JPS5821109B2 - 火花配電器の調節装置 - Google Patents

火花配電器の調節装置

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JPS5821109B2
JPS5821109B2 JP48144627A JP14462773A JPS5821109B2 JP S5821109 B2 JPS5821109 B2 JP S5821109B2 JP 48144627 A JP48144627 A JP 48144627A JP 14462773 A JP14462773 A JP 14462773A JP S5821109 B2 JPS5821109 B2 JP S5821109B2
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    • F02P7/00Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、内燃機関用の新規な容易に調節できる火花配
電器および類似物に関する。
内燃機関用または類似の機関用の火花配電器の作動中に
火花点の精密な調節を行おうとする提案が行われている
ことはよく知られている。
実際上火花調節の際のこのような改良および精密制御に
より、任意の内燃機関とくに機関本体に火花配電器を協
働させた自動車または類似乗物に利用する内燃機関でガ
スの最良の燃焼が得られる。
現用の公知の配電器は一般にコイルの1次巻線に配置し
た少くとも1個の機械的しゃ断器を備えている。
このような装置には固有の欠点がある。これ等の欠点は
すべて当業者にはよく知られている。
前記した普通の形式の配電器の欠点には複数種類のもの
がある。
第1にこの種の配電器は、各しゃ断器の所望の運動を生
ずるように相互に協働する複数の機械的リンク仕掛およ
び装置を通常設ける必要がある。
第2に火花の電弧の反復発生により通常組立てに使うめ
っきねじに摩耗を生ずる。
第3に純粋に機械的な装置を使用する場合には、それを
構成する機構に、その始動速度に関して一般に知られて
いる慣性に起因する制約の加えられるのを避けることは
できない。
すなわち、このような機構中の可動部材は、その慣性の
ために内燃機関の回転速度の増大に充分に追従すること
ができないから、このような可動部材の運動には、慣性
に起因する制約が加えられる。
このことはすべて起り得ることであり、したがってまた
これと共に、機関を加速しようとするときは、最大限の
速度変更が行なわれる。
前記の加速はもちろん、最大の最も瞬間的な火花作用お
よび性能が望ましくかつ必要なときである。
本発明の目的は、以下の説明から明らかなように内燃機
関および類似物用の火花配電器の分野における従来の障
害および欠点を除こうとするにある。
火花点の誤調節のこれ等の種種の要因および原因(一般
に摩耗および引裂けにもとづく)を補償し、そして若干
の場合に機関の正常運転に対応する一層短い反応時間が
得られるように、最近の方法によれば機械式火花しゃ断
器の代りに磁束変化を生ずる火花装置を使う。
この火花装置では機械的部分の誤調節の全部の原因をな
くしまた機関の一層早い速度上昇または加速を確実に行
うことができる。
機械式断続器を持つ配電器においては、火花点の最適な
静的調節を行なうことは容易である。
たとえばこの静的調節を、断続器が開くまで開くまで配
電器の軸を回転することによって行なうことができる。
そしてこの断続器の開くのを、いわゆるストロボランプ
のようなランプの光線を利用するような若干の方法で調
べることができる。
配電器が分解され、次いでふたたび組み立てられて最良
の条件で作動するように、火花点の最適な静的調節を行
なわなければならないときはいっでも、前記したように
断続器が開くまで配電器の軸を回転することによって迅
速に前記静的調節を行なうことができる。
磁束変化を利用しこれを生ずる配電器の火花点を調節す
る方法は一層複雑である。
たとえば歯車の歯に印を付け、次いでこの歯を軸に向い
この磁束を通ずる部片から成る磁束捕捉部片の前に持来
すことが通常必要である。
前記の部片は永久磁石に連結され誘導コイルの鉄心を構
成する。
たとえばこのような配電器の調節は、外部磁束を使い試
験台上で歯車の1枚の歯と捕捉部片との相対位置を印付
は配電器の火花点の完全な調節を行うことによって得ら
れる。
たとえば配電器の組立てを終えたときにも、また任意の
配電器構成部品の少くとも1つを修理しまたは変更し、
次いでこの構成部品を再取り付けするときにも、歯車と
磁束捕捉部片との相対位置を確実に保持するには、細心
の注意を払うことが必要である。
本発明の主な目的は、配電器の接点を調節する簡単な装
置を提供しようとするにある。
この調節は止め部片または複雑でない使用しやすいキー
により配電器ハウジングの外部から行うことができる。
この調節はこれ等の配電接点の最終組立てに先だって何
等中間的変形を行わないででき修理に必要なときはつね
にこの調節を再組立てのときに行うことができる。
本発明の基本的な目的は、可変の磁束を生じとくに自動
車用内燃機関に協働するようにした点火配電器の一時的
設定(予備調節した位置における)とその後の迅速な調
節とを行なうことにある。
この配電器は、配電器ハウジングの内側に軸外面に沿っ
て動かされ少くとも1個の遠心式点火時期早め装置の作
用にもとづいて軸外面に相対的な回転炉より可動な歯車
を配置した火花軸を備えている。
前記遠心式点火時期早め装置は、磁束を前記軸に向い通
ずる装置から成る磁束捕捉部片の下方において変位する
この捕捉部片は、永久磁石に連結され誘導コイルの核を
構成する。
本発明の実施に蟲たっては、配電器軸の軸線の直交面に
大体位置させた水平方向の中心線を持つみぞ穴を貫いて
前記軸に固定した遠心式点火時期早め装置の部片に対向
する配電器ハウジングの壁に、また前記みぞ穴に対向し
てオリフィスを位置させた軸に固定の遠心式点火時期早
め装置の部片の区域において設定を行い、また捕捉部片
に相対して歯車を位置決めすることにより火花接点に対
し最適な静的調節を行い、さらに配電器の組立てを同時
に設定位置を指示するために、配電器ハウジングの壁に
設けた印に対向して位置決め棒状片の一部を保持する。
さらに本発明の目的は、予備調節位置に一時的に設定し
後で可変磁束を生ずる火花配電器の後からの早い調節を
行う装置を構成する新規な工業製品を提供しようとする
にある。
この火装置電器はとくに自動車用の内燃機関に協働する
ようにしである。
この配電器は配電器ハウジング内に、歯車を配置した火
花軸を備えている。
この歯車は前記軸により動かされこの軸に相対的に少く
とも1個の遠心式点火時期早め装置の作用のもとに回す
ことができる。
前記歯車は、軸に向って磁束を導く装置から成る磁束捕
捉部片の前方を移動する。
この捕捉部片は永久磁石に連結され誘導コイルの鉄心を
構成する。
これ等はすべて、配電器ハウジングの壁に軸と一体の遠
心式点火時期早め装置に関して配電器軸の軸線に直交す
る平面に大体位置する平均軸線を持つみぞ穴を形成した
ことと、遠心式点火時期早め装置(軸と一体である)の
前記捕捉部片に、配電器ハウジングの壁の外面に対して
保持した頭部を持つ整定装置の棒状片に協働しまた前記
の壁のみぞ穴を貫通し前記配電器ハウジングの内側にも
ろい破断区域を配置したオリフィスを形成したこととを
特徴とする。
本発明の好適とする実施例では軸に一体の遠心式点火時
期早め装置の捕捉部片に協働する設定装置を合成材料た
とえばナイロンから作るのが有利である。
この設定装置はねじ式、ボルト式またはくぎ式である。
この設定装置はねし棒を持ち、また遠心式点火時期早め
装置に作った穴をねじ穴にしである。
このねじ穴のねじは設定装置の棒状片のねじに協働して
いる。
この設定装置は、配電器火花軸と一体に形成するのを好
適とする遠心式早め装置の下部板部片と協働する。
前記穴は調節装置の棒状片と協働しているから、軸が大
体半径方向であり、また設定装置の棒状片により作った
みぞ穴が配電器ハウジングの側壁に大体横方向に形成し
である。
設定装置の枠部片と協働するオリフィスは、配電器軸と
一体にした遠心式早め装置の下部の高さ位置に一体に形
成したフランジにあけである。
このフランジはこのようにして、前記板部片により形成
した平面に大体直交し配電器ハウジングの側壁に平行で
ある。
すなわち最適の点火調節点に対応する歯車および磁束捕
捉部片の相対位置の保持は、設定装置の枠部片を配電器
ハウジングの壁に形成したみぞ穴内に、次いで配電器に
必ず一体の遠心式点火時期早め装置に形成した穴内にそ
れぞれ導入することにより配電器ハウジングの外側から
得られる。
調節装置の棒状片と遠心式点火時期早め装置(軸と一体
である)とを互に連結し前記調節装置の頭部を配電器ハ
ウジング壁の外面に締付けると、所望の調節は簡単迅速
にかつ早も早く行うことができる。
配電器は一般にその組立ての第1の位相の1つで調節す
るから、引続いて仕上げ組立て後に歯車および磁束捕捉
部片の相対位置を変えないで従って点火点の最適の調節
を変えないで設定するととができる。
配電器ハウジングに固定した設定装置の枠部片の位置は
機関の始動に先だって配電器ハウジングの壁の外側に印
を付ける。
機関の始動時には、設定装置の棒状片が二つに割れるこ
とは明らかである。
これ等の部分のうち一方を配電器ハウジングの外側には
ずす。
他方の部分は配電器軸の回転に伴って動く遠心式点火時
期早め装置に保持しである。
このようにして配電器が分解され、次いで再組立てされ
るときに、遠心式点火時期早め装置に固定された棒状片
が前記した印付は点に出会うまで、配電器の軸を回転す
るだけで、歯車を、磁束捕捉部片に相対的に最良の位置
にもどすことができる。
この場合配電器の再組立てを終えることが容易にできか
つ充分でありこれと同時に棒状片を前記の印付は点の前
方に保持して配電器が完全ではなくてもほぼ充分に作用
することができる。
すなわち再組立て中に確実に得られる角度精度が1°以
下であるのは明らかである。
この精度は普通の場合に自動車が再始動し一般に満足の
できる点によって作動できるのに充分以上である。
1゜以下の配電器設定に角度精度を必要とする機械的調
設のために、配電器を部分的に分解しこれを前記の予備
調節後に再調節して最適の点火点が得られるようにする
方が一層便利なのはもちろんである。
以下本発明による方法および装置の実施例を添付図面に
ついて詳細に説明する。
図示のように本発明による方法を実施する火花配電器は
配電器ハウジング(以下単にハウジングと呼ぶ)1を備
えている。
ハウジング1内の操作により配電器の軸2を手により回
すことができる。
軸2は、ハウジング1内に、その下部部分に設けた軸受
3により保持しである。
ハウジング1上に取付けられボルト5によりハウジング
1に固定したカバー4は、本配電器を協働させた内燃機
関の点火せんに本配電器により送出す高い配電電流の柱
状体6を備えている。
カバー4にはさらに高電圧給電コイルに接続する柱状体
7を設けである。
この場合柱状体6は周辺部に設けられ柱状体7は中心部
に設けである。
本配電器の軸2はその下部部分に機関に連結する連結部
片8たとえばスプロケットを設けである。
本配電器はその下部部分に、軸2に一体の下部板部片9
を持つ遠心式点火時期早め装置を設けである。
2個の枢動頭部10,10は、下部板部片9に取付けた
軸部片11のまわりに回動できるように枢着しである。
下部板部片9は軸2に直交している。
下部板部片9に取付けた2本の軸部片11゜は軸2に平
行である。
軸2の回転中に2個の枢動頭部10,10は遠心力を受
ける。
この場合各枢動頭部10が軸2から広がり2個のローラ
12゜12を動かし始める。
各ローラ12は、軸2から延びる枢動頭部10の作用の
もとに遠心式点火時期早め装置の上部板部片14に固定
の接触片13のまわりに回る。
この間に、各接触片13自体は、下部板部片9に平行な
上部板部片14に支えられて、上部板部片14と同じ運
動をする。
このようにして上部板部片14が下部板部片9に相対的
に移動する。
各給電頭部10は、下部板部片9に支えたばね部片(図
示してない)により軸2の縦方向軸線に向って保持しで
ある。
下部板部片9自体は標準の。ばね部片(図示してない)
により上部板部片14に連結しである。
一般にこの標準ばね部片はその両端部の一方を上部板部
片14の接触片13にまた他端部を取付部片15にそれ
ぞれ引掛けである。
取付部片15は下部板部片9に直交しかつハウジング1
の側壁にほぼ平行に位置させである。
配電器軸2に相対的に回転する上部板部片14の中央く
ぼみ内に軸2に心合わせした円筒形ブッシング16をそ
う人しである。
ブッシング16はその下部部分を、遠心式点火時期早め
装置の下部。
板部片9に設けた保持装置17により固定されしたがっ
て軸2のまわりに回転できるようにしである。
円筒形ブッシング16の上部部分には歯車18を心合わ
せして固定しである。
精度が高くなるように歯車18は粉末鉄または相当する
材料で。
作っである。
歯車18は一般に4枚の互に同じ歯19を相互に約90
°の角度をおいて配置しである。
図示の配電器は4シリンダ4サイクル機関に協働するも
のである。
当業者には明らかなように他の形式の機関に使うときは
適当な変更を行えばよい・のはもちろんである。
どの場合にも遠心式早め装置の上部板部片14に一体に
連結した歯車18は前記した理由で軸2により回転する
歯車18は、遠心式点火時期早め装置の下部板部片9お
よび上部板部片14間の角変位によって軸2に相対的に
制限した振幅だけの回転運動をする。
この角変位は前記した遠心式点火時期早め装置により得
られる火花時期の早めまたは遅れに対応する。
軸2に直交する負圧式点火時期早め板部片20は円筒形
のスリーブ41に心合わせして固定しである。
このようにしてブッシング16のまわりに上部板部片1
4および歯車18の間に構成するつば部片を形成しであ
る。
負圧式点火時期早め板部片20に水平部分を溶接した彎
曲板部片21はその竪方向部分に制御棒用の軸受を取付
けである。
この制御棒は、ハウジング1に取付けた水平の台部片2
4により支えた負圧変位ポンプ23(第2図)により直
接駆動する負圧点火時期早め部片22を前進させる。
よく知られているように負圧早め装置は遠心式装置によ
り生ずる早め時期の補正をする。
したがってこのようにして機関の回転速度による火花時
期の早め作用の自動補正ができる。
このためにポンプ23は、管部片25により連結した機
関吸気マニホルド内に生ずる負圧を受ける。
第1図に明らかなように本火花配電器の配電回転子26
は電気的に絶縁した成形プラスチック材から作るのがよ
い。
回転子26はその上部部分に、このプラスチック材部分
に成形中にそう人した導電性部片27を取付けである。
よく知られているように導電性部片27により、カバー
4の周辺に位置する柱状体6の接触片28の方向に、カ
バー4の中心に位置する柱状体7により送る高電圧電流
を導くことができる。
導電性部片27とそれぞれカバー4の各柱状体6に対応
する接触片28との間で本配電器の軸線に平行にしゃ断
が行われる。
回転子26はその中心にせん孔大を形成しである。
この穴の内部には中心軸2の末端をそう人しである。
回転子26は軸2の末端29に取付けられ、軸2による
回転子26の駆動は、軸2の末端29の上部部分に形成
した切欠きにそう人した駆動ピン30により確実に行わ
れる。
駆動ピン30は回転子26の成形時にそう人するのがよ
いのはもちろんである。
磁束による点火時期可変式の本配電器は軸2の頂部部分
に一層正確に述べると歯車18に向かい合ってハウジン
グ1に取付けた磁束捕捉部片を備えている。
なお詳しく述べるとこの磁束捕捉部片は第1図、第2図
および第3図に明らかなように軸2に磁束を導く永久磁
石34に負圧式点火時期早め板部片20により連結した
鉄心33を持つ誘導コイル32を備えている。
歯車18の横方向対称面は鉄心33の横方向対称面に合
致し、軸2により歯車18を回転するときに歯車18の
各歯19が鉄心33に正確に対向するように位置する1
本配電器の組立て時には調節を行う歯19に鉄心33に
対向する位置にあるときに印を付ける。
最高の磁束はもちろん、鉄心33に正確に対向する歯1
9の位置に対応する。
鉄心33に正確に対向する歯19の位置を、本配電器の
組立て後に見出すことは困難であるから、歯車18の磁
束捕捉部片に対する正確な位置決めを容易に実施できる
ようにしておくことはとくに有利である。
この位置決めは一般に火花点の最適の静的調節に対応す
る。
軸2は本配電器を協働させた機関により駆動されないか
ら、軸2に心合わせした各部片から成る単位が一時的に
軸2と共に回転する単位になるのは明らかである。
コイル32の鉄心33に対向する歯19の所望の位置は
このようにして、軸2に心合わせした任意の他の配電器
部片に一定の方法で印を付けることができる。
このことはとくに軸に回転時に調節した部片すなわち遠
心式点火時期早め装置の下部板部片9に轟てはまる。
ハウジング1の壁には、配電器の軸2の軸線に直交する
平面上にほぼ位置する水平方向の中心線を持つみぞ穴3
5(第3図)を形成しである。
みぞ穴35はハウジング1に対しほぼ水平に下部壁にな
るべくはハウジングの側方の垂直方向の壁に形成するこ
とができる。
これと同時に下部板部片9の区域にみぞ穴35に対向し
て位置するオリフィス36を形成しである。
みぞ穴35をハウジング1の側壁にほぼ横方向に形成す
るこの特定の場合にオリフィス36はほぼ半径方向でた
とえば下部板部片9と一体の取付部片15にあけである
第3図および第3a図に明らかなように軸2はみぞ穴3
5を貫通する棒状片38を持つ設定装置の頭部37を固
定する〔ハウジング1の外側からハウジング1の壁の外
面に〕ことによって配電器壁に対して定位置に設定され
る。
この設定装置はハウジング1の内部に配置したもろい破
断区域38aを持ち配電器オリフィス36に協働する。
この設定装置はたとえばねじ部片、ボルト部片またはく
ぎ形部片であり、末端にねじを切られオリフィス36の
側壁に沿う内ねじに協働する棒の形を持っている。
設定装置は合成材料たとえばナイロンまたは類似物また
は相当品から作るのが有利である。
設定装置すなわち頭部37および棒状片38により軸2
を火花点火〔歯車18および磁束捕捉部片の相対位置に
より定まる〕の最適の静的調節に対応する位置に回して
整定するときはつねに、本配電器の組立てが終り、この
場合利用する予備設定した配電器は所望通りになる(す
なわちすでに使用しまたは後で使うために貯える状態に
なる)。
本発明配電器は主として自動車機関に協働させるもので
ある。
すなわちこのような配電器を使うには機関の始動と共に
作動を始めこれと同時に本配電器の設定装置の頭部37
をハウジング1の側壁に押当てた状態に保つ。
このようにしてこの設定装置の棒状片38は、そのもろ
い破断区域38aにおいて破断され、棒状片3Bの一方
の破断片38b(第3a図に示す)は、取付部片15に
形成したオリフィス36の内部に残り、また頭部37を
含む他方の破断片〔破断区域38aから頭部37の方に
延びる破断片〕は、ハウジング1から落下する。
本配電器の軸2は、この場合自由になり、棒状片38の
破断片38bは、下部板部片9の取付部片15に取り付
けられたままである。
下部板部片9は軸2と一緒に回転できる。
なお本発明によれば本火花配電器の先行するまた引続く
迅速調節のためには本配電器体を協働させた機関の始動
に先だってまたこの始動中に、ハウジング1の壁の外面
の印39(第4図および第5図)に、整定装置をハウジ
ング1に保持するときはつねにこの設定装置の位置を印
付けるように注意しなければならない。
このことは、この位置が火花点の最適の調節に対応する
から適当である。
設定装置の印付けは、棒状片38の位置の印付けにより
または一層容易な手段として半径方向みぞ40を初めに
形成できる頭部37の位置の印付けによってできる。
軸2が適当に回転されるときに、棒状片38の他方の破
断片〔頭部31を含む〕は落下し、ハウジング1から離
れる。
この場合ハウジング1の垂直方向の壁の外面には、印3
9が残される。
修理または交換のために本配電器を分解すると、この配
電器の迅速な調節のできることが望ましい。
この調節(機関の満足の得られる再始動および運転がで
きるのに充分なだけ信頼性がある)のために、棒状片3
8の破断片38bをハウジング1の壁に形成した初めの
印39に対向するように取付部片15を持来すまで軸2
を回す。
棒状片38の破断片38bと印39とのこの相対位置は
、歯車18と磁束捕捉部片との好適とする相対位置に対
応する。
すなわち、破断片38bと印39とが向かい合う位置を
占めるときは、配電器のすべての可動部材は、棒状片3
8が破断しなかったときに占めていた位置にあることに
なる。
その理由は、予め調節されたとき、すなわち配電器の軸
2が所望位置に位置させられたときに、印39が配電器
ハウジング1の外面に設けられたからである。
さらに説明を加えるならば、歯車18は上部板部片14
と一体であり、上部板部片14はばねによって下部板部
片9に連結されており、下部板部片9は配電器の軸2に
固定されている。
したがって配電器の軸2の回転により遠心力が作用しな
い状態においては、歯車18は、下部板部片9、したが
って配電器の軸2に対して一定の位置を占めている。
それゆえ配電器の軸2を配電器ハウジング1に対して位
置を決めれば、歯車18もまた配電器ハウジング1に対
して位置を決められることになる。
他方において、磁束捕捉部片32 、33 、34は負
圧式点火時期早め板部片20に支えられている。
内燃機関が作動してないとき、すなわち吸気マニホルド
からの負圧が負圧変位ポンプ23に作用しないときは、
磁束捕捉部片32,33,34は配電器ハウジング1に
対して一定の位置を占めている。
したがって遠心力も負圧も作用しない状態において、配
電器の軸2が所望の適正な位置を占めたときすなわち、
歯車18と磁束捕捉部片32゜33.34とが適正な相
対位置を占めたときに、配電器ハウジング1に対する配
電器の軸2の位置、したがって下部板部片9に取り付け
た棒状片38の位置に対応する印39を配電器ハウジン
グ1に設けておけば、配電器の軸2をこの印39に合わ
せるように配電器ハウジング1に対して適正に位置を決
めれば、歯車18も配電器ハウジング1に対して適正に
位置が決められ、すでに配電器ハウジング1に対して一
定の位置を占めている磁束捕捉部片32,33,34に
対して歯車1Bが適正に位置させられるのである。
この場合本配電器の再組立てを続は再組立ての終った配
電器に関し完全ではなくても大体充分に点火火花時期調
節が確実にできるように破断片38bを印39に対向す
る位置に保つことがこの目的に必要なだけであり適当す
る。
この方法を使うことにより、歯車および磁束捕捉部片の
角度位置決めが通常1°以下の値で確実にできる。
この値は一般に極めて良好で最も満足の得られる火花時
期の生成および決定に充分以上である。
極めて高い精度の調節が前記した本方法により付加的な
予備調節(一般には試験台で最も良好に行われる)によ
ってできるのはもちろんである。
以上本発明の詳細な説明したが本発明の構成の具体例を
要約すれば次のようである。
(1)火花配電器を可変磁束式にした前記特許請求の範
囲に記載の調節装置。
なお本発明はその精神を逸脱しないで種種の変化変型を
行うことができるのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明調節装置の1実施例を備えた普通の配電
器の縦断面図、第2図は第1図のカバーをはずして示す
平面図、第3図は第1図の配電器をハウジングを軸断面
にして示す拡大斜視図である。 第3a図は第3図の円で囲んだ部分を配電器軸の回転制
御の直後の状態で示す部分斜視図、第4図は点火点の最
適調節に対応する、本調節装置の設定装置最適位置を配
電器ハウジングの外壁に印付けする方法を示す正面図、
第5図は第4図で定めた印付は点から配電器を後で迅速
調節する方法を示す正面図である。 1・・・・・・ハウジング、2・・・・・・配電器軸(
火花発生軸)、9・・・・・・下部板部片、14・・・
・・・上部板部片、15・・・・・・取付部片、18・
・・・・・歯車、20・・・・・・負圧点火時期早め板
部片、32・・・・・・誘導コイル、33・・・・・・
鉄心、34・・・・・・永久磁石、35・・・・・・み
ぞ穴、36・・・・・・オリフィス、37・・・・・・
頭部、38・・・・・・棒状片、38a・・・・・・破
断区域。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 (イ)配電器ハウジングの内側に設けた配電器の軸
    と、(口にの軸上に配置され、この軸により駆動され、
    磁束捕捉部片の磁界内で変位できる歯車とを備え、車両
    の内燃機関用の火花配電器の火花点の最適な静的調節に
    対応する前記磁束捕捉部片に相対的な前記歯車の位置を
    、前もって調節した位置に一時的に設定し、その後その
    位置の迅速な調節を行なうための火花配電器の調節装置
    において、前記配電器の軸に固定的に連結された取付部
    片に対向する位置において、前記配電器の軸の軸線に直
    交する平面内にほぼ位置するみぞ穴を、前記配電器ハウ
    ジングに設け、前記取付部片に、棒状設定装置がはまり
    込むオリフィスを設け、前記棒状設定装置に、この棒状
    設定装置が前記配電器ハウジングの壁に形成された前記
    みぞ穴を貫通するときに、前記配電器ハウジング内に位
    置し局部的に弱くされるか又は断面を縮小された中間の
    もろい破断区域と、前記配電器ハウジングの外壁に対し
    て保持されるのに適する外側の頭部とを設けたことを特
    徴とする火花配電器の調節装置。
JP48144627A 1972-12-27 1973-12-27 火花配電器の調節装置 Expired JPS5821109B2 (ja)

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FR7246487A FR2211986A5 (ja) 1972-12-27 1972-12-27

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JPS4996138A JPS4996138A (ja) 1974-09-11
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JP (1) JPS5821109B2 (ja)
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FR2211986A5 (ja) 1974-07-19
DE2362763A1 (de) 1974-07-04
JPS4996138A (ja) 1974-09-11

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