JPS58208178A - 耐熱弾性シ−ト状物とその製造方法 - Google Patents

耐熱弾性シ−ト状物とその製造方法

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JPS58208178A
JPS58208178A JP8644782A JP8644782A JPS58208178A JP S58208178 A JPS58208178 A JP S58208178A JP 8644782 A JP8644782 A JP 8644782A JP 8644782 A JP8644782 A JP 8644782A JP S58208178 A JPS58208178 A JP S58208178A
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JP
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fibers
ceramic fibers
shot
sheet
slurry
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JP8644782A
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一仁 猪飼
吉弥 松野
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Ibigawa Electric Industry Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Ibigawa Electric Industry Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、α−セピオライト、未膨張バーミキユライト
、有機結合剤、ショット含有率j117係以下のセラミ
ック繊維からなる耐熱弾性シート状物とその製造方法に
関するものである。
従来、セラミック繊維とともに未膨張バーミキユライト
や有様結合剤、無機結合剤を使用し、耐熱性や弾力性を
付与したシート状物として次のような発明が提案されて
いる。
たとえば、(1)%開昭so −5sbo3号には、膨
張性雲母、無機繊維材料、P機結合剤からなる膨張性シ
ート材料が、また(2)特開昭57−69!;07号に
は、膨張性雲母、無機繊維材料、有機弾性結合剤からな
る可撓−膨張性シート材料、さらに(3)%開昭54’
−,3021g号t/rCは、未膨張ヒル石、有機繊維
物質。
有機エラストマー結合剤、無機粘土結合剤からなる可撓
性膨張性シート物質が示されている。
しかし、無機結合剤を使用した従来例(ハのシート材料
は、本発明者らの実験によれば常温での可撓性9弾力性
に欠け、一方、有機結合剤を使用した従来例(2)のシ
ート材料は、高温ではこの結合剤が°焼失し強度が低下
してしまうことがわがっている。さらに、有機と無機の
結合剤を併用した従来例(3)の7−ト物質でも使用し
ている無機結合剤が硬化性のものであるため、有機結合
剤が涜失する高温では、弾力性、t5J撓性を失なうこ
とが本発明者らは、実験によシわかった。また、これら
従来例(1)〜(3)によれば、製造されるシート状物
は高温になると非常に脆くなることを本発明者らは実験
により判った。その理由は、それぞれ使用されている未
膨張バーミキユライトの含有率がいずれも30重量%以
上と多く、また使用されている無機結合剤はバーミキュ
ライトの自由膨張を押さえる機能を有しないたの、バー
ミキュライトが膨張する高温においては非常に脆くなな
るからであると考えられる。
以上、従来提案されている未膨張バーミキュライトを使
用したシート材料あるいは組成物は、常温や高温での弾
力性9強要、可撓性などの緒特性において上記のような
欠点をぞれぞれ有して2す、その用途が犬さく制限され
るという不利があった。
これら諸従来例に)欠点を除去、改善したシート状物に
係る発明について、本−拍明者らは先に特願昭九−/9
0q3/号により特許出願、シたが、このシート状=V
ゴ、使用しているセラミック繊維が通常の市販品である
ために非繊維状粒状物すなわちショットが多量に含まれ
ておジ、切断、打抜きなど種々の加工時に脱落したり、
手に刺さったりするなど取扱いの際不便であった。
さらに、7ヨツトは前記シート状物の強度や弾力性など
の特性にも悪影響を及ぼすという問題のあることがわか
った。
不完間に@記従来例ならびに特願昭5A −79093
1号によるシート状物の有する欠点を改善したシート状
#IJを提供することを目的とし特許請求の範囲記載の
シート状物を提供することにより前記目的を達成するも
のである。
以下、本発明の詳細な説明する。
セラミック繊維は、一般的に高純度のシリカとアルミナ
のほぼ等量を散気溶融し、その細流を高圧の空気または
水蒸気で吹き飛ばすことにより繊維化したもので、この
繊維は通常の一〇〇〜3000Cで軟化するカラス繊維
と異なり、カラス質ではあるが1000°C以上の高温
に耐える優れた耐火性を有する繊維である。しかし、上
記細流を繊維化する際には、繊維化されないショット、
繊維の先端にくっついて残っているショット、さらに繊
維の先端から折れ離脱したショットなどが生じる。この
ショットの大きさは蚊初から繊維化されないものは一般
的に組人で、  lI;0μ以上の粒径を有するものが
多い。また繊維の先端に残留もしくは、これから離脱し
たものは一般的に微細で、10θ〜ダダμ程度のものが
多くこれらがショットの大半を占める。一般に、セラミ
ック繊維には上記に示したようなショットが2通常5θ
壬程度含まれている。
そして、こnらのショットは繊維の絡みの中に取り込ま
れた状態で存在するものが多く、繊維の絡みの中から繊
維を破壊することなくショットだけを分離し、除去する
ことは極めて難かしい。
従来、セラミック繊維からショットを除去する方法とし
て、(lI)特公昭ダ2− tbqog号VCは2個の
プラッシュ状ローラーの間で繊維をほぐしショ゛ノドと
繊維を分離した後、繊維を空気流により運び出す方法、
(5)特開昭5’4−4’乙9コ9号にはショットを含
有した無機繊維を搬送気流により、一定速度で縦型中空
ダクト内を上昇させる方法、さらに(6)%開昭燵−’
11.921:号には、ショットを含有した無機繊維全
搬送気流により分散装置を内蔵した搬送気流導入ダクト
に導き、次いで搬送気流の流れを上昇気流にかえる縦型
中空ダクトに導いて無機繊維とショットを分離する方法
などがそれぞれ記載され諸手段が提案されている。
しかし、従来例(5)の方法では繊維の絡みの中に取り
込まれている微細なショットは分離、除去することが出
来ず、1だ、従来例(す)および(6)の方法では分散
装置により繊維が細分化されてしまうという欠点を有す
ることが1本発明者らは実験によりわかった。
以上、従来提案されている無機線維中からショク)を除
去する方法により得られたセラミック繊維は、ショット
の除去が不充分であったり、繊維の長ζが短いなどの欠
点を有するため本発明のシート状物への使用には適さな
い。
従って、従来、本発明シート状物に使用できるようなシ
ョット含有率が少なく、シかも繊維の長さが長いセラミ
ック繊維を得るには、繊維の絡みの中から1つ7つショ
ットをつまみだしたり、ショットを繊維の先端から折り
、それをつまみだすといった方法を取らねばならず、工
業的に大量に得ることは極めて困難であった。
ショットは主として球状であるため、セラミック繊維あ
るいはバーミキュライトなどの材料とは絡みに<<、ま
た膨張性も有しないために、高温での7−トの弾力性に
は何ら寄与せす、特願昭!6−190931号に示され
たシート状′#Jri常温及び高温での強度1弾力性、
0T撓性などが不足していた。
これを改善するために1本発明層らは種々研究の結果1
本発明に想到した。
本発明のシート状物に使用するセラミック繊維に施こす
ショット除去処理は、屑綿、解繊、捕東03つの工程よ
りなる。
まず、明線工程は、セラミック繊維を水中にて攪拌しセ
ラミック繊維フロックのスラリーを形成させる工程であ
る。
次に解繊工程は上記フロック會、攪拌羽根及び邪魔板を
有し、ゆるやかな乱流を発生させることが出来る角型の
容器、あるいは1則壁より加圧水を送り込み、うす流を
発生さぞることが出来る円筒形容器にてほぐし、繊維の
絡みの中の7ヨツトを分離する工程である。この工程に
よれは、セラミック繊維の絡みを繊維を破壊することな
く(・1ぐし。
絡みの中に取り込まれているショットを絡みの甲N取溜
込鷺粍〜綬へ鴛意へへt暢曳呪曵から引11出°したり
、繊維の先端にくっついているショットを折ったりして
、セラミック繊維とショットが分離される。なお、うす
流を用いてショットを分離する場合には径がgOμを越
える粗大なショットは乱流を用いる場合には沈降し、遠
心力により除去される。
次に、捕集工程は、上記解繊工程にて得られたスラリー
を金網上に流し出すことにより、解繊工程にて分離され
浮遊している径がgoμ以下の微細なショットをふるい
除去する工程である。
本発明のシート状物の製造方法におけるセラミック繊維
の7ヨツト除去処理は、上記3つの工程を各工程間に送
液ポンプなどの繊維を破壊するような輸送装置は何ら使
用せず連続化した工程によりセラミック繊維を流通させ
ることより行なわれる。
従来例(5)に示された)法によれば繊維の絡みをほぐ
す工程ないし装置が設けられていないために繊維の絡み
の中に取り込まれている微細なショットまでは除去され
ず得られたセラミック繊維中0ショット含有率は多くの
場合30%を下らないという欠点を有する。
これに対し、本発明のショット除去処理によれば、解繊
工程にて繊維の絡みをほぐし、絡みの中の微細なショッ
トを繊維と分離した後、次の捕集工程を通すことにより
繊維の絡みの中に取り込まれている微細なショットまで
も分離、除去することができるために得られるセラミッ
ク繊維中のショット含有率は20嘔以下と極めて低くな
る。
従来例(ダ)および(6)には繊維の絡みをPc <”
す装置を設けたショット除去方法および装置力;示され
ている。しかし、これら従来例に示された絡みをtlぐ
ず装置は繊維を切断、破壊することにより絡みをほぐす
という装置であるために、繊維カニ極めて短かくなって
しまうという欠点がある。
これに対し、本発明のショク)K表処理は、水中にセラ
ミック繊維を屑綿した後、緩かな乱流により解繊を行な
っており、しかも、屑綿、解繊。
捕集といった一連の工程の間には送液ポンプなど(1)
繊維を破壊するような装置は何ら使用していないために
、得られるセラミック繊維の長さは極めて長い。
本発明のシート状物に使用するセラミック繊維は、上記
の処理がなされているために、以下に示す測定法による
ショット含有率が20係以下と極めて少なく、かつ繊維
の長さが長いという特徴を有し、これを使用した/−ト
秋物は、高温で大きな強度9弾力性を有する。
次に本発明において使用するセラミック繊維中のショッ
ト含有率の測定方法を説明する。まず。
セラミック繊維2t)fを秤量し、これを振動ミルにて
10秒間粉砕する。次に、この粉砕試料の全量を重量精
秤の上、容量りlのビーカーに入れデカンテーションを
くり返した後乾燥させ、ふるいわけを行ない標準ふるい
lI+μの上に残ったものをショットとする。
次に、本発明のシート状物の構成原料の7つであるα−
セビオライトについて説明する。
α−セビオライトとは、複鎖状構造型の含水マグネシウ
ムケイ酸塩鉱物の一種であり、その結晶化度によりコ種
類がある。そして結晶化度の高い繊維状のものはα−セ
ビオライト、低結晶化度[いし非晶質で塊状のものにβ
−セビオライトト呼ばれている。β−セビオライトは塊
状形態であるため、セラミック繊維や未膨張バーミキユ
ライトなどの他り)材料と絡み合う性質を有しないこと
から、α−およびβ−セピオライトからなる従来のセビ
オライト原鉱をそのまま使用することはα−セビオライ
トのみを使用したものよりも絡み合いが弱くなるという
ことを本発明者は研究により先に知見した。かくして本
発明者は、セピオライトから選鉱して得たα−セビオラ
イトを使用することが最適でありかつ必須であることを
知醸した。
このα−セビオライトは、第7図に示すようK S i
−o12g面体wIlとMg −’ O(OH)八面体
層コとからなるタルク状2:l型層構造を基本とする各
リボンが四面体層の頂点方向の周期的な逆転によりつな
がった鎖状構造を結晶構造の基本とし、C軸方向に結晶
が良く発達し卓越した繊維形態を示す繊維状物である。
さらに、このα−セビオライトは。
水またFi有1ik溶媒に対する分散性、増粘効果に優
れ、微細繊維状で極めて柔軟性に富rrため、他の種々
の材料とも良く絡み合い、前記他の材料と均一に分散さ
れ“た場合には他の材料と強固、に結合する優れた効果
を有する。α−セビオライトの化学組成は、一般的に第
1表に示すごとくであり、その化学組成かられかるよう
に耐熱性にも優れている。
第7表 次に、未膨張バーミキユライトについて説明する。
本発明のシート状物に使用する未膨張バーミキユライト
は、バーミキュライト鉱物で第2図に示したように5i
−o四面体層/とMg−〇(OHI  またはAI −
0八面体層コとからなるタルク状2:l型層構造を基本
とし、それらが1−間に水を介してつながった雲母状構
造の含水鉱物である。外見上は不定形板状または薄片状
の粒子で、層間に水を介してなる多重構造であるため、
加熱すると脱水して、はく離膨張し原容積の10=8倍
に伸張するの1で、あたかも幹状を呈するようになる。
よって、膨張したバーミキュライトは弾力性、Wr熱性
などの特性を有するが、この幹状の薄片多重構造体の層
間の結合力が乏しいので外力を受けると薄片化してばら
ばらになり易く、膨張したバーミキュライト単独では、
その薄片多重構造からなる一定形状を保持した形態を維
持すること(は難かしい。
未膨張バーミキユライトの化学組成は第2表に示したよ
うに8102とMgOが主成分となっており前記α−セ
ビオライトと組成的には似ているが、構造的には上記の
ようにα−セビオライトが複鎖構造からなる繊維状であ
るのに対し、未膨張バーミキユライトは板状、薄片状多
重構造という異なる形態を有しているわ 第2表 このため1本発明のシート状物においても両者それぞれ
の作用は全く異なるが、前記α−セビオライトの有する
絡み性により両者が混在する場合には、前述のような本
発明シート状物に見られる優れた数々CO%性が顕現さ
れる。伺これらの点については後でさらに詳述する。
本発明のシート状物のもう一つの構成材料である有機結
合剤としては、アクリロニトリルブタジェン、スチレン
ブタジェン、アクリル酸エステルなど各種ラテックス、
ポリウレタン、酢酸ビニル。
メチルセルロースなどを用いることが有利である。
本発明者はこれらの材料を混合使用することにより優れ
た特性を有するシート状物を製造することが出来ること
を新規に知見した。
以下にこれらの材料の混合使用による作用効果並びにシ
ート状物の特性とその製造方法について説明する。
従来例(1)〜(3)の欠点を除去することを目的とし
本発明者らが先に提案した特願昭31− /90’?:
・7号による耐熱弾性シート状物は、1000℃以上の
耐熱性を持つセラミック繊維及び未膨張バーミキユライ
トが柔軟性、耐熱性かつ弾力性に富むα−セビオライト
と均一に絡まり合ってなるもので”あり、1ooo℃以
上の高温でも取り扱いに支障のない充分な強度を有し、
また常温でもlonθ℃′以上の高温でも優れた弾力性
を有している。
しかし、該シート状物は使用されているセラミック繊維
が通常の市販品であるためショットを多く含んでいる。
ショットは主として球状であるため、セラミック繊維ヤ
バーミキュライト、α−セビオライトなど′の材料とは
絡みに<<、また膨張性も有しないため高温でのシート
の弾力性には何ら寄与しない。従って、ショットがSO
%程度含まれている市販のセラミック繊維を使用してい
る上記特願昭5/、 −1qoqJi号に示されたシー
ト状物は常温や高温での弾度1弾力性、可撓性が不足し
、その用途が制限され、さらに、取扱い上も、切断加工
及び装着時にショットが脱落する欠点を有する。
これに対し、本発明のシート状物は、前記の方法により
処理され、繊維を破壊することなく微細なショットまで
除去した繊維長が長く、ショット含有率〃係以下のセラ
ミック繊維を使用しているために、セラミック繊維の繊
維質の割合が高く、さらにセラミック繊維とα−セビオ
ライト、バーミキュライトとの絡みが強いために、常温
及び高温での強度、可撓性が大きいばかりでなく、常温
や高温での弾力性も高いという特徴を有する。さらに、
本発明のソート状物はショット含有率が極めて低く特に
径がgOμを越える大きなショット及び繊維の先端から
離脱μたショットがほとんど含まれていないために、切
断加工などの取扱いの際にもショットが脱落したり手に
刺さったりすることはほとんどなく、また、振動の激し
い装置へ使用した場合にもショットの脱落などによる強
度の低下といった問題もない。
次に、本発明のシート状物を製造する方法の7つを説明
する。
市販のセラミック繊維を水中に投入し攪拌してセラミッ
ク繊維フロックのスラリーを作成する。
次に、このスラリーを攪拌羽根と゛邪魔板を有する角型
の容器に徐々に導ひくと同時に水を容器に供給しながら
流速5−soy扮のゆっくりとした乱流の中で解繊し、
セラミック繊維フロックをほぐしショットを分離する。
絡みがほぐされたセラミック繊維のスラリーを容器の上
部より順次、あふれ出きせ移動しているエンドレスの金
網上に導びき、ショットをふるい洛とし繊維を捕集する
。そして、この金網上に捕集されたセラミック繊維をα
−セビオライトとともに水中に投入し明線9分散させo
、ot−s係 濃度のスラリーを作る。次に2上記スラ
リー中に有様結合剤と未膨張バーミキユライト1所定量
投入しさらに攪拌、混合を行ない均一に分散させる。こ
うして得られたスラリーを抄造した後乾燥、プレス成形
する。この際、定着や濾水性を改善するなど必要ならば
公知の凝集剤を使用してもよい。
本発明の7−ト状物の他の1つの製造法について説明す
る。
市販のセラミック繊維を水中に投入し攪拌してセラミッ
ク繊維フロックのスラリーを作成する。
次に、このスラリーを円筒形容器に徐々に導びくと同時
に、この容器の側壁より加圧水を送シ込み、うす流を発
生させ、七のうす流の中でセラミック繊維フロックをほ
ぐし、ショットを分離する。絡みがほぐされたセラミッ
ク繊維のスラリーをうず@ CD中心部から順次、流出
させ移動しているエンドレスの金網上に導びき、ショッ
トをふるい落とし繊維を捕集する。そして、この金網上
に捕集されたセラミック繊維を使い前記と同様の方法に
てシート状物を製造する。
このようにして得られたソート状物(はンヨノト含有率
が極めて低いために、常温及び高温での強度が高く、高
温での弾力性にも優れている。
次に、本発明を実施例について説明する。
実施例1 容量1m3の高速ミキサーにgoo 1の水とショット
含有率S2係の市販のセラミック@agkQを投入し/
り分間攪拌してセラミック線維フロックのスラリーを作
成した。次にこのスラリーを徐々に容量5ぜの解繊容器
へ導ひくと同時に水を加え、濃度0.5%のスラ朋−と
なし、このスラリー金流速J〜り0プ勢の乱流中で解繊
した。このスラリーを解繊容器の上部の流出口より徐々
にあふれ・唱させ。
30メツシユの金網上へ導ひきセラミック繊維を捕集し
た。同、この際、解繊容器へは常時スラリーと水を供給
し、解繊バット内のスラリー濃度を一定に保った。この
ような処理を施こしたショット含有率79%、平均繊維
長50wILのセラミック繊維/9g2とα−セビオラ
イト−2をgooo mlの水中に投入し充分攪拌し分
散させた。このスラリー中にアクリロニトリルブタジェ
ン系ラテックス(固型分tH% ) 79 ml 、市
販の南アフリカ産ノく一ミキュライ)U号1,3fを、
この順にて添加し充分攪拌。
混合した。これに市販のポリアクリルアミド系凝集剤の
0. / %溶液137m1と硫酸バンド104溶液B
rvtを添加し攪拌、混合した。このようにして作成し
・たスラリーを角型の手抄き機にて抄造し、厚さJlの
抄造物を得た。この抄造物をioo℃にて乾燥した後ス
テンレス製の平板の間に入れプ、レスし、30 X 3
0 に@ 、厚さ!; Kl l嵩密度0.7 tlc
tl Go本発明のシート状物を得た。このシート状物
について以下に示す常温および高温での弾力性1強度、
可撓性の評価試験を実施しその結果を第3表に示した。
第3表 本発明の7−ト状物について実施した常温での弾力性評
価試験は、  ASTM F −34−79の変形法に
基づく試験であり、該変形法は、ベネトレーターを直径
10αのアノビルで置き換え、コ鴎平方の試験片に//
JkJ)の荷重を加え圧縮率と復元率を測定するという
方法である。、また、高温での弾力性評価試験とは、9
00℃の雰囲気下にて元の厚さのりチまでくり返し圧縮
を行ない、その時のシートの圧縮復元力を測定し、その
くり返しにともなう変化を記鍮するという方法である。
この復元力の値が大きく、しかもくり返しによる減少率
が小さい程、弾力性社優れているとの評価がなされる。
一方本発明のシート状物について実施した高温での強度
の評価試験はqoo℃の雰囲気下でJ工spg、//3
  に基づいて測定した。
さらに、可撓性の評価試験は、折れることなく巻くこと
ができるロールの半径を測定する方法である。
実施例2 実施例1と同じ配合割合にて、市販のセラミック繊維に
実施例1と同様のショット除去処理を施こ”したショッ
ト含有率i3 % +平均繊維長3g問のセラミック繊
維を使用し、実施例1と同様の方法てて厚さ5隙、嵩密
度0.7む億のシート状物を得た。
このシート状物について実施例1と同様の測定を行ない
ぞの結果を第3表に示した。
比敦例 実施例1と同じ配合割合にて、セラミック繊維をショッ
ト含有率ダ3チの市販のセラミック繊維を使用し、実施
例1と同様の方法にて厚さsm、嵩密度0.77βのシ
ート状物を得た。このシート状物について、実施例1と
同様の測定を行ないその結果を第3表に示した。
第3表かられかるように、本発明の実施例1及び2に示
すシート状物では、ショット含有率の少ないセラミック
繊維を使用しているために常温で96係以上の復元率を
有し、また高温でも750回のくり返し圧縮に対しても
、圧縮復元力は10%程度しか減少せず、常温でも高温
でも優れた弾力性を有していた。また、高温での強度も
、、? klcd以上あり、可撓性についても常温で半
径/(1,高温で101程度のロールに巻くことが出来
るなど優れた特性を有することがわかった。
実施例1と実施例2を比較すると、実施例2の方がショ
ット含有率が小さいために、高温での強度ヤ常温での復
元率が大きかった。
実施例1及び2のシート状物に対し比較例に示したシー
ト状物は、その製造工程において本発明によるセラミッ
ク繊維のショット除去処理が行なわれていないために常
温での復元率は9θ憾程度しかなく、また高温での弾力
性もiso回のくり返し圧縮に対し圧縮復元力がJ多椎
度減少するなど諸物性においてかなり劣る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 L セピオライト、未膨張バーミキユライト。 有機結合剤及びセラミック繊維からなるシート状物にお
    いて、α−セビオライ)、? −,16重t4.未膨張
    バーミキュライト3−2.1重量嗟。 有機結合剤3−/S重量鴫、残部ショット含有率が2D
    %以下めセラミック繊維からなることを特徴とする耐熱
    弾性シート状物。 2 セピオライトとセラミック繊維とを水中に投入、攪
    拌してスラリーとなし7、このスラリー中に有機結合剤
    、未膨張バーミキユライトを添加混合し、抄造しまた後
    、乾燥、プレス成形してなる耐熱弾性シート状物の製造
    方法において、α−セピオライト5〜〃重量係、未膨張
    バーミキュライト5−一重t’il+、有機結合剤!;
    −/!;重it%、残部セラミック繊維を配合原料とし
    て用い、前記セラミック繊維は、シリカとアルミナを溶
    融し、その細流を高圧の空気又は水蒸気によって吹き飛
    ばしてなる繊維を水中にて攪拌してフロック状スラリー
    となし、前記70ツクを乱流、うす流のいずれか少なく
    とも1種の流れの中でほぐした後。 金網上に流し出し捕集してなるショット、含有率が27
    %以下のセラミック繊維であることを特徴とする耐熱弾
    性シート状物の製造方法。
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