JPS5825183Y2 - 水栓類の弁棒に於ける摩擦共鳴音の防止装置 - Google Patents
水栓類の弁棒に於ける摩擦共鳴音の防止装置Info
- Publication number
- JPS5825183Y2 JPS5825183Y2 JP3075281U JP3075281U JPS5825183Y2 JP S5825183 Y2 JPS5825183 Y2 JP S5825183Y2 JP 3075281 U JP3075281 U JP 3075281U JP 3075281 U JP3075281 U JP 3075281U JP S5825183 Y2 JPS5825183 Y2 JP S5825183Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve stem
- faucets
- handle
- resonance noise
- valve stems
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は立型水栓、単水栓、混合水栓などの水栓類の
弁の開閉を司る弁棒と、この弁棒を操作するハンドルと
の結合機構に係り、結合に用いるビスの締付は量に関係
なく、弁棒操作時のねじ対偶による摩擦共鳴音の発生を
防止することを目的としたものである。
弁の開閉を司る弁棒と、この弁棒を操作するハンドルと
の結合機構に係り、結合に用いるビスの締付は量に関係
なく、弁棒操作時のねじ対偶による摩擦共鳴音の発生を
防止することを目的としたものである。
従来、水栓類に於ける弁の開閉は、第３図に示すように
弁棒３０の端部外周に設けた雄ねじ３１と、水栓類の本
体３２の内部を区画する隔壁３３の弁口３４と同心にし
た弁棒支持部３５の雌ねじ３６とのねじ対偶により行な
うのが通例であって、この弁棒３０の外端部にビス３７
を介してハンドル３８を取付ける際に、このビス３７を
固く締め付けてビス３７が緩んだり、ハンドル３８が空
転したりするのを防止していた。
弁棒３０の端部外周に設けた雄ねじ３１と、水栓類の本
体３２の内部を区画する隔壁３３の弁口３４と同心にし
た弁棒支持部３５の雌ねじ３６とのねじ対偶により行な
うのが通例であって、この弁棒３０の外端部にビス３７
を介してハンドル３８を取付ける際に、このビス３７を
固く締め付けてビス３７が緩んだり、ハンドル３８が空
転したりするのを防止していた。
以上の従来のものにおいては、ビス３７を緩まないよう
に強く締め付けることによって弁棒３０の雄ねじ３１と
、これに対応する弁棒支持部３５の雌ねじ３６の相対す
るねじ山が、弁棒３０の引付けられる方向に強力に接圧
するために、弁開閉時に金属同志の摩擦による高い共鳴
音を発する不都合があった。
に強く締め付けることによって弁棒３０の雄ねじ３１と
、これに対応する弁棒支持部３５の雌ねじ３６の相対す
るねじ山が、弁棒３０の引付けられる方向に強力に接圧
するために、弁開閉時に金属同志の摩擦による高い共鳴
音を発する不都合があった。
この考案は、これらの問題を解決し、共鳴音が発生せず
、弁の開閉を円滑にすることを目的とする。
、弁の開閉を円滑にすることを目的とする。
この考案の基本的な構成は、弁棒の端部に延長部及びそ
の端面に雄ねじ部を作り付けの一体に形成し、その延長
部の長さをハンドルと一体の内筒の高さより僅かに長目
に形威し、その内筒と弁棒とを互いの雄、雌スプライン
部による結合時に、延長部の端面に取付けた座金と内筒
の共通の端面との間に僅かの間隙を設けるようにしたも
のである。
の端面に雄ねじ部を作り付けの一体に形成し、その延長
部の長さをハンドルと一体の内筒の高さより僅かに長目
に形威し、その内筒と弁棒とを互いの雄、雌スプライン
部による結合時に、延長部の端面に取付けた座金と内筒
の共通の端面との間に僅かの間隙を設けるようにしたも
のである。
以下、この考案の一実施例を図に就いて説明する。
この考案の実施例は、第１図イ、ＯＩこ示すように弁棒
１は、両端に径の大きい雄ねじ部２及び雄スプライン部
３を有する通常の形態のもので、その雄スプライン部３
の端面には僅かに小径にした延長部４と、この延長部４
の端面に、さらに雄ねじ部５を同軸の作り付けに形成し
、その延長部４の長さｔは、ハンドル６と一体にした内
筒７の高さｈより僅かに長くしである。
１は、両端に径の大きい雄ねじ部２及び雄スプライン部
３を有する通常の形態のもので、その雄スプライン部３
の端面には僅かに小径にした延長部４と、この延長部４
の端面に、さらに雄ねじ部５を同軸の作り付けに形成し
、その延長部４の長さｔは、ハンドル６と一体にした内
筒７の高さｈより僅かに長くしである。
その高さｈは、内筒７を雌スプライン部８を介して前記
弁棒１０雄スプライン部３に結合させた第１図イの組立
完了時に於いて、雄ねじ部５にナツト９を介して取付け
た座金１０との間に間隙ｔを設けるように構成する。
弁棒１０雄スプライン部３に結合させた第１図イの組立
完了時に於いて、雄ねじ部５にナツト９を介して取付け
た座金１０との間に間隙ｔを設けるように構成する。
この弁棒１は立型水栓、単水栓、混合水栓又は分岐水栓
その他の水栓類Ａ（実施例では立型水栓）の給水室Ｂに
通じる螺孔１１に介在させ、該螺孔１１の雌ねじ部１２
と弁棒１の雄ねじ部２とによるねじ対偶の弁機構を示す
。
その他の水栓類Ａ（実施例では立型水栓）の給水室Ｂに
通じる螺孔１１に介在させ、該螺孔１１の雌ねじ部１２
と弁棒１の雄ねじ部２とによるねじ対偶の弁機構を示す
。
第２図イ２口に示すものは別の実施例で、弁棒１′は雄
スプライン部３を規定寸法より僅かに長くした延長部４
１を設け、この弁棒１１の端面に、ビス１３を介して取
付けた座金１０と、前記内筒７の端面とに同じく間隙ｔ
を形成したものである。
スプライン部３を規定寸法より僅かに長くした延長部４
１を設け、この弁棒１１の端面に、ビス１３を介して取
付けた座金１０と、前記内筒７の端面とに同じく間隙ｔ
を形成したものである。
この考案に係る水栓類Ａに於いて給水、又は給湯水を行
なうために第１図イに示すハンドル６を開弁又は閉弁方
向に操作すると、弁棒１の雄ねじ部２及びこれに対応す
る螺孔１１の雌ねじ部１２は、ねじ対偶により所定の方
向へ軽く進退運動を行なう。
なうために第１図イに示すハンドル６を開弁又は閉弁方
向に操作すると、弁棒１の雄ねじ部２及びこれに対応す
る螺孔１１の雌ねじ部１２は、ねじ対偶により所定の方
向へ軽く進退運動を行なう。
この場合弁棒１とハンドル６とは座金１０と内筒７の端
面との間に間隙ｔを有して結合されて居るので、この間
隙ｔの余裕によって弁棒１は螺孔１１の内部で軸方向の
上下倒れにも無理な力が加えられていないため、雄ねじ
部２と雌ねじ部１２とは軽い接触を保って金属同志の摩
擦共鳴音を全く発生させることなく弁の開閉を行なう。
面との間に間隙ｔを有して結合されて居るので、この間
隙ｔの余裕によって弁棒１は螺孔１１の内部で軸方向の
上下倒れにも無理な力が加えられていないため、雄ねじ
部２と雌ねじ部１２とは軽い接触を保って金属同志の摩
擦共鳴音を全く発生させることなく弁の開閉を行なう。
尚別の実施例の場合も同様に作用する。
この考案は、弁棒とハンドルとを、弁棒の延長部及びそ
の端面に接圧させた座金と、内筒の共通の端面との間の
僅かの間隙による余裕を設けて結合させたので、弁棒の
雄ねじ部と水栓類の螺孔の雌ねじ部とが極めて小さい摩
擦係数により対応させられるために、従来弁棒とハンド
ルとを固く結合してねじ対偶の大きい摩擦係数により高
い共鳴音を発生していたものと異なり、本案の弁棒はね
じ対偶の小さい摩擦係数により共鳴音を全く発生させな
いばかりでなく、雄、雌何れのねじ部をも摩耗を最少に
止めて水栓類の弁機能を経年中最も好ましい状態に維持
できるなどの効果は太きい。
の端面に接圧させた座金と、内筒の共通の端面との間の
僅かの間隙による余裕を設けて結合させたので、弁棒の
雄ねじ部と水栓類の螺孔の雌ねじ部とが極めて小さい摩
擦係数により対応させられるために、従来弁棒とハンド
ルとを固く結合してねじ対偶の大きい摩擦係数により高
い共鳴音を発生していたものと異なり、本案の弁棒はね
じ対偶の小さい摩擦係数により共鳴音を全く発生させな
いばかりでなく、雄、雌何れのねじ部をも摩耗を最少に
止めて水栓類の弁機能を経年中最も好ましい状態に維持
できるなどの効果は太きい。
第１図イは本案を装置した水栓類の立型水栓の場合の一
部破断した立面図、口は弁棒の立面図、第２図イは別の
実施例の一部破断した立面図、口はイに於ける部分拡大
断面図、第３図は従来技術の説明図である。 （主要部分の符号の説明）、１．１’・・・・・・弁棒
、４．４′・・・・・・延長部、６・・・・・・ハンド
ル、１・・・・・・内筒、９・・・・・・ナツト、１１
．１’・・・・・・螺孔、１３・・・・・・ビス、Ａ・
・・・・・水栓類、ｔ・・・・・・間隙。
部破断した立面図、口は弁棒の立面図、第２図イは別の
実施例の一部破断した立面図、口はイに於ける部分拡大
断面図、第３図は従来技術の説明図である。 （主要部分の符号の説明）、１．１’・・・・・・弁棒
、４．４′・・・・・・延長部、６・・・・・・ハンド
ル、１・・・・・・内筒、９・・・・・・ナツト、１１
．１’・・・・・・螺孔、１３・・・・・・ビス、Ａ・
・・・・・水栓類、ｔ・・・・・・間隙。
Claims (1)
- 立型水栓、単水栓、混合水栓２分岐水栓などの水栓類Ａ
の螺孔１１に螺挿させる弁棒１を形成し、該弁棒１の端
部に延長部４，４′を設け、この延長部４，４１に対応
するハンドル６の内筒７の端面との間に、弁棒１とハン
ドル６とを連結するナツト９またはビス１３の締付は量
の影響を受けない程度の間隙ｔを設けた水栓類の弁棒に
於ける摩擦共鳴音の防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3075281U JPS5825183Y2 (ja) | 1981-03-04 | 1981-03-04 | 水栓類の弁棒に於ける摩擦共鳴音の防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3075281U JPS5825183Y2 (ja) | 1981-03-04 | 1981-03-04 | 水栓類の弁棒に於ける摩擦共鳴音の防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57143464U JPS57143464U (ja) | 1982-09-08 |
| JPS5825183Y2 true JPS5825183Y2 (ja) | 1983-05-30 |
Family
ID=29828228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3075281U Expired JPS5825183Y2 (ja) | 1981-03-04 | 1981-03-04 | 水栓類の弁棒に於ける摩擦共鳴音の防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5825183Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-03-04 JP JP3075281U patent/JPS5825183Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57143464U (ja) | 1982-09-08 |
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