JPS5825592A

JPS5825592A - 重力による落下の衝撃力を取り出す装置

Info

Publication number: JPS5825592A
Application number: JP56124873A
Authority: JP
Inventors: Masao Umehara; 梅原　正勇
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1981-08-06
Filing date: 1981-08-06
Publication date: 1983-02-15
Also published as: US4492287A; JPS6234948B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、物体を落下させ、その落丁による衝撃力を
回転運動に変換する装置に関する。

鋼球等の落下による衝撃力は非常に大きいものであるが
、その衝撃力が連続的に発生する場合その力を十分に利
用できる装置は現在未開発である。

この発明は、以上の事情に鑑みなされたもので、衝撃力
を回転運動に変換することによって、衝撃力を十分に有
効に利用できる重力による落下の衝撃力を取り出す装置
を提供することを目的とする。

以下、この発明を添付図面の実施例に基づいて説明する
。

図示のように、強固に地面等に固定された基台１には、
上端か、ら鋼球２を落下する筒体３が垂直、に立設され
ている。この筒体３の中途には落下された鋼球２を排出
する排出管４が連結され、排出管４の下端部から筒体３
の上端部には排出された鋼球２を筒体３の上端部へ搬送
して落下させる搬送手段としてのコンベヤ装置５が設け
られている。

上記筒体３の内部には筒体３の軸方向に摺動自在なロッ
ド６が挿入され、ロッド６の先端には上記落下した鋼球
２に当たる王冠状の硬質弾性部材７が固定されている。

上記ロッド６には硬質弾性部材７の下端に当接する鋼管
８が挿入されるき共に、この鋼管８と基台１とに当接す
る弾性手段９がロッド６を上方に押圧するように挿入さ
れている。この弾性手段９はロッド６に直列に挿入され
る３個のバネ９ａ、９ｂ、９ｃがらなり、上段のバネ９
ａ、中段のバネ９ｂ、下段のバネ９ｃの順にバネ係数は
大きくなっている。また、上記ロッド６の周壁には基台
１の下方に設けたピニオン１ｏに唆合するラック１１が
形成され、ロッド６の下端部にはロッド６の上方への移
動を規制しがっ上方への移動を緩衝する緩衝手段１２が
設けられている。この緩衝手段１２は、ロッド６の下端
部に固定される半径方向の突出板１３と、この突出板１
３と対向し上記ピニオン１０の下方に固定される係止部
材１４と、突出板１３と係止部材１４に当接しロッド６
に挿入されるバネ１５と、係止部材１４のバネ１５の当
接面に固定される弾性体１６とがらなり、ロッド６が上
方へ移動する際はロンドロが上方へ移動する力をバネ１
５及び弾性体１６で吸収することによりロッド６が緩衝
され、また、バネ１５が突出板１３によって係止部材１
４に押圧され最大に収縮したときにロッド６の上方への
移動は停止させられる。

なお、上記硬質弾性部材７にはロッド６が筒体３を摩擦
を小さくして下方へ移動できるように複数のローラ１７
，１７・・・が固定され、またロッド６の途中にはロッ
ド６に接触するローラ１８、・・・が基台１、係止部材
１４に取付けられている。また、上記弾性体１６は円環
状に形成され、その胴部の厚みが端部の厚みより十分厚
く形成されている。

上記ピニオン１０の中心に設けた回転軸１９には、一端
にピニオン１０の一方方向の回転のみが伝達される回転
機構２０が取付けられ、他端にはずみ車２１及び他に回
転運動を伝達する回転運動伝達機構としての歯車２２が
固定されている。上記回転機構２０は、ピニオン１ｏと
、回転軸１９に固定される円板２３との対向する端面に
上記ロッド６の移動距離よりも十分ｔＪｓさい間隔で鋸
刃状の突起２４を形成すると共に、ピニオン１０と回転
軸１９とに軸方向に移動可能でありかつ回転が容易にな
るよう複数の軸受２５を取付け、また回転軸１９は円板
２３の方向へ回転軸１９に挿入されたバネ２６によって
押圧される。

この発明は、以上の構成であり、コンベヤ装置５によっ
て搬送された鋼球２が筒体３の上端から落下されると、
落下された綱線２はロッド６の先端に設けた硬質弾性部
材７に当たり、ロッド６は下方に弾性手段９を押し下げ
る。このとき、手段のバネがいちばんばね定数が小さい
ことより、上段のバネ９ａは完全に圧縮され、中段のバ
ネ９ｂ及び下段のバネ９Ｃで鋼球２の落下による力を支
持する。上記ロッド６が下方に押し下げられると、ピニ
オン１０が回転され、ピニオン１０の突起２４と回転軸
１９に固定した円板２３の突起２４とが係合して回転軸
１９は回転される。

次に、上記ロッド６が最下点に下がると、弾性手段９に
よってロッド６及び鋼球２は上方に押し上げられ、鋼球
２は排出管４の位置に達すると排出管４の方へ排出され
、再びコンベヤ装置５によって筒体３の上端に搬送され
る。また、上記ロッド６は上方へ移動するときには、回
転機構２０によってラック１１が上方へ移動する際に回
転させられるピニオン１０の回転は回転軸１９に伝達さ
れないため、回転軸１９は一方方向の回転を持続するこ
とになる。

なお、この発明装置は第４図で示すような試験装置によ
って試験される。即ち、筒体３には３つのバネ９ａ、９
ｂ、９ｃからなる弾性手段９を挿入したロッド６ａが手
下動自在に挿入され、ロッド６ａの近傍にはロッド６ａ
にラック状に形成した複数の切込み３０・・・係止され
る係止片３１が設けられ、この係止片３１は切欠み３０
に係止されることによりロッド６ａが上方へ移動するこ
とを防止する。

この係止片３１を切込み３０・・・から外すとロッド６
ａは弾性手段９によって上方へ移動する。乙のような試
験装置によって弾性手段９のバネ９ａ。

９ｂ、９ｃ等の係数が測定できると共に、衝撃力を測定
できる。なお、筒体３の側部には鋼球によるロッド６ａ
の下降距離を確認できるように筒体３の軸方向にスリッ
ト３２が形成されている。

この発明は、以上のとおり、物体の落下による衝撃力を
弾性手段、ロッド等によって回転運動に有効に変換して
いるため、この回転運動によってモータ等を駆動するな
どすれば実用的効果が非常に大きい。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一例を示し、第１図は一部を示す正面
図、第゛２図は第１図の残りを示す正面断面図、第３図
は第２図の要部拡大図、第４図はこの発明の試験装置を
示す正面図である。１・・・基台、２・・・鋼球、３・・・筒体、４・・・
排出管；５・・・コンベヤ装置、６・・・ロッド、７・
・・硬質弾性部材、８・・・鋼管、９・・・弾性手段、
９ａ、９ｂ、９ｃ・・・バネ、１０・・・ピニオン、１
１・・・ラック、１２・・・緩衝手段、１３・・・突出
板、１４・・・係止部材、１５・・・バネ、１６・・・
弾性体、１７．１８・・・ローラ、１９・・・回転軸、
２０・・・回転機構、２１・・・はずみ車、２２・・・
歯車、２３・・・円板、２４・・・突起、２５・・・軸
受。第２図第３図１手続補正書（０引昭和５７年５　月２６日特許庁長官島田春哲　殿１、事件の表示昭和５６年特許願第１２４８７３号２、発明の名称重力による落下の衝撃力を職り出す装置３、補正をする
者事件との関係　特許出願人住所　　　大阪府八尾市高安町北５丁目８番地氏名（名
称）　　　梅　　原　　正　　勇４、代理人５゜昭和　　　　　年　　　　　月　　　　　日　　（発送
日）別紙の通り補正の内容明細書第７頁第４〜５行目の「この回転・・・・・・す
れば」を「この回転運動を発電等に利用すれば」に補正
します。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　筒体の中途に鋼球を排出する排出管を設ける
と共に、この排出管によって排出された鋼球を上記筒体
の上端に移動させる搬送手段を設け、上記筒体に弾性手
段によって上方に押圧されるロッドを軸方向に移動可能
に挿入し、とのロッドの中途にラックを形成し、かっこ
のラックに噛合するピニオンを設け、このピニオンにピ
ニオンの一方回転のみを伝達する伝達機構を介し回転軸
を連結したことを特徴とする重力による落下の衝撃力を
取り出す装置。
（２）上記ロッドの先端部に硬質弾性部材を固定し、こ
の硬質弾性部材の下面に当接する鋼管を上記ロッドに挿
入し、この鋼管を上記弾性手段と当接させることを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載の重力による落下の衝
撃力を取り出す装置。