JPS58212864A - 熱間鋼片のガス切断方法 - Google Patents
熱間鋼片のガス切断方法Info
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- JPS58212864A JPS58212864A JP57095647A JP9564782A JPS58212864A JP S58212864 A JPS58212864 A JP S58212864A JP 57095647 A JP57095647 A JP 57095647A JP 9564782 A JP9564782 A JP 9564782A JP S58212864 A JPS58212864 A JP S58212864A
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- B23K7/00—Cutting, scarfing, or desurfacing by applying flames
- B23K7/002—Machines, apparatus, or equipment for cutting plane workpieces, e.g. plates
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
- B23Q11/0042—Devices for removing chips
- B23Q11/005—Devices for removing chips by blowing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、熱間鋼片のガス切断時に発生する鋼片への
ノロ付着を確実に防止できるガス切断方法に関する。
ノロ付着を確実に防止できるガス切断方法に関する。
連続鋳造によるスラブのような極厚鋼片のガス切断時に
発生するノロ付着現象は、第1図に示す如く、鋼片(l
を表面側に設けた切断トーチ火口(2,のガス流により
切断したとき、切断により生じる溶融金属の一部が切断
端面:4)から裏面側に廻シ込んで符号(7+) (7
+)のような状態に固化して発生するものである。この
ノロ付着11切断の下工程の作業に支障を与える。切断
対象が薄鋼板の場合には、適正な切断条件?選択して切
断を行えば比較的容易にノロ付着を回避できるが、極厚
鋼片の切断においては上記のような切断条件の選択だけ
でノロ付着の防止を図ることは極めて困難である。しか
もこのノロ付着は切断厚みが増大するにつれて付着強度
が大と力り極厚鋼片では極めて強固となっている。その
ため、ノロ付着のまま下工程で圧延を行うと、鋼板の圧
延疵、圧延ロール疵等の発生につながり、さらには製造
歩留シ低下の要因となる。
発生するノロ付着現象は、第1図に示す如く、鋼片(l
を表面側に設けた切断トーチ火口(2,のガス流により
切断したとき、切断により生じる溶融金属の一部が切断
端面:4)から裏面側に廻シ込んで符号(7+) (7
+)のような状態に固化して発生するものである。この
ノロ付着11切断の下工程の作業に支障を与える。切断
対象が薄鋼板の場合には、適正な切断条件?選択して切
断を行えば比較的容易にノロ付着を回避できるが、極厚
鋼片の切断においては上記のような切断条件の選択だけ
でノロ付着の防止を図ることは極めて困難である。しか
もこのノロ付着は切断厚みが増大するにつれて付着強度
が大と力り極厚鋼片では極めて強固となっている。その
ため、ノロ付着のまま下工程で圧延を行うと、鋼板の圧
延疵、圧延ロール疵等の発生につながり、さらには製造
歩留シ低下の要因となる。
このよ、う力強固なノロ付着は簡単な手作業での剥ぎ落
しはできず、バイトによる機械研削もしくはスカーフイ
ンク等により除去する作業を行うのが通例である。しか
しこの作業を実施するために専用の工程が新たに追加さ
れ、このような工程追加が一連の製造工程の能率低下を
招き問題となっている。
しはできず、バイトによる機械研削もしくはスカーフイ
ンク等により除去する作業を行うのが通例である。しか
しこの作業を実施するために専用の工程が新たに追加さ
れ、このような工程追加が一連の製造工程の能率低下を
招き問題となっている。
一方、上記ソロ付着を切断中の段階において防止する方
法が、同一出願人より特願昭56−、、.1Jlt、”
。
法が、同一出願人より特願昭56−、、.1Jlt、”
。
119541として提案さfている。これは切断中に生
じる鋼片裏面側へのノロの廻り込みを、鋼片裏面側に設
けたノズル+5!i5) (以下裏面ノズルという)か
らの側方から吹付けるガス流i6)によって、第2図(
イ)の符号(72) (72)に示すように、切断ガス
流(8)内に押しもどして切断ガス流+8)によって吹
き飛ばし除去せしめるものである。
じる鋼片裏面側へのノロの廻り込みを、鋼片裏面側に設
けたノズル+5!i5) (以下裏面ノズルという)か
らの側方から吹付けるガス流i6)によって、第2図(
イ)の符号(72) (72)に示すように、切断ガス
流(8)内に押しもどして切断ガス流+8)によって吹
き飛ばし除去せしめるものである。
上記提案は500℃未満の比較的低温の鋼片のガス切断
時に発生するノロ付着の防止については十分な効果を挙
げ得る方法である。しかし、500℃以上の熱間鋼片の
ガス切断時においては、裏面ノズルからの高純度の酸素
ガスの吹付けによって、この吹付はガスと熱間鋼片とが
反応して、二次的な溶融金属の流れを発生し、この一部
が鋼片裏面へ廻り込んで二次ノロ付着を生じる。そのた
め、裏面ノズルからのガス吹付けによってかえって切断
後の鋼片1面の状態が悪化するような事態を招く。
時に発生するノロ付着の防止については十分な効果を挙
げ得る方法である。しかし、500℃以上の熱間鋼片の
ガス切断時においては、裏面ノズルからの高純度の酸素
ガスの吹付けによって、この吹付はガスと熱間鋼片とが
反応して、二次的な溶融金属の流れを発生し、この一部
が鋼片裏面へ廻り込んで二次ノロ付着を生じる。そのた
め、裏面ノズルからのガス吹付けによってかえって切断
後の鋼片1面の状態が悪化するような事態を招く。
また、500℃以上の熱間鋼片は、切断後の僅かな手入
れでも、その実施が極めて困難なため)1 に完全無手入乳の状態で次工程に組み込めることが望ま
しい。すなわち、従来はガス切断後例えば圧延加熱炉に
装入する前に、一旦常温また(1常温近くまで冷却して
いたため、冷却後に上記機械研削の如き手入れを行うこ
とが可能であったが、近時性われるように力った熱片装
入または無加熱圧延などでは、上記のような冷却工程が
省略され、冷却を行わないで圧延工程に送られるため、
圧延前の手入れが極めて困難となる。また仮ジに上記困
難を排して無理に手入れを行っても、手入れに時間を要
しスラブ温度が低下し、性能がばらつき、また省エネル
ギー効果の点からも好ましくない結果を招来する。
れでも、その実施が極めて困難なため)1 に完全無手入乳の状態で次工程に組み込めることが望ま
しい。すなわち、従来はガス切断後例えば圧延加熱炉に
装入する前に、一旦常温また(1常温近くまで冷却して
いたため、冷却後に上記機械研削の如き手入れを行うこ
とが可能であったが、近時性われるように力った熱片装
入または無加熱圧延などでは、上記のような冷却工程が
省略され、冷却を行わないで圧延工程に送られるため、
圧延前の手入れが極めて困難となる。また仮ジに上記困
難を排して無理に手入れを行っても、手入れに時間を要
しスラブ温度が低下し、性能がばらつき、また省エネル
ギー効果の点からも好ましくない結果を招来する。
本発明は上記に鑑みなさf′したものであって、500
℃以上の熱間鋼片のガス切断においてノロ付着を確実に
防止し得て、切断後の手入れを要しない熱間鋼片のガス
切断方法の提供を目的とする。
℃以上の熱間鋼片のガス切断においてノロ付着を確実に
防止し得て、切断後の手入れを要しない熱間鋼片のガス
切断方法の提供を目的とする。
本発明者、らは上記の如く裏面ノズル:5、(5′ヲ設
けて切断ガス流により生じるノロ付着を防止すると同時
に裏面ノズルからのガス吹付けによって生じる二次ソロ
付着をも確実に防止し得る方法の開発を意図して種々実
験、研究を重ねた結果水のような事実を見出した。
けて切断ガス流により生じるノロ付着を防止すると同時
に裏面ノズルからのガス吹付けによって生じる二次ソロ
付着をも確実に防止し得る方法の開発を意図して種々実
験、研究を重ねた結果水のような事実を見出した。
すなわち、第2図(ロ)の底面図に示した■部において
は、上記の如く切断ガス流による溶融金属流が鋼片裏面
側に廻り込んで生じるノロは、裏面ノズル(5(5から
のガス吹付けによって切断スリット3〕内に押しもとさ
扛て第2図(イ)に示す如く切断ガス流(8)によシ吹
き飛ばし除去される。
は、上記の如く切断ガス流による溶融金属流が鋼片裏面
側に廻り込んで生じるノロは、裏面ノズル(5(5から
のガス吹付けによって切断スリット3〕内に押しもとさ
扛て第2図(イ)に示す如く切断ガス流(8)によシ吹
き飛ばし除去される。
Lかし第2図(ロ)に示した(S)部においては、裏面
ノズルからの吹付はガスにより新たに生じた溶融金属流
が鋼片裏面側に廻り込んで二次ノロとがるが、この二次
ノロも上記ノロと同様に裏面ノズルからのガス吹付けに
よって一旦押しもどされる。しかしくS)部においては
既に切断トーチ火口は前方に進んでおり、押もどさn&
前記二次ノロは切断ガス流の主流から外れているため、
切断ガス流による吹き飛ばし効果を享受することができ
ず、再び鋼片裏面沿いに後方に流nて第3図(イ)に破
線(IQ、)で示すような状態となり、これが固化して
二次ノロ付着となる。従って第4図側面図に示す如く、
切断トーチ火口(2:・の後方に所定間隔で同行するノ
ズル(11; (以下後行ノズルという)を設け、上記
押しもどされた二次ノロに対し、前記後行ノズルQlか
らのガス流a7Jを同様に切断スリット(3)内を通し
て吹き付けてやれば、二次ノロは第3図(ロ)の符号(
102)に示すように落下除去せしめられ、裏面への二
次ノロ付着の防止が極めて効果的に達成されたという事
実を知見した。
ノズルからの吹付はガスにより新たに生じた溶融金属流
が鋼片裏面側に廻り込んで二次ノロとがるが、この二次
ノロも上記ノロと同様に裏面ノズルからのガス吹付けに
よって一旦押しもどされる。しかしくS)部においては
既に切断トーチ火口は前方に進んでおり、押もどさn&
前記二次ノロは切断ガス流の主流から外れているため、
切断ガス流による吹き飛ばし効果を享受することができ
ず、再び鋼片裏面沿いに後方に流nて第3図(イ)に破
線(IQ、)で示すような状態となり、これが固化して
二次ノロ付着となる。従って第4図側面図に示す如く、
切断トーチ火口(2:・の後方に所定間隔で同行するノ
ズル(11; (以下後行ノズルという)を設け、上記
押しもどされた二次ノロに対し、前記後行ノズルQlか
らのガス流a7Jを同様に切断スリット(3)内を通し
て吹き付けてやれば、二次ノロは第3図(ロ)の符号(
102)に示すように落下除去せしめられ、裏面への二
次ノロ付着の防止が極めて効果的に達成されたという事
実を知見した。
なお、後行ノズルItからのガス流α2は単に二次ノロ
の流れを下方に吹き飛ばすように制御するだけのもので
あるから、切断トーチ火口と同様の口径のノズルを用い
、ガスとしては切断ガスと同程度の圧力の空気または不
燃焼ガスでよいので、設備的にも簡単で費用が嵩むこと
もない。
の流れを下方に吹き飛ばすように制御するだけのもので
あるから、切断トーチ火口と同様の口径のノズルを用い
、ガスとしては切断ガスと同程度の圧力の空気または不
燃焼ガスでよいので、設備的にも簡単で費用が嵩むこと
もない。
すなわち、本発明はこのような知見に基づくものであっ
て、その要旨とするところは、500°C以上の熱間鋼
片のガス切断において、切断トーチ火口t2と並んで切
断進行方向後方に一定間隔で同行するノズル(11,・
を設け、このノズル(lliよ多切断スリット(3)内
に向けて空気または不燃焼ガスを吹付けるとともに、前
記火口f2iと反対側の鋼片裏面側に吹出し巾・′i)
が10a以上の対のノズルi5: t5.t” s切断
@CK)を挾んで左右対称的に互いに内向きに傾く斜め
上向き姿勢に配設し、このノズルt5i 1111より
、切断線の左右両側のそれぞ【において、平面的にみて
切断先端点(0)に向かい切断線間とのなす角(α)が
110°以下で、酸素50%以上のガスを吹付けながら
前記火口とともに移動させ、このガス流によって、切断
に伴ない鋼片裏面側に発生するノロを、切断スリット(
3内に押しもどし切断ガス流により吹き飛ばし除去する
とともに、前記ノズル(5(5よりのガス流によって、
新たに鋼片裏面側に発生する二次ノロを同様に切断スリ
ット(3・内に押しもどして、前記ノズル(ll、よフ
吹付けるガス流により吹き飛ばし除去しながら切断を行
うことを特徴とする熱間鋼片のガス切断方法にある。
て、その要旨とするところは、500°C以上の熱間鋼
片のガス切断において、切断トーチ火口t2と並んで切
断進行方向後方に一定間隔で同行するノズル(11,・
を設け、このノズル(lliよ多切断スリット(3)内
に向けて空気または不燃焼ガスを吹付けるとともに、前
記火口f2iと反対側の鋼片裏面側に吹出し巾・′i)
が10a以上の対のノズルi5: t5.t” s切断
@CK)を挾んで左右対称的に互いに内向きに傾く斜め
上向き姿勢に配設し、このノズルt5i 1111より
、切断線の左右両側のそれぞ【において、平面的にみて
切断先端点(0)に向かい切断線間とのなす角(α)が
110°以下で、酸素50%以上のガスを吹付けながら
前記火口とともに移動させ、このガス流によって、切断
に伴ない鋼片裏面側に発生するノロを、切断スリット(
3内に押しもどし切断ガス流により吹き飛ばし除去する
とともに、前記ノズル(5(5よりのガス流によって、
新たに鋼片裏面側に発生する二次ノロを同様に切断スリ
ット(3・内に押しもどして、前記ノズル(ll、よフ
吹付けるガス流により吹き飛ばし除去しながら切断を行
うことを特徴とする熱間鋼片のガス切断方法にある。
ここに上記側方角(α)とは、切断線■の左右そnぞれ
において、切断進行方向に向かってとる角度を云う。
において、切断進行方向に向かってとる角度を云う。
なお、本発明の方法は、切断線の直線、曲線を問わず同
様に適用可能なものである。すなわち、曲線切断の場合
は、前記側方角(ロ))を切断先端点における切断線の
接線方向に対しなす角と考えればよい。
様に適用可能なものである。すなわち、曲線切断の場合
は、前記側方角(ロ))を切断先端点における切断線の
接線方向に対しなす角と考えればよい。
次に本発明ρ各喪件の限定理由及び条件について説明す
る。
る。
熱間鋼片の温度を500℃以上に限定したのは、500
℃未満では裏面ノズルからのガス流と鋼片との反応によ
る二次ノロが発生せず、従って後行ノズルの設置を必要
としないからである。
℃未満では裏面ノズルからのガス流と鋼片との反応によ
る二次ノロが発生せず、従って後行ノズルの設置を必要
としないからである。
切断トーチ火口(2)のガスの種類(は常用の酸素であ
るが、後行ノズル(11,のガスの種類は、酸素などの
支煤性のガスでは切断スリン) f3i巾を拡げ、歩留
低下を招くので、空気またはAr、N2、CO2などの
不燃性ガスを用いる必要がある。裏面ノズルのガスの種
類(2、酸素を主体としたガスを用いる必要がある。こ
れは酸素以外のガスでは切断反応部にこのガスが入った
場合、切断が不安定になるおそれがある。しか−し酸素
以外のガスが含まれていても、酸素分が50%以上入っ
ていれば上記切断反応が阻害されることがないので、酸
素50%以上のガスとした。
るが、後行ノズル(11,のガスの種類は、酸素などの
支煤性のガスでは切断スリン) f3i巾を拡げ、歩留
低下を招くので、空気またはAr、N2、CO2などの
不燃性ガスを用いる必要がある。裏面ノズルのガスの種
類(2、酸素を主体としたガスを用いる必要がある。こ
れは酸素以外のガスでは切断反応部にこのガスが入った
場合、切断が不安定になるおそれがある。しか−し酸素
以外のガスが含まれていても、酸素分が50%以上入っ
ていれば上記切断反応が阻害されることがないので、酸
素50%以上のガスとした。
第4図に示す切断トーチ火口(21のガス流と後行ノズ
ル(11)のガス流とのなす角(β)については特に限
定はしていないが、溶融金属の流れを効果的に制御する
ためには10(30籐範囲とするのが好ましい。これは
300以上では火口(2)との距離が離れ過ぎるため操
作面で問題となるからである。
ル(11)のガス流とのなす角(β)については特に限
定はしていないが、溶融金属の流れを効果的に制御する
ためには10(30籐範囲とするのが好ましい。これは
300以上では火口(2)との距離が離れ過ぎるため操
作面で問題となるからである。
また上記火口(2,・及び後行ノズルill、の各ガス
流の第4図に示す鋼片裏面縁における離間距離(L)は
、零であると火口(2)のガス流に乱れを生じさせるの
で好ましくなく、裏面ノズル+5(5のガス吹出し巾ψ
)に関連してその最適の値を決定する。すなわち、吹出
し巾Ce)よりも大き過ぎても小さ過ぎても二次ノロを
吹き飛ばし除去するタイミングにずれを生じるので、吹
出し巾ψ)と同等もしくは若干太き目か小さ目にとるの
が好ましい。
流の第4図に示す鋼片裏面縁における離間距離(L)は
、零であると火口(2)のガス流に乱れを生じさせるの
で好ましくなく、裏面ノズル+5(5のガス吹出し巾ψ
)に関連してその最適の値を決定する。すなわち、吹出
し巾Ce)よりも大き過ぎても小さ過ぎても二次ノロを
吹き飛ばし除去するタイミングにずれを生じるので、吹
出し巾ψ)と同等もしくは若干太き目か小さ目にとるの
が好ましい。
裏面ノズルとしては、ノズル孔が第5図(イラに示すよ
うなスリット状の長孔03;か、同図(ロ)に示す如く
並列する多孔0蜀で、%にガス吹出し巾ψ)が10W1
11以上のものを使用するのがよい。上記吹出し巾ψ)
klom以上に限定したのは、10n未満では、裏面ノ
ズル+5i+5:からの吹付はガスにより発生する二次
ノロの切断スリット(3)内への押しもどしが十分に行
えず、二次ノ0口付着の完全な除去ができなくなるから
である。
うなスリット状の長孔03;か、同図(ロ)に示す如く
並列する多孔0蜀で、%にガス吹出し巾ψ)が10W1
11以上のものを使用するのがよい。上記吹出し巾ψ)
klom以上に限定したのは、10n未満では、裏面ノ
ズル+5i+5:からの吹付はガスにより発生する二次
ノロの切断スリット(3)内への押しもどしが十分に行
えず、二次ノ0口付着の完全な除去ができなくなるから
である。
また第2図(イ)に示した裏面ノズル、5の切断方向正
面からみた上向き角(のとしては特に限定はしていない
が10’−30°の範囲が好ましい。これは上記角度が
小さ過ぎると、ノズルの狙いが僅かにずnると後記の離
間距離(d)の値が激しく変化するので狙い精度の面か
ら問題を生じ、また大き過ぎるとノズル(5)のガス流
のうち鋼片下面との衝突時に外向きへ流れる分が増し効
率上好ましくない結果となる。な、セ切断方向正面から
パトてガス吹付は位置−と切断縁(4′)との離間距離
0は、小さ過ぎるとガス流(6)が切断スリンN5i1
に入るので好ましくなく、10ff以上が適当でする。
面からみた上向き角(のとしては特に限定はしていない
が10’−30°の範囲が好ましい。これは上記角度が
小さ過ぎると、ノズルの狙いが僅かにずnると後記の離
間距離(d)の値が激しく変化するので狙い精度の面か
ら問題を生じ、また大き過ぎるとノズル(5)のガス流
のうち鋼片下面との衝突時に外向きへ流れる分が増し効
率上好ましくない結果となる。な、セ切断方向正面から
パトてガス吹付は位置−と切断縁(4′)との離間距離
0は、小さ過ぎるとガス流(6)が切断スリンN5i1
に入るので好ましくなく、10ff以上が適当でする。
本発明において、ノズルI5・(5:がらのガス吹付に
ついて、まず平面的にみて切断先端点(0)に向かう方
向としたのは、云う迄もなく切断中主なノロの発生が切
断先端部で起るからであるが、切断線間となす側方角(
αJt−1100以下に限定した理由は次の通りである
。すなわち、11o0より大きいとガス流の切断進行方
向後方への分力が大きくなシ、ノロが前記後方へ流さn
る傾−向となって切断スリット3)側へのノロの押しも
どしが不十分となシ、ノロ除去が達成されずノロ残りが
発生するおそれがあるので1100以下とした。
ついて、まず平面的にみて切断先端点(0)に向かう方
向としたのは、云う迄もなく切断中主なノロの発生が切
断先端部で起るからであるが、切断線間となす側方角(
αJt−1100以下に限定した理由は次の通りである
。すなわち、11o0より大きいとガス流の切断進行方
向後方への分力が大きくなシ、ノロが前記後方へ流さn
る傾−向となって切断スリット3)側へのノロの押しも
どしが不十分となシ、ノロ除去が達成されずノロ残りが
発生するおそれがあるので1100以下とした。
また、切断トーチ火口及び各ノズルの予熱炎の有無につ
いては、□切断トーチ火口については常用の通りに予熱
炎は必ず必要であるが、他のノズルについてはその有無
が目的達成に関係がないのでいずれでもよい。
いては、□切断トーチ火口については常用の通りに予熱
炎は必ず必要であるが、他のノズルについてはその有無
が目的達成に関係がないのでいずれでもよい。
次に本発明の実施例について述べる。
第1表く示す条件で板厚250ffの熱間鋼片のガス切
断を行い、その際本発明方法に従って、第4図に示した
後行ノズルを、空気を用い、ガス圧力、ガス流の傾斜角
(1)、離間距離(L) ’(r第1表に示す条件で設
けるとともに、第5図(イ)に示した長孔ノズル(ノズ
ル孔の高さ1.51ff ) ’e裏面ノズルに用い、
第2図(イ)に示す上向き角(の、離第 1 表 間距離(d)、側方角(α)、ノズルの吹出し巾ψ)全
それぞれ第1表に示す各値に設定し、酸素99%のガス
を用いて吹付けを行い、ノロ付着発生の有無を試験した
。
断を行い、その際本発明方法に従って、第4図に示した
後行ノズルを、空気を用い、ガス圧力、ガス流の傾斜角
(1)、離間距離(L) ’(r第1表に示す条件で設
けるとともに、第5図(イ)に示した長孔ノズル(ノズ
ル孔の高さ1.51ff ) ’e裏面ノズルに用い、
第2図(イ)に示す上向き角(の、離第 1 表 間距離(d)、側方角(α)、ノズルの吹出し巾ψ)全
それぞれ第1表に示す各値に設定し、酸素99%のガス
を用いて吹付けを行い、ノロ付着発生の有無を試験した
。
また比較のため、後行ノズル無しの場合及び裏面ノズル
の側方角(α)及び吹出し巾(II)”k本発明範囲か
ら外れる値とした点を除いては全て上記と同一の条件に
てガス吹付を実施しく但し後行ノズルの(L)値ぼ変え
た)、ノロ付着発生の有無を試験した。
の側方角(α)及び吹出し巾(II)”k本発明範囲か
ら外れる値とした点を除いては全て上記と同一の条件に
てガス吹付を実施しく但し後行ノズルの(L)値ぼ変え
た)、ノロ付着発生の有無を試験した。
結果をまとめて同表後楔に示した。ノロ付着発生状況は
ノロ付着の有無で示しである。
ノロ付着の有無で示しである。
上表において、裏面ノズルの側方角(α)ill、o。
以下、吹出し巾ψ)を1Of1以上−とじた本発明例の
(0〜15はいずれもノロ付着が無しで、ノロ付着防止
が完全に達成さnた。これに対し比較例(6′は吹出し
巾ψ)が10闘未満、17は倶]方角(α)が110゜
を越えて、いずnも本発明範囲から外nているためノロ
付着を生じ、また(8)は後行ノズルを設けていないた
め著しいノロ付着があった。
(0〜15はいずれもノロ付着が無しで、ノロ付着防止
が完全に達成さnた。これに対し比較例(6′は吹出し
巾ψ)が10闘未満、17は倶]方角(α)が110゜
を越えて、いずnも本発明範囲から外nているためノロ
付着を生じ、また(8)は後行ノズルを設けていないた
め著しいノロ付着があった。
以上の説明から明らかなように、本発明の方法は、熱間
鋼片のガス切断に際し発生する一次、二次ノロを側方か
らのガス流によって切断スリット内に押しもどし、切断
ガス流および後行ノズルからのガス流によってこnらノ
ロを落下除去せしめるものであるから、ノロ付着の完全
防止が可能であり、ガス切断後の手入れを全く不要とす
るから顕著な効果を発揮するものである。
鋼片のガス切断に際し発生する一次、二次ノロを側方か
らのガス流によって切断スリット内に押しもどし、切断
ガス流および後行ノズルからのガス流によってこnらノ
ロを落下除去せしめるものであるから、ノロ付着の完全
防止が可能であり、ガス切断後の手入れを全く不要とす
るから顕著な効果を発揮するものである。
第1図はガス切断におけるノロ発生状況を示す正面図、
第2図(イ)、(ロ)は本発明方法を実施する場合のノ
ズルの設置状態を示す正面図及び底面図、第3図(イ)
は二次ノロの発生状態を示す正面図、第3図(ロ)は後
行ノズルによる二次ノロの態を示す倶J面図、第5図(
イ)、(ロ)は裏面ノズルの一例を示す正面図である。 1:鋼片、2:切断トーチ火口、3:切断スリット、4
二切断端面、4′:切断縁、5:裏面ノズル、6.12
:吹付ゲス流、71−72.10+ −1,0□二ノロ
、8:切断ガス流、11:後行ノズル、13:長孔、1
4二多孔 出 願 人 住友金属工業株式会社 出 願 人 小池酸素工業株式会社 代理人弁理士 生 形 元 重 第 1 因 第3図 (イ) 第4IJ!! 第5図 第1頁の続き ■発明 者 滝口宏 東京都江戸川区西小岩3丁目35 番16号小池酸素工業株式会社内 0出 願 人 小池酸素工業株式会社 東京都江戸川区西小岩3丁目35 番16号 ― :□・
第2図(イ)、(ロ)は本発明方法を実施する場合のノ
ズルの設置状態を示す正面図及び底面図、第3図(イ)
は二次ノロの発生状態を示す正面図、第3図(ロ)は後
行ノズルによる二次ノロの態を示す倶J面図、第5図(
イ)、(ロ)は裏面ノズルの一例を示す正面図である。 1:鋼片、2:切断トーチ火口、3:切断スリット、4
二切断端面、4′:切断縁、5:裏面ノズル、6.12
:吹付ゲス流、71−72.10+ −1,0□二ノロ
、8:切断ガス流、11:後行ノズル、13:長孔、1
4二多孔 出 願 人 住友金属工業株式会社 出 願 人 小池酸素工業株式会社 代理人弁理士 生 形 元 重 第 1 因 第3図 (イ) 第4IJ!! 第5図 第1頁の続き ■発明 者 滝口宏 東京都江戸川区西小岩3丁目35 番16号小池酸素工業株式会社内 0出 願 人 小池酸素工業株式会社 東京都江戸川区西小岩3丁目35 番16号 ― :□・
Claims (1)
- (1) 500℃以上の熱間鋼片のガス切断において
、切断トーチ火口+21と並んで切断進行方向後方に一
定間隔で同行するノズルll:1f設け、このノズル<
11+より切断スリット(3)内に向けて空気または不
燃焼ガスを吹付けるとともに、前記火口(2、と反対側
の鋼片裏面側に吹出し巾(e)が10酊以上の対のノズ
ルi5 t5 k 、切断線(X)を挾んで左右対称的
に互いに内向き側に傾く斜め上向き姿勢に配設し、この
ノズル、5(5より、切断線の左右両側のそnぞnにお
いて、平面的にみて切断先端点0に向かい切断線間との
なす側方角(α〕が110°以下で、酸素50%以上の
ガスを吹付けながら前記火口(2)の進行とともに移動
させ、このガス流によって、切断に伴ない鋼片裏面側に
発生するノロを4切断スリツト(3内に押しもどし切断
ガス流により吹き飛ばし除去するとともに、前記ノズル
;5(5よりのガス流によって、新たに鋼片裏面側に発
生する二次ノロを同様に切断スリット(3・内に押しも
どして、前記ノズル(11,より吹付けるガス流によシ
吹き飛ばし除去しながら切断を行うことを特徴とする熱
間鋼片のガス切断方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57095647A JPS58212864A (ja) | 1982-06-03 | 1982-06-03 | 熱間鋼片のガス切断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57095647A JPS58212864A (ja) | 1982-06-03 | 1982-06-03 | 熱間鋼片のガス切断方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58212864A true JPS58212864A (ja) | 1983-12-10 |
Family
ID=14143294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57095647A Pending JPS58212864A (ja) | 1982-06-03 | 1982-06-03 | 熱間鋼片のガス切断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58212864A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014008524A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-20 | Nippon Steel & Sumitomo Metal | 鋼材のガス切断方法 |
-
1982
- 1982-06-03 JP JP57095647A patent/JPS58212864A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014008524A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-20 | Nippon Steel & Sumitomo Metal | 鋼材のガス切断方法 |
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