JPS58223463A - 塗膜の平滑化方法 - Google Patents

塗膜の平滑化方法

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JPS58223463A
JPS58223463A JP10595982A JP10595982A JPS58223463A JP S58223463 A JPS58223463 A JP S58223463A JP 10595982 A JP10595982 A JP 10595982A JP 10595982 A JP10595982 A JP 10595982A JP S58223463 A JPS58223463 A JP S58223463A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating film
web
flexible sheet
coating
coated film
Prior art date
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Pending
Application number
JP10595982A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Inagaki
稲垣 俊幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10595982A priority Critical patent/JPS58223463A/ja
Publication of JPS58223463A publication Critical patent/JPS58223463A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塗布装置から連続的に送9出されるウェブに塗
布された未載、未固化状態の塗膜の表面を平滑化する塗
膜の平滑化方法に関するものである。さらに詳細にはピ
ンホールがほとんどなく、厚みムラ、微小凸凹の少ない
平滑化された塗膜を得る方法に関するものである。
従来、一般的な塗布方法において、連続して走行するウ
ェブに塗布された塗膜には、通常ピンホール、塗布厚の
ムシ、縦すじなどが生じ、製品によってはこれらの現象
が大きな問題となることがあ21′ノ るため、これらを除去しなければならない。たとえば磁
気記録媒体の製造において、ウェブに磁気記録層を塗布
する方式でグラビアローラーを使用するものにおいては
そのグラビア紋様が、リバースロール塗布において周期
的な厚みムラや縦すじ々どの発生原因となっていた。こ
のような厚みムラや縦すじなどが発生すると、磁気記録
媒体の場合出力変動やドロップアウトが発生するなど、
製品品質上の欠陥となっていた。このような塗布面の不
均一に起因する製品品質の欠陥を防止するために従来未
乾燥塗膜にバーを圧接させる方法、フレキシブルシート
を自重で塗膜に接触させる方法あるいは独特な形状を持
たせた固体スムーザ−を圧接する方法などがある。
以下、図面に基いて従来技術の一例を説明する。
第1図においてウェブ1はパツキングロール3及び他の
手段により矢印の方向に搬送されている。
ウェブ1の表面に塗布された塗膜2は未乾、未固化の状
態にある。この塗膜2の表面に固定部4によりその一端
が固定されたフレキシブルシ一ト6が接触されている。
塗膜2とフレキシブルシート6の間の付着力により両者
は密着するが塗膜2はウェブ1と共に運動しているのに
対してフレキシブルシート6は固定されているだめ、塗
膜2とフレキシブルシート5の間には速度差が生じる。
この速度差のために塗膜2に剪断力が働き、塗膜2の表
面の凹凸が矯正されて平滑化、均一化されることになる
第2図は固体スムーザ−による塗膜の平滑化方法を示し
だものであり、ウェブ1はパツキングロール3,3′及
び他の手段により矢印の方向に搬送されている。ウェブ
1の表面に塗布された塗膜2は未載、未固化の状態にあ
る。この塗膜2の表面に適当な固定具により。固定され
た独特の形状を持つ固体スムーザ−の表面9が圧接され
ており、塗膜2はウェブ1と共に運動しているのに対し
て固体スムーザ−6は固定されているため塗膜2と固体
スムーザ−6の表面9との間には速度差が生じる。この
速度差のだめに塗膜2に剪断力が働き、塗膜2の表面の
凹凸が矯正されてその塗膜2は平滑化、均一化される。
上記従来のいずれの方法も、ウェブに塗布された塗膜に
そのウェブの長手方向に剪断力を働らかせることによっ
て塗膜を平滑化するものであるが、いずれも以下に述べ
る問題点があった。すなわち前者の方法においてはたと
えば磁性塗料中のバインダー樹脂あるいは磁性粉、滑剤
などの添加剤を変えるなどしてその塗料粘度が高くなっ
たり、まだ生産性向上のために塗布速度を速くした場合
、ウェブとフレキシブルシートに生ずる剪断力が著しく
大きくなり、フレキシブルシートにかかる張力も増し、
その結果ウェブやフレキシブルシートに縦じわなどが生
じてスムーミング処理後の塗膜面に縦すじを残すという
問題がある。この対応策として磁性塗料中の有機溶剤の
割合を多くしその塗料粘度を低下すればよいが、しかし
この方法では磁性塗料中の固形分の割合が低下するため
必要とする塗膜厚が得られず、所望の磁気特性を満たす
ことができず、また他の対応策として塗膜と接触するフ
レキシブルシートの接触長さを短くしてし べ−7 やればある程度縦すじをなくすことはできるが、しかし
フレキシブルシートと塗膜との接触長さが短くなると十
分な平滑化、均一化が行なわれず所望の表面性を得るこ
とができない。
一方、後者の方法においても磁性塗料の粘度が高くなっ
たり、塗布速度を速くした場合には、ウェブに縦じわが
生じたり、特に磁性塗料の粘度が高くなった場合には十
分な平滑化、均一化が行なわれないことがあった。
さらに、上記の両方法ともウェブに塗膜を付着させる工
程において塗膜に小さな気泡が生じた場合などはその後
工程において半潜化しても気泡が除去されず、ピンホー
ルが発生するものであった。
本発明は従来の塗膜の平滑化方法における前述の如き問
題点を除去した塗膜面を平滑化する方法を提供するもの
である。
以下その一実施例を第3図とともに説明する。
1は塗布直後の未乾燥塗膜2を有するフィルム状のウェ
ブで、パツキングロール3に案内されて矢印方向に搬送
されている。7は一端が固定具8に6ベーン 固定された第1段目のフレキシブルシートであり、5は
同じく一端が固定具4に固定された第2段目のフレキシ
ブルシートである。ここでフレキシブルシート7.5は
ともに未乾燥塗膜2に接触されておす、フレキシブルシ
ート7はフレキシブルシート5に比べて未乾燥塗膜2と
の接触長さは短かく、それ自身の弾力で接触されている
ためドクター的な効果が得られ、その適当な弾性のため
に余剰塗料がたまることなく、効果的に塗膜2を平滑化
し、さらにこのドクター的な効果のために、たとえ小さ
な気泡が塗膜2に生じていた場合でもそれを除去するこ
とができる。一方フレキシブルシート6はフレキシブル
シート7よりも未乾燥塗膜2との接触長さは長く、はと
んど自重で未乾燥塗膜2に接触しており、フレキシブル
シート7でならされた未乾燥塗膜2をさらに平滑化する
ものである。
塗料として磁性塗料を用いた実験によれば、フレキシブ
ルシート7.5の材質はポリエステルフィルムを用い、
その厚みは20〜100μm1フレ7ベジ キシプルシート7の長さlは3〜30岨、接触角θは1
6〜85°、フレキシブルシート6の未乾燥塗膜2との
接触長さは20〜80語が適当であったが、使用する塗
料の粘度や塗布速度などによって必要に応じてこれらは
調整される。
このように本発明は、2段以上のフレキシブルシートに
よる塗膜平滑化方法で、その複数のフレキシブルシート
の働きを、■グラビア紋様や気泡を除去し塗布面をなら
す。■前記■によってならされた塗布面をさらに平滑化
する。の2つに分けだものである。このだめ、塗布液の
粘度が高くなったり塗布速度が速くなっても■の働きに
よっである程度塗膜面はならされているため、■の働き
を持たせるフレキシブルシートの長さを短くしても十分
な平滑化が行なわれる。
この方法によって出力変動やドロップアウトの少ない磁
気記録媒体が得られる。
以下本発明の詳細な説明する。
磁性塗料穴 1− F e 203100重量部 塩化ヒニルー酢酸ビニルービニル アルコール共重合体           26重量部
カーボンブラック          6 〃トルエン
      13o〃 メチルイソブチルケトン         130 〃
磁性塗料(B) r  Fe2O3100重量部 塩化ビニルー酢酸ビニル−ビニル アルコール共重合体            26 〃
カーボンブラック              6 “
ト  ル エ  ン                
   11Q  〃メチルイソブチルケトン     
    11o 〃上記磁性塗料〔A〕は標準的な塗料
組成であり、(B)は溶剤の割合を少なくすることによ
り塗料の粘度を高くしたものである。これら2種類の磁
性塗料を厚さ12μmのポリエステルフィルム(ウェブ
)にグラビア塗布方式により塗布した後、本発明方法に
よる塗膜平滑化を行ない、一方その比較例として第1図
に示す従来法による塗膜の平滑9 xW−、、’、! 化を行った。さらに磁性塗料(A)を厚さ12μmのポ
リエステルフィルムにグラビア塗布方式により塗膜に微
小な気泡を含むように塗布した後、本発明による塗膜の
平滑化を行ない、またその比較例として第1図に示す従
来法による塗膜の平滑化を行った。ここで本発明におけ
る第1段目のフレキシブルシート7は厚さ50μm1長
さlは16語、接触角θは6o0、第2段目のフレキシ
ブルシート6は厚さ50μm、未乾燥塗膜との接触長さ
601111であり、従来法におけるフレキシブルシー
ト5は厚み60μm1未乾燥塗膜との接触長さ  。
は80間とした。
上記の手法により、塗布、平滑化されたものを乾燥、カ
レンダー処理したのち、所定の方法により評価した結果
、磁性塗料(A)を用いて塗布、平滑化したものは本発
明方法と従来方法による表面性の差はほとんどないが、
粘度の高い磁性塗料(5)を用いて塗布、平滑化したも
のは、本発明方法ではグラビア紋様は完全に消去されて
いだが、従来、方法によるものはグラビア紋様の消去は
不十分で10 ページ あった。次に磁性塗料(A)を用いて微小な気泡を含む
塗膜を平滑化したものは本発明方法ではピンホールは完
全に除去されていだが、従来方法によるものは無数のピ
ンホールが見られた。
以上のように本発明は、塗料の粘度が高くなっても表面
性の良い安定した塗膜が得られ、さらに、塗膜中に微小
な気泡が含まれていてもそれを完全に除去することがで
きるものであり、磁気記録媒体の製造に適した塗膜の平
滑化方法として、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ従来の塗膜平滑化装置の要部
概略図、第3図は本発明の塗膜平滑化方法のだめの塗膜
平滑化装置の要部概略図である。 1・・・・・・ウェブ、2・・・・・・未乾燥塗膜、3
・・・・・・パツキングロール、4・・・・・・固定具
、6・・・・・・フレキシブルシート、7・・・・・・
フレキシブルシート、8・・・・・・固定具。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第 
1 図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ウェブに塗布した未載、未固化状態にある塗膜に、その
    ウェブの長さ方向に対して少なくとも2段でフレキシブ
    ルシートを接触させ、ウェブを走行させて塗膜面を平滑
    化する事を特徴とする塗膜の平滑化方法。
JP10595982A 1982-06-18 1982-06-18 塗膜の平滑化方法 Pending JPS58223463A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10595982A JPS58223463A (ja) 1982-06-18 1982-06-18 塗膜の平滑化方法

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JP10595982A JPS58223463A (ja) 1982-06-18 1982-06-18 塗膜の平滑化方法

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JPS58223463A true JPS58223463A (ja) 1983-12-26

Family

ID=14421340

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JP10595982A Pending JPS58223463A (ja) 1982-06-18 1982-06-18 塗膜の平滑化方法

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JP (1) JPS58223463A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61293573A (ja) * 1985-04-01 1986-12-24 イ−シ−シ− インタ−ナシヨナル リミテツド 後ブレード紙塗工装置および塗工方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61293573A (ja) * 1985-04-01 1986-12-24 イ−シ−シ− インタ−ナシヨナル リミテツド 後ブレード紙塗工装置および塗工方法

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