JPS5823141B2 - 細骨材の製造方法 - Google Patents

細骨材の製造方法

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JPS5823141B2
JPS5823141B2 JP11441177A JP11441177A JPS5823141B2 JP S5823141 B2 JPS5823141 B2 JP S5823141B2 JP 11441177 A JP11441177 A JP 11441177A JP 11441177 A JP11441177 A JP 11441177A JP S5823141 B2 JPS5823141 B2 JP S5823141B2
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crusher
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crushing
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村田博之
田中毅
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、岩石または鉱石等の原石より直接粒形の優れ
た13m峨下0粒径を持つ細骨材を得るようにした新し
い製造手段の提供に関する。
岩石または鉱石等の棟木を破砕して、例えばコンクリー
ト骨材を得るに当っては、この骨材を使用したコンクリ
ートの性能を確保するために、その破砕された単粒子の
粒径が良好であることが必要であり、この粒形について
はJISおよびJASS5で周知のように、実積率(嵩
比重/真比重×α)として既に細かく規定されている処
である。
従来この種骨材の生産手段としては、ショークラッシャ
あるいはコーンクラッシャ等の破砕機を用いて、その原
石を破砕して目的の粒径製品を得るのであり、例えば粒
径30〜13朋程度のものを中骨材とし、13〜5mm
程度のものを細骨材とすることも既知である。
処で従来の破砕機を用いて破砕を行なう場合、その破砕
機の揺動運動あるいは偏心旋動運動時に形成される砕石
の出口開口の最少間隙は、その破砕製品寸法と略同等か
あるいはそれ以下に設定するものとされており、一方破
砕機能力は単位時間における破砕量、即ちその出口間隙
、偏心運動量、破砕室形状、回転数等によって定まる単
位時間当りの破砕機通過岩石量、所甜単純な破砕機通過
量と、破砕処理された破砕製品中の目的寸法製品の量、
即ち製品生産量とによって決定される。
従って破砕に当っては、前記出口間隙を破砕製品寸法よ
りも小さくし、原石の破砕機通過量に対する製品生産量
の比率を可及的100%に近づけるように努力が払われ
る訳であるが、製品生産量の比率を上げようとすれば、
出口間隙をより少さくする必要があり、しかしこの反面
破砕機通過量は必然的に減少するので、製品生産量もこ
れに伴って低下することになる。
例えばコーンクラッシャについて具体的に説明すれば、
第1図において、1は円錐筒体のコーンケープであり、
2はマントルでコーンケープ1内に位置して偏心旋回運
動を行なうものであり、両者の内外周面間に破砕室3が
劃成され、4は被破砕物の排出される出口開口、Cはそ
の間隙Cを示しているが、破砕室3に供給された岩石等
の原石は、被破室3内を落下する過程において、マント
ル2の旋動運動により反復して圧縮荷重を受け、圧潰を
反復されつつマントル2とコーンケープ1により規制さ
れた出口開口4の間隙Cに略等しい粒度または寸法にま
で破砕されて、出口開口4より機外に排出されることに
なる。
かくして得られた破砕物は、所望製品寸法、粒度の製品
と、それ以外のものとに選別されるが、このさい前述し
たように、製品比率を高くするために出口開口4を小さ
くすると、破砕機通過量に対する製品生産量の比率は高
くなるが、反面、破砕機における原石通過量が低下し、
結果として製品生産量が低下することになる。
また前記クラッシャの破砕室内での破砕状態は所謂非層
圧縮型、即ち単粒子圧縮破砕であるため、その製品粒形
が偏平、測長となり易く、このためクラッシャで破砕し
た後、粒形改善の目的で更に衝撃式破砕機等の粒形改善
機に掛ける必要があるが、この粒形改善用衝撃式破砕機
は、高速で岩石を打撃する型式であるため、部品の摩耗
、消耗が著しく、砕石プラントのメンテナンス、稼動率
、生産コスト上大きな問題点が生じる。
またこのような非層圧縮型のコーンクラッシャでは、1
3〜5mm程度の細骨材を生産す場合、その出口開口4
の間隙Cを所望製品寸法程度に小さくする必要があり、
このために生じる製品生産能力の低下を防止し、更に細
粒化性能を向上するために、破砕室3の両壁(コーンケ
ープ1とマントル2の内外周面)を可及的平行にする必
要があり、このためその原石寸法を余り大きくすること
ができず、通常原石寸法の上限は50〜60mm程度で
あり、従ってまた一連の砕石プラントにおける機械設備
の数も多く必要とされ、プラント構成も複雑化する欠点
がある。
本発明はこれらの従来の非層圧縮型のコーンクラッシャ
乃至ショークラッシャ等の破砕機による1細骨材の製造
の面倒と困難とをなくし、層圧縮型のコーンクラッシャ
乃至ショークラッシャを用いて、大塊原石より直接細骨
材を容易に生産可能としたものであり、従ってその特徴
とする処は、1次破砕されかつその最大塊寸法が略10
0mm以上の原石を、破砕機の出口間隙を破砕機の破砕
室長さの0.025〜0.05の範囲で、あるいは旋回
体直径の0.015〜0.03の範囲に設定し、かつ破
砕機の偏心運動量を破砕室長さの0.05−0.1の範
囲、あるいは旋回体直径の0.03〜0.06の範囲に
設定された破砕機の破砕室内に、該破砕機を通過した2
0〜5mm範囲程度の砕石の還流量Eに対し前記原石の
新規供給量AがE、/Aが少なく共1.5以上であるよ
うに混合した状態で、かつ破砕室内においてどれら破砕
物が圧密状態となるように連続的に供給して破砕を行な
わせることにより、最大塊寸法が略100mm以上の原
石から13mm以下の細骨材を直接生産するようにした
点にある。
以下図示の実施例について本発明を詳述すると、第2,
3図は本発明において用いる層圧縮型のコーンクラッシ
ャの要部と破砕状態を示したものであるが、コーンクラ
ッシャ10は円錐筒体のコーンケープ11と、コーンケ
ープ11内においてコーンケープ中心線の回りに偏心旋
回運動を行なうマントル12から成り、破砕室13及び
出口開口14を有する点、従来のコーンクラッシャと同
様であるが、本発明では、マントル12とコーンケープ
11により劃成される破砕室13内に供給される岩石等
の原石がマントル12の旋動によって漸次圧縮荷重を受
け、出口開口14より排出されるに当り、その製品生産
量の増大を図るには、一面において原石の通過量を多く
することと、他面では通過量に対する所望粒度寸法の製
品含有率を増大させるという2つの要件を同時に満足さ
せることが必要であるが、前者の条件については出口開
口14の間隙を大きくすることにより、偏心運動をする
マントル12の偏心運動量並びに破砕室13の形状とに
より、単位時間当りの原石の計算通過量(T ON/H
r )が決定されることになるが、後者の条件について
は、破砕機構として、破砕室13内における原石の圧縮
時における充分な嵩密度と高い圧縮比を与えることによ
って解決可能である。
即ち出口開口14の間隙Cを太きくし、それに対応した
マントル12の偏心運動量eを設定すれば、破砕機(ク
ラッシャ)における原石の通過量、換言すれば破砕処理
量が定まり、この処理量を破砕室13に連続的に供給す
ると、原石は破砕室13内の破砕室長さH方向の各位置
において圧密充填状態で落下流動することになる。
このように破砕室13内における原石の圧密層状の流動
状態を維持すると共に、原石の破砕機通過量を増大する
ためには、後述する偏心運動量eとの関係を考慮して、
出口開口14の間隙Cをマントル12の直径りの0.0
15〜0.1の範囲、あるいは破砕室長さHの0.02
5〜0.03の範囲に設定することが最適かつ必須であ
り、この下限値を逸脱すると出口開口14の間隙が過少
となり、原石通過量が小さくなり、先に述べた目的の達
成は困難であるし、またその上限値を逸脱すると、層状
の圧密流動状態が得られず、マントル12の偏心旋回運
動による原石に対する充分な圧縮荷重を付与させること
が困難である。
またこのようにして破砕室13内を圧密層状に流動落下
する原石を破砕するに当っては、マントル12の旋回運
動による圧縮時に破砕室13内で原石に充分な嵩密度と
高い圧縮比を与えることが必要であり、このためにはマ
ントル12の偏心旋回運動量、即ち偏心運動量eを従来
のそれよりも大きくすることが必要で、その最少量並び
に破砕機の機械構造から許容される運動量eは、破砕室
長さHの0.05〜0.1の範囲、あるいはマントル1
2の直径りの0.03〜0.06の範囲に設定すること
が必要である。
このように出口開口14の間隙Cおよび偏心運動量eを
決定すると共に、破砕室13内における原石に対して、
圧縮荷重を有効に層相瓦間に伝播させるためには、破砕
室13内で原石が密に充填された流動状態を形成するこ
とが必要で、このためには破砕室13に対する原石の供
給量を充分に行なうことにより、破砕室13内における
原石の充填状態が維持されるのであり、これによりマン
トル12の偏心旋回運動による圧縮仕事量、換言すれば
原石に対する圧縮荷重は層状をなす原石相互間で伝播し
、この結果、強度の低い原石から破壊を生起し、破砕室
13内でこれが反復されることによって、所要粒度寸法
の製品にまで破砕されることになるのである。
この破砕機構を第3図について更に詳述すれば、同図は
マントル12のコーンケープ11に対する旋回運動をシ
ョークラッシャと同様の直接的な運動として(理論的に
は同一のものと見なし得る)、更に破砕室13を軸方向
に一部分断面として、その破砕室13の長さH方向にI
〜■の複数領域に分割した作用図であるが、マントル1
2が偏心運動量eでコーンケープ11より離開した位置
から徐々に前進を開始すると、室13内の原石は徐々に
嵩密度を増加すると共に、室13内で円周方向に流動す
る傾向を見せるが、室13内に供給された原石がきわめ
て多量なものである関係上、円周方向には一種の拘束状
態が生じ、マントル12による圧縮仕事量はそのほとん
どが原石に対する圧縮荷重となり、原石相互間に伝播さ
れることになり、この点で出口開口14の間隙Cを大き
く設定し、原石の供給量を増加させる意味がある。
こうして原石がマントル12の旋回運動により嵩密度が
増加し、原石相互間に圧縮荷重が伝播すると、原石は破
壊強度の低いものから破壊が進行し、また破壊された原
石はその圧縮荷重を受ける領域における荷重の伝播部材
として作用し、マントル12が図の仮想線で示される偏
心運動量eの最もコーンケープ11に接近する位置とな
るまで、原石は層状のまま圧縮され、即ち屑圧縮破砕作
用が生じるのであり、この層圧縮破砕は室13内のI〜
■に示される各領域同時に進行するものである。
このような層圧縮破砕方式によれば、従来の状層圧縮型
式の破砕機のような、原料寸法を50〜60mm程度の
ものを上限とするような制限はなく、その原料寸法は砕
石プラントにおける1次破砕製品、即ち100〜250
間程度のものでも使用可能であるが、反面破砕製品の粒
形を良好なものとするためには、破砕室13内で粒子同
志の層圧縮破砕を充分に行なわせる必要があり、この目
的を満足させるためには、その原料即ち原石寸法は可及
的小さい寸法、略30〜40m71L以下の小さいもの
とすることが必要である。
しかし13〜5mm程度の細骨材を得るために、30〜
40mm程度の寸法の既にある程度細粒となっているも
のを原石として使用することは、原料を生産するための
破砕工程が必要とされると共に、既に商品価値の高いも
のを原料とする等の不都合が生じ、原料即ち原石として
大塊(最大寸法100〜250朋程度)を使用し、これ
から直接13〜5mtrt程度の細骨材を生産すること
ができれば、砕石プラント設備の簡単化や生産コストの
低下の点で著しく有利である。
本発明はこの点に着目し、前記層圧縮型のコーンクラッ
シャを用いて、大塊より直接細骨材を得るために、第4
図I、IIにその原則的な1例を示すように、1次破砕
されかつその最大塊寸法が略1001m以上の粒径を持
つ原石Aを、一旦サージビン(あるいはパイル)15に
貯め、これをフィーダ16を介して第2,3図に示した
ような層圧縮型コーンクラッシャ10に供給して、目的
のl:3o+以下、好ましくは13〜57ILm程度の
粒径を持つ細骨材Cを得るに当り、層圧縮型コーンクラ
ッシャ10より排出される破砕製品の内、分級機17に
より20〜5n程度の砕石Eを図示のように原石Aの新
規供給量に還流混合させ、これをサージピン15への供
給砕石Bとして送り、この原石Aと20〜5mm程度の
砕石Eとの混合された供給砕石Bをコーンクラッシャ1
0に供給して層圧縮破砕を行なわせ、目的の13〜5朋
程度の粒径を持つ細骨材製品Cを得るのであり、即ち最
大塊寸法100ii以上の原石Aを使用しつつ、実際に
コーンクラッシャ10に投入される砕石原料Bは、原石
Aの新規供給量と、20〜5群程度の粒径による還流砕
石Eとの混合物であり、従って前記A景とE量、との比
率を適当な値とすることによって、Bの粒度を実質的に
は小塊と見なすことができるようにし、これによって直
接1007It11L以上の大塊から13〜5羽程度の
細骨材が簡単に得られるようにしたものであり、同図1
においてDは5mm以下の砕石製品であり、同図■はI
における各A、B、C,D、Eの各粒度分布の1例であ
り、縦軸はその%値、横軸は粒子寸法(粒径)を示して
いる。
また第4図に示した基本的な1例に比し、第5図■、■
に示したものはその変則的な1例として、先に述べたよ
うに1001m以上の原石Aを用いて、目的の13〜5
U程度の細骨材を出産すると共に、20〜13mm程度
の中骨材をも同時に生産するようにした場合を示すが、
同図■に示すように分級器17において、13〜5朋程
度の目的細骨材製品Fと共に、20〜13mm程度の中
骨付製品Gを同時に生産しようとすると、大塊の原石A
をコーンクラッシャ10に投入するさい、コーンクラッ
シャ10より出た砕石の内、20〜5朋程度の粒径を持
つ還流付砕石Eの粒度が組くなると共に、その還流量も
少なくなって混合材Bの粒度を効果的に小さくし、かつ
充分な量を還流できないので、このような場合には同図
■のような回路構成とすることが必要である。
即ち図示のように分級器17において20mvt以上、
13羽以上、5mm以上のように分級することは同様で
あるが、分割器18,19を使用し、20〜13關程度
の中骨付製品Gの内の適当量、また13〜5mm程度の
細骨材製品Fの内の適当量を、それぞれ還流量f2gと
して、還流砕石Eに追加して、原石Aの新規供給量に混
合してやることにより、同時生産と共に、充分な量と粒
度の還流砕石Eを得ることが可能である。
以上は何れも本発明方法の各1例であるが、これら何れ
の場合においても、その原石Aの新規供給量に対し、2
0〜5mw程度の還流砕石Eの混合割合は、本発明の直
接生産の目的を達成するために適当な最少量としては、
E/A=1.5以上とすることが必要である。
これはこの種層圧縮型のクラッシャ10では、粒形の良
好を得るためには可及的その使用原料の小さいことが必
要であるが、実際にはクラッシャ10に供給される原料
が全部小さい必要はなく、概略60〜70%がクラッシ
ャ10の出口開口14の間隙Cの約2倍以下であればよ
いこと、更には粒子間層圧縮を行なわせた場合、強度の
弱い割れ易い(即ちその粒形の悪い偏平、偏長なもの)
石から割れ、従って層圧縮破砕が進行するにつれ、粒形
の悪い石が減少し、粒形の良好な石が増加するという層
圧縮型クラッシャの持つ特徴等を勘案した結果である。
第6図に示したものは、本発明による代表的かつ実際的
な実施1例を示したものであり、即ち1次クラッシャ2
0によって破砕された原料を1次ふるい機21によって
その最大塊寸法が略100朋以上のものを原石Aとして
使用し、サージピン乃至パイル15に貯蔵するに当り、
層圧縮型コーンクラッシャ10によって破砕された砕石
の内、20〜51n71L程度の砕石を還流砕石Eとし
スかつE/Aが少なくとも1.5以上になるような還流
量を原石Aの新規供給量に対し混合し、このようと混合
砕石Bをフィーダ16によりコーンクラッシャ10に対
して供給し、層圧縮破砕を行なわせて、目的の13〜5
朋程度の細骨材製品Cを分級機17を経て生産するので
あり、その実積率は57%より犬である。
これに対し第7図に示したものは、従来の状層圧縮型コ
ーンクラッシャにより、同様の細骨材製品を得るための
1例を示しており、従来方式では1次クラッシャ20に
より1次破砕した原石をサービン乃至パイル15に貯め
、これをフィーダ16を介して1次ふるい機21に掛け
、更にこれを2次クラッシャ(非層圧縮型クラッシャ)
22により更に砕石して後、粒形改善用の衝撃型破砕機
23に掛けて選別し、尚粒径の大きなものは3次クラッ
シャ24により破砕して、再び衝撃型破砕機23に還流
させて粒形改善を行ない、2次ふるい機25を経て目的
の13〜5mm程度の細骨材及び5mm以下の製品等を
得るのであり、その実積率は衝撃式破砕機23を入れな
い場合で52〜53%である。
本発明方法によれば、既に明白なように層圧縮型コーン
クラッシャ10を用いて層圧縮破砕を行なわせると共に
、その原料を1次破砕された100朋以上の大塊のもの
を原石Aとして用い、これより直接目的の13mrn以
下の細骨材を生産できるので、クラッシャの種類や台数
は第6図示の通りにきわめて少なくして済み、その砕石
プラント回路構成もきわめて簡単化され、従来のインパ
クトクラッシャ等の粒形改善用機械も全く不要化され、
プラント全体のメンテナンス、稼動率、生産コストの面
で著しく有利である。
これに比し従来技術の砕石プラントでは、第7図に一般
的な1例を挙げたように、機械設備、回路構成、操業の
煩雑と手間、生産コスト、稼動率等、全ての点で不利で
あり、使用材料の如何によっては、粒形の良好な細骨材
を得られないことも生じるのであり、本発明によって初
めて優れた粒形、規格内容を満足させる細骨材が経済的
に得られるものとして利用価値大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の状層圧縮型コーンクラッシャの要部断面
図、第2図は本発明で用いる層圧縮型コーンクラッシャ
の要部断面図、第3図は屑圧縮破砕状態の説明図、第4
図は本発明方法実施例の回路図、第5図は同じく変形実
施例の回路図、第6図は同具体的実施回路例図、第7図
は従来法による砕石プラント回路図である。 1.11・・・・・・コーンケープ、2,12・・・・
・・マントル、3,13・・・・・・破砕室、4,14
・・・・・・出口開口、10・・・・・・層圧縮型コー
ンクラッシャ、15・・・・・・サージビン乃至パイル
、16・・・・・・フィーダ、17・・・・・・分級器
、18,19・・・・・・分割器、20・・・・・・1
次クラッシャ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 11次破砕されかつその最大塊寸法が略100諒以上の
    原石を、破砕機の出口間隙を破砕機の破砕室長さの0.
    025〜0.05の範囲で、あるいは旋回体直径の0.
    015〜0.03の範囲に設定し、かつ破砕機の偏心運
    動量を破砕室長さの0.05〜0.1の範囲、あるいは
    旋回体直径の0.03〜0.06の範囲に設定された破
    砕機の破砕室内に、該破砕機を通過した20〜5m7I
    L範囲程度の砕石の還流量Eに対し前記原石の新規供給
    量AがE/Aが少なくとも1.5以上であるように混合
    した状態で、かつ破砕室内においてこれら被破砕物が圧
    密状態となるように連続的に供給して破砕を行なわせる
    ことにより、最大塊寸法が略1001m以上の原石より
    13朋以下の細骨材を直接生産するようにしたことを特
    徴とする細骨材の製造方法。 21次破砕されかつその最大塊寸法が略100mvt以
    上の原石を、破砕機の出口間隙を破砕機の破砕室長さの
    0.025〜0.05の範囲で、あるいは旋回体直径の
    0.015〜0.03の範囲に設定し、かつ破砕機の偏
    心運動量を破砕室長さの0.05〜0.1の範囲、ある
    いは旋回体直径の0.03〜0.06の範囲に設定され
    た破砕機の破砕室内に、該破砕機を通過した20〜5m
    ψ囲程度の砕石の還流量Eに対し前記原石の新規供給量
    AがE/Aが少なくとも1.5以上であるように混合し
    た状態で、かつ破砕室内においてこれら被破砕物が圧密
    状態となるように連続的に供給して破砕を行なわせるこ
    とにより、最大塊寸法が略100mm以上の原石より1
    3mm以下の細骨材を直接生産するようにしたものにお
    いて、20〜L3mrnの中骨材をも同時に生産するさ
    い、前記砕石の還流量の生ずる不足分を、20〜13z
    mの中骨材及び13龍以下の細骨材の適当量を、前記還
    流量に追加することを特徴とする細骨材の製造方法。
JP11441177A 1977-09-21 1977-09-21 細骨材の製造方法 Expired JPS5823141B2 (ja)

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JP2001286778A (ja) * 2000-04-06 2001-10-16 Otsuka Tekko Kk コーンクラッシャの破砕室およびこの破砕室を利用する破砕方法

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