JPS58225163A - 総ゴム靴用エナメル - Google Patents
総ゴム靴用エナメルInfo
- Publication number
- JPS58225163A JPS58225163A JP10705382A JP10705382A JPS58225163A JP S58225163 A JPS58225163 A JP S58225163A JP 10705382 A JP10705382 A JP 10705382A JP 10705382 A JP10705382 A JP 10705382A JP S58225163 A JPS58225163 A JP S58225163A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- enamel
- dioxane
- saturated polyester
- rubber
- dissolving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、総ゴム靴用エナメルに関し、特に密着性、屈
曲性、耐候性にすぐれた総ゴム靴用エナメルに関する。
曲性、耐候性にすぐれた総ゴム靴用エナメルに関する。
エナメルは、外観の向上、耐候性の付与等によに天然樹
脂、ロジン変性フェノール樹脂等を配合し、少量の金属
塩を乾燥剤として添加した油性エナメルが使用された。
脂、ロジン変性フェノール樹脂等を配合し、少量の金属
塩を乾燥剤として添加した油性エナメルが使用された。
しかし、上記のようなエナメルは、ゴム生地との密着性
、屈曲性、耐寒性等が劣っているため、このような欠点
を改良しようとして、ゴ企にビニルモノマーを反応させ
たグランドゴム系エナメルか開発されたが、耐候性が低
下する欠点があった。
、屈曲性、耐寒性等が劣っているため、このような欠点
を改良しようとして、ゴ企にビニルモノマーを反応させ
たグランドゴム系エナメルか開発されたが、耐候性が低
下する欠点があった。
その後、このような欠点を改良しようとして、ゴムと油
変性アルキッド樹脂との反応物が開発され使用されてお
り、かなり改良されているが、耐候性については未だ十
分とは云い難いのが実情でかかるエナメルを塗装した総
ゴム靴を長時間店頭に展示していると、ゴムが劣化し又
油脂が酸化して硬化し、塗膜にクラックが生じ又黄変し
たりすることもあった。
変性アルキッド樹脂との反応物が開発され使用されてお
り、かなり改良されているが、耐候性については未だ十
分とは云い難いのが実情でかかるエナメルを塗装した総
ゴム靴を長時間店頭に展示していると、ゴムが劣化し又
油脂が酸化して硬化し、塗膜にクラックが生じ又黄変し
たりすることもあった。
本発明は、現在使用されている上記のようなエナメルの
欠点を改良することを目的とするものであり、熱可塑性
飽和ポリエステル樹脂を４クジオキサン又は乙グジオキ
サンを主成分とする溶剤に溶解してエナメルとしたもの
である。
欠点を改良することを目的とするものであり、熱可塑性
飽和ポリエステル樹脂を４クジオキサン又は乙グジオキ
サンを主成分とする溶剤に溶解してエナメルとしたもの
である。
本発明に使用される熱可塑性飽和ポリエステル樹脂は、
蓚酸、こはく酸、アジピン酸、セバシン酸、デカンジカ
ルボン酸等の三塩基酸とエチレンクリコール、プロピレ
ングリコール、フチレンゲリコール、ネオペンチルグリ
コール等の二価アルコールとを縮重合して得られた線状
高分子飽和ポリエステル樹脂である。
蓚酸、こはく酸、アジピン酸、セバシン酸、デカンジカ
ルボン酸等の三塩基酸とエチレンクリコール、プロピレ
ングリコール、フチレンゲリコール、ネオペンチルグリ
コール等の二価アルコールとを縮重合して得られた線状
高分子飽和ポリエステル樹脂である。
このような飽和ポリエステル樹脂は、Ｉ４１ジオキサン
に容易に溶解され、エナメルとして使用される。この場
合、温暖地に於ては、何らの支障もなくこのエナメルを
使用しうるが、寒冷地に於ては、４グジオキサンは、そ
の凝固点が７１７℃と比較的高いだめ氷結してしまう。
に容易に溶解され、エナメルとして使用される。この場
合、温暖地に於ては、何らの支障もなくこのエナメルを
使用しうるが、寒冷地に於ては、４グジオキサンは、そ
の凝固点が７１７℃と比較的高いだめ氷結してしまう。
そのため、寒冷地で使用するときは、乙クジオキサンに
ケトン系溶剤、例えば、凝固点−９３４℃℃のアセトン
、−Ｊ４６℃のメチルエチルケトン、−￥！０℃のシク
ロヘキサノン等を若干量混合すれば、全体の凝固点が下
り、寒冷地でも氷結しなくなる。しかも、このようにケ
トン系溶剤を若干量混合すれば、エナメルを総ゴム靴表
面に塗布した場合、総ゴム靴表面との密着性が向上し、
使用し易いエナメルを得ることができる。
ケトン系溶剤、例えば、凝固点−９３４℃℃のアセトン
、−Ｊ４６℃のメチルエチルケトン、−￥！０℃のシク
ロヘキサノン等を若干量混合すれば、全体の凝固点が下
り、寒冷地でも氷結しなくなる。しかも、このようにケ
トン系溶剤を若干量混合すれば、エナメルを総ゴム靴表
面に塗布した場合、総ゴム靴表面との密着性が向上し、
使用し易いエナメルを得ることができる。
尚、総ゴム靴表面に塗布されたエナメルが乾燥して塗膜
となり、その製品を使用した場合には屈曲等の苛酷な変
形を受けるので、塗膜は、７５０％以上の伸びを有する
ことが必要である。
となり、その製品を使用した場合には屈曲等の苛酷な変
形を受けるので、塗膜は、７５０％以上の伸びを有する
ことが必要である。
実施例
天然ゴム とｊ重量部乳化重合
スチレンブタジェン共ｌｉ！合ゴム ／！〃（結合ス
チレン２３Ｊ９！；） 硫黄 ２〃 炭酸亜鉛 １０ ｔｔステア
リン酸 θざ〃加硫促進剤 コメルカプトベンゾチアゾール θざ 〃ジ
ベンゾチアソ―ル ジ サルファイド θ２ 〃テト
ラエチルチウラムモノサルファイド ０／／／表面処理
炭酸カルシウム λθ 〃炭酸カルシウム
Ｓθ 〃ｍ４１ｓ−ｆ−１：ｙ
ｔｏ 、 １”青色顔料
／ 〃上記配合比に従いゴム混和物を得、熟
成復圧延し各部品に才断し、貼合せ加工し未加硫の長靴
を製造した。
スチレンブタジェン共ｌｉ！合ゴム ／！〃（結合ス
チレン２３Ｊ９！；） 硫黄 ２〃 炭酸亜鉛 １０ ｔｔステア
リン酸 θざ〃加硫促進剤 コメルカプトベンゾチアゾール θざ 〃ジ
ベンゾチアソ―ル ジ サルファイド θ２ 〃テト
ラエチルチウラムモノサルファイド ０／／／表面処理
炭酸カルシウム λθ 〃炭酸カルシウム
Ｓθ 〃ｍ４１ｓ−ｆ−１：ｙ
ｔｏ 、 １”青色顔料
／ 〃上記配合比に従いゴム混和物を得、熟
成復圧延し各部品に才断し、貼合せ加工し未加硫の長靴
を製造した。
その表面に、熱可塑性飽和ポリエステル樹脂（日本合成
化学工業株式会社製ＳＰ−／２り）を４４ｔジオキサン
／メチルエチルケトン−３／／の混合溶剤に７０％にな
るように溶解し、同時に、ゴムアルキッド樹脂（坂井化
学工業株式会社／１６ｔＳＯθ）をメチルエチルケトン
に７０９６になるように溶解し、後者を対照例とした。
化学工業株式会社製ＳＰ−／２り）を４４ｔジオキサン
／メチルエチルケトン−３／／の混合溶剤に７０％にな
るように溶解し、同時に、ゴムアルキッド樹脂（坂井化
学工業株式会社／１６ｔＳＯθ）をメチルエチルケトン
に７０９６になるように溶解し、後者を対照例とした。
これらのエナメルを上記未加硫の長靴表面に塗装し、温
度７２．５′〜／３θ℃、空気圧２タ〜３θＫＰ／Ｉの
条件で間接加硫缶内で加硫を行なった。
度７２．５′〜／３θ℃、空気圧２タ〜３θＫＰ／Ｉの
条件で間接加硫缶内で加硫を行なった。
約−週間放置後、下記のような試験を行なった。
本発明 対照例
エナメル伸長率※／３オ％以上 ２３θ％伸長時のエ
ナメル亀裂状態亀裂なし※コ無数の小亀裂密着度
良好 良好屈曲亀裂※３ 殆
んど発生せず やや発生日光変色※ｊ なし
若干退色※／ 上記長靴より採取したサンプルを伸
長しエナメルに亀裂が生じた時の伸長を伸長率とした。
ナメル亀裂状態亀裂なし※コ無数の小亀裂密着度
良好 良好屈曲亀裂※３ 殆
んど発生せず やや発生日光変色※ｊ なし
若干退色※／ 上記長靴より採取したサンプルを伸
長しエナメルに亀裂が生じた時の伸長を伸長率とした。
※２ ３６０％伸長した時の亀裂を調べだ。
※３ 室内で連続して！ガロ屈曲した後の亀裂の発生状
況を調べた。
況を調べた。
※り 昭和ｊ７年グ月下旬に７日問屋外の日陰に／ｌθ
度屈曲固定して置き亀裂の発生状況を調べた。
度屈曲固定して置き亀裂の発生状況を調べた。
※ｊ 昭和５２年り月下旬に７０日問屋外の日光に当る
場所に７！θ度屈曲固定して置き、亀裂の発生状況及び
表面の変色を調べだ。
場所に７！θ度屈曲固定して置き、亀裂の発生状況及び
表面の変色を調べだ。
上記試験結果より明らかなように、本発明のエナメルは
対照例のエナメルにくらべ、各物性にわたってすぐれて
いることが分る。
対照例のエナメルにくらべ、各物性にわたってすぐれて
いることが分る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ｌ 塗膜伸び／夕θ％以上の熱可塑性飽和ポリエステル
樹脂を４４ｔジオキサン又は／、 ４ｔジオキサンを主
成分とする溶剤に溶解してなる総ゴム靴用エナメル。 ２、／、４１ジオキサン中に若干量のケトン系溶剤が混
合されている特許請求の範囲第１項記載の総ゴム靴用エ
ナメル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10705382A JPS58225163A (ja) | 1982-06-21 | 1982-06-21 | 総ゴム靴用エナメル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10705382A JPS58225163A (ja) | 1982-06-21 | 1982-06-21 | 総ゴム靴用エナメル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58225163A true JPS58225163A (ja) | 1983-12-27 |
| JPS616101B2 JPS616101B2 (ja) | 1986-02-24 |
Family
ID=14449307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10705382A Granted JPS58225163A (ja) | 1982-06-21 | 1982-06-21 | 総ゴム靴用エナメル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58225163A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106674625A (zh) * | 2016-12-06 | 2017-05-17 | 钦州市高新技术产业服务中心 | 一种橡胶鞋垫及其制备方法 |
| CN107099224A (zh) * | 2017-05-03 | 2017-08-29 | 阜南县邰氏宇崴运动器材有限公司 | 一种运动器材防护漆料涂层工艺 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0587402U (ja) * | 1992-04-23 | 1993-11-26 | 北日本不動産株式会社 | 掘コタツ用やぐら、及びその専用掛け布団 |
-
1982
- 1982-06-21 JP JP10705382A patent/JPS58225163A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106674625A (zh) * | 2016-12-06 | 2017-05-17 | 钦州市高新技术产业服务中心 | 一种橡胶鞋垫及其制备方法 |
| CN107099224A (zh) * | 2017-05-03 | 2017-08-29 | 阜南县邰氏宇崴运动器材有限公司 | 一种运动器材防护漆料涂层工艺 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS616101B2 (ja) | 1986-02-24 |
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