JPS5821361Y2 - 籾殻風送装置 - Google Patents

籾殻風送装置

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Publication number
JPS5821361Y2
JPS5821361Y2 JP1979016449U JP1644979U JPS5821361Y2 JP S5821361 Y2 JPS5821361 Y2 JP S5821361Y2 JP 1979016449 U JP1979016449 U JP 1979016449U JP 1644979 U JP1644979 U JP 1644979U JP S5821361 Y2 JPS5821361 Y2 JP S5821361Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
rice husk
suction
rice
storage bag
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979016449U
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English (en)
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JPS55115902U (ja
Inventor
田中功
Original Assignee
田中 功
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Publication date
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  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は納屋、タンク乃至カントリーエレベータ−等の
貯蔵設備に大量に収容された籾殻を再使用するに当り、
これを自動連続的に袋詰できるようにした籾殻風送装置
に関するものである。
近年、籾殻が家畜の飼料等として再利用しようとする磯
運が高まるにつれ、一般農家においては籾摺機より排出
される籾殻を適宜の納屋やタンク等の貯蔵設備に一旦収
容しておき、これを後日、必要に応じ袋詰して所要場所
に運搬するのが通例となってきた。
しかし乍ら、上記袋詰作業は手作業によって行われるの
が通常であったため、慎重な手数を要する上、作業者は
籾殻及びそれに含有される粉塵によって汚染され、環境
衛生上好ましくない等、多くの問題点が存在していたも
のである。
他方、従来から穀粒等の搬送袋詰め手段として例えば、
コンバインの脱穀機等に付帯してスロワ−並びにスロワ
−筒を設けることにより、脱穀籾をスロワ−筒内に一定
距離、打ち上げた後、袋内に落下収納するようにしたも
のがあるが、スロワ−で打ち上げられない軽量な籾殻に
は全く応用できなかったものである。
本考案は、叙上の如き技術的課題を克服するため鋭意研
究開発を進めてきた結果、一般農家が多く成育している
納屋、タンク乃至カントリーエレベータ−等の貯蔵設備
に収容された大量の籾殻を吸引ファンにより吸引しつつ
、これを適宜の収納袋内に風送することが最も合理的で
あることに想到し、本考案を完成するに至ったものであ
る。
従って、本考案の目的は、その先端を吸入口とした吸入
パイプに吸引ファンを内装する一方、該パイプの後端に
一定の可撓性と剛性を有する風送パイプを連結・連通さ
せ、該風送パイプの後端に籾殻収納袋を係脱自在とする
よう構成し、かくて上記吸入パイプの先端部を籾殻貯蔵
設備内に挿入することにより、上記吸引ファンの吸引、
並びに風送作用により籾殻を自動連続的に上記収納袋内
に収容自在としたことを特徴とする新規な籾殻風送装置
を提供するにある。
以下、本考案の構成を実施例図に従って更に詳述すると
、1はその先端を吸入口2とした吸入パイプで、例えば
高分子物質等により構成されたものであり、3は該吸入
パイプに内装された吸引ファン、4は該吸引ファンの駆
動用モーター、5は上記吸入パイプ1の後端に連結・連
通した風送パイプで、例えば一定の透明度を有する高分
子物質製パイプの周壁にスパイラル状に巻回された針金
等の芯線を内装させる方法等により、一定の可撓性と剛
性を具備させたものである。
又6は該風送パイプの後端吐出口5′の近傍外周に固定
されたフック状掛杆等の係合部材、7は必要に応じて上
記風送パイプに内装されたエアーフロースイッチ等の空
気流速感知装置で、上記モーター4の発停を制御するも
のであり、更に8は開閉自在な開口部8′を有し、かつ
適宜の通気性を備えた籾殻収納袋であって、例えば、好
ましくはモノフィラメントを編成してなるメツシュ地か
、或いは多数の小孔を穿って一定の空隙率とした高分子
物質製シートで構成されたものである。
尚、図中aは納屋、タンク等の籾殻貯蔵設備すは該設備
に収容された籾殻、Cは吸引ファン3の駆動用モーター
4を支承する支柱、dは吸入パイプ1と送風パイプ5と
を連結・固定するグリップを夫々示すものである。
次に、叙上の構成に係る本考案装置の使用状態並びに作
用効果について詳述すると、まず、籾殻収納袋8の開口
部8′を風送パイプ5の外周に挿入した上、その編目な
いし必要に応じてその適宜位置に装着された鳩目を風送
パイプ5の係合部材6に掛止させて、該収納袋8を上記
風送パイプ5に連通・固定させる。
次いで、モーター4を駆動させることにより吸引ファン
3を回動せしめつつ、吸入パイプ1を籾殻貯蔵設備aの
籾殻す中に挿通すれば、吸引ファン3の陽圧により上記
籾殻すは順次吸入口2を介し吸入パイプ1内に吸引され
、続いて上記吸引ファン3の陽圧による風送作用により
、風送パイプ5を介しその吐出口5′より籾殻収納袋8
内に吐出されるものである。
この際、上記風送空気流は収納袋の通気性によって外部
に放出されるが、籾殻及びそれに含有される粉塵は編目
ないし織目等によって遮断され、確実に収納袋8内に収
容されるに至るものである。
また一方、上記吸入パイプ1の位置如何によって、これ
に接合された風送パイプ5が屈曲しても該パイプは一定
の可撓性と剛性を具備しているため、その圧折に起因し
て籾殻の風送断面が縮少されることは皆無である。
而して、上記の如くして収納袋8内に籾殻が充満すれば
、該収納袋と保合部材6との掛合状態を解き、その開口
部8′を風送パイプ5より抜取ってこれを閉塞した上、
新たなる収納袋8を上記と同様にして風送パイプ5に挿
着させるものである。
尚、風送パイプ5に空気流速感知装置7を内装しておけ
ば、収納袋8内に籾殻が充満し、その結果、吸引ファン
3からの空気流速が一定以上に低下した場合、感知装置
7の作動によってモーター4が自動的に停止するので、
上記収納袋8の取換時期を遅滞してもモーター4の焼付
等の事故を完全に防止できるものである。
以上、詳記した如く本考案籾殻風送装置によれば、一般
農家が保有する納屋、タンク等の貯蔵設備に収容されて
いる大量の籾殻を自動連続的に袋詰することが可能とな
り、その作業能率を著るしく向上させ得ると同時に、環
境衛生上極めて良好なる結果を壷らし、しかも、籾殻貯
蔵用として格別な設備を特設することは一切不要となり
、加うるにその構成は比較的簡単であって安価に供給可
能なところから、一般農家用として汎用するに最適であ
る等々の特徴を有し、従ってその実用的効果は絶大であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案籾殻風送装置の実施例を示す一部切欠正面
図である。 尚、図中 1・・・・・・吸入パイプ、2・・・・・・
吸入口、3・・・・・・吸引ファン、4・・・・・・モ
ーター、4・・・・・・風送パイプ、5′・・・・・・
吐出口、6・・・・・・係合部材、7・・・・・・空気
流速感知装置、8・・・・・・籾殻収納袋、8′・・・
・・・開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端を籾殻貯蔵設備内の籾殻中に挿入可能な吸入口とし
    た吸入パイプに吸引ファンを内装し、該吸入パイプに一
    定の可撓性と剛性を有する風送パイプを連結・連通させ
    、該風送パイプの後端吐出口には、一定の空隙率を有す
    る網地などからなる籾殻収納袋を係脱自在にしたことを
    特徴とする籾殻風送装置。
JP1979016449U 1979-02-09 1979-02-09 籾殻風送装置 Expired JPS5821361Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979016449U JPS5821361Y2 (ja) 1979-02-09 1979-02-09 籾殻風送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979016449U JPS5821361Y2 (ja) 1979-02-09 1979-02-09 籾殻風送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55115902U JPS55115902U (ja) 1980-08-15
JPS5821361Y2 true JPS5821361Y2 (ja) 1983-05-06

Family

ID=28839993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979016449U Expired JPS5821361Y2 (ja) 1979-02-09 1979-02-09 籾殻風送装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5821361Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50135676U (ja) * 1974-04-26 1975-11-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55115902U (ja) 1980-08-15

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