JPS5825183B2 - 弁閉塞装置 - Google Patents
弁閉塞装置Info
- Publication number
- JPS5825183B2 JPS5825183B2 JP4825178A JP4825178A JPS5825183B2 JP S5825183 B2 JPS5825183 B2 JP S5825183B2 JP 4825178 A JP4825178 A JP 4825178A JP 4825178 A JP4825178 A JP 4825178A JP S5825183 B2 JPS5825183 B2 JP S5825183B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- protective cover
- seat
- valve body
- fixed seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lift Valve (AREA)
- Barrages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、弁体の閉じ動作終端部行程でその弁体の弁体
シー1へが流路側に設けられた固定シートのシート面に
沿う方向の変位成分をもって移動して当接して閉弁する
スイング弁の閉塞装置に関する。
シー1へが流路側に設けられた固定シートのシート面に
沿う方向の変位成分をもって移動して当接して閉弁する
スイング弁の閉塞装置に関する。
従来、実公昭47−11881号公報に示される如く、
(本明細書添付の図面第5図参照)閉弁時において水路
50を閉鎖する扉体51の一ト端枢軸52に揺動レバー
53を前記扉体51と一体に設ける一方、水平に横架さ
れた固定ガイドフレーム54のスライド案内溝55にピ
ストンロッド56端のがイドローラ57が摺動案内され
るよう扉体作動用油圧シリンダー58を揺動レバー53
の上位に設置し、前記ピストンロンド56のガイドロー
ラー軸59と前記揺動レバー53との間に連杆60を設
けて弁の開閉装置を構成し、前記扉体作動用油圧シリン
ダー58の作動により前記扉体51を水路50に対して
開閉操作すると共に、閉弁時においては前記扉体51の
遊端部に設けられたシート部61と水路50底壁に設け
られた固定シート部62のシート面とを接当させ水密を
行なうものが提案されているが、この種のものでは主と
して閉弁またはそれに近い状態において固定シート部6
2に近い上流側の水路の底面に異物が堆積する。
(本明細書添付の図面第5図参照)閉弁時において水路
50を閉鎖する扉体51の一ト端枢軸52に揺動レバー
53を前記扉体51と一体に設ける一方、水平に横架さ
れた固定ガイドフレーム54のスライド案内溝55にピ
ストンロッド56端のがイドローラ57が摺動案内され
るよう扉体作動用油圧シリンダー58を揺動レバー53
の上位に設置し、前記ピストンロンド56のガイドロー
ラー軸59と前記揺動レバー53との間に連杆60を設
けて弁の開閉装置を構成し、前記扉体作動用油圧シリン
ダー58の作動により前記扉体51を水路50に対して
開閉操作すると共に、閉弁時においては前記扉体51の
遊端部に設けられたシート部61と水路50底壁に設け
られた固定シート部62のシート面とを接当させ水密を
行なうものが提案されているが、この種のものでは主と
して閉弁またはそれに近い状態において固定シート部6
2に近い上流側の水路の底面に異物が堆積する。
開弁されて被制御流体が水路中を流れているとき一ヒ記
堆積の後面に流体剥離が生じて堆積の頂点から水路の底
面に押し下げる方向に渦を発生する。
堆積の後面に流体剥離が生じて堆積の頂点から水路の底
面に押し下げる方向に渦を発生する。
被制御流体中の異物粒子がこの渦に巻き込まれて固定シ
ート部のシート面を叩いて擦傷を起す。
ート部のシート面を叩いて擦傷を起す。
これにより閉弁時、固定シート部と扉体のシート部との
間のシール性を劣化させる欠点があった。
間のシール性を劣化させる欠点があった。
本発明が解決しようとする技術的課題は、弁の全開状態
においてシート面を覆うことによってシート面の上記擦
傷を防止する点にある。
においてシート面を覆うことによってシート面の上記擦
傷を防止する点にある。
上記技術的課題を解決するために講じる技術的手段は、
流路の底部の固定シートのシート面上に流れの方向に摺
動自在であってかつ開弁状態で前記固定シート面を覆う
保護カバーと弁体とに互に当接する当り部を設けること
である。
流路の底部の固定シートのシート面上に流れの方向に摺
動自在であってかつ開弁状態で前記固定シート面を覆う
保護カバーと弁体とに互に当接する当り部を設けること
である。
上記技術的手段は、次のように作用する。
すなわち、開弁状態においては、保護カバーによって固
定シートのシート面を覆っているので、シート面が固定
シートに沿って流れる被制御流体中の粒子と接すること
がなく、従って前記流体粒子によって固定シートのシー
ト面が擦傷されることはない。
定シートのシート面を覆っているので、シート面が固定
シートに沿って流れる被制御流体中の粒子と接すること
がなく、従って前記流体粒子によって固定シートのシー
ト面が擦傷されることはない。
閉弁動作に伴って、全閉直前に弁体の当り部が保護カバ
ーの当り部に当接して弁体を流れの方向に押しのけ、固
定シートのシート面を露出させ、次いで弁体のシール端
面が固定シートに当接して弁が全閉される。
ーの当り部に当接して弁体を流れの方向に押しのけ、固
定シートのシート面を露出させ、次いで弁体のシール端
面が固定シートに当接して弁が全閉される。
本発明は次の特有の効果を生じる。
保護カバーを除けしめるのにこのスイング弁自身の閉弁
動作の最後の段階の動きを利用するので保護カバーを除
けしめるための特別の大きな装置が不要である。
動作の最後の段階の動きを利用するので保護カバーを除
けしめるための特別の大きな装置が不要である。
また、スイング弁と保護カバーを連動させるための連続
的連動機構が不要である。
的連動機構が不要である。
従ってこのスイング弁を備えた流路および、周辺設備を
簡素化することができる。
簡素化することができる。
また、開弁状態では、固定シートのシート面を常時保護
カバーで覆っているので、固定シートのシート面上に貝
、藻等の生物が付着することがなく、これに伴うシール
性の低下を生じることがない。
カバーで覆っているので、固定シートのシート面上に貝
、藻等の生物が付着することがなく、これに伴うシール
性の低下を生じることがない。
尚、緊急遮断弁のように、閉弁のみを末日的とするもの
においては、各別の保護カバーの戻し機構を設けなくて
も不都合は生じないが、開閉を目的とする弁においては
、例えば、戻しバネ等による自動戻し装置を保護カバー
に付設するのが望ましい。
においては、各別の保護カバーの戻し機構を設けなくて
も不都合は生じないが、開閉を目的とする弁においては
、例えば、戻しバネ等による自動戻し装置を保護カバー
に付設するのが望ましい。
次に本発明の実施例を例示図に基づいて詳述する。
第1実施例としては、コンクリート成型などによって海
や河川からの取水流路を形成し、縦壁1を設けて取水口
2を形成しである。
や河川からの取水流路を形成し、縦壁1を設けて取水口
2を形成しである。
前記縦壁1の下部側に弁体4を取付けるに、その弁体4
の上部側を中心にして水平横軸3まわりで揺動自在に前
記弁体4を設けると共に、この弁体4と流路上壁部5と
の間に流体圧シリンダ6を設け、そして弁閉じ状態にお
いて前記弁体4の周部の軟質シート7が接触する固定シ
ート8・・・・・・のシート面を流路下手側の流路壁面
よりも突出させて流路周壁に設けると共に、流路底壁部
分の前記固定シート8に対する保護カバー9を固定シー
ト8側に付設して弁閉塞装置を構成しである。
の上部側を中心にして水平横軸3まわりで揺動自在に前
記弁体4を設けると共に、この弁体4と流路上壁部5と
の間に流体圧シリンダ6を設け、そして弁閉じ状態にお
いて前記弁体4の周部の軟質シート7が接触する固定シ
ート8・・・・・・のシート面を流路下手側の流路壁面
よりも突出させて流路周壁に設けると共に、流路底壁部
分の前記固定シート8に対する保護カバー9を固定シー
ト8側に付設して弁閉塞装置を構成しである。
また、第2図に示すように、流路底壁側固定シート8の
両端側にはL字状のガイド部材10゜10を固設してあ
り、このガイド部材10と流路底壁との間に、前記保護
カバー9が流路底壁と固定シート8のシート面とに沿っ
て流路方向に摺動自在に介装されている。
両端側にはL字状のガイド部材10゜10を固設してあ
り、このガイド部材10と流路底壁との間に、前記保護
カバー9が流路底壁と固定シート8のシート面とに沿っ
て流路方向に摺動自在に介装されている。
そして前記弁体4のその閉じ動作終端部行程における前
記固定シート8のシート面に沿う方向の変位成分をもっ
て前記弁体4が、前記固定シート8のシート面を覆う第
1状態A位置にある前記保護カバー9に当接するに至り
、かつ、両者4,9の接当に引き続く前記弁体4の閉じ
動作により前記弁体4が前記保護カバー9を流路上手側
に押しのけ前記保護カバー9を第2状態B位置に至らし
めると共に、前記保護カガー9の移動によって現われた
前記固定シート8のシート面に前記弁体シート8が接触
し閉弁状態に至るのである。
記固定シート8のシート面に沿う方向の変位成分をもっ
て前記弁体4が、前記固定シート8のシート面を覆う第
1状態A位置にある前記保護カバー9に当接するに至り
、かつ、両者4,9の接当に引き続く前記弁体4の閉じ
動作により前記弁体4が前記保護カバー9を流路上手側
に押しのけ前記保護カバー9を第2状態B位置に至らし
めると共に、前記保護カガー9の移動によって現われた
前記固定シート8のシート面に前記弁体シート8が接触
し閉弁状態に至るのである。
この保護カバー9の下面周縁部が流路底壁と前記固定シ
ートのシート面に接触するようにこの保護カバー9の下
面に凹入部を形成し、もって摺動面を少なくして摺動し
易くするのみならず、前記固定シート8のシート面を覆
う状態において前記保護カバー9と前記シート面との接
触を良好に保つことによって、前記固定シート8のシー
ト面を完全に覆う状態に構成しである。
ートのシート面に接触するようにこの保護カバー9の下
面に凹入部を形成し、もって摺動面を少なくして摺動し
易くするのみならず、前記固定シート8のシート面を覆
う状態において前記保護カバー9と前記シート面との接
触を良好に保つことによって、前記固定シート8のシー
ト面を完全に覆う状態に構成しである。
前記保護カバー9の流路に沿う方向両端側の上方角部に
は面取り加工が施され、開弁状態時においてこの保護カ
バー9付近に渦流が起こり保護カバー9が浮き上がるの
を防止している。
は面取り加工が施され、開弁状態時においてこの保護カ
バー9付近に渦流が起こり保護カバー9が浮き上がるの
を防止している。
また前記保護カガー9の流路に直交する方向に間隔をへ
だてて、かつ保護カバー9の流路下手側端面よりもやや
突出させて、焼付けや接着などにより弾性体11・・・
・・・を前記保護カバー9に埋入状態で取付けて、弁体
4の閉じ動作終端部行程において、弁体シート7と弾性
体11・・・・・・とが弾性的に接当すべく構成しであ
る。
だてて、かつ保護カバー9の流路下手側端面よりもやや
突出させて、焼付けや接着などにより弾性体11・・・
・・・を前記保護カバー9に埋入状態で取付けて、弁体
4の閉じ動作終端部行程において、弁体シート7と弾性
体11・・・・・・とが弾性的に接当すべく構成しであ
る。
弁体4の開き状態において前記保護カバー9の流路上手
側前端面に流体が作用して第1状態A位置に至った保護
カバー9をそれに作用する流体圧に抗して第1状態A位
置に維持させるために前記ガイド部材10と係止するス
トッパー12.12を前記保護カバー9に設けて構成し
である。
側前端面に流体が作用して第1状態A位置に至った保護
カバー9をそれに作用する流体圧に抗して第1状態A位
置に維持させるために前記ガイド部材10と係止するス
トッパー12.12を前記保護カバー9に設けて構成し
である。
第2実施例としては、第4図に保護カバー9の変形例を
示し、保護カバー9の流路下手側端部に、その流路に直
交する方向全1]にわたって硬質部材13を付設して、
もって弁体4の閉じ動作終端部行程において、弁体シー
ト7の取付具14と硬質部材13とが接当すべく構成し
たもので、前記硬質部材13を突状体形状に構成するこ
とによって軟質の弁体シート7の保護を図る事ができる
。
示し、保護カバー9の流路下手側端部に、その流路に直
交する方向全1]にわたって硬質部材13を付設して、
もって弁体4の閉じ動作終端部行程において、弁体シー
ト7の取付具14と硬質部材13とが接当すべく構成し
たもので、前記硬質部材13を突状体形状に構成するこ
とによって軟質の弁体シート7の保護を図る事ができる
。
また別実施例としてスプリングなどによる付勢外力を保
護カバー9に付与して、その保護カバー9を常時第1状
態A位置側に付勢させるなど、保護カバー9を第1状態
A位置側に位置復帰させる構造は種々採用し得るもので
あり、また海岸や河口近くになど貝類が付着するような
箇所に装備する升を対象とする場合は、保護カバー9を
流路周壁に設けられた固定シート8・・・・・・の全体
にわたって設けても良い。
護カバー9に付与して、その保護カバー9を常時第1状
態A位置側に付勢させるなど、保護カバー9を第1状態
A位置側に位置復帰させる構造は種々採用し得るもので
あり、また海岸や河口近くになど貝類が付着するような
箇所に装備する升を対象とする場合は、保護カバー9を
流路周壁に設けられた固定シート8・・・・・・の全体
にわたって設けても良い。
第1図乃至第4図の図面は本発明に係る弁閉塞装置の実
施例を例示し、第1図は全体側面図、第2図は要部の破
断斜視図、第3図イ2口は保護カバーの作用状態切換え
説明図、第4図は保護カバー構造の変形例を示す部分断
面図であり、第5図は従来の弁開閉装置の全体側面図で
ある。 4・・・・・・弁体、7・・・・・・弁体シート、8・
・・・・・固定シート、9・・・・・・保護カバー、A
・・・・・・第1状態、B・・・・・・第2状態。
施例を例示し、第1図は全体側面図、第2図は要部の破
断斜視図、第3図イ2口は保護カバーの作用状態切換え
説明図、第4図は保護カバー構造の変形例を示す部分断
面図であり、第5図は従来の弁開閉装置の全体側面図で
ある。 4・・・・・・弁体、7・・・・・・弁体シート、8・
・・・・・固定シート、9・・・・・・保護カバー、A
・・・・・・第1状態、B・・・・・・第2状態。
Claims (1)
- 1 弁体4の閉弁動作終端部行程でその弁体4の弁体シ
ート7が流路の底部に設けられた固定シート8のシート
面に沿う方向の変位成分をもって移動して前記固定シー
ト8に当接して閉弁するスイング弁であって、前記固定
シート8のシート面上に、流れの方向に摺動自在であっ
て且つ開弁状態で前記固定シート8のシート面を覆う保
護カバー9を設け、前記保護カバー9と前記弁体4さに
互に当接する当り部を設けである弁閉塞装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4825178A JPS5825183B2 (ja) | 1978-04-21 | 1978-04-21 | 弁閉塞装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4825178A JPS5825183B2 (ja) | 1978-04-21 | 1978-04-21 | 弁閉塞装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54140224A JPS54140224A (en) | 1979-10-31 |
JPS5825183B2 true JPS5825183B2 (ja) | 1983-05-26 |
Family
ID=12798213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4825178A Expired JPS5825183B2 (ja) | 1978-04-21 | 1978-04-21 | 弁閉塞装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5825183B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3457126B2 (ja) * | 1996-07-12 | 2003-10-14 | 三菱電機株式会社 | 車両用交流発電機の制御装置 |
JPH10136696A (ja) * | 1996-10-29 | 1998-05-22 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用交流発電機の制御装置 |
-
1978
- 1978-04-21 JP JP4825178A patent/JPS5825183B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54140224A (en) | 1979-10-31 |
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