JPS5822419Y2 - オイルバツフア - Google Patents

オイルバツフア

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Publication number
JPS5822419Y2
JPS5822419Y2 JP1980138742U JP13874280U JPS5822419Y2 JP S5822419 Y2 JPS5822419 Y2 JP S5822419Y2 JP 1980138742 U JP1980138742 U JP 1980138742U JP 13874280 U JP13874280 U JP 13874280U JP S5822419 Y2 JPS5822419 Y2 JP S5822419Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
plunger
cylinder
air vent
vent hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980138742U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5671543U (ja
Inventor
範彦 光井
昭寛 森
Original Assignee
株式会社日立製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立製作所 filed Critical 株式会社日立製作所
Priority to JP1980138742U priority Critical patent/JPS5822419Y2/ja
Publication of JPS5671543U publication Critical patent/JPS5671543U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5822419Y2 publication Critical patent/JPS5822419Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、オイルバッファに関し、特にエレベータに用
いられて好適なオイルバッファに関する。
一般に用いられているこの種オイルバッファにおいては
、シリンダ内部に設けられた制御ロッドの周囲に復帰用
のばねが設けられ、一方衝突時プランジャが下降するた
めにプランジャ内の空気を抜く空気抜き孔がプランジャ
に穿設されている。
このためシリンダ内の制御ロッドの周囲に復帰用のコイ
ルばねを設ける構成では、プランジャストロークが長く
なった場合、この復帰用コイルばねの長さも当然長くな
る。
この復帰用コイルばねの長さが長くなると作動後たわん
で残る部分が長くなり、シリンダの長さがそれ丈は長く
なる。
その結果、エレベータピットの深さを大きくすることと
、復帰用コイルばねの支持を安定にする必要が生じる。
本考案の目的は、噴出する油の量を少なくシ、再起動時
の油の補給を最少限或いは不要となすものを得るにある
本考案の他の目的は、空気抜き孔から噴出する油が周囲
に飛散することのないものを得るにある。
本考案の目的は、シリンダの長さを短かくできると共に
、復帰用コイルばねの支持を安定にできるものを得るに
ある。
以下本考案の一実施例を第1図及び第2図に基づき説明
する。
シリンダ1内中央部には、先細の制御ロッド2が設けら
れている。
このシリンダ1には、プランジャ(中空状)3が摺動自
在に嵌合されており、このプランジャ3の下端面に形成
した噴出孔4に前記制御ロッド2が嵌入する如く構成さ
れている。
プランジャ3が下降した時前記噴出孔4よりシリンダ1
内に貯えられた油が噴出し、下降初期においては制御ロ
ッド2が先細に構成されていることより多量の油が噴出
するが、下降が進むに従ってその量が斬減し、これによ
って緩衝作用が行われる。
プランジャ3の内部上端部には、プランジャ3内の空気
を抜き、円滑なプランジャ3の下降をうたがす空気抜き
孔5をその側面に備えた筒状の油止め6が設けられてい
る。
この油止め6は、噴出孔4より油が噴出した時、その下
面6Aにて噴出油が空気抜き孔5に直接侵入することを
防止して側面の空気抜き孔5からの油流出を極力少なか
らしめる働きをなす。
前記プランジャ3の上部には、箱形の中空のサポータ7
が設けられており、このサポータ7は油止め6内部と孔
8を介して連通している。
更にこのサポータ7の上部には、被緩衝体(図示せず)
が衝突した時、その損傷を軽減するゴム座9がベース1
0を介して設けられている。
サポータ7の両側部には、筒体11.11’が前記プラ
ンジャ3に並行で垂直に吊下して設けられ、これら筒体
11.11’は孔12.12’を介してサポータ7と連
通している。
符号13.13’はシリンダ1の外周に固定された支持
腕14.14’によって支持された筒体で、この筒体1
3.13’の内部に筒体11.11’が嵌入するように
形成されている。
そして、前記サポータ7、筒体11及び11’、 13
.13’で、前記プランジャ3から外部に排油を導く排
油路を形成している。
この排油路の周囲には夫々複数個の短いばねより構成さ
れたプランジャ復帰用のコイルばね15,15’が多段
に重ねて嵌着されている。
従来のコイルばねはシリンダ内部にあり制御ロッドの外
周に設けられていたために、コイルばねが長くなった場
合、たわむ部分も長くなりそれだけシリンダ長さを長く
する必要を生じるが、本実施例の如くシリンダ外部のサ
ポータ7下端と支持腕14.14’間に配置すれば充分
その長さが吸収され、シリンダを長くする必要がない。
又コイルばね15を長い一本のコイルばねで作る場合、
その製作に困難を伴うが、本実施例の如くシリンダ外部
に配置したため短かいコイルばね15 A、15 B、
15 Cの組合せによる製作が可能となり、生産性良く
且つ性能の良いコイルばねを得ることができる。
前記コイルばね15A、15B、15Cは、第2図に示
すようにばね座16を介して連結される。
シリンダ1の固定されるベース17上の前記筒体13.
13’と対向する位置に設けられた油受け18は、プラ
ンジャ3より流出する油を受けるためのものである。
即ち、被緩衝体(例えばエレベータケージ等)が、ゴム
座9に衝突するとプランジャ3が下降する。
このプランジャ3の下降によって噴出孔4よりシリンダ
1内の油が噴出し、この噴出した油は、油止め下面6A
にて下方にその大部分が押し戻されるも、一部は空気抜
き孔5より孔8を介してサポータ7内、(L12.筒体
11,11’及び13゜13′で形成される排油路を介
して油受け18に至る。
従って油が周囲に飛散することはなく、油受け18にた
まる。
以上説明したように本考案によれば噴出油を少なくして
周囲に飛散しないと共に、シリンダの長さを短かくでき
、かつ排油路を利用して復帰用コイルばねの安定な支持
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例になるオイルバッファの縦断
側面図、第2図はばね部分の詳細図である。 1・・・・・・シリンダ、2・・・・・・制御ロッド、
3・・・・・・プランジャ、4・・・・・・噴出孔、5
,8・・・・・・空気抜き孔、6・・・・・・油止め、
7・・・・・・サポータ、15.15’・・・・・コイ
ルばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベース上に固定されたシリンダ内に制御ロッドを備え、
    前記シリンダ内を摺動する中空プランジャの上端に空気
    抜き孔を設けると共に下端に前記制御ロッドの通る噴出
    孔を設け、前記シリンダ内の油が前記制御ロッドと噴出
    孔との間隙よりプランジャ内に噴出することにより緩衝
    作用をなすようにしたオイルバッファにおいて、前記プ
    ランジャ内の前記空気抜き孔近傍に前記噴出孔より噴出
    する油が直接空気抜き孔に侵入するのを防止する油止め
    を設けると共に、前記空気抜き孔から外部の油受に排油
    を導く排油路を形成し、この排油路の一部に前記シリン
    ダ及びプランジャと平行になる垂直部分を形成し、他方
    前記プランジャを作動径復帰させるコイルばねを前記排
    油路の垂直部分の外周に嵌着したことを特徴とするオイ
    ルバッファ。
JP1980138742U 1980-10-01 1980-10-01 オイルバツフア Expired JPS5822419Y2 (ja)

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JP1980138742U JPS5822419Y2 (ja) 1980-10-01 1980-10-01 オイルバツフア

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JP1980138742U JPS5822419Y2 (ja) 1980-10-01 1980-10-01 オイルバツフア

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JPS5671543U JPS5671543U (ja) 1981-06-12
JPS5822419Y2 true JPS5822419Y2 (ja) 1983-05-13

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JP1980138742U Expired JPS5822419Y2 (ja) 1980-10-01 1980-10-01 オイルバツフア

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5197609B2 (ja) * 2007-08-31 2013-05-15 三菱電機株式会社 エレベータの油圧緩衝器
CN104609278B (zh) * 2014-11-30 2017-03-15 重庆和航科技股份有限公司 具有还原阻尼的电梯缓冲系统

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JPS5671543U (ja) 1981-06-12

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