JPS5820536Y2 - 瓶容器における中栓の密封装置 - Google Patents
瓶容器における中栓の密封装置Info
- Publication number
- JPS5820536Y2 JPS5820536Y2 JP4602378U JP4602378U JPS5820536Y2 JP S5820536 Y2 JPS5820536 Y2 JP S5820536Y2 JP 4602378 U JP4602378 U JP 4602378U JP 4602378 U JP4602378 U JP 4602378U JP S5820536 Y2 JPS5820536 Y2 JP S5820536Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- top plate
- bottle
- lower edge
- stopper
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、瓶本体１の口頚部２に嵌着した中心に注出孔
３を有する中栓４を、適度の弾性を有する合成樹脂可塑
物で形成し、前記注出孔３を下面で閉塞する頂板６と、
この頂板６の周縁部の一部に形成された薄肉部５と、下
縁部７の内側に、前記瓶本体１の口頚部２の外周に環設
したフランジ８の下縁９と係合する係止突縁１０を形成
する覆壁１４と、前記頂板６の薄肉部５と連続する前記
覆壁１４に、適宜の間隔をおいて対設した切取案内溝１
１により切除されて設けられ、上端に摘み片１２を有し
、かつ前記切取案内溝１１が、前記覆壁１４の下端にま
で設けられて形成される分離片１３とからなる密封栓１
５で密封してなる瓶容器における中栓の密封装置に係る
もので、その目的とするところは生産工場より一般消費
者に渡る間、充填した中味がその債の状態で保持されて
おり、未だ消費されていないという所謂中栓の未開栓の
保証に便ならしめんとするにある。
３を有する中栓４を、適度の弾性を有する合成樹脂可塑
物で形成し、前記注出孔３を下面で閉塞する頂板６と、
この頂板６の周縁部の一部に形成された薄肉部５と、下
縁部７の内側に、前記瓶本体１の口頚部２の外周に環設
したフランジ８の下縁９と係合する係止突縁１０を形成
する覆壁１４と、前記頂板６の薄肉部５と連続する前記
覆壁１４に、適宜の間隔をおいて対設した切取案内溝１
１により切除されて設けられ、上端に摘み片１２を有し
、かつ前記切取案内溝１１が、前記覆壁１４の下端にま
で設けられて形成される分離片１３とからなる密封栓１
５で密封してなる瓶容器における中栓の密封装置に係る
もので、その目的とするところは生産工場より一般消費
者に渡る間、充填した中味がその債の状態で保持されて
おり、未だ消費されていないという所謂中栓の未開栓の
保証に便ならしめんとするにある。
尚第１図に示す実施例に分離片１３を覆壁１４に縦設し
たものであり、又第４図に示す実施例は分離片１３を覆
壁１４に螺旋状に施こしたものである。
たものであり、又第４図に示す実施例は分離片１３を覆
壁１４に螺旋状に施こしたものである。
而して本案は上記した構成であるから、密封栓１５で密
封された瓶本体１の口頚部２に嵌着した中心に注出孔３
を有する中栓４の開栓にあっては、先ず覆壁１４の一部
に形成した分離片１３を、その上端に設けた摘み片１２
を外側に強く押し倒すことにより頂板６の周縁の一部に
形成した薄肉部５より分離する。
封された瓶本体１の口頚部２に嵌着した中心に注出孔３
を有する中栓４の開栓にあっては、先ず覆壁１４の一部
に形成した分離片１３を、その上端に設けた摘み片１２
を外側に強く押し倒すことにより頂板６の周縁の一部に
形成した薄肉部５より分離する。
次いで分離片１３を第２図に点線で示すように前記薄肉
部５と連続する適宜の間隔をおいて対設した切取案内溝
１１に沿って覆壁１４より切除すると、瓶本体１の口頚
部２の外周に環設したフランジ８の下縁９と係合する係
止突縁１０を内側に形成した覆壁１４の下縁部７は容易
に外側に反曲変形するから、前記フランジ８の下縁９と
係合する係止突縁１０を係脱せしめ乍ら覆壁１４と共に
前記中栓４の注出孔３を下面で閉塞する頂板６を上方に
取外せば、頂板６と覆壁１４とからなる密封栓１５で密
封される中栓４の開栓がなされるものである。
部５と連続する適宜の間隔をおいて対設した切取案内溝
１１に沿って覆壁１４より切除すると、瓶本体１の口頚
部２の外周に環設したフランジ８の下縁９と係合する係
止突縁１０を内側に形成した覆壁１４の下縁部７は容易
に外側に反曲変形するから、前記フランジ８の下縁９と
係合する係止突縁１０を係脱せしめ乍ら覆壁１４と共に
前記中栓４の注出孔３を下面で閉塞する頂板６を上方に
取外せば、頂板６と覆壁１４とからなる密封栓１５で密
封される中栓４の開栓がなされるものである。
このように本案は、瓶本体の口頚部に嵌着した中心に注
出孔を有する中栓を、適度の弾性を有する合成樹脂可塑
物で形成し、前記注出孔を下面で閉塞する頂板と、この
頂板の周縁部の一部に形成された薄肉部と、下縁部の内
側に、前記瓶本体の口頚部の外周に環設したフランジの
下縁と係合する係止突縁を形成する覆壁と、前記頂板の
薄肉部と連続する前記覆壁に、適宜の間隔をおいて対設
した切取案内溝により切除されて設けられ、上端に摘み
片を有し、かつ前記切取案内溝が、前記覆壁の下端にま
で設けられて形成される分離片とからなる密封栓で密封
してなるものであって、前記したように覆壁の一部に形
成した分離片を切除しない限り中栓の開栓がなし得ない
構造であるがら、店頭において生産後充填した中味がそ
の優、即ち未使用の状態に維持されているという事実を
消費者に対して明確に保証出来ると共に構造も頂板と覆
壁とよりなる歪部なものであって、製作に際して高度な
金型や成型機等を必要としないがら、成品の価格を頗る
低置ならしめ得るという利点があり、且分離片を上記し
たように薄肉部と切除案内溝に沿って切除すればよいの
で開栓操作も容易に行なえるという使用上便利な効果が
ある。
出孔を有する中栓を、適度の弾性を有する合成樹脂可塑
物で形成し、前記注出孔を下面で閉塞する頂板と、この
頂板の周縁部の一部に形成された薄肉部と、下縁部の内
側に、前記瓶本体の口頚部の外周に環設したフランジの
下縁と係合する係止突縁を形成する覆壁と、前記頂板の
薄肉部と連続する前記覆壁に、適宜の間隔をおいて対設
した切取案内溝により切除されて設けられ、上端に摘み
片を有し、かつ前記切取案内溝が、前記覆壁の下端にま
で設けられて形成される分離片とからなる密封栓で密封
してなるものであって、前記したように覆壁の一部に形
成した分離片を切除しない限り中栓の開栓がなし得ない
構造であるがら、店頭において生産後充填した中味がそ
の優、即ち未使用の状態に維持されているという事実を
消費者に対して明確に保証出来ると共に構造も頂板と覆
壁とよりなる歪部なものであって、製作に際して高度な
金型や成型機等を必要としないがら、成品の価格を頗る
低置ならしめ得るという利点があり、且分離片を上記し
たように薄肉部と切除案内溝に沿って切除すればよいの
で開栓操作も容易に行なえるという使用上便利な効果が
ある。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は要部の正
面図、第２図は同上の縦断側面図、第３図は第１図の平
面図、第４図は他の実施例を示す要部の正面図、第５図
は同上の縦断側面図である。 主要符号 １・・・・・・瓶本体、２・・・・・・口頂
部、３・・・・・・注出孔、４・・・・・・中栓、５・
・・・・・薄肉部、６・・・・・・頂板、７・・・・・
・下縁部、８・・・・・・フランジ、９・・・・・・下
縁、１０・・・・・・係止突縁、１１・・・・・・切取
案内溝、１２・・・・・・摘み片、１３・・・・・・分
離片、１４・・・・・・覆壁、１５・・・・・・密封栓
。
面図、第２図は同上の縦断側面図、第３図は第１図の平
面図、第４図は他の実施例を示す要部の正面図、第５図
は同上の縦断側面図である。 主要符号 １・・・・・・瓶本体、２・・・・・・口頂
部、３・・・・・・注出孔、４・・・・・・中栓、５・
・・・・・薄肉部、６・・・・・・頂板、７・・・・・
・下縁部、８・・・・・・フランジ、９・・・・・・下
縁、１０・・・・・・係止突縁、１１・・・・・・切取
案内溝、１２・・・・・・摘み片、１３・・・・・・分
離片、１４・・・・・・覆壁、１５・・・・・・密封栓
。
Claims (1)
- 瓶本体１の口頚部２に嵌着した中心に注出孔３を有する
中栓４を、適度の弾性を有する合成樹脂可塑物で形成し
、前記注出孔３を下面で閉塞する頂板６と、この頂板６
の周縁部の一部に形成された薄肉部５と、下縁部７の内
側に、前記瓶本体１の口頚部２の外周に環設したフラン
ジ８の下縁９と係合する係止突縁１０を形成する覆壁１
４と、前記頂板６の薄肉部５と連続する前記覆壁１４に
、適宜の間隔をおいて対設した切取案内溝１１により切
除されて設けられ、上端に摘み片１２を有し、かつ前記
切取案内溝１１が、前記覆壁１４の下端にまで設けられ
て形成される分離片１３とからなる密封栓１５で密封し
てなる瓶容器における中栓の密封装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4602378U JPS5820536Y2 (ja) | 1978-04-08 | 1978-04-08 | 瓶容器における中栓の密封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4602378U JPS5820536Y2 (ja) | 1978-04-08 | 1978-04-08 | 瓶容器における中栓の密封装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54149561U JPS54149561U (ja) | 1979-10-17 |
| JPS5820536Y2 true JPS5820536Y2 (ja) | 1983-04-28 |
Family
ID=28925378
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4602378U Expired JPS5820536Y2 (ja) | 1978-04-08 | 1978-04-08 | 瓶容器における中栓の密封装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5820536Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0748526Y2 (ja) * | 1990-03-07 | 1995-11-08 | 雪印乳業株式会社 | ボトルのキャップ |
| JP2582572Y2 (ja) * | 1992-09-04 | 1998-10-08 | 日本製罐株式会社 | 容器の封緘装置 |
| JP5411718B2 (ja) * | 2010-01-15 | 2014-02-12 | 日本クロージャー株式会社 | 易開封性スパウト |
-
1978
- 1978-04-08 JP JP4602378U patent/JPS5820536Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54149561U (ja) | 1979-10-17 |
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