JPS5822444Y2 - 回転流体機械におけるシ−ル装置 - Google Patents
回転流体機械におけるシ−ル装置Info
- Publication number
- JPS5822444Y2 JPS5822444Y2 JP16592479U JP16592479U JPS5822444Y2 JP S5822444 Y2 JPS5822444 Y2 JP S5822444Y2 JP 16592479 U JP16592479 U JP 16592479U JP 16592479 U JP16592479 U JP 16592479U JP S5822444 Y2 JPS5822444 Y2 JP S5822444Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal device
- fluid machinery
- rotating fluid
- stage seal
- seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は遠心ポンプ、遠心圧縮機、軸流圧縮機、タービ
ン等の回転流体機械におけるシール装置に関する。
ン等の回転流体機械におけるシール装置に関する。
従来の多段遠心ポンプにおいては、第１図に示すような
２段シールが使用されることが多い。
２段シールが使用されることが多い。
高圧部５から洩れた流体は外径の大きい第一段目のシー
ル３を通過した後、外径の小さい第２段目のシール４を
経て後段のポンプ翼車の吸入孔６に至る。
ル３を通過した後、外径の小さい第２段目のシール４を
経て後段のポンプ翼車の吸入孔６に至る。
このとき第一段シール３を通過した流体は回転体１の回
転に伴ない第２図にＡ矢印で示すような大きな周方向速
度を持ち、またコリオリーカによりさらに大きな周方向
速度を持ったまま第２段目シール４に入ることになる。
転に伴ない第２図にＡ矢印で示すような大きな周方向速
度を持ち、またコリオリーカによりさらに大きな周方向
速度を持ったまま第２段目シール４に入ることになる。
このような周方向速度の大きいもれ流体の動きはいわゆ
るふれまわり現象を生じポンプ軸１４の自励振動の原因
となりやすいという欠点がある。
るふれまわり現象を生じポンプ軸１４の自励振動の原因
となりやすいという欠点がある。
本考案は上記に鑑み回転軸の振動に対する悪影響を少く
シ、かつ大幅に構造を変化させることなく信頼性の高い
シールを提供しようとするもので、複数のシールの途中
に洩れ流体の円周方向速度成分を減少させるための案内
溝又は案内翼を設けたものである。
シ、かつ大幅に構造を変化させることなく信頼性の高い
シールを提供しようとするもので、複数のシールの途中
に洩れ流体の円周方向速度成分を減少させるための案内
溝又は案内翼を設けたものである。
以下、本考案を第３図以下の図面に示す実施例を参照し
ながら具体的に説明する。
ながら具体的に説明する。
第３図および第４図において、１は羽根車等の回転体で
あり、３は第１段目のシール、４は第２段目のシールで
あり、高圧部５から低圧部６への流体をシールしている
。
あり、３は第１段目のシール、４は第２段目のシールで
あり、高圧部５から低圧部６への流体をシールしている
。
１６ ａは反転案内溝である。
高圧部５から第１段目シール３を通って漏れた流体は矢
印７で示す方向の速度を持っている。
印７で示す方向の速度を持っている。
これが反転案内構１６ ａを通過することにより、回転
体１の回転方向と逆の速度成分８をもつようになる。
体１の回転方向と逆の速度成分８をもつようになる。
これにより第２段目のシール４に入る洩れ流体の回転方
向速度成分が矢印９のように減ぜられ、洩れ流体が回転
体と一体となって回転するいわゆるふれまわり現象を生
じることを防ぐことができる。
向速度成分が矢印９のように減ぜられ、洩れ流体が回転
体と一体となって回転するいわゆるふれまわり現象を生
じることを防ぐことができる。
第５図及び第６図には本考案の第２の実施例が示され、
第１段目のシール３と第２段目のシール４との途中にお
いて回転軸１４の軸芯に対して垂直な面に案内翼１６
ｂを形成し、第２段目のシール４に流入する洩れ流体の
回転方向の速度成分９を減じている。
第１段目のシール３と第２段目のシール４との途中にお
いて回転軸１４の軸芯に対して垂直な面に案内翼１６
ｂを形成し、第２段目のシール４に流入する洩れ流体の
回転方向の速度成分９を減じている。
本考案は以上実施例について具体的に説明したように洩
れ流体の通路中に回転軸に平行な環状の複数個のシール
を具えたものにおいて、これらシールの途中に洩れ流体
の円周方向速度成分を減少させるため溝又は翼等の反転
案内装置を介装したので、所謂ふれまわり現象を阻止し
、回転軸の自励振動を防止できる。
れ流体の通路中に回転軸に平行な環状の複数個のシール
を具えたものにおいて、これらシールの途中に洩れ流体
の円周方向速度成分を減少させるため溝又は翼等の反転
案内装置を介装したので、所謂ふれまわり現象を阻止し
、回転軸の自励振動を防止できる。
しかも構造は極めて簡単で、従来のものに大幅な構造を
変更することなく容易に適用でき、信頼性も高いという
利点がある。
変更することなく容易に適用でき、信頼性も高いという
利点がある。
第１図は従来の多段遠心ポンプのシールを示す略示的縦
断面図、第２図は同上の概念的横断面図、第３図および
第４図は本考案のｌ実施例を示し、第３図は第１図に、
第４図は第２図にそれぞれ相応する図、第５図および第
６図は本考案の他の実施例を示し、第５図は第１図に、
第６図は第２図にそれぞれ相応する図である。 回転軸・・・・・・１４、シール３，４、反転案内装置
・・・・・・１６ａ、１６ｂ０
断面図、第２図は同上の概念的横断面図、第３図および
第４図は本考案のｌ実施例を示し、第３図は第１図に、
第４図は第２図にそれぞれ相応する図、第５図および第
６図は本考案の他の実施例を示し、第５図は第１図に、
第６図は第２図にそれぞれ相応する図である。 回転軸・・・・・・１４、シール３，４、反転案内装置
・・・・・・１６ａ、１６ｂ０
Claims (1)
- 洩れ流体の通路中に回転軸に平行な環状の複数個のシー
ルを具えたものにおいて、これらシールの途中に洩れ流
体の円周方向速度成分を減少させるための溝又は翼等の
反転案内装置を介装したことを特徴とする回転流体機械
におけるシール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16592479U JPS5822444Y2 (ja) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | 回転流体機械におけるシ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16592479U JPS5822444Y2 (ja) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | 回転流体機械におけるシ−ル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5682356U JPS5682356U (ja) | 1981-07-03 |
| JPS5822444Y2 true JPS5822444Y2 (ja) | 1983-05-13 |
Family
ID=29676827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16592479U Expired JPS5822444Y2 (ja) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | 回転流体機械におけるシ−ル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5822444Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0736150Y2 (ja) * | 1990-10-09 | 1995-08-16 | 日機装株式会社 | キャンドモータポンプ |
-
1979
- 1979-11-30 JP JP16592479U patent/JPS5822444Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5682356U (ja) | 1981-07-03 |
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