JPS5820261B2 - 溶液に酸素を供給する方法 - Google Patents
溶液に酸素を供給する方法Info
- Publication number
- JPS5820261B2 JPS5820261B2 JP51037222A JP3722276A JPS5820261B2 JP S5820261 B2 JPS5820261 B2 JP S5820261B2 JP 51037222 A JP51037222 A JP 51037222A JP 3722276 A JP3722276 A JP 3722276A JP S5820261 B2 JPS5820261 B2 JP S5820261B2
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- JP
- Japan
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- solution
- capillary
- silicone rubber
- capillary tube
- oxygen
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- Expired
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M29/00—Means for introduction, extraction or recirculation of materials, e.g. pumps
- C12M29/06—Nozzles; Sprayers; Spargers; Diffusers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M29/00—Means for introduction, extraction or recirculation of materials, e.g. pumps
- C12M29/16—Hollow fibers
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- Organic Chemistry (AREA)
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- Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、シリコンゴム毛細管中に空気を送通せしめ、
該毛細管の管壁を通して溶液中に酸素を供給する方法に
係り、さらに詳しくは微生物を応用する発酵工業に好適
な酸素供給方法に関する。
該毛細管の管壁を通して溶液中に酸素を供給する方法に
係り、さらに詳しくは微生物を応用する発酵工業に好適
な酸素供給方法に関する。
従来溶液中に酸素を供給する方法としては直接溶液中に
空気を送入する方法、酸素ガスを送入する方法、静的に
空気の供給をする静置法等が挙げられる。
空気を送入する方法、酸素ガスを送入する方法、静的に
空気の供給をする静置法等が挙げられる。
しかしながら溶液中に直接空気を送入する方法は溶液中
に空気中の雑菌等が混入して品質が低下し、また気液面
からの香気成分の揮散等が生じるので微生物の発酵には
不適である。
に空気中の雑菌等が混入して品質が低下し、また気液面
からの香気成分の揮散等が生じるので微生物の発酵には
不適である。
また酸素ガスを使用する場合は価格の点で工業的に不利
である。
である。
ざらに静置法は単位体積当りの収量が低い欠点がある。
本発明者等はこれら従来の欠点がなく且つ安価に無菌酸
素を供給する方法について種々研究を重ねた結果シリコ
ンゴム製の毛細管を用いることによってその目的を達成
することに成功した。
素を供給する方法について種々研究を重ねた結果シリコ
ンゴム製の毛細管を用いることによってその目的を達成
することに成功した。
本発明に使用する毛細管の素材であるシリコンゴムは、
薄膜状とすることによって空気を透過する性質を有する
ことは知られている。
薄膜状とすることによって空気を透過する性質を有する
ことは知られている。
従来このシリコンゴム膜の特性を利用する具体的手段と
してはいずれも薄膜を板状に成型して使用していたため
に接触面積が小さく、おのずから空気供給量の点で制限
を受けざるを得なかった。
してはいずれも薄膜を板状に成型して使用していたため
に接触面積が小さく、おのずから空気供給量の点で制限
を受けざるを得なかった。
そしてこの問題を解決するために装置を大型化していた
がこの場合設備投資が大きくなるのみならず保守管理が
煩雑になり且つ広い設置場所が必要になる等の欠点を有
する。
がこの場合設備投資が大きくなるのみならず保守管理が
煩雑になり且つ広い設置場所が必要になる等の欠点を有
する。
本発明者等は溶液とシリコンゴム膜との接触面積を大き
くする方法として毛細管状に成型することを試みたが従
来の毛細管製造技術ではまったく製造が不可能であった
。
くする方法として毛細管状に成型することを試みたが従
来の毛細管製造技術ではまったく製造が不可能であった
。
すなわち寸法精度の優れたダイスの製作が不可能であり
、また加熱加硫工程における加熱温度の管理が極めて困
難なことに基因するものである。
、また加熱加硫工程における加熱温度の管理が極めて困
難なことに基因するものである。
本発明者等はこれらの技術的問題点を克服して極めて厚
み精度の優れたシリコンゴム毛細管を製造することをは
じめて可能とした。
み精度の優れたシリコンゴム毛細管を製造することをは
じめて可能とした。
本発明に使用するシリコンゴム製の毛細管はその口径が
約０．０５〜０．５ ｍｍのものである。
約０．０５〜０．５ ｍｍのものである。
本発明方法はこのシリコンゴム製毛細管Ｔを例えば第１
図に示すように筒状に束ね、その両端部１．１′を毛細
管の中空部が閉鎖されないように接着剤等によって固着
する。
図に示すように筒状に束ね、その両端部１．１′を毛細
管の中空部が閉鎖されないように接着剤等によって固着
する。
そして該両端部にパイプ２，２′等を係合させ、この毛
細管部を溶液中に浸漬した状態あるいは毛細管部に溶液
を流した状態で、パイプから毛細管中空部に空気を送通
ずれば、該毛細管の管壁を介して酸素を溶液中に供給す
ることができる。
細管部を溶液中に浸漬した状態あるいは毛細管部に溶液
を流した状態で、パイプから毛細管中空部に空気を送通
ずれば、該毛細管の管壁を介して酸素を溶液中に供給す
ることができる。
また本発明に係るシリコンゴム製毛細管はその管壁から
炭酸ガスを透過する性質を有するので該シリコンゴム製
毛細管を液相、気相中に配設することによって酸素を供
給し他のシリコンゴム製毛細管内を減圧下に保持するこ
とによって炭酸ガスをシリコンゴム製毛細管の管壁を通
して系外に排出させることができる。
炭酸ガスを透過する性質を有するので該シリコンゴム製
毛細管を液相、気相中に配設することによって酸素を供
給し他のシリコンゴム製毛細管内を減圧下に保持するこ
とによって炭酸ガスをシリコンゴム製毛細管の管壁を通
して系外に排出させることができる。
従って本発明方法によれば培養槽を密閉した状態で発酵
を行なうことができるので培養液中に雑菌等が混入する
こともない。
を行なうことができるので培養液中に雑菌等が混入する
こともない。
なお溶液中に配設する毛細管は外部からの破壊を防止す
るために毛細管束の周囲をネット、パイプ等により被包
し保護することが好ましい。
るために毛細管束の周囲をネット、パイプ等により被包
し保護することが好ましい。
本発明方法は単位体積当りの空気（酸素）の供給量が大
きいこと、無菌酸素を供給すること、香気成分の揮散が
ないこと等の種々の利点があり、特に酒類、しよう油、
食酢等の微生物を応用する発酵工業において特に大きな
利用価値を有するものである。
きいこと、無菌酸素を供給すること、香気成分の揮散が
ないこと等の種々の利点があり、特に酒類、しよう油、
食酢等の微生物を応用する発酵工業において特に大きな
利用価値を有するものである。
次に本発明をさらに具体的に説明するために実施例をあ
げるが、本発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。
げるが、本発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。
実施例 １
種菌液２００１、酒粕澄液８０７および９５係エタノー
ル５０７に水を加えて１０００７とし、アミノ酸、ぶど
う糖、その他の栄養物の少量を添加して調製した発酵母
液をシリコンゴム製毛細管（チューブ寸法内径０．１關
×外径０．３１ｎ−長さＩｎ）を１０，０００本束ねた
酸素供給管５本を設えた発酵槽に入れ、温度を３５℃に
保ち前記酸素供給管に４０時間空気を送通させると酸度
６，０係の食酢が得られる。
ル５０７に水を加えて１０００７とし、アミノ酸、ぶど
う糖、その他の栄養物の少量を添加して調製した発酵母
液をシリコンゴム製毛細管（チューブ寸法内径０．１關
×外径０．３１ｎ−長さＩｎ）を１０，０００本束ねた
酸素供給管５本を設えた発酵槽に入れ、温度を３５℃に
保ち前記酸素供給管に４０時間空気を送通させると酸度
６，０係の食酢が得られる。
実施例 ２
種菌液２００１、酒粕澄液１５０１および９５係エタノ
ール１００１に水を加えて１０００７とし、アミノ酸、
ぶどう糖、その他の栄養物の少量を添加して調製した発
酵母液を実施例１で用いた発酵槽を用いて温度３５°Ｃ
に保ち、空気を５０時間送通させると酸度１ｏ、ｏ％の
食酢が得られる。
ール１００１に水を加えて１０００７とし、アミノ酸、
ぶどう糖、その他の栄養物の少量を添加して調製した発
酵母液を実施例１で用いた発酵槽を用いて温度３５°Ｃ
に保ち、空気を５０時間送通させると酸度１ｏ、ｏ％の
食酢が得られる。
第１図はシリコンゴム製毛細管の両端部を固着した場合
の側面図を示し、第２図は第１図Ａ−Ａ部の断面図を示
し、第３図は第１図に示したシリコンゴム製毛細管の両
端部にパイプを結合させた場合の状態図を示し、第４図
は第１図に示したシリコンゴム製毛細管を使用した発酵
槽の一例を示す概略図を示す。
の側面図を示し、第２図は第１図Ａ−Ａ部の断面図を示
し、第３図は第１図に示したシリコンゴム製毛細管の両
端部にパイプを結合させた場合の状態図を示し、第４図
は第１図に示したシリコンゴム製毛細管を使用した発酵
槽の一例を示す概略図を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 多数のシリコンゴム製毛細管を束状にして溶液と接
触させて、該毛細管の一端から毛細管中空部に空気を送
通し、毛細管の管壁を通して前記溶液中に酸素を供給す
るこ吉を特徴とする酸素の供給方法。 ２ 溶液が微生物を発酵させる培養液である特許請求の
範囲第１項記載の方法。 ３ 口径０．０５〜０．５ ｍｍのシリコンゴム製毛細
管を使用する特許請求の範囲第１項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51037222A JPS5820261B2 (ja) | 1976-04-05 | 1976-04-05 | 溶液に酸素を供給する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51037222A JPS5820261B2 (ja) | 1976-04-05 | 1976-04-05 | 溶液に酸素を供給する方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52122687A JPS52122687A (en) | 1977-10-15 |
| JPS5820261B2 true JPS5820261B2 (ja) | 1983-04-22 |
Family
ID=12491554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51037222A Expired JPS5820261B2 (ja) | 1976-04-05 | 1976-04-05 | 溶液に酸素を供給する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5820261B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59143582A (ja) * | 1983-02-04 | 1984-08-17 | Kikkoman Corp | 食酢の製造法 |
| US20090311777A1 (en) * | 2006-04-12 | 2009-12-17 | Wade Edwards | Bioreactor |
-
1976
- 1976-04-05 JP JP51037222A patent/JPS5820261B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52122687A (en) | 1977-10-15 |
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