JPS58223191A - 鼻音認識装置 - Google Patents

鼻音認識装置

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Publication number
JPS58223191A
JPS58223191A JP10542082A JP10542082A JPS58223191A JP S58223191 A JPS58223191 A JP S58223191A JP 10542082 A JP10542082 A JP 10542082A JP 10542082 A JP10542082 A JP 10542082A JP S58223191 A JPS58223191 A JP S58223191A
Authority
JP
Japan
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nasal
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section
sound
voice
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Pending
Application number
JP10542082A
Other languages
English (en)
Inventor
杉本 豊三
村田 程夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP10542082A priority Critical patent/JPS58223191A/ja
Publication of JPS58223191A publication Critical patent/JPS58223191A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鼻音を認識する鼻音認識装置に関するものであ
る。
近年、音声認識装置は研究が盛んとなり、いくつかのも
のは実用化され、市販されるようになってきている。ま
だ急速な進歩を続ける計算機と人間との最も自然な交信
手段としてもますます期待が高まりつつある。
しかしながら、任意の話者の発話が正しく認識されるよ
うな装置は得られておらず、とりわけ非定常な子音につ
いては困難であり、鼻音についても確実な検出および分
類は非常に難かしい。
また従来の方法では、例えば多数の帯域フィルタ出力か
ら特徴ベクトルを計算したり、周波数の偏りを計算する
など、乗除算を含む多数回の演算処理が必要である。
本発明の目的は、任意の話者の鼻音を確実に検出し分類
する鼻音認識装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、鼻音認識部に乗除算が殆んどなく
演算処理の簡単な鼻音認識装置を提供することにある。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明の一実施例における鼻音認識装置のブロ
ック図である。同図において、1は音、+j波検出器で
、例えば低雑音接話型マイクロホン等である。2は鼻振
動検出器で、例えば振動ビックアンプ等であり、使用に
際しては真壁中央部付近等に医療用両面テープなどによ
って取り付けて鼻振動を検出する。3は舌と硬口蓋との
接触情報を検出する口蓋接触検出器で、その形状例を第
2図に示す。口蓋接触検出器3は複数個の電極3aが配
列されており、使用に際して口腔内の硬口蓋に装着する
ことによって舌と硬口蓋の接触状態を検出することがで
きる。第3図(a)〜(d)は舌と硬口蓋との接触状態
を模式的にパターンで示したもので、斜線部が接触した
部分を示す。同図(a)は、/s、Z/の発話時に典型
的に見られるパターン、同図(b)は/i、j、t/な
どの発話時に見られるパターン、同図(C)は/l、d
、n/などの発話時に見られるパターン、同図((i)
は/r/の発話時に典型的に見られるパターンである。
4は音声波の強度検出器で、例えば検波平滑回路であり
、音声波の包絡線を抽出する。6は音声波の高域周波数
成分検出器で、例えばバイパスフィルター回路と、強度
検出器4における検波平滑回路のような包絡線抽出回路
と除算回路とで構成し、バイパスフィルター回路出力を
包絡線抽出回路出力で除算することによって、音声強度
に影響されない高域周波数成分を抽出する。6は鼻振動
の強度検出器で、例えば検波平滑回路であり、鼻振動の
包絡線を検出する。7は検出情報の一時記憶部で、強度
検出器4の出力である音声波強度情報と、高域周波数成
分検出器6の出力である音声波高域周波数成分情報と、
強度検出器6の出力である鼻振動強度情報と、口蓋接触
検出器3の出力である口蓋接触情報とを一時記憶する。
8は一時記憶部の情報にもとづいて鼻音を認識する鼻音
認識部で、以下第4図を用いてさらに詳しく説明するO 第4図において、81は有音区間検索部で、一時記憶部
7の音声波強度情報(イ)にもとづいて音のある区間を
検索する。82は鼻音検査部で、有音区間が見つかった
場合に、一時記憶部7の鼻振動強度情報(ロ)にもとづ
いて、鼻音候補を検査する。
83は非摩擦音検査部で、一時記憶部7の音声波高域周
波数成分情報e→にもとづいて非摩擦音の検査を行ない
鼻音を確定する。84は接触パターン検査部で、一時記
憶部70ロ蓋接触情報に)にもとづいて鼻音/n/の検
査を行なう。以下86〜88の各検査部では鼻振動強度
情報(o)にもとづいて検査を行ない鼻音/m/と/η
/を分離する。
前記のように構成された鼻音認識装置により発話された
音素が、/m/ 、/n/ 、/η/ のいずれの鼻音
であったのか、無音捷たは非鼻音であったのかが出力さ
れる。
以下、鼻音認識部8の動作について、第5図に示すフロ
ーチャートに従って説明する。
(a)  まず有音区間を検索する。一時記憶部7の音
声波強度情報により、音声波の強度が実態によって決定
した閾値よりも大きくかつ、継続等間長に対する条件、
例えば80m5ec 以上という条件を満足すればその
区間を有音区間とする。
前記条件が満たされない場合は無音と認識−rる。
(イ]ゴ1区間検索部81) (b)  K f’f @補を選定する検査を行なう。
廟”音区間の始まり前後において、一時記憶部了の鼻振
動強度情報により、鼻振動の強度が実験によって求めた
閾値に1以上でかつ、継続時間長に対する条件例えばT
1m560  以上を満足するとその区間を鼻音区間と
する。前記条件が満たされない場合さらにに1より大き
な閾値に2とT1よシも短かいT2で同様の検査を行な
い、条件を満足する区間を鼻音区間とする。鼻音区間が
あった音素を鼻音候補とし、他は非鼻音と認識する。
(鼻音検査部82) (C)  次に鼻音候補から鼻音を確定する検査を行な
う。有音区間の始まり前後において、一時記憶部7の音
声波高域周波数成分情@(・つにより、前記高域成分の
強度が実験によって求めた閾値以下であるかどうかを検
査する。もし閾値を超えれば摩擦音と認識し、鼻音候補
から除外する。
閾値よりも小であれば鼻音と確定し、(d)の検査に進
む。
(非摩擦音検査部83) (d)  鼻音/n/の検査を行なう。鼻音区間の始ま
りから有音区間の始まりの後方に到る間において、一時
記憶部7の口蓋接触情報に)を調べ、閉鎖の接触パター
ンTDNまたはR(第3図(C)。
(d)参照)があり、かつ実験によって求めた継続時間
長に対する条件を満足すれば鼻音/n/と認識する。条
件が満足されない場合は鼻音/m、η/のいずれかとし
て(θ)の検査に進む。
(接触パターン検査部84) (8)  鼻音区間長の検査を行なう。鼻音区間の継続
時間長が実験によって決定した閾値以上であれば(0に
進む。他の場合はΦ)に進む。
(S音区間長検査部85) (f)  /m/と/η/の分離を行なう。鼻音区間に
おける鼻振動強度の最大値NMAXを求める。
鼻音区間のうち778NMAXを超える区間を強勢鼻音
区間とする。強勢鼻音区間の始まりよりも有音区間の始
まりの方が先行すれば鼻音/η/と認識する。前記以外
について、強勢鼻音区間の始まりと鼻音区間の始まりと
が、実験によって求めた一定時間以内に近接していれば
鼻音/m/と認識する。前記以外については(g)に進
む。
(強勢鼻音検査部86) (船 鼻音区間の始まりをNS、終シをNEとし、有音
区間の始まりをIsとする。次の条件式%式%) を満足すれば鼻音/η/とし、他は鼻音/m/と認識す
る。
(鼻音フレーム検査部87) (h)  鼻音区間における鼻振動強度が最大になった
ところが鼻音区間の中央部よりも後方であれば鼻音/η
−/、他は鼻音/m/と認識する。
(鼻音フレーム検査部88) 以上のように本実施例によれば、音声強度情報にもとづ
いて有音区間を検索し、鼻振動強度情報にもとづいて鼻
音候補を選定し、音声波高域周波数成分にもとづいてへ
音の確定を行なった後、口蓋接触情報にもとづいて鼻音
/n/を検査し、さらに鼻振動強度情報にもとづいて鼻
音/η/と/m/を検査することによシ、発話された音
素が鼻音/m/ 、/n/ 、/η/のいずれであるか
または無音か非鼻音であるかを認識することができる。
なお本実施例では鼻音を確定してから鼻音の分類を行っ
ているが、鼻音であることを仮定して鼻音分類を行なっ
た後に非摩擦音検査により確定するように構成すること
もできる。また有音区間検索部81および各検査部82
〜84において、そのつどの継続時間長に対する条件判
定を行なわずに/n/と7mまだはη/に分類した後に
継続時間長に対する条件判定を行ってもよい。
以上のように本発明は音声強度情報、音声高域周波数成
分情報、鼻振動強度情報および口蓋接触情報を一時記憶
し、この一時記憶した情報にもとづき鼻音の認識を行な
うよう構成したので、任意の話者の鼻音を確実に検出し
分類することができ、また鼻音認識部に乗除算が殆んど
なく演算処理の簡単な鼻音認識装置が実現でき、音声認
識などに著るしい効果を与えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における鼻音認識装置を示す
ブロック図、第2図は口蓋接触検出器の形状例を示す図
、第3図(a)〜(d)は口蓋接触検出器と舌との接触
パターン例を示す図、第4図は鼻音認識部の一具体例を
示すブロック図、第6図は鼻音認識部の動作を説明する
だめのフローチャートである。 1・・・・・・音声波検出器、2・・・・・・鼻振動検
出器、3・・・・・・口蓋接触検出器、4・・・・・・
強度検出器、6・・・・・・高域周波数成分検出器、6
・・・・・・強度検出器、7・・・・・・一時記憶部、
8・・・・・・鼻音認識部。 特許出願人  工業技術院長  石 坂 誠 −第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 音声波を検出する手段と、検出した音声波から音声の強
    度情報および音声の高域周波数成分の情報を得る手段と
    、鼻振動を検出する手段と、検出した鼻振動から鼻振動
    の強度情報を得る手段と、舌と硬口蓋との接触情報を検
    出する手段と、前記音声強度情報、音声高域周波数成分
    情報、鼻振動強度情報および口箸接触情報を一時記憶す
    る一時記憶部と、この一時記憶部の情報にもとづき鼻音
    の認識を行なう鼻音認識部とを備えだことを特徴とする
    鼻音認識装置。
JP10542082A 1982-06-21 1982-06-21 鼻音認識装置 Pending JPS58223191A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10542082A JPS58223191A (ja) 1982-06-21 1982-06-21 鼻音認識装置

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JP10542082A JPS58223191A (ja) 1982-06-21 1982-06-21 鼻音認識装置

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Publication Number Publication Date
JPS58223191A true JPS58223191A (ja) 1983-12-24

Family

ID=14407102

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10542082A Pending JPS58223191A (ja) 1982-06-21 1982-06-21 鼻音認識装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS501846A (ja) * 1973-05-14 1975-01-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS501846A (ja) * 1973-05-14 1975-01-09

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