JPS5824475Y2 - 電気器具の回転軸部分における防水機構 - Google Patents

電気器具の回転軸部分における防水機構

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Publication number
JPS5824475Y2
JPS5824475Y2 JP14423577U JP14423577U JPS5824475Y2 JP S5824475 Y2 JPS5824475 Y2 JP S5824475Y2 JP 14423577 U JP14423577 U JP 14423577U JP 14423577 U JP14423577 U JP 14423577U JP S5824475 Y2 JPS5824475 Y2 JP S5824475Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating shaft
case
lubricating oil
gasket
electrical appliances
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Expired
Application number
JP14423577U
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English (en)
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JPS5469360U (ja
Inventor
彰彦 添田
恭久 嶋田
Original Assignee
オタライト株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、水中或は水のかかる場所で使用する電気器具
の回転軸部分における防水機構に関するものである。
ケース内部に収納した乾電池によってモータを駆動し、
これを回転軸によってケース外の被回転体に伝達するよ
うに構成した電気器具は、玩具或は美容器具等によくみ
られる。
この主として玩具或は美容器具として使用されている電
気器具には、水中或は水のかかる場所で使用されるもの
が多く、このため、ケース内に水が侵入しないように防
水には特に留意した構造がなされている。
ところで、回転軸の密封には、一般に、Oリング或はオ
イルシールが使用されているが、Oリングの場合は、軸
の密封部に緊締することによってシールし、オイルシー
ルの場合はコイルスプリング等によってリップを軸の密
封部に圧接し、これによってシールしていた。
この従来の防水機構はいずれも密封する軸に密封物を圧
接させていたため、軸を回転するのに大きなトルクを必
要とする欠点があり、モーター等の駆動機構にも悪影響
を及ぼしていた。
本考案は、上記の欠点を解消した電気器具の回転軸部分
における防水機構で□あり、その実施例を図面と共に次
に説明する。
1は洗顔用に使用される小形電気機器であり、乾電池2
を動力源とし、モータ3を駆動する。
4はモータ3のスピンドルに固定されたピニオンで゛あ
り、該ピニオン4は回転軸5のギア部6と噛み合ってい
る。
該回転軸5は、ケース7内にビス8で1定した支持部材
9に一端を支持され、他端をケース7外へ突出させ、ブ
ラシ等のアタッチメン) 10と嵌合するように構威し
である。
11は回転軸5に形成したテーパ一部であり、該テーパ
一部11はケース7の内外の境界附近に、ケース7の外
側へ向かうにつれて次第に小径となるようにして形成し
である。
12は前記モータ3の回転を制御する回転スイッチであ
り、中央部に前記回転軸5を嵌挿して、回転軸5を支持
している。
13は前記回転軸5のテーパ一部11に密着した弾性を
有するパツキンであり、押え金具14によって前記回転
スイッチ12に固定しである。
151ヨ潤滑油を含ませたフェルト等よりなるパツキン
七゛あり、前記パツキン13よりもケース7の内部側即
ち図中上方の回転軸5に密着してあり、前記回転スイッ
チ12と前記パツキン13によって挾持されている。
16は前記回転スイッチ12に一体に固定したリング状
の接触片であり、回転スイッチ12の回転運動によって
ケース7内に固定した金具17と接触し、モータ3を駆
動させる電気回路を接続し、モータ3の回転軸を回転さ
せる。
18は一端を金具17に、他端を乾電池2の端子と接触
する金具に接続したコードである。
19はケース7と回転スイッチ12との間に設けたOリ
ングである。
次に本考案の作用について説明する。
回転軸5の回転につれて、該回転軸5に密着した潤滑油
を含んだパツキン15から潤滑油が滲み出し、この潤滑
油が回転軸5の表面を被覆すると共に、回転軸5の表面
に沿って図中下方に流下し、回転軸5とパツキン13と
の間に滲入して、テーパ一部11の表面をも潤滑油で被
覆する。
両パツキン13.15は回転軸5に密着しているが、潤
滑油を介在しているので、回転軸5は比較的僅かなトル
クで回転する。
同時に、両パツキン13.15によって、回転軸5の表
面を伝ってくる水のケース7内への侵入を阻止し、回転
軸部分における防水を行う。
上記のように、本考案電気器具の回転軸部分における防
水機構は、先端部にブラシ等のアタッチメントを嵌合し
、モーター等の駆動機構の回転力を該アタッチメントへ
伝達する回転軸の、ケースの内外の境界附近にテーパ一
部を形成し、該テーパ一部に弾性を有するパツキンを密
着すると共に、該パツキンよりもケースの内部側の回転
軸に、潤滑油を含ませたパツキンを密着しであるので、
回転軸の表面を伝ってくるような水はテーパ一部によっ
てスムーズな流れを阻まれると同時に、該テーパ一部に
密着しであるパツキンによってケース内への流入を完全
に阻止される。
また、パツキンは回転軸に密着しているが、潤滑油を含
ませたパツキンから滲み出した潤滑油によって回転軸の
表面は被覆され、パツキンの密着が回転軸の回転に大き
な抵抗となることはなく、モータ等の駆動機構に悪影響
を与えることもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したものであり、第1図は縦
断正面図、第2図は要部の拡大部である。 符号 1・・・・・・小形電気器具、2・・・・・・乾
電池、3・・・・・・モータ、5・・・・・・回転軸、
7・・・・・・ケース、10・・・・・・アタッチメン
ト、11・・・・・・テーパ一部、12・・・・・・回
転スイッチ、13・・・・・・パツキン、14・・・・
・・押え金具、15・・・・・・潤滑油を含ませたパツ
キン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース内に設けた駆動機構の回転力を、ケース外の被回
    転体へ伝達する回転軸の、ケースの内外の境界附近に、
    先端部へ向けて小径となるようにしてテーパ一部を形成
    し、該テーパ一部に、押え金具によって固定された弾性
    を有するパツキンを密着し、かつ、該パツキンよりもケ
    ース内部側の回転軸に、潤滑油を含ませたパツキンを密
    着したことを特徴とする電気器具の回転軸部分における
    防水機構。
JP14423577U 1977-10-27 1977-10-27 電気器具の回転軸部分における防水機構 Expired JPS5824475Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14423577U JPS5824475Y2 (ja) 1977-10-27 1977-10-27 電気器具の回転軸部分における防水機構

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JP14423577U JPS5824475Y2 (ja) 1977-10-27 1977-10-27 電気器具の回転軸部分における防水機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5469360U JPS5469360U (ja) 1979-05-17
JPS5824475Y2 true JPS5824475Y2 (ja) 1983-05-25

Family

ID=29122661

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JP14423577U Expired JPS5824475Y2 (ja) 1977-10-27 1977-10-27 電気器具の回転軸部分における防水機構

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JPS5469360U (ja) 1979-05-17

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