JPS5822467Y2 - 複合管 - Google Patents
複合管Info
- Publication number
- JPS5822467Y2 JPS5822467Y2 JP1978148112U JP14811278U JPS5822467Y2 JP S5822467 Y2 JPS5822467 Y2 JP S5822467Y2 JP 1978148112 U JP1978148112 U JP 1978148112U JP 14811278 U JP14811278 U JP 14811278U JP S5822467 Y2 JPS5822467 Y2 JP S5822467Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- intermediate layer
- reinforcing
- resin
- filler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は安価にして且つ強度が大きい複合管に関するも
のである。
のである。
従来、ガラス繊維と樹脂とからなる内外表面層と間に樹
脂モルタルからなる中間層が設けられた三層構造の複合
管が知られているが、このような複合管は、偏平荷重の
負荷時に、中間層の引張強度が小さいため、中間層の内
面表層に近い部分にクラックが発生して破壊しやすいと
いう欠点がある。
脂モルタルからなる中間層が設けられた三層構造の複合
管が知られているが、このような複合管は、偏平荷重の
負荷時に、中間層の引張強度が小さいため、中間層の内
面表層に近い部分にクラックが発生して破壊しやすいと
いう欠点がある。
また、ガラス繊維と樹脂とからなる補強材層と樹脂モル
タルからなる中間層とが交互に設けられた極めて多層構
造の複合管も知られているが、このような多層構造の複
合管は高価なガラス繊維量が多くなり高価である。
タルからなる中間層とが交互に設けられた極めて多層構
造の複合管も知られているが、このような多層構造の複
合管は高価なガラス繊維量が多くなり高価である。
また、例えば、特公昭52−23167号公報の如く、
ガラス繊維と樹脂とからなる内外両表面層と、樹脂単独
又は砂などの骨材を混合した樹脂モルタルからなる中間
層との間に、微細な充填材を含有せしめたガラス繊維と
樹脂とからなる層を介在せしめた5層構造の複合管が提
案されているが、このような5層構造の複合管は、偏平
荷重負荷時、偏平化しにくくするような改良が根本的に
なされていないため、大きな負荷に対しては中間層にク
ラックが発生して破壊しやすいという欠点があった。
ガラス繊維と樹脂とからなる内外両表面層と、樹脂単独
又は砂などの骨材を混合した樹脂モルタルからなる中間
層との間に、微細な充填材を含有せしめたガラス繊維と
樹脂とからなる層を介在せしめた5層構造の複合管が提
案されているが、このような5層構造の複合管は、偏平
荷重負荷時、偏平化しにくくするような改良が根本的に
なされていないため、大きな負荷に対しては中間層にク
ラックが発生して破壊しやすいという欠点があった。
本考案は斜上の如き従来のものの欠点を改良することを
目的としてなされたものであって、その要旨は、内外表
面層が長尺補強材と樹脂とを含む成形材料からなり、内
外表面層の間の内表面層により近いところに長尺補強材
と樹脂とを含む成形材料からなる中間補強層が設けられ
、外表面層の内側に充填材と無機又は有機の結合剤とを
含む成形材料からなる第1の中間層が設けられ、第1の
中間層と中間補強層との間に補強材と充填材と樹脂とか
らなる補強材と充填材と樹脂とを含む成形材料からなる
第2の中間層が設けられ、中間補強層と内表面層との間
に充填材と第1の中間層中の結合剤含有率よりも高い含
有率の無機又は有機の結合剤とを含む成形材料からなる
第3の中間層が設けられてなる複合管に存する。
目的としてなされたものであって、その要旨は、内外表
面層が長尺補強材と樹脂とを含む成形材料からなり、内
外表面層の間の内表面層により近いところに長尺補強材
と樹脂とを含む成形材料からなる中間補強層が設けられ
、外表面層の内側に充填材と無機又は有機の結合剤とを
含む成形材料からなる第1の中間層が設けられ、第1の
中間層と中間補強層との間に補強材と充填材と樹脂とか
らなる補強材と充填材と樹脂とを含む成形材料からなる
第2の中間層が設けられ、中間補強層と内表面層との間
に充填材と第1の中間層中の結合剤含有率よりも高い含
有率の無機又は有機の結合剤とを含む成形材料からなる
第3の中間層が設けられてなる複合管に存する。
本考案に使用する長尺補強材としては、例えば、ガラス
繊維、化学繊維等からなる長尺繊維、織物等が用いられ
る。
繊維、化学繊維等からなる長尺繊維、織物等が用いられ
る。
本考案に使用する樹脂としては、例えば、不飽和ポリエ
ステル樹脂、エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂等が用
いられる。
ステル樹脂、エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂等が用
いられる。
本考案に使用する充填材としては、例えば、砂、炭酸カ
ルシウム、クレー等の無機材料、無機又は有機の中空体
等が用いられる。
ルシウム、クレー等の無機材料、無機又は有機の中空体
等が用いられる。
本考案に使用する無機又は有機の結合剤としては、例え
ば、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂等の
有機結合剤、セメント、珪酸カルシウム、石膏等の無機
結合剤等が用いられる。
ば、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂等の
有機結合剤、セメント、珪酸カルシウム、石膏等の無機
結合剤等が用いられる。
本考案に使用する補強材としては、例えばガララス繊維
、化学繊維等を短尺状にしたもの等が用いられる。
、化学繊維等を短尺状にしたもの等が用いられる。
以下、本考案複合管を図面の実施例により説明する。
i、4.6は、それぞれ、外表面層、中間補強層、内表
面層であり、周方向に連続した状態で巻回された繊維状
の長尺補強材及び織物からなる帯状の長尺補強材とポリ
エステル樹脂とからなる補強材層である。
面層であり、周方向に連続した状態で巻回された繊維状
の長尺補強材及び織物からなる帯状の長尺補強材とポリ
エステル樹脂とからなる補強材層である。
中間補強層4は外表面層1と内表面層6との間の内表面
層5に近いところに設けられている。
層5に近いところに設けられている。
外表面層1の内側に砂等の充填材とポリエステル樹脂と
からなる第1の中間層2が設けられている。
からなる第1の中間層2が設けられている。
第1の中間層2と中間補強層4との間に短尺状繊維と砂
等の充填材とポリエステル樹脂とからなる第2の中間層
3が設けられている。
等の充填材とポリエステル樹脂とからなる第2の中間層
3が設けられている。
中間補強層4と内表面層6との間に第1の中間層2中の
充填材よりも平均粒径の小なる充填材(例えば0・4m
m以下の粉状充填材、微珪砂等)と第1の中間層2中の
ポリエステル含有率よりも高い含有率のポリエステル樹
脂とからなる第3の中間層5が設けられている。
充填材よりも平均粒径の小なる充填材(例えば0・4m
m以下の粉状充填材、微珪砂等)と第1の中間層2中の
ポリエステル含有率よりも高い含有率のポリエステル樹
脂とからなる第3の中間層5が設けられている。
このように、外側から内側方向に、外表層面1、第1の
中間層2、第2の中間層3、中間補強層4、第3の中間
層5、内表面層6の順で一体化されて複合管が形成され
ている。
中間層2、第2の中間層3、中間補強層4、第3の中間
層5、内表面層6の順で一体化されて複合管が形成され
ている。
第3の中間層5中には第1の中間層2中の結合剤含有率
よも高い含有率の結合剤が含まれているので、第3の中
間層5自体が第1の中間層2よりも引張強度の強い層と
なり、また中間補強層4と内表面層6との間を接着性よ
く連結して、この3層が一体となって引張強度が強く剛
性のある厚肉の内面補強層を形成し、また中間補強層4
が内面補強層の間の内表面層6により近いところに設け
られていることと相まって、複合管に偏平荷重が負荷し
た場合、複合管の内側に発生する引張応力の大部分を斜
上の内面補強層が支えるとともに複合管自体を偏平化し
に<<シて、第1の中間層2の内側部分及び第2の中間
層3に作用する引張応力を極めて小さいものとする。
よも高い含有率の結合剤が含まれているので、第3の中
間層5自体が第1の中間層2よりも引張強度の強い層と
なり、また中間補強層4と内表面層6との間を接着性よ
く連結して、この3層が一体となって引張強度が強く剛
性のある厚肉の内面補強層を形成し、また中間補強層4
が内面補強層の間の内表面層6により近いところに設け
られていることと相まって、複合管に偏平荷重が負荷し
た場合、複合管の内側に発生する引張応力の大部分を斜
上の内面補強層が支えるとともに複合管自体を偏平化し
に<<シて、第1の中間層2の内側部分及び第2の中間
層3に作用する引張応力を極めて小さいものとする。
さらに、第1の中間層2と中間補強層4との間に補強材
と充填材と樹脂とを含む第2の中間層3が設けられてい
るので、この層が破壊することなく引張応力の一部を支
え、第1の中間層2の内側部分にクラックが発生して破
壊するのを防止できる。
と充填材と樹脂とを含む第2の中間層3が設けられてい
るので、この層が破壊することなく引張応力の一部を支
え、第1の中間層2の内側部分にクラックが発生して破
壊するのを防止できる。
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠き正面図である
。 符号の説明 1・・・・・・外表面層、2・・・・・・
第1の中間層、3・・・・・・第2の中間層、4・・・
・・・中間補強層、5・・・・・・第3の中間層、6・
・・・・・内表面層。
。 符号の説明 1・・・・・・外表面層、2・・・・・・
第1の中間層、3・・・・・・第2の中間層、4・・・
・・・中間補強層、5・・・・・・第3の中間層、6・
・・・・・内表面層。
Claims (1)
- 内外表面層が長尺補強材と樹脂とを含む成形材料からな
り、内外表面層の間の内表面層により近いところに長尺
補強材と樹脂とを含む成形材料からなる中間補強層が設
けられ、外表面層の内側に充填材と無機又は有機の結合
剤とを含む成形材料からなる第1の中間層が設けられ、
第1の中間層と中間補強層との間に補強材と充填材と樹
脂とを含む成形材料からなる第2の中間層が設けられ、
中間補強層と内表面との間に充填材と第1の中間層中の
結合剤含有率よりも高い含有率の無機又は有機の結合剤
とを含む成形材料からなる第3の中間層が設けられてな
る複合管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978148112U JPS5822467Y2 (ja) | 1978-10-26 | 1978-10-26 | 複合管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978148112U JPS5822467Y2 (ja) | 1978-10-26 | 1978-10-26 | 複合管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5564579U JPS5564579U (ja) | 1980-05-02 |
JPS5822467Y2 true JPS5822467Y2 (ja) | 1983-05-13 |
Family
ID=29130200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978148112U Expired JPS5822467Y2 (ja) | 1978-10-26 | 1978-10-26 | 複合管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5822467Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62228793A (ja) * | 1987-03-04 | 1987-10-07 | 蔡 鴻文 | 耐食ヒユ−ム管及びその製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5223167A (en) * | 1975-08-15 | 1977-02-21 | Toyo Ink Mfg Co | Process for manufacturing embossed sheet |
-
1978
- 1978-10-26 JP JP1978148112U patent/JPS5822467Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5223167A (en) * | 1975-08-15 | 1977-02-21 | Toyo Ink Mfg Co | Process for manufacturing embossed sheet |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5564579U (ja) | 1980-05-02 |
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