JPS582323Y2 - 両眼開放性暗点計 - Google Patents
両眼開放性暗点計Info
- Publication number
- JPS582323Y2 JPS582323Y2 JP15789979U JP15789979U JPS582323Y2 JP S582323 Y2 JPS582323 Y2 JP S582323Y2 JP 15789979 U JP15789979 U JP 15789979U JP 15789979 U JP15789979 U JP 15789979U JP S582323 Y2 JPS582323 Y2 JP S582323Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polaroid
- base
- amsler chart
- scotoma
- center
- Prior art date
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- Expired
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- Eye Examination Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、アムスラーチャートを利用した、両眼開放下
における異常暗点の位置的、量的検査を行う装置に関す
る。
における異常暗点の位置的、量的検査を行う装置に関す
る。
アムスラーチャートを用いる従来の暗点検査では、被検
者の認めた暗点を、被検者の報告に基づいて、検者が位
置的、量的に記録する方法がとられていた。
者の認めた暗点を、被検者の報告に基づいて、検者が位
置的、量的に記録する方法がとられていた。
この検査では、正確な検査が行えないのは勿論である。
本考案は、両眼開放のまま視線の固定を確保しつつ、か
つ、弛張の抑圧によって現われる抑圧暗点をも、被検者
自らシート上に記録することにより、従来得られなかっ
た正確さで、暗点を位置的、量的に把握することを目的
とするものである。
つ、弛張の抑圧によって現われる抑圧暗点をも、被検者
自らシート上に記録することにより、従来得られなかっ
た正確さで、暗点を位置的、量的に把握することを目的
とするものである。
以下、図示実施例に基づき、本考案を詳説する。
まず、箱状の基台1は、螢光燈2を内蔵し、上部に、ア
ムスラーチャートの形状に合せた正方形の開口部3を有
する。
ムスラーチャートの形状に合せた正方形の開口部3を有
する。
開口部3の周縁上には、断面コ字状の押え枠4が乳白色
アクリル板5を介して固定される。
アクリル板5を介して固定される。
押え枠4内には、下から順次重合した磨すガラス6、ア
ムスラーチャート板7、ポラロイド8、透明ガラス9を
挿嵌固定する。
ムスラーチャート板7、ポラロイド8、透明ガラス9を
挿嵌固定する。
乳白色アクリル板5は、螢光燈2の照射を減光するもの
であり、磨すガラス6は、照射光を均一に散光するもの
である。
であり、磨すガラス6は、照射光を均一に散光するもの
である。
アムスラーチャート板7は、第7図に示すような中央に
視点固定用の小円7′を有する方眼紙状の図形を、透明
なプラスチックシートにネガが焼付けしたものである。
視点固定用の小円7′を有する方眼紙状の図形を、透明
なプラスチックシートにネガが焼付けしたものである。
したがって、アムスラーチャート板7には、第7図にお
ける正方形の方眼の黒線及び中央の小円7′は、下から
の光線を透過させる半透明に、白地部分は不透明に形成
されたアムスラーチャートが形成される。
ける正方形の方眼の黒線及び中央の小円7′は、下から
の光線を透過させる半透明に、白地部分は不透明に形成
されたアムスラーチャートが形成される。
ポラロイド8には、中央部に円形の小孔8′を貫設し、
偏光軸を、基台1の縦または横方向に一致させておく。
偏光軸を、基台1の縦または横方向に一致させておく。
最上部の透明ガラス9は、磨りガラス6とともに、アム
スラーチャート板7、ポラロイド8を保護し、かつ、後
述の透明プラスチックシートを載置して、被検者をして
、暗点を筆写するに便ならしむる。
スラーチャート板7、ポラロイド8を保護し、かつ、後
述の透明プラスチックシートを載置して、被検者をして
、暗点を筆写するに便ならしむる。
上記透明ガラス9上に、透明なナイロンシートなどのプ
ラスチックシー) 10または透明紙を載置したうえ、
押え枠4に挿入し、被検者の認める暗点を、プラスチッ
クシート10に、フェルトペン等で自ら筆写せしめる。
ラスチックシー) 10または透明紙を載置したうえ、
押え枠4に挿入し、被検者の認める暗点を、プラスチッ
クシート10に、フェルトペン等で自ら筆写せしめる。
つぎに、基台1上に四隅に、4本の支柱11を固定し、
かつ、支柱11上部に、支柱板12を固定する。
かつ、支柱11上部に、支柱板12を固定する。
この支柱板12には、2この円形開口部13 a 、1
3 bを、人の両眼位置に合せて横方向に並設し、さら
に、中央部には、回転軸14を回転自在に軸支する。
3 bを、人の両眼位置に合せて横方向に並設し、さら
に、中央部には、回転軸14を回転自在に軸支する。
回転軸14に固着した回転板15には、回転板を回転す
るための2このつまみ16 a 、16 bを固着し、
かつ、前記支持板開口部13a、13bに合せて、円形
の接眼部ポラロイド17 a 、17 bをホルダーを
介して固定す;。
るための2このつまみ16 a 、16 bを固着し、
かつ、前記支持板開口部13a、13bに合せて、円形
の接眼部ポラロイド17 a 、17 bをホルダーを
介して固定す;。
両接眼部ポラロイド17 a 、17 bは、一方の偏
光軸を、基台上のポラロイド8の偏光軸と一致させ、他
方は、直交させておく。
光軸を、基台上のポラロイド8の偏光軸と一致させ、他
方は、直交させておく。
また、支持板12と回転板15とには、図外スットパを
設ける。
設ける。
18は、カバーで、支柱11上端部に固定される。
さらに、被検者が接眼部ポラロイドをのぞけるよう、カ
バー上部中央に円形のカバー開口部18′を設ける。
バー上部中央に円形のカバー開口部18′を設ける。
なお、アクリル板5と磨りガラス6との間隙には、色視
野を求めるためのカラーフィルターを、また、磨すガラ
ス6とアムスラーチャート板7との間に減光用のN、D
、フィルターを挿入してもよい。
野を求めるためのカラーフィルターを、また、磨すガラ
ス6とアムスラーチャート板7との間に減光用のN、D
、フィルターを挿入してもよい。
つぎに、本考案の作用、効果について述べる。
基台1内の螢光燈2を点燈する。
被検者に、両眼開放のまま、接眼部ポラロイド17a、
17bをとおして、アムスラーチャート板7をのぞかせ
る。
17bをとおして、アムスラーチャート板7をのぞかせ
る。
アムスラーチャート板7の透明小円7′を経て基台ポラ
ロイド8中央の小孔8′を透過した光は、偏光していな
い。
ロイド8中央の小孔8′を透過した光は、偏光していな
い。
したがって、被検者は、両接眼部ポラロイドをとおして
、両眼とも小孔を光点として明視できるので、両眼の視
線が固定できる。
、両眼とも小孔を光点として明視できるので、両眼の視
線が固定できる。
また、基台上のポラロイド8と偏光軸が一致している接
眼部ポラロイドを透過した光は、一方の眼、例えば左眼
に感知され、被検者はアムスラーチャートを見ることが
できる。
眼部ポラロイドを透過した光は、一方の眼、例えば左眼
に感知され、被検者はアムスラーチャートを見ることが
できる。
しかし、右眼側の接眼部ポラロイドは、偏光軸が基台上
のポラロイドと直交しているので、右眼にはアムスラー
チャートは見えない。
のポラロイドと直交しているので、右眼にはアムスラー
チャートは見えない。
もし、被検者の中心視野に変状があれば、アムスラーチ
ャート上に暗点として現われることになり、被検者は、
透明プラスチックシート10上に、その形状を自ら筆写
し得る。
ャート上に暗点として現われることになり、被検者は、
透明プラスチックシート10上に、その形状を自ら筆写
し得る。
左眼の検査を終えれば、つまみにより回転板15を18
0°回転させ、右眼の検査を受ける。
0°回転させ、右眼の検査を受ける。
以上詳述した如く、本考案は、両眼開放下において視線
の固定を図りつつ、かつ、抑圧暗点をも、被検者が自ら
記録し得ることに特徴を有するものである。
の固定を図りつつ、かつ、抑圧暗点をも、被検者が自ら
記録し得ることに特徴を有するものである。
したがって、従来の暗点計に比し、極めて正確な暗点検
査を行い得る。
査を行い得る。
第1図は正面図、第2図は平面図、第3図は側面図、第
4図は第1図A−A方向の底面図である。 第5図は上部要部の拡大断面図、第6図は下部要部の重
合状態を示す断面図である。 また、第7図は、アムスラーチャート板にネガ焼付けさ
れる図形、第8図は基部ポラロイドを示す。 1・・・・・・基台、2・・・・・・螢光燈、7・・・
・・・アムスラーチャート板、7′・・・・・・小円、
8・・・・・・ポラロイド、8′・・・・・・小孔、1
0・・・・・・透明プラスチックシート、12・・・・
・・支持板、15・・・・・・回転板、17a、17b
・・・・・・接眼部ポラロイド。
4図は第1図A−A方向の底面図である。 第5図は上部要部の拡大断面図、第6図は下部要部の重
合状態を示す断面図である。 また、第7図は、アムスラーチャート板にネガ焼付けさ
れる図形、第8図は基部ポラロイドを示す。 1・・・・・・基台、2・・・・・・螢光燈、7・・・
・・・アムスラーチャート板、7′・・・・・・小円、
8・・・・・・ポラロイド、8′・・・・・・小孔、1
0・・・・・・透明プラスチックシート、12・・・・
・・支持板、15・・・・・・回転板、17a、17b
・・・・・・接眼部ポラロイド。
Claims (1)
- 光源2を内蔵する基台1上に、中央に透光可能な小円7
′を有するアムスラーチャート板7と、中央に小孔8′
を有する偏光板8とを、小円7′と小孔8′とを同心に
して順次重合固定するとともに、偏光板8上に、透明シ
ート10を着脱可能に載置し、偏光軸を直交させた2枚
の偏光板17 a 、17 bを並設した回転板15を
、基台1上方に、支持手段11゜12.14を介して回
転自在に軸支してなる両眼開放性暗点計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15789979U JPS582323Y2 (ja) | 1979-11-13 | 1979-11-13 | 両眼開放性暗点計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15789979U JPS582323Y2 (ja) | 1979-11-13 | 1979-11-13 | 両眼開放性暗点計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5673805U JPS5673805U (ja) | 1981-06-17 |
JPS582323Y2 true JPS582323Y2 (ja) | 1983-01-17 |
Family
ID=29669154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15789979U Expired JPS582323Y2 (ja) | 1979-11-13 | 1979-11-13 | 両眼開放性暗点計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS582323Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015040950A1 (ja) * | 2013-09-18 | 2015-03-26 | 株式会社トプコン | 眼屈折力測定装置、検眼装置 |
-
1979
- 1979-11-13 JP JP15789979U patent/JPS582323Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5673805U (ja) | 1981-06-17 |
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