JPS5822490Y2 - 茎稈搬送装置の構造 - Google Patents

茎稈搬送装置の構造

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JPS5822490Y2
JPS5822490Y2 JP1978049324U JP4932478U JPS5822490Y2 JP S5822490 Y2 JPS5822490 Y2 JP S5822490Y2 JP 1978049324 U JP1978049324 U JP 1978049324U JP 4932478 U JP4932478 U JP 4932478U JP S5822490 Y2 JPS5822490 Y2 JP S5822490Y2
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JP
Japan
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culm
conveying device
claw
stem
cover
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Application number
JP1978049324U
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JPS54152030U (ja
Inventor
一瀬幹雄
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば、コンバインやバインダーにおける植
立茎稈引起し装置等のように、ケース本体に、茎稈係止
搬送爪を回動起伏自在に装着した無端チェーンおよび、
前記爪の回動起伏を司る部材を内装し、かつ、ケース本
体にこれら内装装置を覆うカバーを装着しである茎稈搬
送装置の構造に関する。
一般に、前記茎稈搬送装置におけるケース本体は、無端
チェーン爪起伏用部材の取付は強度および機体への取付
は強度などを確保する関係上、比較的厚肉に構成されて
いるが、カバーは防塵機能を果せば良いことから、装置
全体の軽量化のために薄肉で低剛性の板材から構成され
ている。
そのため、前記チェーンの回動や爪の回動起伏に伴って
発生する不可避的な振動に伴って、その薄肉カバーが共
振して、激しい騒音を発する問題があった。
本考案は、かかる問題を経済的構成をもって、解消しよ
うとする点に目的を有する。
本考案による茎稈搬送装置の構造は、冒頭で説明した構
造において、ケース本体に対するカバーを、適当間隔を
隔てて対向する二枚の薄板材の局部を、接合部間に吸音
材を挾圧させて互いに接合し、内部が密閉された二重構
造に構成しであることを特徴とし、次の効果を奏するこ
とができる。
即ち、本考案によれば、カバーを薄板製の二重構造に構
成することにより、この種のカバーに望まれる軽量性を
保ち、着脱等の取扱いに有利なも(7)[でキ乍らも、
剛性をアップしてチェーンの回動や爪の回動起伏に伴っ
て発生する叩き音に対するカバー全体の共振作用を抑制
できるとともに、二重構造の薄板材間の密閉された空隙
を減音空間として、内側薄板材から外側薄板材への振動
の固体伝播を抑制できるので、装置全体としての騒音発
生を、吸音材などの比較的高価な材料を用いることなく
、経済的に抑制できるに至った。
特に、カバーを構成する二枚の薄板材の接合部間に、吸
音材を挾圧させであるので、この二枚の薄板材接合部で
の振動の伝播をも抑制でき、一層、茎稈係止搬送装置を
騒音発生の少ないものにできる利点がある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はコンバインの要部構造を示し、コンバインにお
いては、脱穀部9、クローラ走行部10を備えた本機の
前部に、部分的に伝動ケースを兼用するフレーム11を
揺動昇降自在に装着するとともに、前記フレーム11に
、分草具12、植立殻稈引起し装置A1バリカン型刈取
装置13、刈取殻稈を脱穀部9に搬送する刈取殻稈搬送
部14を装着しである。
第2図、第3図は、本考案を適用した前記植立殻稈引起
し装置Aを示し、これは、前記フレーム11に、植立稈
引起し経路の横側部に位置する状態で前下り傾斜姿勢で
装着されるケース本体゛4の上下両端部分に取付けた駆
動スプロケットホイール2人と掛張スプロケットホイー
ル2Bとに亘って無端チェーン2を掛架するとともに、
この無端チェーン2の回動力向に適宜間隔を隔てた複数
箇所夫々に、殻稈係止搬送爪1を、チェーン回動方向に
対して直交する姿勢でケース本体4外方に突出する起立
姿勢とチェーン2に沿った倒伏姿勢とに回動切替自在に
装着し、かつ、この爪1の回動起伏を司る部材、つ1す
、前記引起し経路に沿っての回動時、前記爪1の回動基
端カム面1aを摺動案内して該爪1を起立姿勢に切替保
持するレール3、引起し経路の終端において爪1の中間
部分に弾性的に接当して爪1を倒伏姿勢に切替えるゴム
製の当り部材3′および、前記ケース本体4とでチェー
ン2、レール3、当り部材3′を内装するカバー5を取
付けて構成しである。
而して、本実施例においては、前記カバー5を、適当間
隔を隔てて対向して、その間に吸音室aを形成させる二
枚の薄板材6,7をもって二重構造に形成してあり、か
つ、この二枚の薄板材6,7の局部接合部間には吸音材
8を挟圧させである。
尚、前記薄板材6,7の巾方向中央部は、夫々、ケース
本体4側に膨出する補強部に構成しである。
又、本考案は、前記吸音室a内全体に吸音材を充填して
実施することもできる。
尚、本考案が対象とする茎稈係止搬送装置は、引起し装
置Aの他、コンバインにおいては搬送部14のうち、刈
取殻稈の穂先を係止搬送する装置を挙げることができる
本考案の吸音材の具体例としては、ロックウールやグラ
スウール、膜状材料としての酢酸ビニル系の樹脂等、吸
音材として広く一般に知られている材料を適宜用いる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る茎稈搬送装置の構造の実施例を示し
、第1図はコンバイン要部の側面図、第2図は要部の一
部切欠き正面図、第3図は要部拡大横断面図である。 1・・・・・・茎稈係止搬送爪、2・・・・・・無端チ
ェーン、3・・・・・・部材、4・・・・・・ケース本
体、5・・・・・・カバー6.7・・・・・・薄板材、
8・・・・・・吸音材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 茎稈係止搬送爪1を回動起伏自在に装着した無端チェー
    ン2トよび前記爪10回動起伏を司る部材3を内装のケ
    ース本体4に対するカバー5を、適当間隔を隔てて対向
    する二枚の薄板材6,7の周部を、接合部間に吸音材8
    を挾圧させて互いに接合し、内部が密閉された二重構造
    に構成しであることを特徴とする茎稈搬送装置の構造。
JP1978049324U 1978-04-13 1978-04-13 茎稈搬送装置の構造 Expired JPS5822490Y2 (ja)

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JPS54152030U JPS54152030U (ja) 1979-10-23
JPS5822490Y2 true JPS5822490Y2 (ja) 1983-05-13

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4735550U (ja) * 1971-05-18 1972-12-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4735550U (ja) * 1971-05-18 1972-12-20

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JPS54152030U (ja) 1979-10-23

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