JPS5821718B2 - 高速炉におけるメンテナンス機器 - Google Patents
高速炉におけるメンテナンス機器Info
- Publication number
- JPS5821718B2 JPS5821718B2 JP51076430A JP7643076A JPS5821718B2 JP S5821718 B2 JPS5821718 B2 JP S5821718B2 JP 51076430 A JP51076430 A JP 51076430A JP 7643076 A JP7643076 A JP 7643076A JP S5821718 B2 JPS5821718 B2 JP S5821718B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spray
- cask
- maintenance equipment
- spray nozzle
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高速炉におけるメンテナンス機器に係り、特に
前記高速炉の遮蔽プラグに付着した凝固ナトリウムを加
熱溶融して取除くメンテナンス機器に関する。
前記高速炉の遮蔽プラグに付着した凝固ナトリウムを加
熱溶融して取除くメンテナンス機器に関する。
高速炉の遮蔽プラグ上に設けられる炉心上部塔載機器例
えば制御棒駆動機構を各構成部品は、炉心から放出され
る中性子によって脆化したり、冷却材としてのNaによ
り腐食するので定期的に点検する必要がある。
えば制御棒駆動機構を各構成部品は、炉心から放出され
る中性子によって脆化したり、冷却材としてのNaによ
り腐食するので定期的に点検する必要がある。
この制御棒駆動機構は、制御棒駆動機構取扱機で行って
いる。
いる。
然しなから、制御棒駆動機構を遮蔽プラグより取外しメ
ンテナンスをした後、再び、遮蔽プラグに装着するとき
、炉容器カバーガスの漏洩防止を行なう01Jングのか
すや炉容器内から発生するNa蒸気が凝固した箱状氷結
物質(スラのによって、その挿入を妨げられることがあ
る。
ンテナンスをした後、再び、遮蔽プラグに装着するとき
、炉容器カバーガスの漏洩防止を行なう01Jングのか
すや炉容器内から発生するNa蒸気が凝固した箱状氷結
物質(スラのによって、その挿入を妨げられることがあ
る。
又、これらは高い放射能を帯びているため前記装着に際
して制御棒駆動機構に作業員が近ずくことかできず、円
滑な挿入が困難である。
して制御棒駆動機構に作業員が近ずくことかできず、円
滑な挿入が困難である。
そこで、前記01Jングのかすやスラグを機械的に切削
除去するメンテナンス機器が実願昭47−100634
(実公昭52−12079号公報参照)で既に提案さ
れている。
除去するメンテナンス機器が実願昭47−100634
(実公昭52−12079号公報参照)で既に提案さ
れている。
しかし、この装置では、遮蔽プラグの貫通孔の径に応じ
たリーマを必要とすること、リーマの軸芯と貫通孔の軸
芯を常に一致させる必要があること、等の困難な解決す
べき課題を有している。
たリーマを必要とすること、リーマの軸芯と貫通孔の軸
芯を常に一致させる必要があること、等の困難な解決す
べき課題を有している。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたもので、炉心上部
塔載機器の取外された後の遮蔽プラグの貫通孔へ温風を
吹き付けることに前記遮蔽プラグの貫通孔を清掃する高
速炉におけるメンテナンス機器を得ることを目的とする
。
塔載機器の取外された後の遮蔽プラグの貫通孔へ温風を
吹き付けることに前記遮蔽プラグの貫通孔を清掃する高
速炉におけるメンテナンス機器を得ることを目的とする
。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図に示す如く本発明のメンテナンス機器10は、遮
蔽構造物11の開口部11pを閉蓋する如く載置された
炉上部ピット蓋12に取付けられる。
蔽構造物11の開口部11pを閉蓋する如く載置された
炉上部ピット蓋12に取付けられる。
即ち、前記炉上部ピット蓋12上に取付けられたドアバ
ルブ13,14と、このドアバルブ13の下面に取付け
られた下部連結管15と、前記ドアバルブ14の上面に
取付けられたスプレーキャスク16より構成されている
。
ルブ13,14と、このドアバルブ13の下面に取付け
られた下部連結管15と、前記ドアバルブ14の上面に
取付けられたスプレーキャスク16より構成されている
。
前記ドアバルブ13に設けられた下部連結管15の下端
は、遮蔽プラグ17の上面に当接している。
は、遮蔽プラグ17の上面に当接している。
前記ドアバルブ14の上面に設けられたスプレーキャス
ク16は、中空の筒体で、上面の軸封器18を通して延
長管19が摺動自在に内接されている。
ク16は、中空の筒体で、上面の軸封器18を通して延
長管19が摺動自在に内接されている。
この延長管19の上端には、滑車20が設けられている
。
。
延長管19は、この滑車20に掛けられるワイヤによっ
て上下に動かされる。
て上下に動かされる。
尚、この延長管19は、組立、分解を考慮し丙、数本の
継き管にする。
継き管にする。
又、前記スプレーキャスク16の上方には環状受皿21
が周設されている。
が周設されている。
この受皿21上には、スプレーガス(例えばArガス)
を加熱する加熱器22が載置されている。
を加熱する加熱器22が載置されている。
この加熱器22と前記延長管19とは、弁23を介して
連通される。
連通される。
この延長管19は、中空導管で、その下端にスプレーノ
ズル24が取着されている。
ズル24が取着されている。
このスプレーノズル24は、第2図に示す如く半球状の
案内部材24aと、側面にあけられた多数の噴出孔24
bと、逆止弁25とから構成される。
案内部材24aと、側面にあけられた多数の噴出孔24
bと、逆止弁25とから構成される。
前記噴出孔24bは、噴出流が下方向へ向くように傾斜
させて穿孔されているので凝固したNaを早く取除くこ
とができる。
させて穿孔されているので凝固したNaを早く取除くこ
とができる。
前記逆上弁25は、スプレーノズル24の付は根付近に
取付けられ、延長管19からスプレーノズル24へ流れ
る気流のみを通すものである。
取付けられ、延長管19からスプレーノズル24へ流れ
る気流のみを通すものである。
従って、逆止弁25は、無負荷時で図に於いて、上方に
スプリング25sで押上げられている。
スプリング25sで押上げられている。
尚、第1図中28は筒状の遮蔽体である。
次に動作を説明する。
制御棒駆動機構の如く炉心上部塔載機器をメンテナンス
のために取去った後の遮蔽プラグ17の貫通孔にメンテ
ナンス機器10のスプレーノズル24を挿入する。
のために取去った後の遮蔽プラグ17の貫通孔にメンテ
ナンス機器10のスプレーノズル24を挿入する。
このとき、メンテナンス機器10は、炉上部ピット蓋1
2に載置される。
2に載置される。
即ち、メンテナンス機器10は、ドアバルブ13.14
を介して前記炉上部ピット蓋12上に載置固定された後
、延長管19を降下して、その下端に設けられたスプレ
ーノズル24を遮蔽プラグ17の貫通孔に挿入する。
を介して前記炉上部ピット蓋12上に載置固定された後
、延長管19を降下して、その下端に設けられたスプレ
ーノズル24を遮蔽プラグ17の貫通孔に挿入する。
その後、Arガスを加熱器22で加熱し弁23を通して
延長管19内に加熱されたArガスを圧入する。
延長管19内に加熱されたArガスを圧入する。
この延長管19内に圧入されたArガスは、逆止弁25
を通ってスプレーノズル24から遮蔽プラグ17の貫通
孔内に噴き出す。
を通ってスプレーノズル24から遮蔽プラグ17の貫通
孔内に噴き出す。
このとき、スプレーノズル24に穿孔されている噴出孔
25bは、下方に傾斜しているため、スプレーノズル2
4から噴出するArガスは、第2図に矢印で示す如く下
向流になる。
25bは、下方に傾斜しているため、スプレーノズル2
4から噴出するArガスは、第2図に矢印で示す如く下
向流になる。
従って、貫通孔の内面に付着凝固しているNaのスラグ
は、溶融した後、重力で落下すると共に後に続<Arガ
スで押し落される。
は、溶融した後、重力で落下すると共に後に続<Arガ
スで押し落される。
(吹き飛ばす)又、この斜めの噴出孔25bは、炉内の
カバーガス、Naペーパーの上昇を阻止する機能を有す
る。
カバーガス、Naペーパーの上昇を阻止する機能を有す
る。
1前言代逆止弁25は、延長管19内へ炉内のカバーガ
スが流入するのを阻止するものである。
スが流入するのを阻止するものである。
尚、スプレーキャスク16の上方受皿21上に設けた加
熱器22は、第3図に示す如く延長管19内にヒータ3
1を設ければ省くことができる。
熱器22は、第3図に示す如く延長管19内にヒータ3
1を設ければ省くことができる。
以上説明のように本発明のメンテナンス機器は、構成さ
れているため、清掃すべき貫通孔の径に関係なく、1種
類のメンテナンス機器で全ての径の異なる貫通孔の清掃
が実施可能となる。
れているため、清掃すべき貫通孔の径に関係なく、1種
類のメンテナンス機器で全ての径の異なる貫通孔の清掃
が実施可能となる。
又、機械的にスラグを切削除去するものでないため、貫
通孔を傷付けることもない。
通孔を傷付けることもない。
更に貫通孔の軸芯とメンテナンス機器の軸芯を一致させ
ると云う煩わしさもない。
ると云う煩わしさもない。
第1図は本発明の高速炉におけるメンテナンス機器の一
実例を示す概略縦断面図、第2図はスプレーノズル部の
詳細断面図、第3図は本発明の他の実施例を示すスプレ
ーノズル部の詳細断面図である。 13.14・・・・・・ドアバルブ、15・・・・・・
下部連結管、16・・・・・・スプレーキャスク、19
・・・・・・延長管、24・・・・・・スプレーノズル
。
実例を示す概略縦断面図、第2図はスプレーノズル部の
詳細断面図、第3図は本発明の他の実施例を示すスプレ
ーノズル部の詳細断面図である。 13.14・・・・・・ドアバルブ、15・・・・・・
下部連結管、16・・・・・・スプレーキャスク、19
・・・・・・延長管、24・・・・・・スプレーノズル
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 炉上部ピット蓋上に載置されるスプレーキャスクと
、このスプレーキャスクの下面に設けられ。 被清掃部まで伸びる下部連結管と、前記スプレーキャス
ク及び前記下部連結管内を上下動する延長管と、この延
長管の下端に連設されるスプレーキャスクと、このスプ
レーノズルに圧力ガスを加熱して供給する加熱器とから
なる高速炉におけるメンテナンス機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51076430A JPS5821718B2 (ja) | 1976-06-30 | 1976-06-30 | 高速炉におけるメンテナンス機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51076430A JPS5821718B2 (ja) | 1976-06-30 | 1976-06-30 | 高速炉におけるメンテナンス機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS534189A JPS534189A (en) | 1978-01-14 |
JPS5821718B2 true JPS5821718B2 (ja) | 1983-05-02 |
Family
ID=13604935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51076430A Expired JPS5821718B2 (ja) | 1976-06-30 | 1976-06-30 | 高速炉におけるメンテナンス機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821718B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0112239Y2 (ja) * | 1980-01-25 | 1989-04-10 | ||
JPS58168999A (ja) * | 1982-03-30 | 1983-10-05 | 株式会社東芝 | 高速増殖炉の案内管内面の付着ナトリウム除去装置 |
-
1976
- 1976-06-30 JP JP51076430A patent/JPS5821718B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS534189A (en) | 1978-01-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
SE8006744L (sv) | Stralningspanna | |
JPS582630B2 (ja) | 原子炉 | |
CN101934431A (zh) | 用于焊枪的喷气嘴 | |
JPH0359322B2 (ja) | ||
US4192053A (en) | Method for retubing a steam generator | |
US4173060A (en) | System and method for retubing a steam generator | |
JPS5821718B2 (ja) | 高速炉におけるメンテナンス機器 | |
JPS60203890A (ja) | 核燃料棒組立体 | |
EP0014762B1 (en) | Annular weld inspection apparatus | |
JPH0593793A (ja) | 導管封止装置 | |
SE510607C2 (sv) | Moderatortanks- och stödplåtsaggregat för tryckvattenkärnreaktor | |
US5167907A (en) | Process for plugging a tube of a straight-tube heat exchanger | |
US4469051A (en) | Emergency shut-off device, in case of leakage of a steam generator tube | |
JPS5931030B2 (ja) | 原子炉の燃料要素破損検査装置 | |
US4202202A (en) | Method and apparatus for detecting deflect in liquid metal handling instruments | |
CN106482891A (zh) | 一种bga锡球成型装置上的传感器结构 | |
DE4101704C1 (en) | Gasifier heating boiler - has combustion chamber with oxygen feed nozzle assembly and burner with back=up | |
CN215808413U (zh) | 一种避免干烧低水位自动报警的过热蒸汽发生器 | |
CN216550539U (zh) | 一种中频炉熔炼氩气覆盖保护装置 | |
CN209651002U (zh) | 一种不饱和树脂用受水罐蒸汽吹扫装置 | |
JPH0112239Y2 (ja) | ||
JPH0356288B2 (ja) | ||
JPS6222797Y2 (ja) | ||
JPS61122401A (ja) | 流体レベル制御用シール装置及び方法 | |
KR820001471B1 (ko) | 증기발생기의 내부구조물 교체방법 |