JPS582401Y2 - 並流式抽出装置 - Google Patents
並流式抽出装置Info
- Publication number
- JPS582401Y2 JPS582401Y2 JP1977039044U JP3904477U JPS582401Y2 JP S582401 Y2 JPS582401 Y2 JP S582401Y2 JP 1977039044 U JP1977039044 U JP 1977039044U JP 3904477 U JP3904477 U JP 3904477U JP S582401 Y2 JPS582401 Y2 JP S582401Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- specific gravity
- gravity liquid
- extraction
- liquid
- parallel flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
液体溶媒を使用して液体中の成る成分を分離して取り出
すにあたり、これら液体を同一方向に移動しながら接触
させる並流式抽出装置を使用することがある。
すにあたり、これら液体を同一方向に移動しながら接触
させる並流式抽出装置を使用することがある。
この並流式抽出装置は抽出塔へ下部から各液体を送入し
て上方へ移動させながら抽出を行い上部で別個に排出さ
せるもので、分離しようとする成分を含んだ液体（重比
重液）を固定相とし溶媒（軽比重液）を粒状乃至霧状に
分散させているが、軽比重液は重比重液との比重差で上
昇するので短時間で上部に達し充分な抽出を行うことが
できない場合がある。
て上方へ移動させながら抽出を行い上部で別個に排出さ
せるもので、分離しようとする成分を含んだ液体（重比
重液）を固定相とし溶媒（軽比重液）を粒状乃至霧状に
分散させているが、軽比重液は重比重液との比重差で上
昇するので短時間で上部に達し充分な抽出を行うことが
できない場合がある。
本案は抽出塔に攪拌翼を内蔵し攪拌式抽出装置を併用し
た構成としたことによって軽比重液の微粒化を行わせる
と同時に滞留時間を長くし完全な抽出が行えるようにし
たものである。
た構成としたことによって軽比重液の微粒化を行わせる
と同時に滞留時間を長くし完全な抽出が行えるようにし
たものである。
以下本案の実施例を図面に就いて説明すると、竪形円筒
状の抽出塔１の下部に板状の分散部材２を挾んで軽比重
液の送入室３が設けられ、図示しないポンプで加圧した
軽比重液を導入管４を経て送入室３へ入れ分散部材２に
設けた適当数の小孔に装着したノズル１７に形成されて
いる注入口５を通って抽出塔１の内部へ均一に分布した
状態で分散送入させるようにすると共に、分散部材２の
中心部および送入室３を貫通して供給管６を設けその抽
出塔１の内部に臨んだ上端部の斜め上方へ延びる複数個
の注入ロアを通って重比重液が抽出塔１の内部へ送入さ
れるようにする。
状の抽出塔１の下部に板状の分散部材２を挾んで軽比重
液の送入室３が設けられ、図示しないポンプで加圧した
軽比重液を導入管４を経て送入室３へ入れ分散部材２に
設けた適当数の小孔に装着したノズル１７に形成されて
いる注入口５を通って抽出塔１の内部へ均一に分布した
状態で分散送入させるようにすると共に、分散部材２の
中心部および送入室３を貫通して供給管６を設けその抽
出塔１の内部に臨んだ上端部の斜め上方へ延びる複数個
の注入ロアを通って重比重液が抽出塔１の内部へ送入さ
れるようにする。
抽出塔１の上部に多孔蓋８を挾んで液分離排出室９が設
けられ、抽出塔１の内部を上方へ移動して多孔蓋８を通
過した二つの液体は環状の堰１０の上方において比重差
で上下に分けられ、重比重液は堰１０の外側に沈下して
排出口１１から排出されると共に軽比重液は液分離排出
室９の上端近くの排出口１２から排出される。
けられ、抽出塔１の内部を上方へ移動して多孔蓋８を通
過した二つの液体は環状の堰１０の上方において比重差
で上下に分けられ、重比重液は堰１０の外側に沈下して
排出口１１から排出されると共に軽比重液は液分離排出
室９の上端近くの排出口１２から排出される。
液分離排出室９を通り多孔蓋８の中心部を貫通して回転
軸１３が抽出塔１の中心部に配置され、その下端は供給
管６の上端に軸受１４で支承され且つ上端は原動機１５
に連結されている。
軸１３が抽出塔１の中心部に配置され、その下端は供給
管６の上端に軸受１４で支承され且つ上端は原動機１５
に連結されている。
この回転軸１３には上下適当間隔で攪拌翼１６が固着突
設され、且つ各段の攪拌翼１６の間に位置させて抽出塔
１の内側に環状の邪魔板１７が突設しである。
設され、且つ各段の攪拌翼１６の間に位置させて抽出塔
１の内側に環状の邪魔板１７が突設しである。
第２図は分散部材２と供給管６の拡大部分図で、分散部
材２の注入口５はノズル１７によって形成したことによ
り、軽比重灘を霧状に分散し、また軽比重液の表面張力
が大きいときは小径の補助ノズル１８をこのノズル１７
に装着して更に微粒化させるようにしたものである。
材２の注入口５はノズル１７によって形成したことによ
り、軽比重灘を霧状に分散し、また軽比重液の表面張力
が大きいときは小径の補助ノズル１８をこのノズル１７
に装着して更に微粒化させるようにしたものである。
尚、攪拌翼１６は回転軸１３に固着したボス１６ ａに
腕１６ｂを放射方向に適当数突設しそれらの先端に羽根
１６ Ｃを取付けて構成されているが、既知の種々な構
造のものを使用できることおよびその段数を任意に設定
できることは言うまでもない。
腕１６ｂを放射方向に適当数突設しそれらの先端に羽根
１６ Ｃを取付けて構成されているが、既知の種々な構
造のものを使用できることおよびその段数を任意に設定
できることは言うまでもない。
また液分離排出室９も図示構造のものに限定されないこ
とは勿論である。
とは勿論である。
以上のように構成した本案の抽出装置は重比重液を抽出
塔１に充満して次で重比重液を供給管６の注入ロアより
抽出塔１の底部から拡散させながら所定量づつ送入し且
つ軽比重液を分散部材２のノズル１７の注入口５より霧
朕に分散させて重比重液中に送り込むと共に攪拌翼１６
を回転させるもので、分散した軽比重液は重比重液の中
を比重差によってこれより高速度で上方へ移動すると同
時に攪拌翼１６の回転によって攪拌させられ、攪拌作用
を受けて攪拌翼１６の周囲で旋回するとき一時的に上方
への移動が停滞し、このため抽出塔１の内部での滞留時
間が長くなると共に、攪拌によって両液の接触が良好に
行われ且つ軽比重液の粒子が破砕微粒化して接触面積が
大きくなるのである。
塔１に充満して次で重比重液を供給管６の注入ロアより
抽出塔１の底部から拡散させながら所定量づつ送入し且
つ軽比重液を分散部材２のノズル１７の注入口５より霧
朕に分散させて重比重液中に送り込むと共に攪拌翼１６
を回転させるもので、分散した軽比重液は重比重液の中
を比重差によってこれより高速度で上方へ移動すると同
時に攪拌翼１６の回転によって攪拌させられ、攪拌作用
を受けて攪拌翼１６の周囲で旋回するとき一時的に上方
への移動が停滞し、このため抽出塔１の内部での滞留時
間が長くなると共に、攪拌によって両液の接触が良好に
行われ且つ軽比重液の粒子が破砕微粒化して接触面積が
大きくなるのである。
即ち本案によると並流式と攪拌式の両者の長所がたくみ
に活用され、軽比重液の微粒化が達せられると同時に抽
出塔内での滞留時間が充分に長くなり、完全な抽出を行
うことができるものである。
に活用され、軽比重液の微粒化が達せられると同時に抽
出塔内での滞留時間が充分に長くなり、完全な抽出を行
うことができるものである。
そして、本案は重比重液の注入口を供給管の上端部に斜
めに複数個設けたことにより重比重液は抽出塔の底部か
ら拡散注入され、また軽比重液はノズルの注入口を通っ
て霧状に分散注入されることから、攪拌翼による攪拌作
用と相俟って両液の接触がきわめて良好になるものであ
る。
めに複数個設けたことにより重比重液は抽出塔の底部か
ら拡散注入され、また軽比重液はノズルの注入口を通っ
て霧状に分散注入されることから、攪拌翼による攪拌作
用と相俟って両液の接触がきわめて良好になるものであ
る。
第１図は本案の実施例を示す縦断面図、第２図はその拡
大縦断面部分図である。 １・・・・・・抽出塔、２・・・・・・分散部材、３・
・・・・・送入室、６・・・・・・供給管、９・・・・
・・液分離排出室、１３・・・・・・回転軸、１５・・
・・・・原動機、１６・・・・・・攪拌翼。
大縦断面部分図である。 １・・・・・・抽出塔、２・・・・・・分散部材、３・
・・・・・送入室、６・・・・・・供給管、９・・・・
・・液分離排出室、１３・・・・・・回転軸、１５・・
・・・・原動機、１６・・・・・・攪拌翼。
Claims (1)
- 抽出塔へ下部から重比重液を送入すると共に軽比重液を
分散送入し上方へ移動させながら抽出を行い上部で別個
に排出させる並流式抽出装置において、抽出塔に攪拌翼
を内蔵させると共に、重比重液を供給する供給管の抽出
塔内部に臨んだ上端部に斜め上方へ延びる複数個の注入
口を設け、且つ軽比重液を注入する注入口を有し抽出塔
内部に突出させたノズルを装着させてなる並流式抽出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977039044U JPS582401Y2 (ja) | 1977-03-29 | 1977-03-29 | 並流式抽出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977039044U JPS582401Y2 (ja) | 1977-03-29 | 1977-03-29 | 並流式抽出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53132950U JPS53132950U (ja) | 1978-10-21 |
| JPS582401Y2 true JPS582401Y2 (ja) | 1983-01-17 |
Family
ID=28905138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977039044U Expired JPS582401Y2 (ja) | 1977-03-29 | 1977-03-29 | 並流式抽出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS582401Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102658050A (zh) * | 2012-05-16 | 2012-09-12 | 浙江长城减速机有限公司 | 疏水缔合聚合物多级连续熟化罐 |
| CN102728268A (zh) * | 2012-06-29 | 2012-10-17 | 宁波金盛纤维科技有限公司 | 一种浆料分散器 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014226660A (ja) * | 2013-05-17 | 2014-12-08 | 片山 寛武 | 液膜を撹拌するマイクロ向流液液抽出装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5136718A (en) * | 1974-09-24 | 1976-03-27 | Akamine Kogyosho Kk | Borutoresusetsupan oyobi namigatayane kabezainosetsuzokuhoho |
-
1977
- 1977-03-29 JP JP1977039044U patent/JPS582401Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5136718A (en) * | 1974-09-24 | 1976-03-27 | Akamine Kogyosho Kk | Borutoresusetsupan oyobi namigatayane kabezainosetsuzokuhoho |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102658050A (zh) * | 2012-05-16 | 2012-09-12 | 浙江长城减速机有限公司 | 疏水缔合聚合物多级连续熟化罐 |
| CN102728268A (zh) * | 2012-06-29 | 2012-10-17 | 宁波金盛纤维科技有限公司 | 一种浆料分散器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53132950U (ja) | 1978-10-21 |
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