JPS58217697A - アルミダイカスト製品のアルマイト処理法 - Google Patents
アルミダイカスト製品のアルマイト処理法Info
- Publication number
- JPS58217697A JPS58217697A JP10009282A JP10009282A JPS58217697A JP S58217697 A JPS58217697 A JP S58217697A JP 10009282 A JP10009282 A JP 10009282A JP 10009282 A JP10009282 A JP 10009282A JP S58217697 A JPS58217697 A JP S58217697A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alumite
- die cast
- purity aluminum
- processing
- pigmentation
- Prior art date
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- Electrochemical Coating By Surface Reaction (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアルマイト層)W品のアルマイト加工処理法の
改良に関する。
改良に関する。
アルミダイカスト素材で鋳造された例えば魚釣用リール
等の製品表面を美観性と耐蝕性の優れたアルマイト加工
する場合に、その含有する酸化硅素、鉄、銅等の不純物
の影響をうけて所謂湯流路が発色して色むらを住じ染色
が均一にできない欠陥がある。
等の製品表面を美観性と耐蝕性の優れたアルマイト加工
する場合に、その含有する酸化硅素、鉄、銅等の不純物
の影響をうけて所謂湯流路が発色して色むらを住じ染色
が均一にできない欠陥がある。
この欠陥を防止するためにアルミダイカスト素材の脱脂
処理に先立って弗酸又は弗酸化合物を主成分とする溶液
で処理してから表面をスチールボールで研磨することに
よって銅、硅素、鉄等の不純物を除去して色むらの発生
を防止することが特公昭54〜31744号公報で知ら
れているが、この方式は黒色などの濃色染色の場合は良
いが、シルバー、ゴールド色などの淡色染色の色むらの
発生は未だ確実に防止することはできない欠陥がある。
処理に先立って弗酸又は弗酸化合物を主成分とする溶液
で処理してから表面をスチールボールで研磨することに
よって銅、硅素、鉄等の不純物を除去して色むらの発生
を防止することが特公昭54〜31744号公報で知ら
れているが、この方式は黒色などの濃色染色の場合は良
いが、シルバー、ゴールド色などの淡色染色の色むらの
発生は未だ確実に防止することはできない欠陥がある。
この原因は的記方式では不純物を除去し【形成される高
純度アルミニウム層が1〜5p程度に過ぎず、通常のア
ルマイト層は5〜lOPであるため下層の除去されてい
ない不純物が酸化物を形成して灰黒色に発色しこれが淡
色染色な愚ずませて色むらを発生し易いためである。
純度アルミニウム層が1〜5p程度に過ぎず、通常のア
ルマイト層は5〜lOPであるため下層の除去されてい
ない不純物が酸化物を形成して灰黒色に発色しこれが淡
色染色な愚ずませて色むらを発生し易いためである。
本発明はこの欠陥を改善するようにしたもので、アル電
ダイカスト素材表面に真空中で高純度アルミニウムを蒸
着させた後前記高純度アルミニウム被着層を常法により
アルマイト加工処理することを要、旨とするものである
。
ダイカスト素材表面に真空中で高純度アルミニウムを蒸
着させた後前記高純度アルミニウム被着層を常法により
アルマイト加工処理することを要、旨とするものである
。
本発明方法はアルミダイカスト素材の表面にアルマイト
形成層の厚み以上の高純度アルミニウムを真空蒸着した
後、この高純度アルミニウム層をアルマイト加工をする
ことによつ【淡色系アルマイト染色における色むらの発
生を確実に防止して美観性と耐蝕性のある任意のカラー
アルマイト染色を簡易に行うようにしたものである。
形成層の厚み以上の高純度アルミニウムを真空蒸着した
後、この高純度アルミニウム層をアルマイト加工をする
ことによつ【淡色系アルマイト染色における色むらの発
生を確実に防止して美観性と耐蝕性のある任意のカラー
アルマイト染色を簡易に行うようにしたものである。
本発明の詳細な説明すると、鋳造したアルミニウムダイ
カスト葉材(純度80〜82チ)を通常の如くアルカリ
又は界面活性剤による脱脂処理をしてからバレル研磨、
ショットバレル加工等の研磨加工及び弗酸処理を行った
後その表面に真空蒸着法によって七専晴項f高純度のア
ルミニウム被着層(純度99.4%以上)を形成し、次
いでこの高純度アルミニウム被着層を必要に応じてスチ
ールボール研磨、ショツトブラスト、化学研磨等を施し
てから常法に従い順次脱脂処理、活性化処理、陽極酸化
処理、染色処理、封孔処理等のアルマイト染色加工処理
を行う。
カスト葉材(純度80〜82チ)を通常の如くアルカリ
又は界面活性剤による脱脂処理をしてからバレル研磨、
ショットバレル加工等の研磨加工及び弗酸処理を行った
後その表面に真空蒸着法によって七専晴項f高純度のア
ルミニウム被着層(純度99.4%以上)を形成し、次
いでこの高純度アルミニウム被着層を必要に応じてスチ
ールボール研磨、ショツトブラスト、化学研磨等を施し
てから常法に従い順次脱脂処理、活性化処理、陽極酸化
処理、染色処理、封孔処理等のアルマイト染色加工処理
を行う。
しかして高純度アルミニウム被着層は通常アルマイト染
色層が5〜10./”程度の厚さであるので15〜20
.//’程度が好適であり、また前記真空蒸着法の一例
を示すと、1o−’TORR以上の真空タンク内に製品
処理物をセットし不活性のアルゴンガスを導入すると共
に真空タンク内を高電圧してグロー放電を15分間程度
行って、高純度アルミニウムを蒸発させて処理物表面に
蒸着させるものであり、その蒸着膜厚は放電時間によっ
て任意に調整できる。
色層が5〜10./”程度の厚さであるので15〜20
.//’程度が好適であり、また前記真空蒸着法の一例
を示すと、1o−’TORR以上の真空タンク内に製品
処理物をセットし不活性のアルゴンガスを導入すると共
に真空タンク内を高電圧してグロー放電を15分間程度
行って、高純度アルミニウムを蒸発させて処理物表面に
蒸着させるものであり、その蒸着膜厚は放電時間によっ
て任意に調整できる。
実施例
荒バレル研磨したアルミニウム合金ダイカスト素材をA
ルン硅酸ソーダ5?/!溶液で60C2分間脱脂処理し
てからジェットホーニング加工処理(300〜500#
ガラスピーズ、空気圧5 KP/cd)を5分行い、次
に20%弗化水素酸浴液で活性化処理を10秒行った後
16“TORRの真空タンク内にセットして不活性アル
ゴンガスを導入しグロー放電を15分間行って高純度ア
ルミニウム(99,4饅)を20.A蒸着させる。
ルン硅酸ソーダ5?/!溶液で60C2分間脱脂処理し
てからジェットホーニング加工処理(300〜500#
ガラスピーズ、空気圧5 KP/cd)を5分行い、次
に20%弗化水素酸浴液で活性化処理を10秒行った後
16“TORRの真空タンク内にセットして不活性アル
ゴンガスを導入しグロー放電を15分間行って高純度ア
ルミニウム(99,4饅)を20.A蒸着させる。
次いでこれを常法の如く弱アルカリ、界面活性剤等で脱
脂処理した後、硝酸20%溶液による活性化処理及び1
5%硫酸電解液(電流密度1.0A/dψf)による陽
極酸化処理30分を順次行い、更に染色処理(アルミニ
ウムファストゴールドRL染料0,5t/43、水溶液
60C,10秒間)と最後に封孔処理(100t:’、
30分)を行って仕上げる。
脂処理した後、硝酸20%溶液による活性化処理及び1
5%硫酸電解液(電流密度1.0A/dψf)による陽
極酸化処理30分を順次行い、更に染色処理(アルミニ
ウムファストゴールドRL染料0,5t/43、水溶液
60C,10秒間)と最後に封孔処理(100t:’、
30分)を行って仕上げる。
Claims (1)
- アルミダイカスト素材表面に真空中で高純度アルミニウ
ムを蒸着させた後前記高純度アルミニウム被着層を常法
によりアルマイト加工処理することを特徴とするアルミ
ダイカスト製品のアルマイト処理法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10009282A JPH0237436B2 (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | Arumidaikasutoseihinnoarumaitoshoriho |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10009282A JPH0237436B2 (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | Arumidaikasutoseihinnoarumaitoshoriho |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58217697A true JPS58217697A (ja) | 1983-12-17 |
JPH0237436B2 JPH0237436B2 (ja) | 1990-08-24 |
Family
ID=14264767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10009282A Expired - Lifetime JPH0237436B2 (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | Arumidaikasutoseihinnoarumaitoshoriho |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0237436B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2579999A1 (fr) * | 1985-04-03 | 1986-10-10 | Preci Coat Sa | Procede de traitment de surface d'une piece en alliages d'aluminium et piece en alliages d'aluminium obtenue par ce procede |
JPS63105999A (ja) * | 1986-10-21 | 1988-05-11 | Nippon Light Metal Co Ltd | アルミニウムホイ−ルの部分的光輝処理方法 |
EP0290841A1 (de) * | 1987-05-06 | 1988-11-17 | Josef Gartner & Co. | Verfahren zur Oberflächenveredelung von Gegenständen aus Aluminium durch Eloxieren |
JPH01100298A (ja) * | 1987-10-12 | 1989-04-18 | Toyota Motor Corp | アルミニウム合金鋳物の陽極酸化皮膜形成方法 |
JPWO2008081748A1 (ja) * | 2006-12-28 | 2010-04-30 | 国立大学法人東北大学 | 半導体又は平面デイスプレイの製造装置に使用される構造部材とその製造方法 |
WO2011125486A1 (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-13 | シャープ株式会社 | 型および型の製造方法ならびに反射防止膜の製造方法 |
CN105154954A (zh) * | 2015-09-30 | 2015-12-16 | 深圳天珑无线科技有限公司 | 压铸铝合金表面处理方法 |
CN105200386A (zh) * | 2015-09-30 | 2015-12-30 | 深圳天珑无线科技有限公司 | 压铸铝合金表面处理方法 |
WO2016206182A1 (zh) * | 2015-06-23 | 2016-12-29 | 东莞劲胜精密组件股份有限公司 | 压铸铝合金件及其加工方法,移动终端 |
JP2022098034A (ja) * | 2020-12-21 | 2022-07-01 | グローブライド株式会社 | 釣具 |
-
1982
- 1982-06-11 JP JP10009282A patent/JPH0237436B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS63105999A (ja) * | 1986-10-21 | 1988-05-11 | Nippon Light Metal Co Ltd | アルミニウムホイ−ルの部分的光輝処理方法 |
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US8642187B2 (en) | 2006-12-28 | 2014-02-04 | National University Corporation Tohoku University | Structural member to be used in apparatus for manufacturing semiconductor or flat display, and method for producing the same |
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CN102803577A (zh) * | 2010-03-31 | 2012-11-28 | 夏普株式会社 | 模具和模具的制造方法以及防反射膜的制造方法 |
WO2011125486A1 (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-13 | シャープ株式会社 | 型および型の製造方法ならびに反射防止膜の製造方法 |
CN102803577B (zh) * | 2010-03-31 | 2015-12-02 | 夏普株式会社 | 模具和模具的制造方法以及防反射膜的制造方法 |
US9556532B2 (en) | 2010-03-31 | 2017-01-31 | Sharp Kabushiki Kaisha | Die, process for producing die, and process for producing antireflection film |
WO2016206182A1 (zh) * | 2015-06-23 | 2016-12-29 | 东莞劲胜精密组件股份有限公司 | 压铸铝合金件及其加工方法,移动终端 |
CN105154954A (zh) * | 2015-09-30 | 2015-12-16 | 深圳天珑无线科技有限公司 | 压铸铝合金表面处理方法 |
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JP2022098034A (ja) * | 2020-12-21 | 2022-07-01 | グローブライド株式会社 | 釣具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0237436B2 (ja) | 1990-08-24 |
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