JPS58224797A - カ−ド及びその製造方法 - Google Patents

カ−ド及びその製造方法

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JPS58224797A
JPS58224797A JP57108252A JP10825282A JPS58224797A JP S58224797 A JPS58224797 A JP S58224797A JP 57108252 A JP57108252 A JP 57108252A JP 10825282 A JP10825282 A JP 10825282A JP S58224797 A JPS58224797 A JP S58224797A
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ORERU FUYUSURI GURAFUITSUSHIYU
ORERU FUYUSURI GURAFUITSUSHIYU BETORIIBE AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱可塑性物質から成り視覚的に認識可能な安全
マーキングを有するカードに関する。
本発明は同様に熱可塑性物質から成り視覚的に認知可能
な安全マーキングを有するカードの製造方法に関する。
近年、プラスチック物質から成る印刷カードが、クレソ
ットカード、貨幣基板又は役職、等級価値若しくは出入
りの認証等を証明する身分証明書として広く適用されて
いる。上記カードを特定の組織下に従属させる特徴のみ
ならず上記カードの所有者を確認する部分情報は、印刷
浮出し模様、・ソンチング等により又は磁気情報。
レーザ情報若しくはホログラム情報に変換されて該カー
ドに記録される。従って、カードの外観を模写偽造する
ことは比較的容易であり、また、現状においては特に努
力することなくカード模写をおこなうことができ、カー
ドの悪用の危険性がある。特に、一般公衆は、カードの
真偽を自分で確認することができないつこのような状況
において、2つのグラスチック階部に挾持された紙層を
有する混成カードが開発され知られるようになってきた
。紙層には、通常の紙幣等に設けられる安全印刷が施さ
れており、この安全印刷は、当該カードを光に透かして
(透視して)始めて視認できる透かし模様から成る。
更に、上記グラスチック階部の表面には部分的に印刷パ
ターンが設けられている。このような構成によりカード
の安全性は向上されるが、反面次のような欠点がある。
即ち、紙及びプラスチック等の互いに相違する物質の混
成により構成されるので、最終的にカードに浮出し処理
をおこなう際に変形が生じてしまう。印加される張力に
よってカードは浮出し処理方向に弓状又は凸状に変形し
てしまい、この結果、上述した情報の確認性を悪化させ
てしまう。更にまた、上記の従来のカード構成によれに
、依然として第三者の非合法的介在を許してしまうとい
う欠点がある。即ち、カードを紙層部に添って開き紙層
部を不正に細工したり又は溶剤等によりプラスチック保
護層を溶かして、上記紙層部を偽造等の目的で自由に取
出すことができる。このような理由により紙及びプラス
チックから成る混成カードは望ましくない。これと対照
して、全体がプラスチック物質から成υかつ必要な安全
マーキングを有するカードを形成することが望ましい。
しかしながら、カードは平坦表面を有するものであり、
不規則表面構造を前提としかつ紙幣等に設けられる安全
マーキングを含むカードは現状においてはなされていな
い。更に、グラスチック物質だけから成りかつ透視時の
みに認識され得る安全マーキングを有しているカードは
未だ存在していない。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであって、上
記従来の欠点を解決しかつ視覚的に認知可能な安全マー
キングを有スるカード及びその製造方法を提供するにあ
る。
上記目的を達成するために、本発明のカードは、熱可塑
性物質から作られ視覚的に認識可能な安全マーキングを
有すると共に互いに他方上に配置される少なくとも2つ
の部分を具備し、少なくとも一方の部分は透明な熱可塑
性物質から成り、前記2つの部分間の内部境界領域には
適切な視認により少なくとも1つの安全マーキングが視
覚的に検知されるような形状が与えられたレリーフ状構
造が設けられている。また、本発明のカード製造方法は
、熱0J塑性物質から作られ視覚的に”d WJt E
i′I能な安全マーキングを有すると共に互いに他方上
に配置される少なくとも2つの部分を更に有し、少なく
とも一方の部分は透明な熱可塑性物質から成り、前記2
つの部分間の内部境界領域には適切な目視により少なく
とも1つの安全マーキングが視覚的に検知されるような
形状が与えられたレリーフ状構造が設けらハているカー
ドを製造するに際して適用され、熱町塑性塊の第1の部
分に浮彫りモールドの手段により一方側のレリーフを浮
彫り加工する工程と、相補対応して形成される第2の浮
彫りモールドの手段によシ熱可塑性塊の第2の部分に一
方側の相補形状のレリーフを浮彫り加工する工程と、前
記浮彫り加工された表面を有する前記2つの部分を分離
不可状に接合する工程とを具備している。
轟該明細書においては、特に好ましい実施例を示すこと
にする。本発明の一実施例のカードによると、カードは
不透明熱可塑性物質から成る部分と透明熱可塑性物質か
ら成る部分とにより構成され、安全マーキングを規定す
る所定領域において上記不透明な部分が局在的に変化す
る厚さを有するようにレリーフ状構造は延在している。
該カードを透視する時だけ、上記安全マーキングは視認
されるC また、本発明の他の実施例によると、カードをその頂部
前方から眺めたときに安全マーキングは視認される。し
かしながら、所定の目視角においては、内部境界領域で
のレリーフ状構造の少なくとも1つの所定領域にライン
スフ1ノーン・ラスク状の波形形状が具備されている。
このような境界領域は、視角の変化に応じてその視記特
性が変化する印刷A?ターンが設けられている。
以下図面を参照して、本発明の一実施例について詳述す
る。以下の説明においては、カードを透視した時に認識
できる実施例とカードを単純に上方から見たときに認知
できる実施例とが別々に開示されているが、とれは理解
を容易にするためであって、上記両実施例を組合せて第
5図の如くに構成することも好ましくかつ有利であるこ
とは勿論である。
まず、カードを透視した時にマーキング又は同認鑑定を
夫々おこなう実施例について説明する。第1図において
、頂部即ち上方から直接眺めだ場合のカート冒が示され
ており、この時図示しない光源は該カードの背後に配置
されている。これにより、2つの領域が認知され、該領
域はカード1の光像の・ぐランスに対して規定されてい
る。上記2つの領域は互いに他の領域へ連続的になめら
かに変化するように構成するとともできる。このとき、
暗領域4及び該暗領域4を縁取る明領域5は図示のよう
に視認される。
これは、公知の紙における透かし模様(water−m
ark)の出現に対応しており、この透かし模様は、紙
繊維を予め決められた領域に集中させ、以って該領域を
紙繊維が回収除去された他の領域に極めて近接させ、こ
れKより縁取り明領域5を形成するように設けられてい
る。このような繊維密度の変化により透光特性が変化す
るから、上述した透かし模様効果が得られる。本発明の
カードによると、カード内に挿入される紙層を用いずに
全てグラスチック物質により形成されるから、上述した
従来の方法により透かし模様を形成することはできない
第2a図及び第2b図に示すように、本発明のカード1
は、2つの手部分2,3により構成されている。一方の
手部分2は透1明プラスチック物質から成り、他方の手
部分3は不透明グラスチック物質例えば光を透過させる
が濁っている半透明グラスチック物質から成る。該物質
の光吸収率βは高く、約0.4闇厚程度の比較的薄い層
においても光は通過時に実質的に減衰される。このよう
々事実から、光の吸収は光が通過する距離に依存してい
ることが理解され、通過後の光強度は上式に示されるよ
うに定量的に表わされる。
I=Io−8−β8 ■o:入射光強度 I:距離Sを通過した後の光強度 β;光吸収率 上式から、層厚を大きくすれば光吸収を高くすることが
明らかである。透明な手部分(以下透明層部と称する)
2の影響は無視することができる。なぜなら、その光吸
収率βは不透明な層に比べて極めて小さいからである。
不透目早部分(以下不透明層部と称する)3は、暗領域
4が大きい層厚に形成されて上記透かし模様効果を得る
ように形状設定されている。暗領域4に隣接する明領域
の層厚は小さく設定され、とれによりカード1特に不透
明層部3を透視する場合に暗領域4の周囲に明領域5が
出現し、通常の透かし模様における特徴的図形を視認す
ることができる。このこ′とを、第2b図中に描かれた
矢印を用いて説明すると、カード1の透明層部2側の矢
印は入射光を表わし、他方の矢印はカード1を通過した
出射光を表わしている。
上記矢印の太さは光の強度に対応している。不透明層部
3におけるレリーフ(re、11@f)細工状の浮彫り
加工(エンゼス: embossing)は、層物質の
総量が同一であって明領域5から暗領域4へ層物質を移
動するようにしておこなわれる。この結果、上述のレリ
ーフ状構造を有する両領域4.5での平均厚は、当該カ
ード1の他の部分の厚さに等しい。上記形状は公知構成
の浮彫り加工装置を用いて形成される。透明層2は対応
する浮彫り加工によって形成され、この時に用いられる
浮彫り加工装置は上述した浮彫り加工装置から電解的に
形成される。その彼、2つの要部2,3は例えばラミネ
ート技術を用いて互いに接着接合され、これにより互い
に分離できない一体同質部を得る。2つの要部2,3間
のレリーフ状構造が設けられた境界領域に添って、プラ
スチック物質の分子重合がおこなわれ、分離不可の分子
結合が形成される。状況に応じて内方接着面上に図形・
母ターンを印刷することもできるが、これに関しては後
述する実施例において詳述する。
上述のようにして作られたカードIの表面は平坦面を呈
し、公知の方法によって印刷処理又はカバー処理をおこ
なうことができる。上記カードの特徴イ゛fけマーキン
グはカード内部に密閉され、不所望に人為に供される可
能性はない。
該マーキングは通常、カードをその頂部から眺めだ時に
は視認できない。なぜなら、層厚の違いがとの方向から
は視認できないからである。
この結果、頂部から眺めたときに色の対照も同様に認識
される通常の透かし模様を有する紙に対して試みられる
色彩印刷を欺くことによシ上述のマーキングを模写偽造
することが、当該実施例によれば一層困難化される。
第3図に、上述した原理に従った一実施例の断面を拡大
して概略的に示す。上記境界領域のレリーフ状構造を形
成するために、スクリーン・ラスタ技術(seresn
 rastsr technique)が適用される。
カードを透視する際に暗く見える暗領域4において、個
々の点状画素の高さh4は、カードの残りの領域におけ
る画素の高さh6よυ高く選択されている。反対に、隣
接領域(明領域)5の高さh@は低く設定されている。
カードの透光特性は上記不透明層部3の層厚に依存して
おり、上述した領域の厚さの平均厚は、個々の点状画素
が視覚的に少なくとも部分的に消失されない状況におい
て測定されている。上記平均厚は、カードを透視した時
に第1図及び第2図を参照して前述した効果が視認され
るように選定されている。また、当該実施例においても
、浮彫り加工は、カードの明領域5から暗領域4への層
物質の移動にニジなされている。艷のようなスクリーン
・ラスタに従ったレリーフの形成によって、層物質の移
動を簡易化すると共に、カードを構成する2つの要部が
互いに結合する境界領域を増加さゼ、2つの要部から成
るカードの接着性をより強固にする。透明層部2は、不
透明層部3と相補をなすように形成される。
上記カードIの内部に上述した如く形成されたレリーフ
状境昇領域は、骸カードを単純にその頂部から眺めた時
にこのカードを確認するだめに用いられることができる
。カードを透視した時のみ視認できる分類マークと結合
させる場合においても、カードを構成する2つの要部の
うち一力は透明プラスチック物質から成り、他方は不透
明熱可塑性物質から成る。
上述した処置が施された実施例を第4図及び第5図に示
す。第4図には不透明層部3に設けられた線状レリーフ
構造が示されており、その中間部位での形状は第3図に
示されたものと対応している。該レリーフ構造には直線
状に延在するカラー・・ぐンド(ラインノやターン)8
が印刷されている。ラインノやターン8はカーF1を直
角方向から眺めた時に視認できる。このように製造され
た不透明層部3は、相補的に形成される透明層部(特に
図示せず)と結合されて第3図に示した断面を有するカ
ードを完成する◎第5a図に、透視した時のカードの外
観を示す。直線状に延在するライン/4’ターン8が透
かし模様を成す暗領域4及び明領域5と共に視認できる
。当該カードを第5b図に示されるように鋭角の斜め上
方から眺めた場合には、上記ラインパターン8が波状に
見え、透かし模様は消失する。カードを上記鋭角方向か
らより精密に観察すると、上記透かし模様がラインパタ
ーンの波状の高振幅部に依存していることが確認できる
。カードの透視及び上方目視確認を組合せることにより
、カード偽造を一層困難となし以ってカードの安全性を
向上させることができる。
次に、第6図及び第7図を参照して、透視及び上方目視
確認を併用してカード鑑定をおこなう本発明の他の実施
例につt1説明する。第6龜図及び第6b図に、当該実
施例の変形例を夫々示す。カードを構成する2つの盾部
2,3間の境界領域には、直線状に延在するラスタ・ス
クリーン状レリーフ構造(raster 5creen
like r@11@fstructure )が設け
られている9゜このレリーフ構造は、上記要部の一方の
内部表面に印刷・母ターンを併なっている。該印刷ノ母
ターンは、カードを上方から眺めだ1痔この目視角に依
存して変化する(第6 a 図1 )ように構成される
か又はカードを透視し九時目視角に応じて明度の印象を
変化させる(第6h図)ように構成される。第6a図の
変形例は、実質的に矩形溝部9を有するレリーフ構造に
基づいている。上記矩形溝部9の底面及び両側面にはカ
ラ一層10が設けられており、頂部には設けられていな
い。第6a図のカードを上方から略直角に眺めた時、上
記カラ一層(カラー領域)IOは基本的に直線(直線群
)として視認され、また鋭角上方から眺めた時には互い
に相補して連続したカラー面領域として認識される。上
記カラ一層10が光透過に対して遮断性の低い色彩に設
定されれば、カードを目視角を変化しながら透視するこ
とによシ種々の明度で認識することができる。従って、
第6a図の変形例を上方から直角に眺めた場合、斜角で
眺めた場合よりも高い明度が視認される。
一方、第6b図に示された実施例によると、レリーフ構
造の断面は三角溝部11を有している。三角溝部11に
おいて、一方の斜面のみにカラ一層12が設けられてお
り、他方の斜面には設けられていない。従って、上述と
同様にして目視角の変化に依存して印刷/′1′ターン
の外観形状は変化する。即ち、上記印刷パターンは、第
6b図の左手の矢印によって示される斜方向から眺めた
時の単純ライン/’?ターンから同図の右手の矢印によ
って示される他の斜方向から眺めた時の連続カラー面領
域へと変化する。カードを透視したときの認識可能な明
度は、弱透光性を有する色彩が用いられた場合と非対称
となる。上記カードがその直角方位から始まる側面の方
へ転回されると明度は増加し、反対にカードが他側面の
方へ転回されると明度は減少する。
上述した実施例を、第1図乃至第4図を参照して説明し
たようにカードを透視したときに透かし模様が出現する
ように更に構成することができる。更K、例えば第7a
図及び第7b図に示す安全模様若しくは安全マーキング
を追加することもできる。第6a図のように構成された
実施例は、所定方向に設けられるギヤラグ(空白部)I
Jが形成された印刷・リルンを具備している。カードの
頂部外観において(第7b図)は、上記パターンは視認
されることはない。なぜなら、上記パターンは極めて微
細に形成されているからである。しかしながら、カード
を極めて水平角に近接した方向から眺めると、第7a図
に示されるように、明るい帯部が暗い背景面にはっきり
と視認される。このような効果は基本的には紙幣等から
知られているが、非平坦状表面が必要であって、これは
平板プラスチックカードに安全マーキングを追加すると
いった付加行為をおこなうことなく上述に従って用いら
れることができる。
上述したカードの平坦表面に公知の方法で印刷を施すこ
とができることは極めて明白である。
カード頂部から所定角度で視認される上述した模様をカ
ードに設けるためには、該カード上の対応する領域には
窓部を設ける必要がある。□更に、カードの上記情報は
境界領域の印刷・母ターンに配置されることも可能であ
る。
而して、印刷/’Pターンが付加的に設けられると共に
分離不可に結合された2つの要部間に延在するレリーフ
状形成境界領域を有する上述した構成によれば、既に述
べた如く、現在まで未だ達成されず可能でなかったカー
ドの視覚的安全鑑視に係る有益でかつ多くの可能性を得
ることができる。従って、絶対的に平坦な表面は維持さ
れる。カードにおける浮彫り加工によって、従来の混成
カードに発生したような弓状変形又は凸状変形を防止す
ることができる。また、偽造の目的で第三者がカードの
安全模様又はマーキングに人為的に介入することは不可
能である。
第1図乃至第3図に従って設けられる不透明層部3及び
透明層部2間の境界領域に形成されたレリーフ状構造の
適用により、カードを透視した際に視認されることがで
きるマーキングとして、カード所有者の人物写真に応じ
たレリーフ状構造を形成することは、特に有益である。
即ち、カードを透視した際に、カード所有者の人物写真
が透かし模様状に出現するから、必要に応じて真のカー
ド所有者の人物写真又は所有者本人といつでも比較する
ことができる。従って、一層正確でかつ所有者毎の精密
な同認識別特性を得ることができる。このことは、上記
境界領域のレリーフ状構造が、単に2段階の明度を有す
る通常の透かし模様とは違って互いに他の明度領域へ連
続的になめらかにかつ所謂銀し状に変化し、これにより
カードを透視した際に最大及び最小明度間で連続的かつ
なめらかで量し状の明度変化による良質な人物写真等の
画像を与えるようにその層厚が変化する領域を有するこ
とができるという事実によるものである。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく
、当該技術分野における画業者によって本発明の範囲内
で種々変形されて用いられることかできるのは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は透視したときの本発明の一実施例であるカード
の状態図、第2a図は第1図のカードの線■−■におけ
る断面を拡大して示す図、第2b図は第2a図に対応す
るカード断面図であって2つの要部が結合される前の状
態を示す図、第3図は本発明の他の実施例のカードの断
面を拡大して示す図、第4図は波形状のレリーフ構造を
有する印刷された要部の拡大斜視図、第5a図及び第5
b図は第4図のカードを異なる視角から眺めたときの状
態を夫々示す図、第6a図及び第6b図は上記他の実施
例の変形例カードの断面を夫々拡大して示す図、第7a
図及び第7b図は第6図に示された変形例の更に他の変
形例であるカードを異なる視角から挑めたときの状態を
夫々示す図である。 5・・・明領域、8・・・ラインノ母ターン、1o・・
・カラ一層、13・・・ギャッf(空白部)。 出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦口面の浄#(
内容に変更なし) b     j     ?            
   ’3l、事件の表示 特願昭57−108252吋 2、発明の名称 カード及びその製造方法 3、補11ミをする渚 事件との関係  特W(−出願人 オレル・ツユスリ・グラフイッシェ・ベトリーベ・アー
ク9− 4、代即人 昭和57年9月28日 6、補正の苅象 図  面 7、補正の内容    別紙の通り 図面の浄書(内容に変更なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱可塑性物質から作られ視覚的に認識可能な安全マ
    ーキングを有するカードにおいて、互いに他方上に配置
    される少なくとも2つの部分を具備し、少なくとも一方
    の部分は透明な熱可塑性物質から成り、前記2つの部分
    間の内部境界領域には適切な目視によシ少なくとも1つ
    の安全マーキングが視覚的に検知されるような形状が与
    えられたレリーフ状構造が設けられていることを特徴と
    するカード。 2、 前記安全マーキングは少なくとも前記カードを透
    視した時に検知されることができ、前記2つの部分のう
    ちの前記一方の部分は不透明プラスチック物質から成シ
    、前記他方の部分は透明グラスチック物質から成り、前
    記レリーフ状構造は安全マークを規定する所定領域にお
    いて前記不透明部分が隣接領域と比較して大きい平均厚
    を有するように延在することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のカード。 3、 前記安全マーキングは少なくとも前記カードを透
    視した時に視認されることができ、前記レリーフ状構造
    は安全マーキングを規定する領域が前記不透明部分の全
    範囲の平均厚より小さい平均厚を有するように延在する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカード。 4、 前記安全マーキングは少々くとも前記カードを透
    視した時に視認されることができ、前記レリーフ状構造
    は安全マーキングを規定する領域が前記不透明部分の全
    範囲の平均厚より小さい平均厚を有するように延在する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載のカード。 5、 前記安全マーキングは少なくとも前記カードを透
    視した時に視認されることができ、前記レリーフ状構造
    は安全マーキングを規定する領域が前記不透明部分の全
    範囲の平均厚より小さい平均厚を有するように延在し、
    前記レリーフ状構造は互いに他へ連続的に変化する種り
    の厚さを有する複数の領域を具備するととを特徴とする
    特許請求の範囲第2項記載のカード。 6、 前記透明部分は前記不透明部分に対応して形成さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカー
    ド。 7、#記透明部分は前記不透明部分に対応して形成され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載のカード
    。 8、 前記透明部分は前記不透明部分に対応して形成さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載のカー
    ド。 9、前記透明部分は前記不透明部分に対応して形成され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載のカード
    。 10、前記透明部分は前記不透明部分に対応して形成さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載のカー
    ド。 11、前記内部境界領域の前記レリーフ状構造の少なく
    とも1つの所定領域はスクリーン・ラスク状形状を具備
    することを特徴とする特許請求の範囲第2項記載のカー
    ド。 12、前記内部境界領域の前記レリーフ状構造の少なく
    とも1つの所定領域はスクリーン・ラスク状形状を具備
    することを特徴とする特許請求の範囲第3項812載の
    カード。 13、前記内部境界領域の前記レリーフ状構造の少なく
    とも1つの所定領域はスクリーン・ラスク状形状を具備
    することを特徴とする特許請求の範囲第4項記載のカー
    ド。 14、前記内部境界領域の前記レリーフ状構造の少なく
    とも1つの所定領域はスクリーン・ラスク状形状を具備
    することを特徴とする特許請求の範囲第5項記載のカー
    ド。 15  前記レリーフ状構造は前記境界領域を形成する
    前記不透明部分の側部においてスクリーン・ラスク状突
    起によって形成され、安全マークを規定する領域内での
    前記突起の高さは他領域の高さよりも大きいことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のカード。 16、前記安全マーキングは適切な目視角で少なくとも
    カードの頂部から見た時に視認でき、前記境界領域の前
    記レリーフ状構造の少なくとも1つの所定領域はライン
    ラスク状の波形形状を具備し、前記境界領域は目視角の
    変化に応じて視認特性が変化する印刷ノjターンが設け
    られていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のカード。 17、前記安全マーキングは適切な目視角で少なくとも
    カードの頂部から見た時に視認でき、前記境界領域の前
    記レリーフ状構造の少なくとも1つの所定領域はライン
    ラスク状の波形形状を具備し、前記境界領域は目視角の
    変化に応じて視認特性が変化する印刷パターンが設けら
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第11項記載
    のカード。 18、前記安全マーキングは適切な目視角で少なくとも
    カードの頂部から見た時に視認でき、前記境界領域の前
    記レリーフ状構造の少なくとも1つの所定領域はライン
    ラスク状の波形形状を具備し、前記境界領域は目視角の
    変化に応じて視認特性が変化する印刷・譬ターンが設け
    られていることを特徴とする特許請求の範囲第12項記
    載のカードヮ 19、前記安全マーキングは適切な目視角で少なくとも
    カードの頂部から見た時に視認でき、前記境界領域の前
    記レリーフ状構造の少なくとも1つの所定領域はライン
    ラスク状の波形形状を具備し、前記境界領域は目視角の
    変化に応じて視認特性が変化する印刷パターンが設けら
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第13項記数
    のカード。 20  前記安全マーキングは適切な目視角で少々くと
    もカードの頂部から見た時に視認でき、前記境界領域の
    前記レリーフ状構造の少なくとも1つの所定領域はライ
    ンラスク状の波形形状を具備し、前記境界領域は目視角
    の変化に応じて視認特性が変化する印刷ノ4ターンが設
    けられていることを特徴とする特許請求の範囲第14項
    記載のカード。 21、前記印刷ノ4ターンは、互いに相対的に直線状に
    配列されるギャップを具備し、このようにして規定され
    たラインは前記波形形状の延在に対して横方向に延在す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第16項記載のカー
    ド。 22、前記印刷・臂ターンは、互いに相対的に直線状に
    配列されるギャップを具備し、とのようにして規定され
    たラインは前記波形形状の延在に対して横方向に延在す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第17項記載のカー
    ド。 23、前記印刷ツヤターンは、互いに相対的に直線状に
    配列されるギャップを具備し、このようにして規定され
    たラインは前記波形形状の延在に対して横方向に延在す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第18項記載のカー
    ド。 24、前記印刷ノ平ターンは、互いに相対的に直線状に
    配列されるギャップを具備し、このようにして規定され
    たラインは前、記波形形状の延在に対して横方向に延在
    することを特徴とする特許請求の範囲第19項記載のカ
    ード。 25、前記印刷パターンは、互いに相対的に直線状に配
    列されるギャップを具備し、このようにして規定された
    ラインは前記波形形状の延在に対して横方向に延在する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第20項記載のカード
    。 26、熱可塑性物質から作られ視覚的に認識可能な安全
    マーキングを有すると共に互いに他方上に配置される少
    なくとも2つの部分を更に有し、少なくとも一方の部分
    は透明な熱可塑性物質から成り、前記2つの部分間の内
    部境界領域には適切な目視により少なくとも1つの安全
    マーキングが視覚的に検知されるような形状が与えらt
    lだレリーフ状構造が設けられているカードを製造する
    方法において、熱可塑性塊の第1の部分に浮彫りモール
    ドの手段により一方側のレリーフを浮彫り加工する工程
    と、相補対応して形成される第2の浮彫りモールドの手
    段により熱可塑性塊の第一の部分に一方側の相補形状の
    レリーフを浮彫り加工する工程と、前記浮彫り加工され
    た表面を有する前記2つの部分を分離不可状に接合する
    工程とを具備することを特徴とするカード製造方法。
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