JPS58225507A - 遮蔽通信ケ−ブル - Google Patents

遮蔽通信ケ−ブル

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Publication number
JPS58225507A
JPS58225507A JP10762482A JP10762482A JPS58225507A JP S58225507 A JPS58225507 A JP S58225507A JP 10762482 A JP10762482 A JP 10762482A JP 10762482 A JP10762482 A JP 10762482A JP S58225507 A JPS58225507 A JP S58225507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shielding
layer
insulating
metal layer
communication cable
Prior art date
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Pending
Application number
JP10762482A
Other languages
English (en)
Inventor
大石 義昭
光則 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP10762482A priority Critical patent/JPS58225507A/ja
Publication of JPS58225507A publication Critical patent/JPS58225507A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、遮蔽通信ケーブルに関するものである。
対ケーブル又は同軸ケーブル等の通信ケーブルの遮蔽特
性を強化するには、絶縁コアの外周に第1の遮蔽金属層
を設け、その外周に合成ゴムやプラスチック等の絶縁離
隔層を介して第2の遮蔽金属層を同心状に設けた、いわ
ゆる隔離層付2重遮蔽構造が有効であることが知られて
いる。第1図は2重編組同軸型の遮蔽通信ケーブルの例
を示したものである。この遮蔽通信ケーブルは、中心導
体1の外周にプラスチックの押出し被覆により絶縁層2
が設けられ・た絶縁コア3管備え、その外周に編組導体
の被覆により第1の遮蔽金属層4が設けられている。第
1の遮蔽金属1−4の外周には、絶縁離隔r@5が合成
ゴム、撚糸、ポリエチレン等の絶縁材で形成されている
。絶縁離隔層5の外周には編組導体の被覆により第2の
遮蔽金属層6が設けられ、その外周にはプラスチックの
押出し被覆により外部絶縁シース7が設けられている。
次に、このような構造の遮蔽通信ケーブルが遮蔽特性を
向上できる理由を説明する。第2図は第1図に示す遮蔽
通信ケーブルを単純化して表現した遮蔽構造図であり、
第3図はその等価回路図である。図において、εは絶縁
離隔層5の誘電率、μは絶縁離隔層の透磁率、Roは遮
蔽金属層の導体抵抗、zmは等個直列インピーダンスで
ある。
第2図に示すように外部の電界E。が2重の遮蔽金属層
6.4を越えて第1の遮蔽金属層4の内部に達し、その
電界がEiになったとすると、Ei/E、が遮蔽金属層
4,6の内外の結合係数を表わす。この結合係数は、絶
縁離隔層5の厚さが波長に比べて小さい時、近似的に で表わされる。
こ\で、 λ。二波長、d;絶縁離隔層5の厚さ、μm二絶縁離隔
層5の比透磁率 (1)式から明らかなように遮蔽金1[4,6の導体抵
抗R8が零であれば結合係数は零になる。このように遮
蔽特性は、第1.第2の遮蔽金属層4゜6を設け、その
導体抵抗を小さくすることにより向上できることになる
しかしながら、編組導体よりなる遮蔽金属層4゜6は周
方向に孔が多数おいていて導電性が不完全なため十分な
シールド効果が得られない欠点があった。
遮蔽金属層4,6の導電性を良くするためシームレスチ
ューブを2重にすることが考えられるが、シームレスチ
ューブは製造が難しい上に、出来上つた遮蔽通信ケーブ
ルの可撓性が低下してしまい、且つコスト的にも高くな
る欠点がある。
次善の策として遮蔽金[14,6を、金属テープを縦添
え被覆し、合せ目を単に重ね合せたもので形成すること
も考えられる。
しかしながら、この場合には金属テープの重ね合せ部の
導電性が不完全になり、必らずしも完全なシールド効果
を示すとは限らない欠点がある。
金親テープの重ね合せ部には、少なくとも0.1 +m
m程度のギャップが生じ、この時の接触抵抗は10程度
ある。
本発明の目的は、構造が簡単で、製造が容易で、しかも
シールド効果の向上を図れる遮蔽通信ケーブルを提供す
るにある。
先ず、本発明の原理について説明する。+1)式にヨレ
は、結合係数は等個直列インピータンスzmに反比例し
、等個直列インピーダンスzmは絶縁材料の比透磁率μ
mに比例するので、結合係数は   7絶縁材料の比透
磁率に反比例する。即ち、同一厚さであれば絶縁材の比
誘磁率μmが大きい程、結合は小さくなる。本発明では
、この点に着目し、ゴム・プラスチック層(ゴム又はプ
ラスチックよりなる層)に磁性をもたせて遮蔽作用を行
わせるようにしたものである。
また、遮蔽金属層を金属テープの縦添え被覆で形成し、
その合せ目は単に重ね合せたものを検討した結果、次の
ような結果が得られた。第4図に示すように金属テープ
よりなる遮蔽金属層6の重ね合せ部6Aにおけるギヤツ
ノ部の電気抵抗R〔Ω〕は一般に R−ρ・t/S      (2) で表わされる。たソし、ρは(体積)固有抵抗(Ω・c
r!L)、tはギヤツブ円隔、Sはギャップ面積である
。第4図に示すような寸法の単位ギャップを考え、導体
抵抗を計算してみると、となり、ρ−10′(Ω・儂)
となる。
このことは、遮蔽金属層6は使用する材料の固有抵抗が
1040・α以下であれば必らずしも金属である必要の
ないことを示している。
そこで本発明では、第2の遮蔽金属層を省略し、その代
りにゴム・プラスチック層に前述したような磁性のほか
に導電性をもたせ遮蔽作用をさせるようにしたものであ
る。
即ち、本発明に係る遮蔽通信ケーブルは、絶縁コアの外
周に編組導体又は金属・プラスチックラミネートテープ
等よりなる遮蔽金属層が設けられ、その外周に磁性及び
導電性を有するゴム・プラスチック層が設けられた構造
としたものである。
以下本発明の実施例を図面をβ照して詳細に説明する。
第5図は本発明の第1実施例を示したものである。本実
施例は、同軸ケーブルに本発明を適用した例を示したも
のである。本実施例の遮蔽通信ケーブルは、中心導体1
の外周にプラスチックの押出し被覆により絶縁層2が設
けられた絶縁コア3を備えている。この絶縁コア3の外
周にej編組導体の被覆によV遮蔽金践層4が設けられ
ている。遮蔽金属層4の外周には磁性及び導電性を有す
るゴム・プラスチック層8が設けられている。
ゴム・プラスチック層8は、例えはμm〉1のフェライ
ト及びρ<104(Ω・CrrL)のような導電性材料
を配合したゴム又はプラスチック材料を用いることによ
り形成する。μm−5〜20のフェライト材料及びρ(
10’(Ω・crrL)の導電性材料を含んだゴム又は
プラスチック材料は容易に入手可能である。
なお、磁性及び導電性を有するゴム・プラスチック層8
の外周には必要に応じ外部絶縁シース7を更に設ける。
第6図は本発明の第2実施例を示したものである。本実
施例は、対ケーブルに本発明を適用した例を示したもの
である。本実施例の遮蔽通信ケーブルは、平行に配設さ
れた対線導体9.9にそれぞれ対線絶縁層10.10を
それぞれ設け、これらを共通の絶縁層2で覆って絶縁コ
ア3を形成し、その外周に編組導体の被覆により遮蔽金
属層4を設け、その外周に磁性及び導電性を有するゴム
・グラスチック層8を設け、更にその外周に外部絶縁シ
ース7を設けたものである。
なお、第1.第2実施例においては、遮蔽金属層4は金
属テープを縦添え被覆し、その合せ目を単に重ね合せた
もので形成してもよい。
以上説明したように本発明に係る遮蔽通信ケーブルは、
絶縁離隔層と第2の遮蔽金属層の代りに磁性及び導電性
を有するゴム・プラスチック層を設けたので、遮蔽構造
が従来に比べて著しく簡単になり、しかも従来に比べて
遮蔽性能を大幅に向上させることができる。また、本発
明のような遮蔽構造によれば可撓性を損うこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の遮蔽通信ケーブルの段剥ぎ状態の斜視図
、第2図及び第5図は第1図の遮蔽構造を単純化した説
明図及びその等価回路図、第4図は金属テープにより第
2の遮蔽金属層を形成した状態の合せ目の説明図、第5
図及び第6図は本発明に係るS蔽通信ケーブルの第1.
第2実施例の横断面図である。 1・・・中心導体、2・・・絶縁層、3・・・絶縁・ア
、44・・・遮蔽金属層、8・・・磁性及び導電性を有
するゴム・プラスチック層、9・・・対線導体、10・
・・対線絶縁層0

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 絶縁コアの外周に編組導体又は金属・プラスチックラミ
    ネートテープ等よりなる遮蔽金属層が設けられ、その外
    周に磁性及び導電性を有するゴム・プラスチック層が設
    けられていることを特徴とする遮蔽通信ケーブル。
JP10762482A 1982-06-24 1982-06-24 遮蔽通信ケ−ブル Pending JPS58225507A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10762482A JPS58225507A (ja) 1982-06-24 1982-06-24 遮蔽通信ケ−ブル

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JP10762482A JPS58225507A (ja) 1982-06-24 1982-06-24 遮蔽通信ケ−ブル

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Publication Number Publication Date
JPS58225507A true JPS58225507A (ja) 1983-12-27

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ID=14463899

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JP10762482A Pending JPS58225507A (ja) 1982-06-24 1982-06-24 遮蔽通信ケ−ブル

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JP (1) JPS58225507A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09271138A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Chubu Electric Power Co Inc 導波管に対する耐雷システム
US6246006B1 (en) 1998-05-01 2001-06-12 Commscope Properties, Llc Shielded cable and method of making same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09271138A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Chubu Electric Power Co Inc 導波管に対する耐雷システム
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