JPS58213975A - 複合建築材の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、金属部材と合成樹脂材とが一体構造となっ
た複合建築材の製造方法に関する。

この種の複合建築材としては、例えば第１２μＩに示す
ような、ものがある。第１図は従来の樵冶Ｌｔａ築材の
製造過程の一例を示すもので、まず、第１図（ａ）　Ｋ
示すように、左右対称の金属部材１，２全各々上下の対
向片６，４および５，６で対向させ、対向片６，４間で
開口部７をイイすると共に、対向片５，６を接続片８で
接続させた型材１０に対し、第１図（ｂ）　Ｋ示すよう
に、前記上下の対向片６，４および５，６間の空間部分
ならびに開口部７と接続片８との梁間部分に合成１ｆｆ
４脂材９全充填し、その後第１図（Ｃ）に示すように、
接続片８を切除して両金属部材１，２を分離させ、両金
属部材１，２を合成樹脂材９を介して接続した複合建築
材が得られるようにしていた。この複合建築材は、例え
ば、室内側の金属部材１から室外（Ｉｌ］ｊの金属部材
２へ熱が直接的に伝達されるの全合成樹脂材９によって
遮断しているため、断熱建築材として寒冷地などにおい
て多く使用される。

しかしながら、このような従来の複合建築材の製造方法
では、合成樹脂材９を充填した後に接続片８を切除する
工程が煩雑で厄介であると同時に、ｆｆ１１図（ａ）に
示す上下非対称の金属部材を合成樹脂材充填後に接続片
８を切除することにより上下略対称とすると、合成樹脂
材充填後に生じた歪が接続片８の切除後に解放されて寸
法変化音生ずることがあるという問題全有し、加えて、
金属部材１゜２が表面処理されている場合には、接続片
８を切除した端面が表面処理されていない部分として露
出することとなり、外観が悪化すると共に耐候性も低下
するという問題を有していた。

他方、金属部材１，２と躯体との接触部分では、コンク
リートやモルタルなどに含まれるアルカリ成分による化
学的原因や、異種金属との接触にょる′ｉｔ気化学的原
因によって、接触腐食が発生することがある。そのため
、従来の場合には、金属部材に塗装全施したり、金属部
材と躯体との間に絶縁物を挿入したりすることも行われ
ているが、塗装の厚みは数十μｍ程度と薄いために効果
が小さいという問題を有し、絶縁物を挿入する場合には
現場施工であるため煩雑で作秦性が悪くなるなどの問題
を有していた。

この発明＋ａ二、上＾己したような従来のオ重々−の４
問題点全解消するためになされたもので、複合建築材の
製造が容易であると共に聞産叫造に適し、寸法循１更な
らびに外観性状にもすぐれ、断熱性建築材や、耐接触腐
食性および耐候性建築材としてすぐれた特性を有する叶
築材を得ることができる複合建染相の製造方法を提供す
ること金目的としている。

この発明は、互いに離間したへ数の金属部材と合成樹脂
材とを型内に通過させ、前記金属部材と合成樹脂材とを
一体押出成形することによって、前記複数の金属部材と
合成樹脂材とが一体構造となった複合建築材を得るよう
にし、金属部材間に介在する合成架脂拐によって当該金
に部材間での熱伝達全匹断して断熱性のすぐれた建築材
とし、金属部材表面に有する合成樹脂材しこよって躯体
との間でのｌＩＴ′を接触腐食性のすぐれた哩築材とし
うるようにしたことを特徴としている。

以下、この発明の実施態様について説明する。

第２図および第３図はこの発明の一実施態様による複合
建楕材の製造装置を示す図であって、１１．１２は、各
々上下の対向片１５．１４および１５．１６に対向させ
て配置した左右対称形の金属部材、１７，１８は送りロ
ーラ、１９は合成樹脂材２０を収容する容器、２１は合
成樹脂材２０を供給する供給管、２２は型、２６は加熱
装置ｆｆｆｉ、２４は冷却装置である。なお、ここで用
いられる合成樹脂材２０としては、例えば、硬質塩化ビ
ニル樹脂１発泡性の塩化ビニル樹脂などをあげることが
できる。

次に、複合建築材を製造するに際しては、金属部材１１
．１２に所定間隔離間させた状態で型２２内に通過させ
ると同時に、ｇＲｉ１９内に粒状の合成樹脂材２０を供
給する。この合成樹脂材２０は、金属部材１１　、１２
の上下の対向片１６゜１４および１５．１６によって形
成された空間内に充填され、加熱装置２６で部分的に溶
融したのち、冷却装置Ｈ２４により冷却されて因化し、
第４図に示すように、両金属部材１１．１２と合成樹脂
材２０とが一体構造となった複合建築材２−中が得られ
る。

このような複合建築材２５を例えばサツシ枠として使用
した場合、室内側の金属部Ｕ１２のもつ熱が室外側の金
属部材１１に伝達されるのを合成樹脂材２０によって阻
止することができ、断Ａトサソシの構成部材として著し
い効Ｊ＊ｆｚＣ発揮する。なお、第４図（ｂ）に示すよ
うに、室内側の金、桟部材１２の周囲全体全合成！！ｄ
脂材２０で）つつて断熱性能をより一層高めるようにす
ることもよい。

第５図および第６図はこの発明の他の′Ｊ″：１イ’ｌ
　＋２！ｉ任を示す図であって、この場合、両全）Ｉへ
部材６１゜６２の問および両金属部材３１．３２のト向
側に空間部分が形成されるようなル！！　４２　ｉ使用
している。

このような装置によって複合建築材を製造しようとした
場合には、容器１９内に送給された粉末状（ペースト状
でもよい）合成樹脂材２０は、両金属ｆ１６１．５２の
間に充填されると同時に両金属部材６１．３２の上面に
沿って積層された状態で・たｊ七イされ、その後加熱装
置２６および冷却装置２４を経て定、７９シたのち、倶
６図に示す複合建築材６５が得られる。

第７図は、第６図に示す複合建築材６５に類似する複合
建築材３５′欠ザソシの上枠として使用し、；π５図お
よび第６図に示したとほぼ同様にしてＪｔｌＡ造した他
の複合建築材６６をサツシの下枠として使用した断熱サ
ツシの断面構造を示す図である。このサツシにおいては
、合成樹脂材２０は、室の内外での断熱材としての作用
を有するほか、躯体６７との間での接触腐狭防止月とし
ての作用を有する。

以上説明してきたように、この発明によれば、互いに離
間した複数の金属部材と合成樹脂材とを一体押出成形す
ることによって、前記複数の金属部材と合成樹脂材とが
一体構造となった複合建築材合併るようにしたから、製
造が容易であると共に糺産・凋直に適し、寸法精度なら
びに外観性状にもすぐれ、断熱性建築材や、耐接触腐食
性および耐候性建築材としてすぐれた特性を有する建築
材ｔ　４１　ルことかでき、特に一体押出成形による升
力金加えることによって、金属部材の形状カシへＬ維で
あっても合成ＩＩ′ｉ１脂材と金属部Ｈとの一体化を良
好に行うことができ、寸法精度の高い袢築材ケイ号るこ
とかできるという著大なる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）（ｂ）（Ｃ）は従来の複合建築材の・開端
過程を順次示す説明図、第２図はこの発明の一実施態様
において使用した複合（小築材製造装置の説明図、第３
図は第２図の装置の型部分の説明図、第４図（ａ）は第
２図とよび第３図の装置によって製造した複合建築材の
断面説明図、第４図（ｂ）は第４図（ａ）の複合建築材
の変形例を示す断面説明１ゾ１、第５図および第６図は
この発明の他の実施態様において使用した護合建築材製
造装置の型部分の説明図および製造［７た複合建築材の
断面説明図、第７図は第６図の複合建築材に類似する複
合建築材をサツシ上枠として使用したサツシの断面図で
ある。 １１．１２，３１．３２・・・金属部材、２０・・・合
成樹脂材、２２．４２・・・型、２５．３５・・・複合
建築材。 代理人弁理士　　　小　　塩　　　　　豊第１図 （ｂ） （Ｃ） 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図 第７図 手続袖ＩＪて書（自発） 昭和５７年６月２９日−、Ｐ　ＱＬ　、。 １冒？’を庁長官　若杉和夫　殿 ］！１１１’ｌの表示 昭和５７Ｘｌ−特　許　と・ＩＩ第９４６７５８２　　
発明ｏ名称　複合建築材の製造方法３　補正をする者 ÷ＩＩ　（’ｌとの１）°ｊ係　特許出願人（１１・１
１　　　富山県高岡市早用７０番地氏　イ′１（′Ｉ′
１（ｈ、）三協アルミニウム工業株式会社６　抽正によ
り増加する発明の数 ７　補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 １、明細書第６頁第１７行〜第１８行の「粉末状（ペー
スト状でもよい）」全削除する。 ２、同第８負第１行〜第２行の「による圧力を加えるこ
とによって、ｊ’１ｒｌｌ、ているため」に補正する。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）互いに離間した値数の金属部材と合成樹脂材とを
   型内に通過させ、前記金属部材と合成樹脂材と全一体押
   出成形することによって、前記複数の金属部材と合成樹
   脂材とが一体構造となった複合建築材合併ることを特徴
   とする複合建築材の製造方法。
2. （２）合成樹脂材は、互いに離間した金属部材間での熱
   伝達を遮断する断熱材として作用する特許請求の範囲第
   （１）項記載の複合建築材の製造方法。
3. （３）合成樹脂材は、金属部材と該金属部材が接触する
   躯体との間で介在する接触腐食防止材としイ作用する特
   許請求の範囲第（１）項または第（２）項記載の複合建
   築材の製造方法。