JPS5824950Y2 - 織物 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は地崩れすることなくかつ美麗にして厚地状観を
現出し、以て装飾用帯地として好適な織物を構成しよう
とするものである。

本考案は右より地経糸１、締経糸２、地経糸１、地経糸
１、締経糸２、地経糸１、箔経３０暇序に配列された七
本−組の経糸を繰り返し単位として整経し、地緯糸４、
綿緯糸５、及別緯糸６の三本〜組の緯糸を繰り返し単位
としてその順序に織りこみ、而して地続緯糸４．５を綾
組織し締経糸２を地緯糸４と平組織した面ａ上に於て消
耗３は別緯糸εと平組織しかつ綿緯糸５は地続１、締経
２、次で地続二本、締経、地続及消耗３の七本−組の経
糸を越え次で同−組の経糸を潜るように組織して消耗を
綿緯糸でとじつけてなるものである。

本考案は上記の構造よりなるから、地経糸１゜４を綾組
織し締経糸２を地緯糸４と平組織した面ａ上における別
緯糸６は消耗３と組織するとともにその消耗は綿緯糸５
でとじつげられているため別緯糸はよ（盛り上り、消耗
の光沢と相まって美麗な厚地状観を形威しえたのみなら
ず、綿緯糸は表裏画布を一枚状にとじつげているため地
崩れのおそれをなからしめ、以て装飾用帯地等に好適な
らしめえた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は見取図、第２図は組織図である。 １：地経糸、２：締経糸、３：消耗、４：地緯糸、５：
綿緯糸、６：別緯糸。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 右より地経糸、締経糸、地経糸、地経糸、締経糸、地経
   糸、消耗の順序に配列された七本７組の経糸を繰り返し
   単位として整経し、地緯糸、綿緯糸ＵＩＪ緯糸の三本−
   組の緯糸を繰り返し単位としてその順に織り込み、而し
   て地続緯糸を綾組織し締経糸を地緯糸と平組織した面上
   に於て消耗と別緯糸を平組織しかつ綿緯糸は該七本−組
   の経糸を越え次で同七本−組の経糸を潜るように組織し
   て消耗を綿緯糸でとじつげてなる織物。