JPS58217781A

JPS58217781A - 自動給水装置

Info

Publication number: JPS58217781A
Application number: JP9932982A
Authority: JP
Inventors: Tomohiko Taki; 滝　友彦
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1982-06-11
Filing date: 1982-06-11
Publication date: 1983-12-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は自動給水装置に係わり、特に空気式圧力タンク
に一定量の圧縮空気全常に保持する装置に関する。

自動給水装置の圧力タンクに於ては、圧力スイッチ閉圧
力時の水位が、圧力タンクの最低水位になる様にタンク
内に圧縮空気を封入すれば、最も利用効率の高い圧力タ
ンクにする事が出来る。しかし、普通の空気式圧力タン
クに圧縮空気を封入しただけでは、配管内の圧力の低下
又は大気圧になった時に、封入した圧縮空気が排出され
てしまい、前述した様に圧力タンク内の水位を最低水位
に常に保持する事ができず、圧力タンクの利用効率を悪
化させる欠点があり、ポンプの起動停止の周期が短くな
り、消費電カケ増大させていた。この欠点を解消するた
めに、従来から封入した圧縮空気の排出全防止する弁を
圧力タンクの出入口に設けることが行なわれているが、
この場合、配管内の急激な減圧によって前記弁が作動し
、所謂ウォータハンマーを起こす欠点があった。

本発明の目的は、上記の欠点を解消し、ウォーターハン
マーが皆無で空気式圧力タンクの有効利用容積が大きく
とれる自動給水装置を提供するにある。

本発明は、圧力タンクとポンプとを封圧弁を介して接続
し、該封圧弁の流水路を開閉する弁体全往動させるダイ
ヤフラムに圧力タンク下部の圧力を印加し、圧力スイッ
チの閉圧力より僅かに低い圧力のタンク内圧力にて、前
ｄ〜ダイヤフラムを動かして封圧弁の流水路ケ閉鎖する
ことにより上記目的全達成する。

以下本発明の一実施例ケ図面に従って説明する。

第１図は本発明の自動給水装置の一実施例を示す構成図
である。吸込み管１は逆止弁２ｅ介してポンプ３の吸込
み側に接続されこのポンプ３の吐出側は吐出管４Ａ及び
導水管４Ｂを介して封圧弁５に接続されている。また、
吐出管４Ａには、圧力スイッチ６が取付けである。封圧
弁５は圧力タンク７に接続管８と連通チューブ９とによ
って接続されている。

封圧弁５は、流路１０及び流路１１ケ有する弁体１２の
上部に、ガスケット１３に介して接続口１４ケ有する上
ピース１５が結合したものから成っている。この上ピー
ス１５の上面には圧力検出用ダイヤフラム１６が上カバ
ー１７により全周挾持され、上ピース１５の開口部を覆
っており、このダイヤフラム１６の中央下部にはロッド
１８が設けられ、−に部にはデスク１９が設けられてい
る。

ロッド１８は上ピース１５の隔壁２０の中央部分貫通し
、その先端にはバルブ２１が取シ付けである。このバル
ブ２１にはバイパスバルブ２２とガイド２３とが設けら
れ、又、この周囲に、はバルブクッション２４が設けら
れている。このバルブ２１は弁体１２の流路１０の外周
部に設けられている弁座２５に当接される。デスク１９
上部には押しばね２６が設けられており、この押しばね
２６の他端は上カバー１７の上面で支持されている。デ
スク１９は前記押しばね２６で下方に押され、ロッド１
８を介してバルブ２１を弁座２５に常時押し付けている
。

ここで、ダイヤフラム１６は内圧を受け、押しばね２６
の抗力に打ち勝った時のみ上方に移動し、バルブ２１’
に弁座２５から離して流路１０と流路　　　　　゛１１
全連通して流水路全形成する。又、流路１０と導水管４
Ｂが接続され流路１１と圧力タンク７の接続管８が連通
されると共に、上ピース１５の接続口１４が連通チュー
ブ９と接続され、この接続口１４は圧力タンク７の下部
と連通ずる。

次に本実施例の動作について説明する。自動給水装置を
据え付け、ポンプ３ｆｔ運転揚水させると、揚水は吸込
管１、逆止弁２を介して吐出管４Ａ。

導水管４Ｂ？経由して封圧弁５の流路ｌＯに達する。こ
の時バルブ２工は押しばね２６により弁座２５に押し付
けられている為、揚水はバルブ２１のバイパス全通って
バイパスバルブ２２？押りのけて通流し、流路１１から
接続管８を通って圧力タンク７内に流入する。この流入
によって圧力タンク７の内圧が上昇する為、連通管９倉
通してダイヤフラム１６がこの内圧を受は押しばね２６
の抗力に打ち鋳ってバルブ２１？ｒ弁座２５から離して
、第２図に示した如く流路１０，１１を連通させて図の
様な水路全形成する。自動給水装置が通常の運転に入る
と、封圧弁５は第２図に示した様な状態となシ、又圧力
タンク７内の水位は、ポンプｌを停止する時の圧力スイ
ッチ６の開圧力時に於ける上限水ｆｉｔＬ、から、ポン
プ３を起動する時の圧力スイッチ６の閉圧力時に於ける
下限水位り、の範囲にある。

ここで、圧力タンク７内に圧縮空気全封入してやれば、
有効利用容積は封入空気量に比例して増加する。電源の
停電時や揚水を多量に使用すると、吐出管４Ａ内の圧力
が低下するが、圧力タンク７内の最低水位Ｓまで水位が
低下すると、この時の内圧全封圧弁５のダイヤフラム１
６が、連通チューブ９を介して検知し、押しばね２６と
の力関係により、第１図に示した如くバルブ２１が閉じ
て流路１０と流路１１間を遮断する為、圧力タンク７は
所定の圧力を常時保持することができる。従って、圧力
タンク７内に適当な手段によって封入した空気は、外部
に排出される事がない。

ところで、配管中に圧力応動の弁を設けると、例えば吐
出管４Ａの途中に瞬時に大量の水を放出するフラッシュ
バルブ等が挿介されて使用されると、吐出管４入内の圧
力が急激に低下する。この急激な圧力低下？ダイヤフラ
ム１６で直ちに感知させだのでは、バルブ２１が瞬時に
閉じてウォーターハンマーを生じさせる事になるが、本
実施例ではダイヤフラム１６ｅ上ピース１５の隔壁２０
でもって隔離し、連通チューブ９でもって圧力タンク７
内の圧力を導入する事によシ、ダイヤフラム１６は圧力
タンク７内の圧力のみ全検知して作動する様にしである
為、吐出管４入内及び封圧弁５の流路１０．１１が急激
に圧力低下ケ起こしても、バルブ２１が閉じる事なく、
圧力タンク７内の圧力水を圧力低下部へ補充する為、直
ちに吐出管４八等の圧力低下を回復させる事ができる。

そして、更に大量の水が使用され、圧力タンク７内の圧
力が低下して最低水位に達したら、封圧弁５のバルブ２
１が前述した様な過程全経て閉じられる。

本実施例によれば、ポンプ３の吐出側と圧力タンク７と
を封圧弁５ｆｔ介して接続し、圧力タンク７内の水位が
最低水位Ｓに達すると前記封圧弁が作動し、ポンプ３の
吐出側と圧力タンク７との連通を遮断する為、圧力タン
ク７内に封入された空気はどのような場合にも外部に排
出されず、圧力タンク７内の有効オリ用容積を大幅に増
加させる効果がある。従って、ポンプ３０起動停市の周
期が長くなり消費電力を低減させる効果がある。又、ダ
イヤフラム１６を隔壁２０でもって隔離し、１つ、この
間に圧力タンク７の圧力全連通チューブ９にて導入して
いる為、配管系（吐出管４＆、導水管４Ｂ）に急激な圧
力低下及び圧力変動があっても、バルブ２１は圧力タン
ク７内の圧力低下時にのみ閉じる為、ウォーターハンマ
ー等の発生會皆無とする効果がある。

以上記述した如く本発明の自動給水装置によれば、ウォ
ーターハンマーが皆無で空気式圧力タンクの有効利用容
積を大きく取ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の自動給水装置の一実施例を示す構成図
、第２図は第１図で示した封圧弁の通常運転時の状態ケ
示した断面図である。３・・・ポンプ、４Ａ・・・吐出管、５・・・封圧弁、
６・・・圧力スイッチ、７・・・圧力タンク、８・・・
接続管、９・・・連通チューブ、１０．１１・・・流路
、１６・・・ダイヤフラム、１８・・・ロッド、２０・
・・隔壁、２１・・・パル第　１　図

Claims

【特許請求の範囲】

１、揚水ポンプと、該ポンプの吐出側に接続される内部
に空気室？形成して成る空気式圧力タンクと、該ポンプ
の吐出側の圧力によって該ポンプをオン、オフする圧力
スイッチとを有する自動給水装置において、空気式圧力
タンクと揚水ポンプとの間を封圧弁を介して接続し、こ
の封圧弁の流水路を開閉する弁体に連結してこの弁体を
往動させるダイヤフラムを、封圧弁を形成する外殻部材
の一部で隔離して前記ダイヤフラムと前記部材との間に
空間部を形成し、この空間部と＃配圧カタンクとの下部
とを連通したことを特徴とする自動給水装置。