JPS5821408Y2 - 合成樹脂製容易開口蓋体 - Google Patents
合成樹脂製容易開口蓋体Info
- Publication number
- JPS5821408Y2 JPS5821408Y2 JP1977165765U JP16576577U JPS5821408Y2 JP S5821408 Y2 JPS5821408 Y2 JP S5821408Y2 JP 1977165765 U JP1977165765 U JP 1977165765U JP 16576577 U JP16576577 U JP 16576577U JP S5821408 Y2 JPS5821408 Y2 JP S5821408Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- top plate
- cut line
- opening piece
- synthetic resin
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は開口容易な蓋体に係るものであって、天板上面
の周縁にて円周方向で所要個所に設けた係止部の脚部内
側に具える係止凹所へ天板に相応する大きさの補助板を
容易に取外しできるように嵌込み、以て前記補助板を蓋
体天板の上側に付設し、且つ天板所望位置に切込線によ
って区画した長形状の開口片を設けると共に、前記開口
片の中央部分に近い両側において前記切込線を不連続と
した構造の合成樹脂製の開口容易な蓋体に係るものであ
る。
の周縁にて円周方向で所要個所に設けた係止部の脚部内
側に具える係止凹所へ天板に相応する大きさの補助板を
容易に取外しできるように嵌込み、以て前記補助板を蓋
体天板の上側に付設し、且つ天板所望位置に切込線によ
って区画した長形状の開口片を設けると共に、前記開口
片の中央部分に近い両側において前記切込線を不連続と
した構造の合成樹脂製の開口容易な蓋体に係るものであ
る。
従来の多くの液体容器においては、注出孔を容易に開口
するようにした開口容易な蓋体は、その所望開口部分を
切込線で区画すると共に、その開口部分に把手を鋲止め
し、該把手を引き上げて切込線を破断し、引続き引き上
げることによって切込線に沿って開口部分を蓋体から分
離するような構造とした。
するようにした開口容易な蓋体は、その所望開口部分を
切込線で区画すると共に、その開口部分に把手を鋲止め
し、該把手を引き上げて切込線を破断し、引続き引き上
げることによって切込線に沿って開口部分を蓋体から分
離するような構造とした。
ところで、この様な構造は、把手を別体として製作しな
ければならないのみでなく、把手を引き上げるとき、甚
だしいときは鋲止が外れることがあり、又把手が損傷し
、把手が開口部から離れ、開口が困難となることが多い
ので、斯ることかないような強度及び取付方法を採らね
ばならない。
ければならないのみでなく、把手を引き上げるとき、甚
だしいときは鋲止が外れることがあり、又把手が損傷し
、把手が開口部から離れ、開口が困難となることが多い
ので、斯ることかないような強度及び取付方法を採らね
ばならない。
従って、相当な工数と費用とを要する欠点があった。
本考案は斯る欠点を排するものであること以下の通り。
第１図及び第２図に示す如く、天板１１の周縁から下方
へ延設したスカート部１２を具え、補助板１４を係止さ
せるアンダーカットたる係止凹所をアンダーカット部１
６として脚部内側に具える係止部１３を、天板１１上面
の周縁にて円周方向で所要個所に設けた蓋体１０におい
て、片方が小半径の円周よりなる小内部２２にして他方
が大半径の円周よりなる大内部２３との両部を併合した
変株円形状に切込線２４をもって周縁を区画した開口片
２１を、注出口１５として形成する。
へ延設したスカート部１２を具え、補助板１４を係止さ
せるアンダーカットたる係止凹所をアンダーカット部１
６として脚部内側に具える係止部１３を、天板１１上面
の周縁にて円周方向で所要個所に設けた蓋体１０におい
て、片方が小半径の円周よりなる小内部２２にして他方
が大半径の円周よりなる大内部２３との両部を併合した
変株円形状に切込線２４をもって周縁を区画した開口片
２１を、注出口１５として形成する。
但し開口片を区画する前記切込線２４に、第１図に示す
如く、開口片２１の小内部２２と大内部２３とのほぼ中
間に近い両側において不連続部２５．２５を設は開口片
の回動軸２６を形成する。
如く、開口片２１の小内部２２と大内部２３とのほぼ中
間に近い両側において不連続部２５．２５を設は開口片
の回動軸２６を形成する。
尚、蓋体上面の周縁に設けた係止部１３のアンダーカッ
ト部１６へ紙製又はプラスチック製のメンコ状補助板１
４を嵌込み係止する。
ト部１６へ紙製又はプラスチック製のメンコ状補助板１
４を嵌込み係止する。
本考案に係る蓋体は合成樹脂製にして上述の如き構造で
あるから、開口しようとするときは、先づ補助板１４を
係止部から除いて取外し、開口片２１の大内部２３の外
側部分を下方に強圧すると、切込線２４に区画された大
内部２３が切込線２４に沿って天板から破断され、第３
図に示す２３′の如く、下方に転位して該位置を開口状
態とする。
あるから、開口しようとするときは、先づ補助板１４を
係止部から除いて取外し、開口片２１の大内部２３の外
側部分を下方に強圧すると、切込線２４に区画された大
内部２３が切込線２４に沿って天板から破断され、第３
図に示す２３′の如く、下方に転位して該位置を開口状
態とする。
このとき、開口片２１は開口片の回動軸２６を中心とし
て他方を上方に押し上げてその周縁切込線を破断し小内
部２２を上方へ転位回動せしめて、該小内部２２を引手
として斜上方へ起すと共に該位置を開口せしめる。
て他方を上方に押し上げてその周縁切込線を破断し小内
部２２を上方へ転位回動せしめて、該小内部２２を引手
として斜上方へ起すと共に該位置を開口せしめる。
その後斜上方へ回動した小内部２２′を引手として之を
摘み上げて開口片２１全体を除去し注出口１５を全開す
る。
摘み上げて開口片２１全体を除去し注出口１５を全開す
る。
上述の如く本考案は、天板の所望位置に切込線２４によ
って区画した長形状の開口片２１を設けると共に前記開
口片の中央部分に近い両側において前記切込線を不連続
とした構造の蓋体であるから、把手を必要とすることな
く容易に開口できるものである。
って区画した長形状の開口片２１を設けると共に前記開
口片の中央部分に近い両側において前記切込線を不連続
とした構造の蓋体であるから、把手を必要とすることな
く容易に開口できるものである。
又、本考案に係る蓋体は合成樹脂製である故、係止部１
３０アンダ一カツト部１６への補助板１４の嵌込み、取
外しが容易である。
３０アンダ一カツト部１６への補助板１４の嵌込み、取
外しが容易である。
そして、蓋体の大根上側面に、係止部１３のアンダーカ
ット部１６に嵌込み以て容易に取外しができるように補
助板を付設しているので、切込線２４への塵埃による汚
染を防止するのみでなく、開口片２１に対し不用意に押
圧が加わり切込線破断が生じるようなことを防止し、且
つ開口時には容易に取外して開口し得る利点がある。
ット部１６に嵌込み以て容易に取外しができるように補
助板を付設しているので、切込線２４への塵埃による汚
染を防止するのみでなく、開口片２１に対し不用意に押
圧が加わり切込線破断が生じるようなことを防止し、且
つ開口時には容易に取外して開口し得る利点がある。
尚、切込線は第２図に示す如く、太根下面に刻設すると
は限らない。
は限らない。
上面に刻設して開口片２１位置及び押圧部位を明示する
場合もあるが切込線内にごみが入る欠点がある。
場合もあるが切込線内にごみが入る欠点がある。
第１図及び第２図は本考案に係る蓋体の平面図及び断面
図、第３図は開口を示す断面図である。 １０＝蓋体、１１＝天板、１２＝ス力−ト部、１３−補
助板係止部、１４＝補助板、１５−注出口、１６＝補助
板係止用アンダ一カツト部、２１＝開口片、２２＝小内
部、２３＝大内部、２４＝切込線、２５＝不連続部、２
６＝開ロ軸。
図、第３図は開口を示す断面図である。 １０＝蓋体、１１＝天板、１２＝ス力−ト部、１３−補
助板係止部、１４＝補助板、１５−注出口、１６＝補助
板係止用アンダ一カツト部、２１＝開口片、２２＝小内
部、２３＝大内部、２４＝切込線、２５＝不連続部、２
６＝開ロ軸。
Claims (1)
- 天板上面の周縁にて円周方向で所要個所に設けた係止部
の脚部内側に具える係止凹所へ天板に相応する大きさの
補助板を容易に取外しできるように嵌込み、以て前記補
助板を蓋体天板の上側に付設し、且つ天板所望位置に切
込線によって区画した長形状の開口片を設けると共に、
前記開口片の中央部分に近い両側において前記切込線を
不連続とした構造を特徴とした合成樹脂製の容易開口蓋
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977165765U JPS5821408Y2 (ja) | 1977-12-12 | 1977-12-12 | 合成樹脂製容易開口蓋体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977165765U JPS5821408Y2 (ja) | 1977-12-12 | 1977-12-12 | 合成樹脂製容易開口蓋体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5492844U JPS5492844U (ja) | 1979-06-30 |
| JPS5821408Y2 true JPS5821408Y2 (ja) | 1983-05-06 |
Family
ID=29164442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977165765U Expired JPS5821408Y2 (ja) | 1977-12-12 | 1977-12-12 | 合成樹脂製容易開口蓋体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5821408Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5520606Y2 (ja) * | 1974-10-14 | 1980-05-17 |
-
1977
- 1977-12-12 JP JP1977165765U patent/JPS5821408Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5492844U (ja) | 1979-06-30 |