに押圧しつつ付着させ充分に染料液を浸
透させるよう塗付する。
この部分では上記したようにドラム面に沿って送られる
布Cに対し全幅で刻み溝21′を介し、かつ常時第3図
示のように液がドラム2と染着ロール21との当接によ
って生ずるドラム側上部空間部アに染料液が溜り勝手と
なる程の供給を受けるようブラシロール22によって掻
上げるので染着ロール21のドラム面に対する加圧力で
の染料液浸透と、それ1での部分での自由浸透とで多く
染料液を付着させることができる。
そして染料液塗付機構20を通過後は加圧手段4の加圧
ロール25にて加圧され、該ロール25によって前工程
で布に含有せしめられた染料液を絞るようにして繊維内
部を通じて布のドラム面側、即ち裏面に捷で浸透せしめ
るのであり、この部分で生じた余剰液は予め該加圧ロー
ル部に設けた液受皿から適当な液受槽に戻されるのであ
り、染着された被処理布Cは染色部のドラム2面から離
れ、上方に送り出される。
斯してく1なく表裏全面に染料液を塗布された被処理布
Cは、機枠30の上部に配されて循環しているアンダー
クロス32上に移され、該アンダークロス32上に乗っ
て予備乾燥機構40内を移動し、この機構部にち・いて
は前記したように移動する布Cに対向して設けられた放
熱器43からの輻射熱により、周囲全面開放で自然通風
状態のもとをアンダークロス32上にて無緊張状態に受
支され移動する被処理布Cを熱して染色時の主な水分を
蒸散せしめ、しかる後シリンダ乾燥機50に移行させ、
複数本の蒸気加熱ドラム51を巡ぐらせてその出口に到
る1での間に徐々に付着残留水分を比較的低い温度で熱
して乾燥させるのである。
なむこのシリンダ乾燥機50の最上部ドラム51′をす
ぎる壕ではアンダークロス32と共に被処理布Cは移行
するのであり、二段目ドラム51以下ではその周面に巻
付けられた熱伝導度の低い合成樹脂フィルム52層で伝
導熱量を押えてドラムに直接巻掛けられて移動する被処
理布に染着された染料が発色しない状態に保って水分の
みを蒸散させるのである。
このようにして乾燥された被処理布Cはガイドロール5
4,54を経て振落し38により予め準備された受台6
0上に振出されて折畳寸れ、次の蒸熱仕上げ工程に運ば
れるようにし、以後は周知の蒸熱工程にかけてここで染
料の定着発色処理が行なわれる。
一方染色済布が分離された後のドラム2表面は。
当然のことながら染料液の一部が付着しているので、こ
の部分が頂部から後方へ移行して給付位置に到る迄の間
に水洗機構10の散水管11からドラム面に水を散布し
、次いで回転する刷毛ロール12によって染料液の付着
を洗い、しかる後水切りロール13によって洗滌水がド
ラム面に付着したit移行するのを断って清浄な表面に
した後給布ロール位置に移行せしめるのであり、洗滌処
理水は水切りロール13の両側から適宜手段によって機
械下側部に設けた排水溝に導き排水する。
勿論洗滌刷毛ロールの上部から水切りロール上部にかけ
て洗滌水の飛散防止カバーを付し、給布部分に水が飛散
するのを予防することが好ましい。
またこの水洗処理工程に関しては上記したような1組の
刷毛ロールにて処理が充分でない場合、例えば作業速度
が高められるような場合には2本以上適宜間隔で配設し
たり、或いは1次洗滌水散布管と刷毛ロール、2次洗滌
水散布管と刷毛ロール、と謂う具合に複数組配設するよ
うに構成すれば効果的である。
更に染料液塗布機構の後工程と付設されている加圧手段
4としては、取扱う生地により前記実施例のほか、例え
ば厚手生地、染着性の良好でない場合、或いは構成の形
態などによって別途方式が採用できるのであり、その具
体例を示せば、第6図に示すものは前段にゴム質材製の
軟質加圧ロール25′を回転ドラム2に対して押圧状態
で配設し、後段として該ロールから適宜離れた位置に金
属製の加圧ロール26を回転ドラム2に対して押圧状態
で配設し、該加圧ロール26にはクリーニング用ドクタ
26′を付して加圧時に付着したロール表面の染料液を
掻き取って常時清浄な面で被処理布Cに浸透圧を付加し
、仕上げ染着を行なわせしめるようになし、両加圧ロー
ル25’、26にで斑なく全幅に染着させる方式であり
、各ロール25′。
26の下側には液受皿29,29を配設して液溜め槽に
受液を戻すようにしである。
また別例の第7図に示すものは前記具体例の軟質加圧ロ
ールの代りにクリーニングドクタ27′を備えた金属製
加圧ロール27を前段に配設し、この前段で被処理布C
に付着した余剰液を加圧して絞ると共に浸透圧を一次的
に付加し、この際該加圧ロール27に付着した液をドク
タ27′によって掻き取った後新たな布面に当接するよ
うにし、先に捺染済みの鋳抜、又は防染、或いは防抜染
糊による染色部等が損じないように配慮したものであり
、斯くして一次加圧を加えた後再びクリーニングドクタ
28′により常時清浄面で布面に加圧力を与えるように
配した加圧ロール28にて二次加圧し、布の裏面寸で充
分染料液が浸透するよう浸透圧を付加し、仕上げるよう
にしたのであり、前記同様各ロール27.28の下側に
は液受皿29’、29’を配設して液溜め槽に受液を戻
すようにしである。
なおこれらの加圧ロール数は必要に応じて上記具体fl
lLN上に多く配列することも任意なし得る。
捷た予備乾燥機構40は被処理布の条件に応じ、電動機
44を駆動して各ねじ軸41を一斉に回動させることに
より被処理布通過位置に対し放熱器43を遠近任意に移
動させて蒸散の程度を加減することができ、シリンダ乾
燥機50においてはドラム周面に伝熱量を押える層を形
成したことで飽和蒸気を使用してドラム内にドレンを溜
めることなく効果的に目的を達成できる。
叙上の如く本発明によれば、従来特殊技能を有する作業
者により実施され、かつこれを機械化しようとすれば種
々の問題点が生じていた鋳抜染併用のしごき染の技法を
、機械捺染の技術を巧みに利用して自動的に、かつ合理
的に実施することが可能となり、殊に染着性の良くない
繊維を用いた布帛や厚手の生地に対しても無理な〈実施
できることになり、従って生地幅の如何にかかわらず、
捷た染柄の選択により表裏両面が使用できる織物、編地
が容易に得られる優れた発明であると謂える。
なあ−1本発明は上記の実施例のみに限定されることな
く、本発明の技術的範囲内にち・いて任意変更できるこ
とは謂う1でもなく、このような変更は本件に属するも
のである。
また、第1図において染色部Aから機枠30上部に設け
たアンデクロス32循環部に到る間に図示した吊下げ型
の乾燥機構B′は、例えば厚手生地のように予備乾燥に
多くの熱量を必要とする場合、開放箱形に枠組した枠体
46の内側前後両面に多数の輻射型の放熱器43′を取
付けてなるものでトロリーレール47に吊設され移動可
能なものにしてこれを使用し、薄手の生地或いは不要の
場合にはトロリーレール47に沿わせて他の場所に移し
てむけばよい。
塘た染料液塗布機構20の染料液掻き上げ用回転体とし
てはブラシロールのほか、周面に多数の羽根板を適宜放
射状に取付けたようなもの、或いはこれに類するような
ものを採用してもよい。
更に染着後の被処理布を搬送する手段としてはアンダー
クロスのほか、スラットコンベヤ、ネットコンベヤのよ
うなもので加熱時の熱を直ちに被処理布に伝導しないよ
うな性質の材料で形成したものであれば循環支持帯とし
て使用できることは謂う1でもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明染色方法の実施態様を示す実施例装置の
概要図、第2図は第1図で示した装置の測面図、第3図
は染料液塗布機構の拡大断面図、第4図は回転ドラム水
洗機構部分の拡大断面図、第5図はシリンダ乾燥機のド
ラム要部拡大断面図、第6図及び第7図は加圧手段の要
部断面図である。 1・・・フレーム、2・・・回転ドラム、3・・・給付
ロール、4・・・加圧手段、10・・・水洗機構、11
・・・散水管、12・・・刷毛ロール、13・・・水切
りロール、20・・・染料液塗布機構、21・・・染着
ロール、22・・・ブラシロール、23・・・染料液溜
め、25,25’。 26.27,28・・・加圧ロール、26’、27’。 28′・・・ドクタ、30・・・機枠、32・・・アン
ダークロス、33,35,36,54・・・ガイドロー
ル40・・・予備乾燥機構、41・・・竪ねじ軸、42
・・・取付盤、43・・・放熱器、50・・・シリンダ
乾燥機、51.51’・・加熱ドラム、52・・・合成
樹脂フィルム層、A・・・染色部、B・・・乾燥工程、
C・・・被処理布。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 予め防染、抜染のいずれか、捷たは防抜染の処理を
    施こしである生地を、回転ドラムの表面に沿わせて移動
    しつつ、無数の凹凸を表面に備えた染着ロールにて、こ
    れに隣接する染料液掻き上げ手段により液溜めから積極
    的に染着部に染料液を供給しつつ該染着ロールにより加
    モ染着し、しかる後加圧ロールによって付着せる染料液
    を被処理布の裏面1で浸透染着せしめ、回転ドラムは戻
    り工程で表面を清浄に処理して給布位置に移行するよう
    にし、前記染着済み布を搬送支持帯に載せて無緊張で自
    然通風状態のもとにて予備乾燥し、次いで緩やかに伝導
    加熱して染料が発色しない状態で仕上げ乾燥することを
    特徴とする回転式染色機を用いてしごき捺染と同様の操
    作を行なう方法。 2 回転ドラムの表面に沿わせて送り込1れる被処理布
    に、無数の凹凸を表面に備えた染着ロールで、これに隣
    接する染料液掻き上げブラシロールにて液溜めから積極
    的に染着部に染料液を供給しつつ該染着ロールにより加
    圧染着し、しかる後先づ軟質の加圧ロールにて布面付着
    液を加圧浸透せしめ、次いで表面を清浄にされる加圧ロ
    ールにて仕上加圧を行ない被処理布の裏面1で浸透染着
    せしめる特許請求の範囲第1項記載の回転式染色機を用
    いてしごき捺染と同様の操作を行なう方法。 3 回転ドラムの表面に沿わせて送り込1れる被処理布
    に、無数の凹凸を表面に備えた染着ロールで、これに隣
    接する染料液掻き上げブラシロールにて液溜めから積極
    的に染着部に染料液を供給しつつ該染着ロールにより加
    圧染着し、しかる後クリーニングドクターを付帯せしめ
    た加圧ロールにて1又は複数個所で被処理布を加圧し、
    その裏面1で付着液を浸透染着せしめる特許請求の範囲
    第1項記載の回転式染色機を用いてしごき捺染と同様の
    操作を行なう方法。 4 染着済み布を搬送支持帯に載せて予備乾燥工程を移
    行する際、自然通風状態のもとて輻射放熱型の熱源と対
    向した状態で移動させる特許請求の範囲第1項記載の回
    転式染色機を用いてしごき捺染と同様の操作を行なう方
    法。 5 予備乾燥工程から送り出された被処理布は加熱温度
    を高めない状態にしたドラムシリンダ乾燥機にかけて徐
    々に残留水分を蒸散させ乾燥させる特許請求の範囲第1
    項記載の回転式染色機を用いてしごき捺染と同様の操作
    を行なう方法。 6 一対の機体フレームに軸受支して中央部に回転ドラ
    ムを設け、この周囲には、上部に該ドラム表面の水洗機
    構を、後部位置には給布ロールを、そして下部位置から
    前部1での間には表面に無数の凹凸を備えた染着ロール
    を前記回転ドラムに押当て、その背後から回転掻き上げ
    体にて液溜めの染料液を掻き上げて該染着ロール当接部
    に染料液を供給するようにした染料液塗布機構、及びそ
    の布送り出し側に染液浸透圧を付与する−又は複数の加
    圧手段とを、それぞれ配設してなる染色部と、緊張状態
    で循環する支持帯に前記染色部から送り出された被処理
    布を無緊張状態で横行搬送する手段と、該搬送手段上の
    被処理布に対向して適宜区間に多数の輻射型放熱器を開
    放状態で配した予備乾燥部と、前記搬送手段の後部に連
    接して支持帯から分離した被処理布を緩やかに乾燥し得
    るよう周面に熱伝導度の低い層を形成した加熱ドラムを
    多数配してなるシリンダ乾燥機と、により構成したこと
    を特徴とする回転式染色機を用いてしごき捺染と同様の
    操作を行なう装置。 7 染料液塗布機構の染着ロールに隣接して染料液を掻
    き上げる回転体として、ブラシロールを使用してなる特
    許請求の範囲第6項記載の回転式染色機を用いてしごき
    捺染と同様の操作を行なう装置。 8 染料液塗布機構の染着ロールに対する掻き上げ体と
    して、羽根状のものを周面に多数備えた回転ロールを使
    用してなる特許請求の範囲第6項記載の回転式染色機を
    用いてしごき捺染と同様の操作を行なう装置。 9 染色部における染料液塗布機構の次に設けられる加
    圧手段として、ゴム質又は金属製の加圧ロールを回転ド
    ラムに押圧状態で配設してなる特許請求の範囲第6項記
    載の回転式染色機を用いてしごき捺染と同様の操作を行
    なう装置。 10染色部にも−ける染料液塗布機構の次に設けられる
    加圧手段として、ゴム質の加圧ロールとクリニングドク
    タを併設した金属製加圧ロールとを適宜間隔をむいて回
    転ドラムに対し押圧状態で配設してなる特許請求の範囲
    第6項記載の回転式染色機を用いてしごき捺染と同様の
    操作を行なう装置。 11 染色部における染料液塗布機構の次に設けられ
    る加圧手段として、クリーニングドクタを併設した金属
    製加圧ロールを1又は複数回転ドラムに押圧状態で配設
    してなる特許請求の範囲第6項記載の回転式染色機を用
    いてしごき捺染と同様の操作を行なう装置。 12予備乾燥部は、適宜高さに枠組された機枠の頂部に
    前部から後部に向は横行するよう張架された搬送手段に
    対向して、適宜区間に輻射型の放熱器を下向きに多数配
    設した取付盤を水平状態で上下に移動調節可能なよう支
    持してなる特許請求の範囲第6項記載の回転式染色機を
    用いてしごき捺染と同様の操作を行なう装置。 13 シリンダ乾燥機部の各ドラムの周面には耐熱性を
    有する合成樹脂等のフィルムを巻付けて表面温度を低め
    る層を形成してなる特許請求の範囲第6項記載の回転式
    染色機を用いてしごき捺染と同様の操作を行なう装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6058488U (ja) * 1983-09-29 1985-04-23 三菱自動車工業株式会社 可変型マツドガ−ド

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