JPS58210404A - 湿分分離装置 - Google Patents

湿分分離装置

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JPS58210404A
JPS58210404A JP9272082A JP9272082A JPS58210404A JP S58210404 A JPS58210404 A JP S58210404A JP 9272082 A JP9272082 A JP 9272082A JP 9272082 A JP9272082 A JP 9272082A JP S58210404 A JPS58210404 A JP S58210404A
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JP
Japan
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drain
steam
plate
moisture separator
support leg
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JP9272082A
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English (en)
Inventor
三浦 芳春
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、気体中に含まれる液体粒子を分離する装置、
例えば原子力発電所等において使用される蒸気タービン
の湿分分離装置の改良に関する。
〔発明の技術的背景〕
一般に、JjJ子力発電所等において、高圧タービンを
通過後の蒸気は、10%以上の混υ蒸気となっている・
従って、この高圧タービンを通過後の蒸気がそのtま低
圧タービンに供給される場合には、水滴によるタービン
翼の浸食や、タービン効率の低下を招来する。そこで普
通、高圧タービンと低圧タービンとの間に、湿分分離装
置が詐けられ、その湿分分離装置によって、高圧タービ
ンを通過した蒸気を、はぼ乾き飽和蒸気となして低圧タ
ービンに供給し、タービン翼の浸食やタービン効率の低
下の発生を防止している。
第1図乃至第3図は、従来の上記湿分分離装置の給断面
図でおって、密閉円筒状の本体胴l内には、その前後両
端近傍部に装着された端板−1,2間に、互いに平行な
軸線方向に延びる2列の分離エレメント3.3が配設さ
れておシ、各列の分離エレメント3,3は、それぞれ上
記両端板λ、2間に軸線方向に延びるとともに、互いに
平行なコ枚の支持脚板≠a、弘すからなる支持脚弘によ
って支持されている。また各列の分離エレメントJ。
3の頂部は1両端板λ、λ間に延びる天井板jの左右両
端部にそれぞれ支持されている。
一方、上記両支持脚≠、弘の内側支持脚板pa。
≠aには、前記両端板2.2間に軸線方向に延びるとと
もに、本体胴lの底壁部から離間され、その底壁部との
間にドレンダクト6を形成する底板7の両側端部が、そ
れぞれ固着さtlている。上記底板7上には、頂端部が
互いに隣接し、下端部が互いに拡開ぜしめられるととも
に、前記分離エレメント3と平行に延びる多孔板r、t
rの下端縁が装着されておシ、その多孔板♂、ざの頂端
縁は、天井板jに連接されている。″また前記左右の分
離ニレメン)J、J、天井板!および底板7によって囲
まれた空間は、その空間中央部に配設された2枚のダク
ト壁板り、りによって前後に区画されておシ、上記ダク
ト壁板り、りは、上端部を天井板!、下端部を底板7に
それぞれ連接され、フラッジj−蒸気ダクトIOが形成
され、そのフラッジ路蒸気夕゛クトlQの底板7には開
ロアaが穿設されている・ ところで、底板7には、端板λ、底板7、多孔板tおよ
びダクト壁板りによって区画形成された。
前後の各蒸気分配室// 、 //に開口し、本体胴l
壁を貫通する濤シ蒸気入ロ管/2 、 /2が、それぞ
れ連接せしめられておシ、さらに前記支持脚μの内側支
持脚板≠aには、複数個の切欠き13が設けられている
・他方、前記本体胴lの底壁中央部には、ドレンタンク
/lが垂設されており、また頂壁部には蒸気出口15が
設けられている。なお符号16はドレン出口である。
しかして1図示しない高圧タービンから排出した濁り蒸
気は、湿分分離装置本体胴lの下部に設けた、湿り蒸気
入口管12 、 /Jよp蒸気分配室//。
/lに流入する。そしてこの蒸気分1室l/に流入した
浸り蒸気は、上記浸析蒸気入口管/2からの遠近等に応
じて開口面積を異にする多数の孔を設けた分配用多孔板
ざによって、その分配用多孔gyrの全面にわたって、
はぼ岬流量となシ、分離エレメント3に流入する@ 上記分離エレメント3に流入した混り蒸気は、その分離
エレメント3によって水滴粒子が捕捉分離され、乾き蒸
気となって分離エレメント3から流出し、本体胴lの上
部罠配設した蒸気出口/3f経て、図示しない低圧ター
ビンへと導かれる。
一方、上記分離エレメント3で、湿シ蒸気から分離した
水滴粒子はドレンとなシ、両支持脚板弘a、$bからな
る支持脚弘内に、l力により落下し、さらに支持脚板弘
aに設りた切欠き13からドレンダクトを内に流出し、
本体胴lの下部に取付けたドレンダクlt内に落下する
0そして、このドレンダク/+内に落下したドレンは、
ドレンタンク/4jの下部に配設したドレン出口16か
ら、図示しない低圧給水加熱器等に導かれる。
〔背景技術の問題点〕
ところが、このような湿分分離装置においては、運転中
に蒸気タービントリップや、送電系統の事故による負荷
しゃ断その他の事故が発生した場合、高圧タービンから
の湿り蒸気が瞬時にしやL!liされ。
また、低圧タービンへの蒸気系統も、蒸気タービンのオ
ーバースピード防止のため、低圧タービン人口弁が閉鎖
され、一方給水ポンプ駆動用蒸気タービン、またはドレ
ン系統が復水器に接続されているために、その分離装置
内の圧力が急激に低下する。しかして、このように装置
内圧力が急速に低下すると、ドレンタンク/4’内に溜
っているドレンの温度が、定常運転時の分離エレメント
3を通過する蒸気圧力の飽和温度になっているため、ド
レンタンク/4’内のドレンが自己蒸発現象を生起する
0 このM^合、上記ドレンの蒸発量は、装置内圧力の低下
割合に強く依存しておシ、緩やかに低下するψ合には、
蒸発割合も緩やかなものとなり、反対に急tK(f下す
る場合には、蒸発割合も大きなものとなる。
ところで、上記のように自己蒸発した蒸気は、第21L
L図および第5図に示すごとく、ドレンタンク/ψ内全
矢印乙のように上昇し、その大部分は開ロアay経てフ
ラッジ島蒸気ダク)/(7忙流入し、フラッジ−M気ダ
ク)10内に股部、された分離エレメント3を通過する
ことにより、乾き飽和蒸気となって、他の分離エレメン
ト3から流出した蒸気と合流して、蒸気出口lSから流
出する〇仁のように、自己蒸発し次蒸気の大部分は、フ
ラッジ−蒸気ダクトIOによって処理できるが、その一
部分は、矢印すのように、ドレンダクト6内に流入し、
支持脚板Uaの下部の切欠き/3から。
支持脚板≠a、≠bからなる支持脚参内に流ね込み、分
離エレメント3の下部から上昇流となって排出される。
このシ曹−トバス現象は、ドレンタンク/44の上部、
つ壕シ、フラッジ振蒸気ダクトlOの下部において最も
顕著であフ、ドレンタンク/lから十分離れた部分では
、はtk無視できる程度である。しかし、このシ曹−ト
バス蒸気は、ドレンダクト6を流下するドレンの流れを
阻害し、かつ、分離エレメント3からのドレンの落下を
妨け、著しい場合には落下するドレンを吹き上けて、分
離エレメント3奢出九蒸気流に混入させる可能性がある
0このことは、通常予想される圧力低下速度では、はぼ
無視できる現象と考えてよいが、とくに急激な圧力低下
が起こった場合には、上記の現象の発生は低圧タービン
への水滴の流入管招くために、例え全体の一部分であシ
、短時間であっても好ましくない。
〔発明の目的〕
本発明は、このような点に鑑み、蒸気タービントリップ
や、送電系統の事故による負荷しゃ断、その他の事故発
生時におけるドレンの自己蒸発によるX気によって、ド
レンダク)t−流下するドレンの流れや1分離エレメン
トからのドレンの落下を妨げたり、低圧タービンへの水
滴の流入管招くようなことを、確実に防止するようKし
た湿分分離装置v全提供することを目的とする@〔発明
の概要〕 本発明は、底壁中央部にドレンタンクを垂設した、密閉
円筒状の本体胴内に、長手方向に沿って、天井板、底板
および分配多孔板で構成した蒸気分配室と、上記分配多
孔板の両側に、支持脚で支持して並訃した分離エレメン
ト群を有し、かつ、上記ドレンタンク上方部の上記蒸気
分配室に、2枚のダクト壁板で構成したフラッシム蒸気
ダクトヲ備えた湿分分離装置において、少なくとも上記
フラッー蒸気夕゛クトに隣接する分離ニレメン)t−支
持する多持脚内圧、ドレン貯溜部を形成したことを特徴
とする0 〔発明の実施例〕 以下、第6図乃至第り同音参照して、本発明を実施例に
ついて駅、明する。なお、第7図乃至第5図と同一部分
については同一符号を付してその説明は省略する口 支持脚板4L&、≠bからなる支持脚弘は、第7図に示
すように7ラツシー蒸気ダクトIO′t−構成する2枚
のダクト壁板り、りと同一面内にある2枚の割壁20.
Wによって、前後に区画されており。
その側壁3,20間には水平状の仕切板2/が設けられ
、両支持脚板pa、pb、割壁a、a、および仕切板2
1によって、フラッジ晶蒸気ダク)/(11に隣接すみ
分離ニレメン)?支持する支持脚参内にドレン貯溜部n
が形成されている(第6図、第5図う。
上記ドレン貯溜部Uにはドレン蓄力の一端が開口せしめ
られておシ、そのドレン蓄力の他端部はドレンタンク/
44内のドレン域まで延設されている◎しかして、蒸気
タービントリップや、送電系統の事故による負荷し中断
、その他の事故発生時における。装置内圧力低下に伴な
って、ドレンダクlダでの自己蒸発による蒸気が発生し
た場合、劃壁X、20および仕切板21によって、ドレ
ンの通路となる支持脚1<za+μbからなる支持脚参
内が区切られたいるために、自己蒸発した蒸気は、フラ
ッジ島蒸気ダクトの両側部においては、ドレンタンクI
Qから直接支持脚参内に流入して分離エレメント3へと
逆流することはなく、大部分が7ラツシエ蒸気ダクト1
0から分離エレメント3を通って装置外に流出する。一
方、フラッジ纂蒸気ダクトlOの側方に位置する分離エ
レメント3で分離された水滴は、ドレンとなって落下し
、ドレン貯溜部n内に溜った後、ドレン管kt−経て、
ドレンタンクl弘内に流下する。このとき、ドレン餐・
力の一端はドレンの中に十分に没水しているために、自
己蒸発した蒸気がドレン管お内に混入して逆流すること
もない。
なお本実施例では、フラッジ瓢蒸気ダクトloに並接さ
れた分離ニレメン)Jの下部のみにドレン貯溜部22ヲ
設りたが、他の部分にも設けることによって同様の効果
を奏する。
次に本発明の他の実施例を第2図および第10図に示す
。第り図は、支持脚板μa、≠bからなる支持脚参内の
中間部に、多数の孔の明いた多孔仕切板Jを般け、多孔
仕切板コ弘面上に十分なドレンの液位を有するドレン貯
溜部を形成して、自己蒸発した蒸気の逆流を防ぐもので
ある。また第70図は同様の考え方で、支持脚板4La
の下部の切欠き/3の開口を適当に絞り、支持脚参内に
十分な液位を持たせて、自己蒸発した蒸気の浸入を防ぐ
ものである0さらに、上記多孔仕切板、:wを用いる方
法と、切欠き/、7?絞る方法とをコク組合せてもよい
なお矢印Cは蒸気、矢印dはドレンの流れ方向を示す〇 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば1分離エレメントの
下部と、ドレンタ/りとが、ドレン管またはドレンの液
位によって完全にシールされているため、自己蒸発によ
る蒸気発生時にその蒸気によってドレン流下が妨けられ
ることがなく、分離エレメントから落下するドレンの吹
1け等の問題が解消し、また定常運転時にも問題なく安
定した運転ができる等の優れた効果を奏する@
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の湿分分離装置の縦断面図、第2図および
第3図は同上図の■−■およびI−1縦断面図、第μ図
は従来の湿分分離装置の要部縦断面図、第3図は同上図
のIV−IV縦断面図、第6図は本発明の一実施例によ
る湿分分離装置の縦断側面図、第7図は同上図の■−■
縦断面図、mJ′図は第を図の要部拡大図、第2図およ
び第10図は本発明の他の実施例による湿分分離装置の
要部断面図である・ ハ・・本体胴、3・・・分離エレメント、pa、eb・
・・支持脚板、弘・・・支持脚、j・・・天井板、7・
・・底板、r・・・多孔板、り・・・ダクト壁板、10
・・・7ラツシス蒸気ダクト、ll・・・蒸気分配室、
13・・・切欠き、7件・・ドレンタンク、コO・・・
割壁、2/・・・仕切板、n・・・ドレン貯溜部、お・
・・ドレン管、J・・・多孔仕切板・出願人代理人  
 猪  股     清81繍 し。 瑯3m 藝6目 ■二 ■ヨ 躬7図 躬6瑣 躬9図 第10狽

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、底壁中央部にドレンタンクを垂設した。密閉円筒状
    の本体胴内に、長方向に沿って、天井板、底板および分
    配多孔板で構成した蒸気分配室と、上記分配多孔板の両
    側に、支持脚で支持して並設した分離エレメント群を有
    し、かつ、上記ドレンタンク上方部の上記蒸気分配室に
    、2枚のダクト壁板で構成したフラッジ凰蒸気ダクトを
    備えた湿分分離装置において、少なくとも上記フラッジ
    −蒸気ダクトに隣接する分離エレメントを支持する支持
    脚内に、ドレン貯溜部を形成したこと金特徴とする湿分
    分離装置。 シ ドレン貯溜部は、支持脚内に設けられた水平仕切板
    によって形成され、その貯溜部にはドレンタンク内に延
    設されたドレン管が開口せしめられていることを特徴と
    する特許請求の動囲第1項記載の湿分分離装置。 3、ドレン貯溜部の底板管構成する仕切板が多孔仕切板
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の湿
    分分離装置。 佐支持脚版下部に適当に開口面積を絞った切欠きt設け
    、支持脚内にドレンが貯溜されるようにしたことt%徴
    とする、特許請求の範囲第1項記載の湿分分離装置0
JP9272082A 1982-05-31 1982-05-31 湿分分離装置 Pending JPS58210404A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008026325A1 (fr) * 2006-08-28 2008-03-06 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Séparateur d'humidité

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2008026325A1 (ja) * 2006-08-28 2010-01-14 三菱重工業株式会社 湿分分離器
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