JPS5825745Y2 - 車両用主電動機の緩衝装置 - Google Patents

車両用主電動機の緩衝装置

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JPS5825745Y2
JPS5825745Y2 JP10465580U JP10465580U JPS5825745Y2 JP S5825745 Y2 JPS5825745 Y2 JP S5825745Y2 JP 10465580 U JP10465580 U JP 10465580U JP 10465580 U JP10465580 U JP 10465580U JP S5825745 Y2 JPS5825745 Y2 JP S5825745Y2
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JP
Japan
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shock absorber
traction motor
stud
studs
nose
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JP10465580U
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JPS5731056U (ja
Inventor
力 萩尾
Original Assignee
東洋電機製造株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両用主電動機の緩衝装置に関するものである
従来、鉤掛式と呼ばれる車両用主電動機の支持構造には
、主電動機の固定子枠の一端を車軸にて支持し、他端を
台車に設けられた支持部と緩衝装置を介して取付は支持
されるものが多い。
第1図は従来の主電動機の不荷構造を示す側面図、第2
図は第1図のD−D線矢視の緩衝装置の取付断面図であ
る。
主電動機1の固定子枠7の一端は車輪2をもった車軸3
に、アクスルメタル(図示せず)とアクスルキャップ4
を介して取付けられており、他端はノーズ8と台車枠支
持部9との間に緩衝装置10を介して取付けられていて
、主電動機1の電気子軸端に嵌着されたピニオン6と、
車軸3に取付けられたギヤー5とがかみあって、主電動
機1に発生される動力を車輪2に伝達するように構成さ
れている。
緩衝装置10は第2図に示されるように、上板11に設
けられたネジ部13,13’にスタッド12 、12’
のネジ部を螺合した後、溶接14゜14′を施して、ス
タッド12 、12’は上板11に固定される。
また下板17に設けられたネジ部19 、19’にスタ
ッド20 、20’のネジ部を螺合した後、溶接21.
21’を施して、スタッド20゜20′は下板17に固
定される。
このように形成された上板11と、下板17との間に中
板16を挟んで、防霧ゴム15 、15’が接着されて
いる。
このように構成された緩衝装置10の取付けは、まず、
台車枠支持部9への取付けから行われる。
台車枠支持部9に設けられた取付穴に、スタッド20
、20’を挿通し、スタッド20,20’のネジ部tこ
ナツト31,31’を用いて締結して固定される。
次に、ノーズ8への取付けが行われる。ノズ8に設けら
れた取付穴を、スタッド12 、12’に挿通させなが
ら緩衝装置10の上にのせ、ノズ8の取付穴と、スタッ
ド12 、12’とが形成する隙間にブツシュ22,2
2’を挿入し、スタッド12 、12’のネジ部に座金
32.32’およびナツト33,33’を用いて締結し
て固定される。
前記のようにして緩衝装置10を介して取付けられた主
電動機1が運転されると、主電動機1の固定子枠7の受
けるトルクの反力および主電動機1の重力の加速度によ
る動荷重等の緩衝;ま、緩衝装置10により行われる。
この場合、この緩衝装置10には、第1図に示される矢
印Aのようにトルクの反力と加速度による動荷重とが上
下方向に働くため、スタンド12゜12′にはナラ1〜
33,33’による締付力による抗張力に加えて反力と
重荷重による抗張力が働くとともに、加速度による動荷
重は、矢印Bのように前後方向と、第2図に示される矢
印Cのように左右方向とに働くため、スタッド12,1
2’の付根部24,24’には、曲げモーメトと、前記
の抗張力とが働くため、ネジ部13 、13’にキレン
が生じて破壊したり、溶接14 、14’にクラックが
生じて、ネジ部13 、13’がゆるむなどの欠点があ
った。
本考案はこのような欠点を除くためになされたもので、
スタッドに働く剪断力と曲げモーメントの軽減を図り強
固な緩衝装置を提供するものである。
以下、図面に基づき本考案の詳細を説明する。第3図は
本考案の緩衝装置の一実施例でありノーズとの取付状態
を示す第2図に相当する取付断面図である。
図中、第2図と同一部分には同一符号が付しである。
本考案の緩衝装置では、緩衝ゴム15より下部の構成は
第2図に示される従来の構成と全く同一であるので説明
は省略する。
緩衝装置40には頭部26 、26’をもったスタッド
25,25’が用いられ、上板11′に設けられたスタ
ッド穴に嵌着して溶接27,27’を施して頭部26,
26’は上板11′に固定される。
また上板11′にはブツシュ29,29’の先端部28
,28’が嵌着できるノーズ取付穴と同径のザグリ穴3
0゜30′が、スタッド穴と同心に設けられている。
このように構成される緩衝装置40は次のようにして取
付けられる。
まず、台車枠支持部9への取付けは、第2図の場合と同
様に、台車枠支持部9の取付穴にスタッド20,20’
を挿通し、スタッド20,20’のネジ部にナラ1−3
1,31’を用いて締結して固定される。
次に、ノーズ8への取付けは、ノーズ8に設けられた取
付穴にスタッド25,25’に挿通させながら緩衝装置
40の上にのせ、ノーズ8の取付穴と、スタッド25,
25’とが形成する隙間にブツシュ29,29’を挿入
し、このブツシュの先端部28,28’が、上板11′
に設けられたザグリ穴30,30’に嵌着するようにし
て取付け、さらにスタッド25,25’のネジ部に座金
32,32’およびナツト33,33′を用いて締結し
て固定される。
このようにして緩衝装置40を介して取付けられた主電
動機1が運転されると、前記と同様に緩衝装置40には
、第1図に示される矢印Aのようにトルクの反力と加速
度による動荷重とが上下方向(こ働くため、スタッド2
5,25’にはナツト33.33’による締付力による
抗張力に加えて反力と動荷重による抗張力が働く。
さらに加速度による動荷重により、矢印Bのように前後
方向と第3図に示される矢印Cのように左右方向に働く
動荷重は、第2図の場合と異なり、ブツシュ29゜29
′の先端28,28’が上板11′のザグリ穴30゜3
σに嵌着されているため、このザグリ穴30゜30′で
剪断力として作用することとなり、スタッド25.25
’には前記のように抗張力のみが作用することとなる。
従ってスタッド25,25’の付根部で破壊したり、溶
接27,27’にクラックなどの発生が防止される。
なお、ブツシュ29,29’はナツト33,33’を外
せば容易に取外せるので、交換は容易に行うことができ
る。
以−ヒのように本考案による緩衝装置40は、上板11
′にザグリ穴30,30’を設け、ブツシュ29.29
’の先端部28,28’を前記ザグリ穴30.30’に
嵌着させることにより、スタッド25.25’<こかか
る曲げモーメントをなくシ、緩衝装置40の寿命を延ば
すことができ、その効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の主電動機の支持構造を示す側面図、第2
図は第1図のD−D線矢視の緩衝装置の取付断面図、第
3図は本考案の緩衝装置の一実施例でありノーズとの取
付状態を示す第2図::こ相当する取付断面図である。 1・・・・・・主電動機、2・・・・・・車輪、3・・
・・・・車軸、4・・・・・・アクスルキャップ、5・
・・・・・ギヤー、6・・・・・・ピニオン、7・・・
・・・固定子枠、8・・・・・・ノーズ、9・・・・・
・台車枠支持部−,10,40・・・・・・緩衝装置、
11゜11′・・・・・上板、12,12’、20,2
0’、25゜25′・・・・・・スタッド、13,13
’、19,19’・・・・・ネジ部、14 、14’、
21 、21’、 27 、27’・・・・・溶接、
15 、15’・・・・・防振コム、16・・・・・・
中板、17・・・・・下板、22 、22’、 29
、29’・・・・・ブツシュ、23 、23’・・・・
・座面、24,24’・・・・・付根部、26,26’
・・・・・頭部、28,28’・・・・・先端部、30
、30’・・・・・・ザブリ穴、31,31’、33
゜33′・・・・・・ナツト、 32゜ 32′・・・・・・座金。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端を車軸にアクスルベアリングを介して支持し、他端
    を台車と主電動機に設けられたノーズ間に防霧ゴムを介
    して支持する車両用主電動機の緩衝装置において、前記
    防霧ゴムの上板に設けたスタッド穴に頭部を有するスタ
    ッドを嵌着してその頭部を上板下面に溶接し、該スタッ
    ドと同心にノーズ取付穴と同径のザグリ穴を上板上面に
    設け、ノーズとスタッドとの隙間に挿入するブツシュの
    先端を前記ザグリ穴に挿入して取付けたことを特徴とす
    る車両用主電動機の緩衝装置。
JP10465580U 1980-07-25 1980-07-25 車両用主電動機の緩衝装置 Expired JPS5825745Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10465580U JPS5825745Y2 (ja) 1980-07-25 1980-07-25 車両用主電動機の緩衝装置

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JP10465580U JPS5825745Y2 (ja) 1980-07-25 1980-07-25 車両用主電動機の緩衝装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5731056U JPS5731056U (ja) 1982-02-18
JPS5825745Y2 true JPS5825745Y2 (ja) 1983-06-02

Family

ID=29466038

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10465580U Expired JPS5825745Y2 (ja) 1980-07-25 1980-07-25 車両用主電動機の緩衝装置

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JPS5731056U (ja) 1982-02-18

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