JPS5822705B2 - カデンリユウセイギヨソウチ - Google Patents
カデンリユウセイギヨソウチInfo
- Publication number
- JPS5822705B2 JPS5822705B2 JP48060843A JP6084373A JPS5822705B2 JP S5822705 B2 JPS5822705 B2 JP S5822705B2 JP 48060843 A JP48060843 A JP 48060843A JP 6084373 A JP6084373 A JP 6084373A JP S5822705 B2 JPS5822705 B2 JP S5822705B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- bias
- magnetic
- overcurrent
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電源から負荷に電力を供給するように構成さ
れた電気装置において、負荷の異常あるいはその他の状
態変化によって生ずる過電流の検出装置に関するもので
ある。
れた電気装置において、負荷の異常あるいはその他の状
態変化によって生ずる過電流の検出装置に関するもので
ある。
電気装置において、過大負荷あるいは短絡事故などによ
り、定常的にその電気装置に供給される電流より大きな
過大電流が流れる場合がある。
り、定常的にその電気装置に供給される電流より大きな
過大電流が流れる場合がある。
このような場合、負荷やその他の装置を保護し、事故を
防ぐために、過大電流を検出し、それによって負荷等を
制御することが行なわれている。
防ぐために、過大電流を検出し、それによって負荷等を
制御することが行なわれている。
このような過大電流を検出する過電流検出装置としては
、電流による発熱を利用したものや、電流による電磁力
を利用したものなどが実用化されている。
、電流による発熱を利用したものや、電流による電磁力
を利用したものなどが実用化されている。
また、電子式のものとしては、抵抗を負荷回路に直列に
挿入して、その電圧降下から電流を検出するものが実用
化されてきた。
挿入して、その電圧降下から電流を検出するものが実用
化されてきた。
しかしながら、これら従来の装置においては、次のよう
な欠点がある。
な欠点がある。
(1) 発熱方式の場合は、発熱を検知する手段が必
要であり、電磁力方式では電磁石等を要し、また直列抵
抗方式では電圧降下を取り出す抵抗素子、さらに検出部
と被検出部を直流的に分離するためのトランス等が必要
であり、いすhにしても装置が大型かつ重いものになる
。
要であり、電磁力方式では電磁石等を要し、また直列抵
抗方式では電圧降下を取り出す抵抗素子、さらに検出部
と被検出部を直流的に分離するためのトランス等が必要
であり、いすhにしても装置が大型かつ重いものになる
。
特に、大電力回路ではそれは著しい。
(2)発熱体、電磁石、抵抗体等を利用しているので電
力損失が非常に大きい。
力損失が非常に大きい。
(3)負荷の電流をそのまま利用しているので、被検出
回路に悪影響を与えることがある。
回路に悪影響を与えることがある。
(4)電流の検出点を任意に設定することは非常に困難
である。
である。
本発明は、このような欠点を除去するためになされたも
のであり、小型軽量でかつ高精度な検出が可能であると
ともに、過電流検出点を任意に設定でき、動作余裕の大
きな過電流検出装置を提供することを目的とする。
のであり、小型軽量でかつ高精度な検出が可能であると
ともに、過電流検出点を任意に設定でき、動作余裕の大
きな過電流検出装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明は、角形磁気特性を
有する磁心に電気装置内の電源の電圧の変化に応じて変
化するバイアス電流が流れるバイアス巻線を設けるとと
もに、その磁心を、検出すべき電流が流れる線と電磁的
に結合させ、負荷電流による磁界と、バイアス巻線から
与えられるバイアス磁界とが差動的に磁心に作用するよ
うにし負荷電流による磁界が、バイアス磁界および磁心
の磁気特性から定まる一定の磁界の和を越えた時磁心の
磁気特性が一方の飽和状態から他の飽和状態へスイッチ
ングすることにより発生する信号を検出することにより
、電源の電圧に応じて変化する過電流を検出できるよう
にしたことを特徴とするものである。
有する磁心に電気装置内の電源の電圧の変化に応じて変
化するバイアス電流が流れるバイアス巻線を設けるとと
もに、その磁心を、検出すべき電流が流れる線と電磁的
に結合させ、負荷電流による磁界と、バイアス巻線から
与えられるバイアス磁界とが差動的に磁心に作用するよ
うにし負荷電流による磁界が、バイアス磁界および磁心
の磁気特性から定まる一定の磁界の和を越えた時磁心の
磁気特性が一方の飽和状態から他の飽和状態へスイッチ
ングすることにより発生する信号を検出することにより
、電源の電圧に応じて変化する過電流を検出できるよう
にしたことを特徴とするものである。
以下、本発明を図面によシ詳細に説明する。
まず、本発明による過電流検出装置の基本原理を説明す
る。
る。
第1図は本発明による過電流検出装置の原理構成図で、
1は電源、2は負荷であり、それらで主回路を構成して
いる。
1は電源、2は負荷であり、それらで主回路を構成して
いる。
3は検出線、4は磁気コア、5はバイアス巻線、6はバ
イアス電流源、7は受量器である。
イアス電流源、7は受量器である。
このような過電流検出回路において、磁気コア4に、検
出すべき負荷電流が流れる検出線が電磁的に結合されて
いる。
出すべき負荷電流が流れる検出線が電磁的に結合されて
いる。
結合方法としては、コア4の中心を検出線3が貫通する
のみでよい。
のみでよい。
一方、コア4には、他にバイアス巻線5が施されており
、ここには、バイアス電流源6よりバイアス電流が供給
されている。
、ここには、バイアス電流源6よりバイアス電流が供給
されている。
受量器7は過電流になった場合、巻線5に発生する信号
を受け、過電流状態を認識、表示あるいは制御出力を得
るもので、通常の電圧検出回路、論理回路等で構成され
る。
を受け、過電流状態を認識、表示あるいは制御出力を得
るもので、通常の電圧検出回路、論理回路等で構成され
る。
第1図に示すように、本発明では検出線3、コア4、巻
線5により電流トランスを構成している。
線5により電流トランスを構成している。
ただし、通常の電流トランスと異なり、バイアス電流源
6がある。
6がある。
すなわち、本発明におけるコア4は、通常のトランスと
異なり、第2図の特性図に示すように、角形性のよいB
−H特性を有している。
異なり、第2図の特性図に示すように、角形性のよいB
−H特性を有している。
第1図において、電流源6のバイアス電流匝をIB、巻
線5の巻回数をN、とすると、検出線3の主電流が流れ
ていない状態では、コア4の動作点は、起磁力■BNB
に対応した磁界塩の点すなわちP点になっている。
線5の巻回数をN、とすると、検出線3の主電流が流れ
ていない状態では、コア4の動作点は、起磁力■BNB
に対応した磁界塩の点すなわちP点になっている。
P点は、コア4が十分飽和に達した領域に選んであり、
従って、この状態に於てば、巻線5の両端の電圧は、バ
イアス電流による巻線5の直流抵抗の電圧降下であり、
十分小さい値である。
従って、この状態に於てば、巻線5の両端の電圧は、バ
イアス電流による巻線5の直流抵抗の電圧降下であり、
十分小さい値である。
ここで、主回路に電流が流れると、検出線3によりコア
4には主電流による起磁力も加わる。
4には主電流による起磁力も加わる。
従って、コア4に働(総合起磁力は、バイアス電流によ
る起磁力と主電流による起磁力の和になり、第2図の動
作点Pを中心として主電流の変化に応じて動作点が動く
つ いま、主電流が第2図のイに示す大きさの場合には、コ
ア40B−H曲線上の動作点は、飽和領域の範囲内であ
り、従って巻線5の端子には出力は現われない。
る起磁力と主電流による起磁力の和になり、第2図の動
作点Pを中心として主電流の変化に応じて動作点が動く
つ いま、主電流が第2図のイに示す大きさの場合には、コ
ア40B−H曲線上の動作点は、飽和領域の範囲内であ
り、従って巻線5の端子には出力は現われない。
つぎに主電流の大きさが、第2図口になると、動作点は
1曲線上のaを通ってQ点に達する。
1曲線上のaを通ってQ点に達する。
ここで曲線上のaを通る際、aの部分の傾斜と、磁界す
なわち電流の変化速度に応じて巻線5にはパルス電圧が
発生する。
なわち電流の変化速度に応じて巻線5にはパルス電圧が
発生する。
さらに主電流の振幅が小さくなる部分で、動作点はQよ
り曲線のbを通ってP点を通り、R点に達する。
り曲線のbを通ってP点を通り、R点に達する。
ここでbを通過するさい、aを通過する場合と同様に、
巻線5に出力パルスが発生する。
巻線5に出力パルスが発生する。
曲線のaとbの部分の通過は、電流の変化方向が逆であ
り、出力パルスの極性は逆になる。
り、出力パルスの極性は逆になる。
また、主電流が正弦波電流であれば、曲線aとbとの通
過時の電流の変化速度はコアのB−H曲線のヒステリシ
ス幅に対応した分だけ異なり、bを通過するさいの出力
パルスの方が振幅が大きくなる。
過時の電流の変化速度はコアのB−H曲線のヒステリシ
ス幅に対応した分だけ異なり、bを通過するさいの出力
パルスの方が振幅が大きくなる。
第3図にこの様子を示す。
すなわち第3図C11C示す主電流の変化のAとBの部
分に対応して、第3図ハに示すパルスA1パルスBのよ
うな出力パルスカ得られる。
分に対応して、第3図ハに示すパルスA1パルスBのよ
うな出力パルスカ得られる。
上述したように、第2図のイの場合には出力は出す、口
の場合に出力が得られるから、主電流の最大値を■とし
たとき、■が I > I B NB + △(nc )なる関係にあ
ることを検出することができる。
の場合に出力が得られるから、主電流の最大値を■とし
たとき、■が I > I B NB + △(nc )なる関係にあ
ることを検出することができる。
ここで、主回路に接続された検出線3とコア4との磁気
的結合は、巻回数1であるとする。
的結合は、巻回数1であるとする。
また、△(He)は、コア4の保磁力に対応した量であ
る。
る。
上式から明らかなように、バイアス回路により、■BN
Bの値を適当に選ぶことにより、検出すべき主電流のし
きい値を任意に選ぶことができる。
Bの値を適当に選ぶことにより、検出すべき主電流のし
きい値を任意に選ぶことができる。
上述のように、本発明においては、電流トランスノ機能
と、電流コンパレータの機能を、共に第1図の回路で有
している。
と、電流コンパレータの機能を、共に第1図の回路で有
している。
そのため、磁気コア4も極めて小型でよく、巻線もバイ
アス巻線と出力巻線とが兼用されるため一回路ですみ、
小形のコア巻線に都合良(なっている。
アス巻線と出力巻線とが兼用されるため一回路ですみ、
小形のコア巻線に都合良(なっている。
第4図は第1図の過電流検出装置の構成をより具体的に
示したものである。
示したものである。
検出線3は、負荷2に電力を供給する電流線である。
コア4は角形特性のよいフェライトコア(例えば、飽和
磁束密度と残留磁束密度の比が90%以上のスイッチン
グコア)であり、例えば外径約20ミリのものが使用さ
れる。
磁束密度と残留磁束密度の比が90%以上のスイッチン
グコア)であり、例えば外径約20ミリのものが使用さ
れる。
巻線5の巻回数は約50である。また61は直流バイア
ス電流源、62は抵抗である。
ス電流源、62は抵抗である。
コアは、実装上の都合により樹脂30でモールドされて
いる。
いる。
第5図は、第4図の回路の特性図であり、横軸は主電流
の実効値1(50Hz正弦波)、縦軸は、巻線5からの
出力パルス(第3図ハのパルスB)eoの最大値である
。
の実効値1(50Hz正弦波)、縦軸は、巻線5からの
出力パルス(第3図ハのパルスB)eoの最大値である
。
この特性曲線で、二は■3= 50 mA 、ホはI、
=100mA、へはI3=200mA時の電流コンパ
レータ特性を示し、バイアス電流値IB を変化させる
ことにより、検出すべき主電流のしきい値を任意に設定
できることがわかる。
=100mA、へはI3=200mA時の電流コンパ
レータ特性を示し、バイアス電流値IB を変化させる
ことにより、検出すべき主電流のしきい値を任意に設定
できることがわかる。
また、第5図に於て、破線で示した直線vTHは受量器
7の電圧検知のしきい値を示している。
7の電圧検知のしきい値を示している。
VTHの値は、これが小さければ、電流コンパレータと
しての特性はよいが、一方出力パルスeoの回路に加わ
る雑音に対する余裕が小さくなる。
しての特性はよいが、一方出力パルスeoの回路に加わ
る雑音に対する余裕が小さくなる。
雑音余裕は、vTHが大きい程よいが、構造的あるいは
コアの材質的な問題などから出力パルスeoは自由に太
き(選ぶことはできない。
コアの材質的な問題などから出力パルスeoは自由に太
き(選ぶことはできない。
また、第5図の一点鎖線で示した直線V *の値にしき
い値をH 選ぶと、電流コンパレータとしての特性が悪くなる。
い値をH 選ぶと、電流コンパレータとしての特性が悪くなる。
従って、受量器7の入力電圧のしきい値としては、例え
ば第5図の特性へに対しては図のvTHの値のように1
−eo特性の曲線の傾斜が強くかつなるべ(大きなしき
い値となるよう選ぶ。
ば第5図の特性へに対しては図のvTHの値のように1
−eo特性の曲線の傾斜が強くかつなるべ(大きなしき
い値となるよう選ぶ。
ここで、負荷2の特注について考えると、第6図に示す
ような場合が多い。
ような場合が多い。
すなわち、横軸に電源1の電圧V、縦軸に主回路の電流
iをとると、通常は電源電圧の変動により回路電流は図
の曲線Aのように変動する。
iをとると、通常は電源電圧の変動により回路電流は図
の曲線Aのように変動する。
一方何らかの異状が起った場合の過電流は、図の曲線B
のように変化し、過電流であるか否かは、その時の電源
電圧に依存する。
のように変化し、過電流であるか否かは、その時の電源
電圧に依存する。
従って、上のことを考慮した時、過電流検出のしきい値
を一定とした場合には、この値は第6図のαの範囲に入
っている必要がある。
を一定とした場合には、この値は第6図のαの範囲に入
っている必要がある。
ここで、電流検出のしきい値を電源電圧に応じて変化さ
せれば、第6図のβの範囲にしきい値が入っていればよ
い。
せれば、第6図のβの範囲にしきい値が入っていればよ
い。
図から明らかなようにβ〉αであるから、過電流検出の
しきい値は電源電圧に応じて変化させることが、動作余
裕の点から有利である。
しきい値は電源電圧に応じて変化させることが、動作余
裕の点から有利である。
また、第6図のαが零あるいは負の場合もあり得る。
その場合には、しきい値を固定させることはできない。
本発明は、第5図で述べたように、過電流検出のしきい
値がバイアス電流により極めて容易に変化させることが
できることを利用して、過電流検出のしきい値を変化さ
せることにより、過電流が電源電圧に応じて変化する場
合にも、これを高精度で検出するものである。
値がバイアス電流により極めて容易に変化させることが
できることを利用して、過電流検出のしきい値を変化さ
せることにより、過電流が電源電圧に応じて変化する場
合にも、これを高精度で検出するものである。
第7図は、上述の原理を利用した本発明の過電流検出装
置の一実施例を示すブロック図である。
置の一実施例を示すブロック図である。
図において、11は受量器7の出力で制御される制御素
子、たとえばリレーやSCRなどであり、電源1、負荷
2、電流検出線3、制御素子11が直列に接続されて主
回路を構成する。
子、たとえばリレーやSCRなどであり、電源1、負荷
2、電流検出線3、制御素子11が直列に接続されて主
回路を構成する。
まず、定常状態に於ては、制御素子11ば、バイアス巻
線5からの出力パルスが無く、従って受量器7からのオ
フ信号が無い時はオン状態であり主回路はオン状態が保
たれる。
線5からの出力パルスが無く、従って受量器7からのオ
フ信号が無い時はオン状態であり主回路はオン状態が保
たれる。
ここで故障その他何らかの異常により、過電流になり、
バイアス巻線5の出力パルスが受量器7の入力値を越え
ると、受量器7は制御素子11にオフ信号を送り、主回
路をオフ状態にする。
バイアス巻線5の出力パルスが受量器7の入力値を越え
ると、受量器7は制御素子11にオフ信号を送り、主回
路をオフ状態にする。
このとき、主回路の電流が過大電流のしきい値より下が
れば、主回路をただちにオン状態にするよう制御するこ
と、あるいは一定時間オフ状態を保つよう制御すること
などいずれの特性とすることも容易である。
れば、主回路をただちにオン状態にするよう制御するこ
と、あるいは一定時間オフ状態を保つよう制御すること
などいずれの特性とすることも容易である。
この機能は、受量器7または制御素子11の一部の機能
として持たせることができる。
として持たせることができる。
また、本実施例ではバ・イアス巻線5のバイアス電流を
、回路60により電源1の電圧に比例するようにして、
過電流検出のしきい値を電源電圧に応じて変化させてい
る。
、回路60により電源1の電圧に比例するようにして、
過電流検出のしきい値を電源電圧に応じて変化させてい
る。
この回路60ば、単に電源を整流し平滑する回路でよく
、極めて簡単な構成で実施できる。
、極めて簡単な構成で実施できる。
第6図では、定常時の電流A、過電流Bを、電源電圧と
の関係で示したが、電源電圧以外、たとえば周囲温度な
どでも同様の関係となる場合が多い。
の関係で示したが、電源電圧以外、たとえば周囲温度な
どでも同様の関係となる場合が多い。
この場合にもバイアス電流を感温抵抗などにより周囲温
度と関連づけることにより動作余裕を十分とることが可
能になり(図示せず)、調整が不要になるなど実用上の
効果がある。
度と関連づけることにより動作余裕を十分とることが可
能になり(図示せず)、調整が不要になるなど実用上の
効果がある。
以上では、第1図の基本原理を用いて検出すべき交流電
流を、直流バイアス電流により検知するものとして説明
した。
流を、直流バイアス電流により検知するものとして説明
した。
しかし、本発明は、検知すべき電流が直流の場合にも容
易に適用できる。
易に適用できる。
また交流電流の波形も正弦波、パルス波、その他いずれ
でもよい。
でもよい。
第8図は検知電流が直流の場合の過電流検出装置の原理
的構成図である。
的構成図である。
第1図の交流電源1は、直流電源1′に、直流バイアス
電流源6ば、交流バイアス電流源6′になっている。
電流源6ば、交流バイアス電流源6′になっている。
なお、第1図、第8図において、バイアス電流は、完全
な直流あるいは完全な交流でな(、交流分を含む直流、
直流分を含む交流であってもよいことはもちろんである
。
な直流あるいは完全な交流でな(、交流分を含む直流、
直流分を含む交流であってもよいことはもちろんである
。
またバ、イアス巻線出力巻線をそれぞれ複数としてもよ
い。
い。
以上、基本原理および実施例にて説明したごとく、本発
明装置によればつぎのような実用上の効果が得られる。
明装置によればつぎのような実用上の効果が得られる。
(1)角形B−H特性をもつ磁心を、正の飽和領域と負
の飽和領域とでスイッチングして用いるための電流トラ
ンスの機能と、電流コンパレータの機能とを併せ有し、
大電力回路に対しても非常に小型かつ軽量のフェライト
コアなどが使用できる。
の飽和領域とでスイッチングして用いるための電流トラ
ンスの機能と、電流コンパレータの機能とを併せ有し、
大電力回路に対しても非常に小型かつ軽量のフェライト
コアなどが使用できる。
(2)バイアス巻線と出力巻線とは一つの巻線でよ(、
小型のコアに巻くことができ、部品数も極めて少なく、
構成も非常に簡単である。
小型のコアに巻くことができ、部品数も極めて少なく、
構成も非常に簡単である。
(3)発熱体等の部品を使用していないので消費電力が
非常に小さい。
非常に小さい。
(4)電気的に絶縁して検出できるので、被検出回路に
悪影響を与えることはない。
悪影響を与えることはない。
(5)バイアス電流の値を変えることによって、電流の
検出点を容易に任意の値に設定でき、動作余裕を著るし
く増加できる。
検出点を容易に任意の値に設定でき、動作余裕を著るし
く増加できる。
(6)機械的可動部分が全(な(、高温、高圧の発生、
雑音発生もない。
雑音発生もない。
(7)検出電流が直流、交流あるいはそれらの変形いず
れであっても適用できる。
れであっても適用できる。
第1図は本発明による過電流検出装置の原理的構成図、
第2図および第3図はそれぞれ第1図の動作を説明する
ための特性図および波形図、第4図は第1図の過電流検
出装置の具体的構成図、第5図は第4図の装置の実測結
果を示す特性図、第6図は定常時の電流及び過電流と電
源電圧との関係を示す図、第7図は本発明による過電流
検出装置の一実施例を示す構成図、第8図は本発明によ
る過電流検出装置の他の原理的構成図である。 1は電源、2は負荷、3は検出線、4は磁気コア、5は
バイアス巻線、6,60はバイアス電源、7は受量器、
11は制御素子である。
第2図および第3図はそれぞれ第1図の動作を説明する
ための特性図および波形図、第4図は第1図の過電流検
出装置の具体的構成図、第5図は第4図の装置の実測結
果を示す特性図、第6図は定常時の電流及び過電流と電
源電圧との関係を示す図、第7図は本発明による過電流
検出装置の一実施例を示す構成図、第8図は本発明によ
る過電流検出装置の他の原理的構成図である。 1は電源、2は負荷、3は検出線、4は磁気コア、5は
バイアス巻線、6,60はバイアス電源、7は受量器、
11は制御素子である。
Claims (1)
- 1 負荷装置と、該負荷装置に電力を供給する電源とか
らなり、上記負荷装置の異常時に流れる過電流が上記電
源の電圧に応じて変化する特性を有する電気装置におい
て、角形磁気特性を有する磁心にバイアス巻線を設ける
とともに、該磁心に上記負荷装置に流れる電流を電磁的
に結合し、上記バイアス巻線に上記電源の電圧の変化に
応じて変化するバイアス電流を与え、上記磁心を一つの
飽和状態にし、上記バイアス巻線に接続された受量器に
より、上記負荷装置に流れる電流による磁界が、上記バ
イアス電流による磁界および上記磁心の磁気特性から定
まる一定の磁界の和を起えた時、上記磁心の磁気特性が
一方の飽和状態から他の飽和状態にスイッチングするこ
とにより上記バイアス巻線に発生する信号を取り出すよ
うにして、上記過電流を検出することを特徴とする過電
流検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP48060843A JPS5822705B2 (ja) | 1973-06-01 | 1973-06-01 | カデンリユウセイギヨソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP48060843A JPS5822705B2 (ja) | 1973-06-01 | 1973-06-01 | カデンリユウセイギヨソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5011466A JPS5011466A (ja) | 1975-02-05 |
JPS5822705B2 true JPS5822705B2 (ja) | 1983-05-10 |
Family
ID=13154038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP48060843A Expired JPS5822705B2 (ja) | 1973-06-01 | 1973-06-01 | カデンリユウセイギヨソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5822705B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5656119A (en) * | 1979-10-12 | 1981-05-18 | Tohoku Steel | Overcurrent detector |
JPS56132570A (en) * | 1980-03-21 | 1981-10-16 | Mitsubishi Electric Corp | Dc current indicator |
JPS62124703A (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-06 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 電流センサ |
CA2903544C (en) | 2013-03-15 | 2021-06-15 | Heliae Development, Llc | Large scale mixotrophic production systems |
-
1973
- 1973-06-01 JP JP48060843A patent/JPS5822705B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5011466A (ja) | 1975-02-05 |
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