JPS5822395A - 電解液中のアルミニウム除去装置 - Google Patents

電解液中のアルミニウム除去装置

Info

Publication number
JPS5822395A
JPS5822395A JP12223781A JP12223781A JPS5822395A JP S5822395 A JPS5822395 A JP S5822395A JP 12223781 A JP12223781 A JP 12223781A JP 12223781 A JP12223781 A JP 12223781A JP S5822395 A JPS5822395 A JP S5822395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
reaction tank
anodic oxidation
electrolytic
treating liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12223781A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakae Tajima
田島 栄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP12223781A priority Critical patent/JPS5822395A/ja
Publication of JPS5822395A publication Critical patent/JPS5822395A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrochemical Coating By Surface Reaction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電解液中のアルミニウム除去装置、特に、アル
ミニウムの陽極酸化により電解i中に生成してくるアル
ミニウムイオン若しくは硫酸アルミニウムその他のアル
ミニウム化合物を除去する装置に関する。
近年、アルミニウムまたはアルミニウム合金を硫酸と、
硫酸アンモニウムおよび硫酸アルカリの少なくとも一種
とを含有する電解液を用いて陽極酸化する方法が特公昭
43−10207号公報にて提案されているが、具体的
な実施方法が、表わされていない。本発明の方法は、考
えられるかぎりの簡便有利な具体的実施方法を提供する
ものである。
また、従来にあっては、適当な時期に電解槽内の電解液
を分析して、あるいは作業者の判断により電解液の約半
量〜全量を新しい電解液に更新することが行なわれてい
るが、作業者の勘や経独に一義的に依存しているため電
゛解液の状態を一定に維持することができず、品質のバ
ラツキを生じ、しかも電解液の排液処理を頻繁に行なわ
なければならない。
本発明けこのような問題に鑑みてなさtたもので、電解
液中の硫酸アルミニウムその他のアルミニウム化合物濃
度を常に一定値以下に維持し、形成膜の厚さ、硬度、染
色性等を一定に管理できるようにし、電解液の再生使用
を可能にする電解液中のアルミニウム除去装置を提供す
ることを目的とする。
本発明に係る電解液中のアルミニウム除去装置は、底部
に排出口を有し、かつ中間部から頂部に電解液を循環さ
せる循環手段を有する反応槽と、電解槽からアルミニウ
ムイオンを含む電解液を前記反応槽へ供給する手段と、
前記反応槽内部に配設され電解液を冷却する冷却器と、
前記循環手段に接続され前記反応槽から電解槽へ電解液
を戻す手段とから成ることを特徴とする。
好ましい実施態様においては、中和剤を収容する中和剤
槽から反応槽へ中和剤を供給する手段が設けられ、これ
によりアルミニウム化合物の除去を全て自動化すること
ができる。
以下、本発明の一実施例を示す添付の図面を参照して説
明する。
図において、1は反応槽で、その底部には排出口2が設
けられ弁3を備えた配管4が接続されている。反応槽1
の中間部5は各々弁5 ”+  5 J5Cを介して配
管6が接続されていて、これらはポンプP2、弁7およ
び配管8と共に循環手段を構成している。反応槽1の内
部にはコイル状の冷却器9が配設され、この冷却器9内
には冷水槽10からポンプP3−により配管11を介し
て供給され、配管12を介して冷水槽10に戻される冷
却水が供給される。この冷却水は冷水槽1oと冷熱発生
装置13との間を循環する冷媒、例えば水と冷水槽内で
熱交換し、通常5〜10℃の温度にまで冷却される。な
お、この実施例では冷却水を間接冷却しているが、冷熱
発生装置13により直接冷却してもよく、また、冷媒と
して水に限らず、通常使用されるアンモニアガス、フロ
ンガスなどを使用してもよい。
電解槽14からアルミニウム化合物を含む電解液を反応
槽1へ供給する手段として、電解槽14の底部に一端が
達し、他端が反応槽1の頂部に至る配管15と、該配管
に配設されたポンプP□ とからなる供給手段が設けら
れている。まだ、浄化°された電解液を電解槽14に戻
すため循環系統のポンプP2の出口側から弁16を介し
て配管17が配設されている。ポンプP 1. P 2
. P a、 P 4オヨび冷熱発生装置13は、操作
盤又は制御装置23に接続され、該操作盤23には反応
槽1内の温度を検出する温度検出計25および液量を検
出するリミットスイッチ24が接続されている。
上記の如く構成された装置により電解液中のアルミニウ
ム化合物、例えば、硫酸アルミニウムアンモニラムを除
去する場合について説明すると、まず、操作盤23の電
源をオンにし電気的に又は手動により弁26.27を開
き、ポンプP□を運転することによりアルミニウムイオ
ンを含む電解液を電解槽14から反応槽1へ供給する。
反応槽1内の電解液の水位が所定のレベルに達すると、
これをリミットスイッチ24が検出してポンプP1を停
止させ、ポンプP3.P4ヲ運転させる。なお、ポンプ
P3. p4は操作盤の電源を投入と同時に運転させる
ようにしてもよい。次いで、弁21を開き中和剤として
アンモニア水を注入すると共に、弁5aおよび弁7を開
きポンプP2 を運転して反応槽1内の電解液を循環さ
せて攪拌する。中和剤の添加および冷却効果によってア
ルミニウムイオンは結晶水を含む硫酸アルミニラムアン
モニクム塩として反応槽lの底部にたまり、液は浄化さ
れていく。なお、この過程で、反t3槽1内の液温を一
定に維持するため常時、温度検出計25で検温され、設
定温度以下になった場合にはポンプP3を停止させ、ま
た設定温度以上になった場合には再運転させる。所定量
の中和剤を加え充分攪拌した後、ポンプP3 を停止さ
せ、弁5a、5b、5cで反応槽1の底部にたまったス
ラッジの上面を選択し、弁16を開くと共に弁7を閉じ
て反応槽1内の上澄を浄化液として電解槽14にポンプ
P2の運転により戻ずつ上澄を排出した後、弁3を開き
配管4よりスラッジを排出する。
浄化液はアルミニウムイオン濃度が極めて低い硫酸アン
モニウム水溶液であるので、これに硫酸を加えてPH調
整すれば電解液として連続使用でき水資源を著しく節約
できる他、浄化液中のアルミニウムイオン濃度は反応槽
内での温度により一義的に定まるため電解液中のアルミ
ニウム濃度を一定に保ち、均一な品質の陽極酸化皮膜を
得ることができる。
実施例 硫酸アルミニタム20 LiI/lを含む電解液を上記
装置に導入し、反応槽1内のe温を5℃に維持し、アン
モニア水溶液にてP F(7に調整すると共[10分間
攪拌混合して処理したところ、上澄液中の硫酸アルミニ
ウム濃度は約5グ/l であった。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、電解
液を再生使用できるため電解液の更新回数が少なくなり
、更新に伴なう中和排水処理も少なくなると同時に浮遊
物質が減少する、電解液中のアルミニウム化合物濃度を
一定に保ち、均一な陽極酸化皮膜を形成することができ
るなどの効果が得られる。
なお、上記説明では被処理電解液として硫酸アルミニウ
ムアンモニウムを含む電解液を例示しているが、これの
みに限定されるものではなく、硫酸アルミニウムカリウ
ムその他アルミニウム陽極酸化により生成される化合物
を含む電解液にも本発明の装置を適応できることは言う
までもない。
また、弁を全て電磁弁とし、掃作盤にマイクロコンピュ
ータを組み込み、そのメモリに前述した一動作を行なう
ようにプログラムしておいて、全て自動化するようにし
てもよい。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係る電解液中のアルミニラム除去装置の一
例を示す系統図である。 1・・・反応槽、2・・・排出口、5a、5b、5c。 7.16・・・弁、13・・・冷熱発生装置、14・・
・電解槽、4. 8. 15. 17・・・配管。 特許出願人 出島 栄は刀・2名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)底部に排出口を有し、かつ中間部から頂部に電解
    液を循環させる循環手段を有する反応槽と、電解槽から
    アルミニウムイオンを含む電解液を前記反応槽へ供給す
    る手段と、前記反応槽内部に配設され電解液を冷却する
    冷却器と、前記循環手段に接続され電解液を前記反応槽
    から電解槽へ戻す手段とから成る電解液中のアルミニウ
    ム除去装置。
JP12223781A 1981-08-04 1981-08-04 電解液中のアルミニウム除去装置 Pending JPS5822395A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12223781A JPS5822395A (ja) 1981-08-04 1981-08-04 電解液中のアルミニウム除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12223781A JPS5822395A (ja) 1981-08-04 1981-08-04 電解液中のアルミニウム除去装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5822395A true JPS5822395A (ja) 1983-02-09

Family

ID=14830970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12223781A Pending JPS5822395A (ja) 1981-08-04 1981-08-04 電解液中のアルミニウム除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5822395A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011184734A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Electroplating Eng Of Japan Co 亜硫酸金めっき液を用いた金めっき方法
CN104492214A (zh) * 2014-12-17 2015-04-08 中国兵器科学研究院宁波分院 一种去除酸雾的装置及方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011184734A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Electroplating Eng Of Japan Co 亜硫酸金めっき液を用いた金めっき方法
CN104492214A (zh) * 2014-12-17 2015-04-08 中国兵器科学研究院宁波分院 一种去除酸雾的装置及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4652352A (en) Process and apparatus for recovering metals from dilute solutions
US4490224A (en) Process for reconditioning a used ammoniacal copper etching solution containing copper solute
CN115135806B (zh) 碱性蚀刻废液再生回用的方法及其设备
US4058441A (en) Process for the regeneration of spent pickling solutions
EP0507006B1 (en) Method of treating salt bath liquid
US4158579A (en) Method for recycling heat treating salts
JPS5822395A (ja) 電解液中のアルミニウム除去装置
CA1067222A (en) Waste treatment of fluoroborate solutions
US4139431A (en) Process and apparatus for the removal of silver from fixer solutions
JP2000034595A (ja) 電気化学的処理プラントで用いる電解液を製造及び再生する方法及び装置
US3431187A (en) Gold recovery
KR20140136552A (ko) 알지비 컬러센서와 오알피 센서를 이용한 에칭액 재생 및 구리 회수 장치
CN109137034B (zh) 改造现有氧化槽回收阳极氧化液的配置与方法
CN1313411A (zh) 不锈钢的中性盐电解液的处理装置、以及不锈钢的脱垢方法和装置
JP3117871B2 (ja) 鋼材の酸洗方法および酸洗装置
JP4121441B2 (ja) 水処理装置
KR100979250B1 (ko) 부식성이 조절된 수돗물의 공급 방법
WO2024078627A1 (zh) 一种结合电解溶铜的不溶性阳极镀铜工艺优化方法及装置
Hillis The Electrolytic Regeneration of Spent Ferric Chloride Etchant
JPH09228069A (ja) クロムめっき液またはクロメート液の精製方法および装置
JPH0633515B2 (ja) めつき槽及びめつき液切換管路の洗浄方法
JP4200567B2 (ja) 抽出方法
JP3252660B2 (ja) 中性塩電解液処理方法とその処理装置およびステンレス鋼の脱スケール方法とその装置
JPS6436798A (en) Copper sulfate plating method
JPH04304393A (ja) 塩浴液の処理方法