JPS5824679B2 - 高温高圧流体用多重配管の丁形交叉部の構造 - Google Patents
高温高圧流体用多重配管の丁形交叉部の構造Info
- Publication number
- JPS5824679B2 JPS5824679B2 JP49127671A JP12767174A JPS5824679B2 JP S5824679 B2 JPS5824679 B2 JP S5824679B2 JP 49127671 A JP49127671 A JP 49127671A JP 12767174 A JP12767174 A JP 12767174A JP S5824679 B2 JPS5824679 B2 JP S5824679B2
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- shaped
- tube
- wall
- pressure
- pipe
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- Expired
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- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Thermal Insulation (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高温高圧流体用多重配管のＴ形交叉部の構造
に関する。
に関する。
高温高圧流体用配管として二重配管が使用される。
この二重配管の構造は、圧力管の内部に内管を同心円状
に挿入し、圧力管と内管との間の環状隙間に断熱材を装
填して構成されている。
に挿入し、圧力管と内管との間の環状隙間に断熱材を装
填して構成されている。
このように構成した二重配管において、内管内を流れて
いる流体を、上記断熱材の中（圧力管と内管との間の環
状隙間）に流入させ、内管の内外面の圧力を等しくして
内管に実質上流体の圧力がかＸらないようにして、温度
に対する強度を受は持たせ、一方上記環状隙間に流入し
た流体は充満した状態で圧力管によって圧力保持される
。
いる流体を、上記断熱材の中（圧力管と内管との間の環
状隙間）に流入させ、内管の内外面の圧力を等しくして
内管に実質上流体の圧力がかＸらないようにして、温度
に対する強度を受は持たせ、一方上記環状隙間に流入し
た流体は充満した状態で圧力管によって圧力保持される
。
この時の温度は断熱材によって降温されるので、圧力管
は低温の状態で流体の圧力に対する強度を保つ。
は低温の状態で流体の圧力に対する強度を保つ。
通常配管系には、配管系を単純化するために直進流以外
に支流がある。
に支流がある。
つまり直進流路を形成する母管に枝管を設け、目的の所
に流体を導くようにすることがある。
に流体を導くようにすることがある。
このような部分に使用される管継手として一般にＴ形管
継手が使用される。
継手が使用される。
しかしながら、このように圧力管と内管とを備え、高温
高圧用配管として機能するＴ形継子は、まだ開発されて
いないのが実情である。
高圧用配管として機能するＴ形継子は、まだ開発されて
いないのが実情である。
本発明は上記実情を鑑みなされたものであり、高温高圧
配管用として充分機能するＴ形継子を提供せんとするも
のである。
配管用として充分機能するＴ形継子を提供せんとするも
のである。
本発明に係る高温高圧流体用二重配管のＴ形継子の概要
を第１図に示したモデル図で説明する。
を第１図に示したモデル図で説明する。
図において、高温高圧の一次流体が支流Ａより流入し、
内壁管の内部に内管を同心円状にして形成した環状流通
路Ｃを通って熱交換器Ｅに導かれ、ここで熱交換降温し
た流体は、直進流路Ｆを通って例えば原子炉内に導かれ
、ここで昇温されて再び流路Ａに流入する。
内壁管の内部に内管を同心円状にして形成した環状流通
路Ｃを通って熱交換器Ｅに導かれ、ここで熱交換降温し
た流体は、直進流路Ｆを通って例えば原子炉内に導かれ
、ここで昇温されて再び流路Ａに流入する。
本発明は、このように流体を流すようにして二重配管の
Ｔ形管継手を具現化し、二重配管としての機能をもった
Ｔ形交叉部（二重配管用Ｔ形管継手）を実用化せんもの
とするものである。
Ｔ形管継手を具現化し、二重配管としての機能をもった
Ｔ形交叉部（二重配管用Ｔ形管継手）を実用化せんもの
とするものである。
即ち本発明は、Ｔ形に成形したＴ膨圧力管の内部にＴ形
に成形したＴ形内壁管を同心円状に挿入して二重構造の
Ｔ形交叉部を形成し、このＴ形交叉部のＴ形内壁管の直
進流路Ｆの内部にさらに別の内管を挿入し、該内管とＴ
形内壁管の直進流路の一方とを溶接接合して、Ｔ形内壁
管の支流Ａと連通ずる流路Ｃを形成し、一方Ｔ形内壁管
の他方端に連接する内壁管との接続をスライドジヨイン
トにして内壁管の熱膨張を吸収するようにすると共に、
このスライドジヨイント部から内壁管内を流通している
流体をＴ膨圧力管とＴ形内壁管との間の隙間に侵入させ
、このように侵入した流体をＴ膨圧力管とＴ形内壁管と
の間に設けた仕切板によって帯溜させ、内壁管の内外面
に実質上流体圧力が作用しないようにしたことを特徴と
するものである。
に成形したＴ形内壁管を同心円状に挿入して二重構造の
Ｔ形交叉部を形成し、このＴ形交叉部のＴ形内壁管の直
進流路Ｆの内部にさらに別の内管を挿入し、該内管とＴ
形内壁管の直進流路の一方とを溶接接合して、Ｔ形内壁
管の支流Ａと連通ずる流路Ｃを形成し、一方Ｔ形内壁管
の他方端に連接する内壁管との接続をスライドジヨイン
トにして内壁管の熱膨張を吸収するようにすると共に、
このスライドジヨイント部から内壁管内を流通している
流体をＴ膨圧力管とＴ形内壁管との間の隙間に侵入させ
、このように侵入した流体をＴ膨圧力管とＴ形内壁管と
の間に設けた仕切板によって帯溜させ、内壁管の内外面
に実質上流体圧力が作用しないようにしたことを特徴と
するものである。
以下本発明の一実施例について詳細に説明する。
第２図は、第１図で示した流路即ち支流流路Ａと、直進
流路Ｆと、支流流路Ａと連通ずる流路Ｃを構成するよう
にしたＴ形交叉部をたて断面して示した図である。
流路Ｆと、支流流路Ａと連通ずる流路Ｃを構成するよう
にしたＴ形交叉部をたて断面して示した図である。
図において３は、Ｔ形に成形されたＴ膨圧力管であって
、直進流路端と支流流路端にはそれぞれ圧力管５が溶接
接合部１３で接合されている。
、直進流路端と支流流路端にはそれぞれ圧力管５が溶接
接合部１３で接合されている。
又、１はＴ形に成形されたＴ形内壁管であって、Ｔ膨圧
力管３の内部に同心円状に挿入され、Ｔ膨圧力管３との
間に一定の環状隙間をもった二重構造のＴ形交叉部を形
成する。
力管３の内部に同心円状に挿入され、Ｔ膨圧力管３との
間に一定の環状隙間をもった二重構造のＴ形交叉部を形
成する。
この環状隙間はスペーサ２によって保持され且つこの環
状隙間内には、断熱材４が装填されている。
状隙間内には、断熱材４が装填されている。
Ｔ形内壁管１の直進流路内には、内管１０が同心円状に
挿入されて環状隙間を形成し、この内管１０とＴ形内壁
管１の直進流路の一方端とを溶接部９で接合して、Ｔ形
内壁管１の支流に連通した流路（第１図Ｃ）を形成して
いる。
挿入されて環状隙間を形成し、この内管１０とＴ形内壁
管１の直進流路の一方端とを溶接部９で接合して、Ｔ形
内壁管１の支流に連通した流路（第１図Ｃ）を形成して
いる。
一方Ｔ形内壁管１の直進流路の他方端は、継手管７によ
って形成されるスライドジヨイント部８によって、内壁
管６が接続されている。
って形成されるスライドジヨイント部８によって、内壁
管６が接続されている。
この内壁管６と前記内管１０（！：はスペーサ１４によ
って同心円状に保持され、Ｔ形内壁管１の支流流路に連
通ずる環状流路（第１図Ｃ）を形成する。
って同心円状に保持され、Ｔ形内壁管１の支流流路に連
通ずる環状流路（第１図Ｃ）を形成する。
１２は仕切板であって、二重構造に形成されたＴ形交叉
部の隙間内を密封状態にしている。
部の隙間内を密封状態にしている。
ここで前記スライドジヨイント部８は、上記密封状態内
に位置するように設けられている。
に位置するように設けられている。
なお図中４は断熱材、２はスペーサである。
又１１は内管１０の熱膨張を吸収するためのベローズで
ある。
ある。
以上のように構成した本実施例の作用を次に説明する。
先ず高温高圧流体は（第１図参照）Ｔ形交叉部の支流流
路Ａより流入し、流路Ｃを経て熱交換器Ｅに入り、と５
で熱交換した流体は直進流路Ｆを通って矢印Ｇのように
流れる。
路Ａより流入し、流路Ｃを経て熱交換器Ｅに入り、と５
で熱交換した流体は直進流路Ｆを通って矢印Ｇのように
流れる。
この流体の流れの過程において、流路Ｃを流れる流体の
一部は、スライドジヨイント部８の間隙から二重構造の
Ｔ形交叉部の隙間内に流入し、仕切板１２によって密封
された空間内においてＴ膨圧力管３によって圧力保持さ
れた状態で帯溜する。
一部は、スライドジヨイント部８の間隙から二重構造の
Ｔ形交叉部の隙間内に流入し、仕切板１２によって密封
された空間内においてＴ膨圧力管３によって圧力保持さ
れた状態で帯溜する。
この帯溜によってＴ形内壁管１の内外面の圧力は同一圧
力となり、実質上圧力がか−っていない状態となる。
力となり、実質上圧力がか−っていない状態となる。
又Ｔ膨圧力管３は、断熱材４と流体の滞溜作用によって
断熱され低温状態に保持される。
断熱され低温状態に保持される。
又内管１０は、内外面（流路Ｃと流路Ｆ）に同じ圧力の
流体が流れるので、実質上流体圧力が作用しない。
流体が流れるので、実質上流体圧力が作用しない。
一方熱膨張に対しては、スライドジヨイント部８及びベ
ローズ１１によって吸収される。
ローズ１１によって吸収される。
以上詳述した通り本発明のＴ形交叉部の構造によれば、
Ｔ膨圧力管の内部にＴ形内壁管を同心円状に挿入し、こ
のＴ形内壁管の直進流路の内部に内管を同心円状に挿入
し、Ｔ形内壁管の直進流路の一方端と内管とを溶接接合
して、Ｔ形内壁管の支流と連通ずる流路を構成し、他方
Ｔ形内壁管の直進流路の他方端をスライドジヨイントに
して、仕切板によって密封された空間内部に流体を流入
させ滞溜するようにしたので、Ｔ形内壁管及び内管の内
外面の圧力を同一にして実質上流体圧力がかトらないよ
うにして熱に対する強度を受は持たせることができ、又
仕切板によって流体を滞溜させ、この滞溜している流体
によって断熱効果を持たせ、Ｔ膨圧力管を低温域に保持
して圧力強度を受は持たせることができ、高温高圧に対
し信頼性の高いＴ形交叉部とすることができた。
Ｔ膨圧力管の内部にＴ形内壁管を同心円状に挿入し、こ
のＴ形内壁管の直進流路の内部に内管を同心円状に挿入
し、Ｔ形内壁管の直進流路の一方端と内管とを溶接接合
して、Ｔ形内壁管の支流と連通ずる流路を構成し、他方
Ｔ形内壁管の直進流路の他方端をスライドジヨイントに
して、仕切板によって密封された空間内部に流体を流入
させ滞溜するようにしたので、Ｔ形内壁管及び内管の内
外面の圧力を同一にして実質上流体圧力がかトらないよ
うにして熱に対する強度を受は持たせることができ、又
仕切板によって流体を滞溜させ、この滞溜している流体
によって断熱効果を持たせ、Ｔ膨圧力管を低温域に保持
して圧力強度を受は持たせることができ、高温高圧に対
し信頼性の高いＴ形交叉部とすることができた。
又、熱膨張に対しても上記スライドジヨイントによって
吸収することができると共に、内管の内外面の圧力を同
じにしているので、ベローズ継手の使用を可能にし、該
ベローズによって熱膨張吸収を行なうことができ、高温
、高圧及び熱膨張に対してことごとく解決された高温高
圧流体用多重配管のＴ形交叉部を得ることができた。
吸収することができると共に、内管の内外面の圧力を同
じにしているので、ベローズ継手の使用を可能にし、該
ベローズによって熱膨張吸収を行なうことができ、高温
、高圧及び熱膨張に対してことごとく解決された高温高
圧流体用多重配管のＴ形交叉部を得ることができた。
第１図はＴ形交叉部の管路モデル図、第２図は本発明に
より構成されたＴ形交叉部の配管構造詳細断面図である
。 １・・・・・・Ｔ形内壁管、２・・・・・・スペーサ、
３・・・・・・Ｔ膨圧力管、４・・・・・・断熱材、１
２・・・・・・仕切板、８・・・・・・スライドジヨイ
ント部、１０・・・・・・内管、１１・・・・・・ベロ
ーズ、１２・・・・・・仕切板。
より構成されたＴ形交叉部の配管構造詳細断面図である
。 １・・・・・・Ｔ形内壁管、２・・・・・・スペーサ、
３・・・・・・Ｔ膨圧力管、４・・・・・・断熱材、１
２・・・・・・仕切板、８・・・・・・スライドジヨイ
ント部、１０・・・・・・内管、１１・・・・・・ベロ
ーズ、１２・・・・・・仕切板。
Claims (1)
- １ 直進流路Ｆと支流流路Ａの二つの流路を構成する高
温高圧流体用多重配管のＴ形交叉部において、Ｔ形に成
形したＴ膨圧力管の内部にＴ形に成形したＴ形内壁管を
同心円状に挿入して二重構造のＴ形交叉部を形成し、該
Ｔ形交叉部のＴ形内壁管の直進流路Ｆの内部に内管を同
心円状に挿入し、該内管とＴ形内壁管の直進流路の一方
端とを溶接接合して、Ｔ形内壁管の支流流路Ａと連通ず
る流路Ｃを形成し、一方Ｔ形内壁管の直進流路Ｆの他方
端に連接する内壁管との接続をスライドジヨイントにす
ると共に、該スライドジヨイントから流入した流体が、
Ｔ膨圧力管とＴ形内壁管との間の隙間部に滞留するよう
に、Ｔ膨圧力管の内周面とＴ形内壁管外周面との間に仕
切板を設け、該仕切板によって仕切られたＴ膨圧力管と
Ｔ形内壁管との間の隙間部に位置するように上記スライ
ドジョイン−トを設け、Ｔ膨圧力管とＴ形内壁管との間
の隙間部に断熱材を装填したことを特徴とする高温高圧
流体用多重配管のＴ形交叉部の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP49127671A JPS5824679B2 (ja) | 1974-11-06 | 1974-11-06 | 高温高圧流体用多重配管の丁形交叉部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP49127671A JPS5824679B2 (ja) | 1974-11-06 | 1974-11-06 | 高温高圧流体用多重配管の丁形交叉部の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5153622A JPS5153622A (ja) | 1976-05-12 |
| JPS5824679B2 true JPS5824679B2 (ja) | 1983-05-23 |
Family
ID=14965827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP49127671A Expired JPS5824679B2 (ja) | 1974-11-06 | 1974-11-06 | 高温高圧流体用多重配管の丁形交叉部の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5824679B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63213764A (ja) * | 1988-02-19 | 1988-09-06 | 株式会社日立製作所 | 空気調和機の除霜サイクル |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5897276U (ja) * | 1981-12-25 | 1983-07-01 | 株式会社コトブキ | 窓枠 |
| JPS60167889U (ja) * | 1984-04-17 | 1985-11-07 | 石川島播磨重工業株式会社 | 二重配管の枝管装置 |
-
1974
- 1974-11-06 JP JP49127671A patent/JPS5824679B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63213764A (ja) * | 1988-02-19 | 1988-09-06 | 株式会社日立製作所 | 空気調和機の除霜サイクル |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5153622A (ja) | 1976-05-12 |
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