JPS5821519Y2 - 放電灯用防災灯 - Google Patents

放電灯用防災灯

Info

Publication number
JPS5821519Y2
JPS5821519Y2 JP18351478U JP18351478U JPS5821519Y2 JP S5821519 Y2 JPS5821519 Y2 JP S5821519Y2 JP 18351478 U JP18351478 U JP 18351478U JP 18351478 U JP18351478 U JP 18351478U JP S5821519 Y2 JPS5821519 Y2 JP S5821519Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
commercial
voltage
power supply
relay
disaster prevention
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18351478U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5599098U (ja
Inventor
俊一 森本
Original Assignee
三菱電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
Priority to JP18351478U priority Critical patent/JPS5821519Y2/ja
Publication of JPS5599098U publication Critical patent/JPS5599098U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5821519Y2 publication Critical patent/JPS5821519Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は非常灯、誘導灯などの放電灯用防災灯の改良
に係るものである。
放電灯用防災灯とはたとえば映画館、劇場などにおいて
、通常は商用交流電源で螢光ランプ等の放電ランプを点
灯し、火災などの非常事態が発生し商用交流電源が遮断
されたときに内蔵された蓄電池によって非常用光源を点
灯する非常灯、誘導灯などである。
一般にこの種防災灯は多数の人々が集まる建築物内の通
路および居室内に設置することが義務づけられており、
非常事態が発生し商用交流電源が断れたときに安全な場
所に避難、誘導するようになっている。
この種防災灯で内蔵されている蓄電池は非常時でかつ商
用交流電源が停電したとき、非常用光源を点灯させる必
要があるため、常に満充電にしておくことが要求される
このため通常時一般に光源を点滅させる回路と、蓄電池
を充電状態にする回路が必要となり、防災灯に接続され
る配線は3線またはこれ以上となっている。
まず従来の螢光灯用防災灯の一例を第1図に基づいて説
明する。
この図で1は商用交流電源であり、通常状態では一般の
人が容易に遮断できないよう規定されているため常に給
電状態にある。
2は遠隔操作スイッチと称されているスイッチで、通常
の状態で光源の螢光ランプ5を消灯したいときオフでき
るようになっている。
3は防災灯で、4通常時螢光ランプ5を点灯させるため
の安定器、6は継電器のコイルで通常の状態では商用交
流電源1が供給されているため継電器のコイル6は励磁
状態にあり、接点7は閉、8,9は開状態になっている
一方10は通常時、蓄電池14を充電状態にするため上
記商用交流電源1の電圧を降圧するための充電トランス
である。
11.12はダイオードで、充電トランス10で適当な
電圧に降圧された交流電圧を直流に変換するものである
13は充電電流制限抵抗で蓄電池14の充電電流を決め
られた値の電流に制限するための抵抗である。
15はインバータで、上記商用交流電源1が非常時でか
つ停電したとき上記蓄電池14の直流を交流の高周波に
変換し、非常用光源である螢光ランプ5を高周波で点灯
するようになっている。
以上のように構成された従来の螢光灯用防災灯において
、商用交流電源1が供給されている状態では継電器のコ
イル6は励磁されており、接点7は閉、8,9は開状態
にある。
また商用交流電源1の電圧は充電トランス10にも印加
されその2次側には充電に必要な適当な電圧が誘起され
る。
この電圧はダイオード11.12で整流された後、制限
抵抗13を介して蓄電池14に印加されて蓄電池14を
決められた電流(従来の防災灯では約1/30C)で充
電する。
この状態で遠隔操作スイッチ2がオンされると商用交流
電源1は安定器4、継電器の接点7を介して螢光ランプ
5に印加されるため螢光ランプ5は点灯する。
また遠隔操作スイッチ2をオフにすると商用交流電源1
の電圧は安定器4、螢光ランプ5に印加されないため螢
光ランプ5は消灯する。
つぎに非常時でかつ商用交流電源1が停電した場合を考
えると継電器のコイル6は無励磁状態となりその接点7
は開、8,9は閉となる。
このとき蓄電池14は接点8を介してインバータ15に
接続されるためインバータ15は動作を開始し、蓄電池
14の直流電圧を交流の高周波(通常20〜30 KH
z)に変換する。
このインバータ15ノ高周波出力は接点9を介して螢光
ランプ5に印加され、螢光ランプ5は蓄電池14を電源
として高周波で非常点灯する。
このように従来の螢光灯用防災灯では、通常時に光源で
ある螢光ランプを点滅する回路と、蓄電池を充電する回
路が必要であり、防災灯への配線は3線以上必要であっ
た。
各防災灯への配線を3線以上とすることは配線費がかさ
む上に既に取付けている2線式の予備灯、常夜灯などに
取換える場合には新たに配線を1線追加する必要が生じ
る。
この考案はこのような従来の欠点を除去し、防災灯に接
続する配線を2線とし、配線費を軽減させるばかりでな
〈従来より設備されている2線式の予備灯や常夜灯に簡
単に取換えられるようにした2線式の放電灯用防災灯を
提供するものである。
以下第2図に示す螢光灯用防災灯を例にとりこの考案の
詳細について説明する。
この図において、1は商用交流電源、4は安定器、5は
螢光ランプ、10は充電トランス、11.12はダイオ
ード、13は充電電流制限抵抗、14は蓄電池、15は
インバータでこれらは第1図に示す従来の螢光灯用防災
灯と同様なものである。
16は商用交流電源1の電圧を適当な電圧に降圧するた
めの変換器、17は商用交流電源1の電圧とこの変換器
16の電圧とを切換えるための切換器である。
19はダイオードで商用交流電源1または変換器16で
降圧された交流を整流し直流に変換している。
20は直流用の継電器のコイルで一端は整流用ダイオー
ド19のカソード端子に、また他端は上記切換器17の
一端にそれぞれ接続されている。
この直流用継電器のコイル20の両端にはコンテ゛ンサ
24が接続されている。
21.22.23は直流用継電器の接点であり、直流用
継電器のコイル20が励磁されている時には接点21は
閉、22,23は開状態となっている。
上記のように構成された螢光灯用防災灯において、切換
器17からの出力が商用交流電源1のときは防災灯3に
は商用交流電源1の電圧がそのまま供給される。
この電圧はダイオード19と直流用継電器のコイル20
の直列回路に印加され、ダイオード19で整流された電
圧が直流用継電器のコイル20に加わり直流用継電器の
コイル20が励磁される。
また直流用継電器のコイル20と並列に接続されたコン
デンサ24には電荷が充電される。
直流用継電器のコイル20が励磁状態になるとその接点
21は閉、22,23は開となり、商用交流電源1の電
圧が安定器4を介して螢光ランプ5に印加され螢光ラン
プ5は点灯する。
一方商用交流電源1の電圧は充電トランス10にも印加
され、適当な値に降圧された電圧がダイオード11.1
2で整流された後、制限抵抗13を介して蓄電池14に
印加される。
この電圧によって蓄電池14は充電状態となる。
商用交流電源1が供給されている状態で切換器17を変
換器16の出力に変えると防災灯3には降圧された電圧
が印加される。
この電圧は螢光ランプ5が消灯しかつ直流用継電器のコ
イル20が励磁状態を持続する電圧(復帰電圧以上)に
設定されているため蓄電池14は充電状態を持続する。
ただし蓄電池14に印加される電圧も下がるためその蓄
電電流は減少するが、直流用継電器のコイル20が無励
磁状態となるのは通常の状態ではほとんどなく、蓄電池
14はほぼ満充電となっているので何ら支障はない。
この切換器17を切換えるとき、直流用継電器のコイル
20が無励磁状態になりオフとなると接点21が開、2
2.23が閉となってしまい非常状態になってしまう。
そして再度降圧された電圧が印加されても直流用継電器
のコイル20は動作電圧より低いため直流用継電器のコ
イル20は励磁されず非常状態を継続することになる。
このため切換器17の切換時間より直流用継電器がオフ
する時間が長くなるように直流用継電器のコイル20と
並列にコンデンサ24が接続されている。
即ち切換器17の切換えに要する時間の間、コンデンサ
24の端子電圧が直流用継電器のコイル20の復帰電圧
より高くなるようにコンテ゛ンサ24の容量を設定しな
ければならない。
この動作を説明すると商用交流電源1を断つとコンテ゛
ンサ24の電荷は直流用継電器のコイル20を通して放
電されその端子電圧は徐々に降下する。
コンデンサ24の端子電圧が直流用継電器のコイル20
の復帰電圧以下になるまで励磁状態を持続するため、こ
の電圧以下になるまでに変換器16の出力に切換わ・ば
この状態に持続することになる。
これより変換器16の出力電圧は直流用継電器のコイル
20の復帰電圧より高くなるように設定されている。
この考案は螢光ランプ40W用の防災灯を例に説明する
商用交流電源200■が印加されている状態では螢光ラ
ンプは定格点灯しているが、この商用交流電源を徐々に
降圧してゆくとランプ電流は減少し、商用交流電源が約
120 V (約60%)になると螢光ランプは消灯す
る。
一方直流用継電器の動作電圧は定格電圧の約70%、復
帰電圧は約30%となるので、商用交流電源が200■
の時には直流用継電器の定格は180Vでよい。
この継電器の動作電圧は約125■、復帰電圧は約54
Vとなる。
これより直流用継電器のコイル定格を180■とした場
合、商用交流電源を降圧する電圧(変換器の出力電圧)
は螢光ランプが消灯する電圧120■以下および直流用
継電器が復帰する電圧60V以上とすればよい。
次に商用交流電源1が非常時でかつ停電した場合を考え
ると、直流用継電器のコイル20はコンデンサ24の電
荷が放電して無励磁状態となり、接点22 、23が閉
となり従来の防災灯と同じように蓄電池14を電源とし
てインバータ15で直流を交流の高周波に変換し、螢光
ランプ5を点灯する。
第3図はこの考案の他の実施例を示すもので直流用継電
器のコイル20を、蓄電池14を充電する回路に接続し
たものであり、その動作は第2図と全く同じで゛ある。
このようにこの考案は、直流用継電器のコイル20の動
作電圧の差が大きいことを利用し、防災灯に印加される
電圧を変えることによって通常時の点灯、消灯および非
常時の点灯を可能にしたものでその配線も2線でよいこ
とになる。
なおこの考案では非常用光源として螢光ランプについて
述べたが、螢光灯に限定する必要はなく他の放電灯でも
同様の効果が得られる。
また直流用継電器の定格は抵抗等で分割してその定格に
なるように設定してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の螢光灯用防災灯を示す回路図、第2図は
この考案の一実施例としての螢光灯用防災灯の回路図、
第3図はこの考案の作の実施例を示す螢光灯用防災灯の
回路図である。 図において、1は商用交流電源、3は防災灯、4は安定
器、5は螢光ランプ、14は蓄電池、15はインバータ
、16は変換器、17は切換器、19はダイオード、2
0は直流用継電器のコイル、24はコンデンサであ・る
。 なお図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 放電ランプが平常時で商用交流電源の電圧が印加されて
    いる時は通常点灯し、非常時でかつ商用交流電源が断さ
    れた時には内蔵された蓄電池によって点灯する放電灯用
    防災灯において、上記商用交流電源を降圧する変換器と
    この変換器の出力と、上記商用交流電源の出力とを切換
    える切換器と、この切換器からの交流出力を直流に整流
    するダイオードと、このダイオードの出力により動作し
    、上記切換器からの出力が上記商用交流電源の場合は通
    常点灯、上記変換器の場合は消灯、非常時でかつ停電時
    は上記蓄電池によって点灯するよう上記放電ランプを動
    作させる直流用継電器と、この直流用継電器と並列接続
    されたコンデンサとを備えてなることを特徴とする放電
    灯用防災灯。
JP18351478U 1978-12-28 1978-12-28 放電灯用防災灯 Expired JPS5821519Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18351478U JPS5821519Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28 放電灯用防災灯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18351478U JPS5821519Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28 放電灯用防災灯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5599098U JPS5599098U (ja) 1980-07-10
JPS5821519Y2 true JPS5821519Y2 (ja) 1983-05-07

Family

ID=29195196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18351478U Expired JPS5821519Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28 放電灯用防災灯

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5821519Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5599098U (ja) 1980-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4727291A (en) Back-up electrical system for lamps
EP0367761A1 (en) ELECTRIC RESERVE SYSTEM FOR LAMP.
JP3095080B2 (ja) フェールセーフ照明システム
US6784624B2 (en) Electronic ballast system having emergency lighting provisions
US5004953A (en) Emergency lighting ballast for compact fluorescent lamps with integral starters
US4349863A (en) Emergency lighting system
US4216410A (en) Emergency lighting system
US5910689A (en) Generator standby ballast
US4454452A (en) Emergency lighting system
CN109581047B (zh) 一种欠费停电预警装置及使用方法、欠费预警提示的方法
US3659179A (en) Emergency electric lighting units
KR100715282B1 (ko) 비상조명등용 배터리의 충전 제어장치
JPS5821519Y2 (ja) 放電灯用防災灯
GB2101426A (en) Emergency lighting
JPS6129197Y2 (ja)
JPS6129198Y2 (ja)
CA1320247C (en) Back-up electrical system for lamps
KR200256195Y1 (ko) 상시전원/비상전원 자동 절환장치
JPH0332193B2 (ja)
SU1728990A1 (ru) Устройство дл контрол сети освещени с газоразр дными лампами
JPS6084928A (ja) 非常灯点灯装置
JPS6132394A (ja) 非常用照明器具
JPH08330034A (ja) 非常灯装置
JPS5829597Y2 (ja) 非常灯
JP2002359088A (ja) 非常誘導灯