JPS5820156A - 氷菓の製造方法 - Google Patents

氷菓の製造方法

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JPS5820156A
JPS5820156A JP11762281A JP11762281A JPS5820156A JP S5820156 A JPS5820156 A JP S5820156A JP 11762281 A JP11762281 A JP 11762281A JP 11762281 A JP11762281 A JP 11762281A JP S5820156 A JPS5820156 A JP S5820156A
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compression
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compressed
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Takashi Wake
孝 和気
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Meiji Milk Products Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、氷菓を製造するための方法に関し、41に詳
細には一旦凍結製造した氷菓を高圧下で圧縮し、特に、
方向性を有する氷結晶構造を破壊して、従来の氷菓では
得られなかった滑らか食感及び軟かめll11麿を有す
る氷菓を製造する新規な方法に関する。
通常、氷菓、アイスキャンデー類は、例えば、冷媒浸漬
式冷菓製造法等により、II!II乳製品、果汁類、乳
化剤、安定剤、着色料、着香料、酸味料等を混合段−し
友ミックスを一定形状の容器(っま)、氷管)Kffi
填し、冷媒液に浸漬、凍結するととによって製造されて
いる。しかしながら、このようにして製造された氷菓は
、ミックス中に含まれるを気又はその他の気体の含有量
(つまフォーバーラン)が20谷蓋パーセント以下の場
合は、氷菓の氷結晶構造が氷魂の中心方向に向って方向
性のある針状構造を呈することは避けられない。
これは低温冷媒に浸漬することで急速に氷結晶が生成す
るため、中心方向への方向性を生ずるものとされている
。しかしながら、この方向性のめる針状氷結晶構造は、
冷菓を食する際、その食感を著しく損なうというマイナ
スの作用金している。
すなわち従来法によれば、氷菓中の大きな結晶、特に針
状結晶構造の存在により、これを食するに際して歯に強
い抵抗が生じて一般には歯が浮く感・じと称さ些る不快
の食感が避けられず、このいわ  。
ゆる氷の結晶のザリザリとした不快な食感が、氷菓の品
質の一つの欠点であった。
しかしながら一方では、氷菓が有するサラパリとした風
味、冷涼感、郷愁をそそる%異なムード、□ワンハンド
タイプと言う簡便さの故に、氷菓への嗜好は年々増加し
て米てiる。
そ°こで、このような氷菓の有する利点に着目し、上記
し九欠点を解決して、アイスキャンデーでめシながら不
快な食感を有しない、アイスクリームのような滑らかな
食感を有する新規な氷菓を製造する目的で、本発明はな
されたものである。
上記目的達成のために、各8Ii原料、配合剤の選択検
討といった理化学的検討、及び、凍結温度、ブラインの
選定、製造工程の選択といった工学的検討を加えた結果
、一旦氷結せしめた冷菓を物理的に圧縮せしめると全く
予期せざることに、所期の目的を達成できることを発見
し、この新知見をもとKして研究をすすめた結果、本発
明が完成されたのでるる。
すなわち本発明は、パイター2イン等一般の冷媒浸漬式
冷菓製造機の末端部において、製造された氷菓を高圧下
で圧細し、その中心方向への方向性のある氷結晶構造を
破壊後一定形状に再成形する氷菓の製A法に係るもので
あり、得られた製品では方向性のある針状氷結晶が破壊
されているため低温状練でも軟かな組繊と体調を市“し
、風味の立ちのよい美味な氷菓を作ることができるとい
う利点を有する。
そして、本発明によ#)4られた氷菓は、その食感を改
善し、冷凍温度(−20℃)においてもやわらかく、歯
でかみ砕くことのできる組織を有し、従って、従来の氷
菓に比して著しく風味が改善された新規な食品というこ
とができる。
本発明方法は、一旦氷結し友冷菓を圧縮することを41
)像とするものであるが、この方法は、従来より使用さ
れている冷媒浸漬式冷菓製造法及びエアプラスト方式に
よる製造法等既知の冷菓製造法によって製造され友不快
結晶を有する氷菓に対してすべて応用することができ、
汎用性が非常に高iものである。したがって、例えば、
パイターマシン、ホイヤーバーマシン、グラムパーマシ
ンと言う名称で販売されている、所業的冷菓製造機の末
端部に拳法にかかる工程を取りつけ、上記特徴を有する
冷菓を大量に製造することができるのである。
次に、製造方法につき更に具体的に説明する。
第1図にパーマノン形式の冷菓製造機の模式図を示した
。図に示した充填工程(4)においてミックス元*砿(
Bjにより氷管にミックスが充填され、冷媒の入った冷
媒槽にて硬化され、ミックスが半硬化状態においてステ
ィックインサーター(C)によりスティックがそう人さ
れる。スティックのそう人深さは、特に製品の品質には
影響せず、単に次の工程である氷雪から氷魂を抜き取る
際に抜き取れるだけの強度を保持していれば良く、一般
的な114mのスティックを使用した90m1の製品の
場合、そう人深さは50■以下で良い。
次に、硬化し九氷魂の入うた氷管は冷媒槽から出て、デ
フ0スト工程(2)において氷管の周シを温水等にて加
温され、氷魂は氷管から抜き順られる。
抜き取られた氷魂の表面龜匿は圧縮工程(1!Jにおい
て−5〜−15℃の範囲にある必要があり、その為には
、凍結工程における冷媒温度は−25〜−65℃に、デ
フ0スト温水温度は55〜65℃にあることが望ましい
次に、抜き収られた氷魂は、抜き41部においてつり下
げられた状態で、本発明の方法を実施するための圧縮工
程の真上に移動する。
次に上下運動ギアの利用によシ、ぶら下げられた氷魂は
、一対の圧縮モルト(2)の間に下降する。
圧縮モルト(2)の位置は、氷塊が最下部に下降した時
の位置に固定されておシ、下降したと同時に一対の圧縮
モルト(2)が合わさり、氷魂を圧縮し、氷結晶構造を
破壊する。
この圧縮運動と抜き取り部の上下運動は同期してお多、
圧縮が終了すると、圧縮モルトは元の位置に開き、開く
と同時に抜き取シ部は上方に移動し、次の位置に間欠的
に移動する。その時点で、次の氷塊が圧縮工程の真上に
移動しており、これらの工程は順次繰9返される。又、
この圧縮工程は、抜き取9部の停止している閣に完結す
る。
圧縮装置に関し、更に詳しく述べると、#I2図に示し
友ように圧縮装置支持台(9)があ)、その上に4つの
油圧7す/デー(6′)%(7・)が固定されてる。氷
塊が圧縮モルト(2)の開いた状態の間の位置に下降す
ると4つの油圧シリンダーは同時に作動し、二つの背面
プレート(1)を互いに逆方向から移動させる。この背
面プレート(1)は案内シリンダー(8)に沿って移動
する。圧縮が完了すると油圧シリンダー(6)、(7)
は、逆方向に開き、背面プレート(1)も開く。
この背面プレート(1)には圧縮モールド(2)が固定
されてお抄、モールドの中には圧縮後の氷魂の再凍結を
防止する為に加温ヒータ一本体(4)が組み込まれてい
る。(5)はヒーター板である。
この加温ヒーターti電気的に制御さね、圧縮モールド
(2)の表面温度を20〜60℃に調節している。
圧縮モールド(2)の開閉ストロークは油圧シリンダー
(6)、(7)にて調節され閉じた際の二つの圧縮モー
ルド(2)の間(6)の距離は、例えばQ、5諷以下と
している。更に、開閉時間は、抜き取り部の停止時間内
において圧縮時間を調節できるようにタイマーが組み込
まれている。
氷魂を圧縮する圧力は、氷魂の単位面積当り50〜20
01!f/cdを必要とし、ミックスの全固形分が低い
場合は、高い圧力を必要とし、全固形分が高い場合は低
い圧力で圧縮できる。これらは又、氷魂の表面温度にも
影響し、表面温度が高い場合は、低い圧力で圧縮するこ
とが可能である。
第4図に、圧縮圧力と表面温度の関係を示した。
二つの圧縮モールド(2)の間にできる空間(3)の形
状は、本発明が目的とする製品を得る為には特に重要で
なく、単に基本となる氷魂の氷結晶構造を、圧縮により
破壊するためのわずかな組織移動距離を有する形状であ
れば良い。
具体的には、氷魂組織が560度、どの方向でも少なく
とも1諺移動する距離があれば良い。実際には、圧縮モ
ールド(2)により圧縮されるため氷魂はモールドの反
対方向、又は上下、左右方向に移動することになる、 更に、圧縮モールド間にできる空間(6)の容量と基本
となる氷塊の容量の関係は、特に規定する必要はないが
、モールド空間よりも、一部が大きい氷塊を使用すると
、当然空間内に収容されなかった氷魂の一部は、下部に
落下することになる。
従つヤ、これは製品ロスとなるので注意する必要がある
逆に、氷魂の方が小さ過ぎるとモールド空間内に圧縮さ
れた氷魂が行き渡らず、エアーポケットのある製品を作
ることになる。
従って、一般には、氷塊とモールド空間の容量はほぼ等
しいことが望ましく、形状は、氷魂の組織を1m移動さ
せるに必要な距離だけ氷魂の形状より小さい部分と大き
い部分で構成されている必要がある。
第3図は、圧縮−「程の作業サイクルを模式的に図示し
たものである。抜西取り部コンベア(12)に吊下した
圧動前の氷魂(10)は(工程l)、これをモールドの
成形空間内に下降せしめ(工程l)、油圧シリンダー(
6) 、(7)を作動せしめて氷魂を圧縮して針状結晶
を破壊しく工程I)、次いで、シリンダーの油圧を開放
して圧縮モールドを開き、圧縮された氷塊(11)を取
9出して(工程■)作業サイクルを終了する。このよう
にして工程をく妙趣して大葉に圧縮処理を行うのである
このようにして、本発明によ#)得られた氷菓は、急速
凍結に19得られた中心方向の針状結晶構造が破戚され
ているため、エアブラスト方式により得られ九氷菓より
史に、微細で均一な氷結晶構造を有する。従って、これ
を食すると、低温の場合でも歯ざわりが良く、歯でかみ
砕く際のせん断性にも優れる。
従来の方向性のある針状氷結晶構造を有する氷菓はその
氷結晶の方向性により歯でかみ切る際、大きなそしゃく
力を必要とし、又氷結晶の方向に沿って思わぬところか
ら割れることがあり、日中から、割れたアイスを落とす
ことがしけしばめった。
本発明の氷菓は、それらをなくしたものである。
すなわち、本発明の水薬は、日中に入れ、崗でかみ切る
除、従来の水薬に比べより小さなそしゃく力でかみ切れ
、切断される方向が歯の当った力の方向からずれること
がない。従って、思わぬところから氷菓が割れ、口外へ
氷菓を落下することもない。
更に、本発明の氷菓は、低温状態で食しても軟らか表組
織と体調を有する丸め、配合されている果汁、m類、フ
レーバー等の風味物質を日中に入れた直(&に味わうこ
とができ、従って風味の立ちが著しく改善されていると
いう効果も有する。
本発明方法の圧縮工程は、図示した装置について説明し
たけれども5本発明は腋記載の方法のみに限定されるも
のではなく、他の圧縮方法も広く適用することができる
のはもちろんのことでめる。
実施例を 氷菓の配合処方 ysm   is、o*  全固形分  18.71水
ろK)   五〇 vs*m呆汁 zO 安定剤   α5 着色料   少量 層香料 咳泳科 水 1i    10(LO* 上記配合の果汁入り氷菓ミックスを70℃にて15分加
熱保持後、5℃に冷却し友。このミックスヲ使用して、
バーマシンにて99al容量の基本となる氷魂を作った
。この氷魂を前述した圧縮工程にて単位面積当り100
に’i/dの圧力にて圧縮再成形して、本発明の製品を
得た。淘、圧縮時の氷魂の表面温度は一10℃でめった
得られた氷菓製品は、針状結晶がなく、非常に滑らかな
食感を呈した。
実施例2 氷菓の配合処方 砂 @   15、〇−全固形分  2t2嘩脱脂粉乳
   4.0   無脂乳固形分  5.8優植物油脂
   2.0   植物性脂肪分  2.ロー乳化剤 
  ai 安定剤   a2 着色料   少量 着香料 水 計  10α0僑 上記配合のミルク風味氷菓ミックスを70℃15分加熱
後150ji/d の圧力で均質化し、次に冷却した。
このミックスを使用してバーマシンにて9al17容皺
の基本となる氷魂を作った。次に前述し友方法にしたが
って、との氷魂を単位面積当り80#/dの圧力にて圧
湘再成形して、本発明の製品を得た。圧縮時の氷魂の表
面温度は一9℃でめった。
得られた製品は、針状結晶を有しておらず、口当りが滑
らかでやわらかく、その風味、食感は氷菓というよりむ
しろアイスクリーム的であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、バーマシン式冷i製造機に本発明方法を実施
するだめの1つの実施例としての圧縮装fitを付加し
九装置11を示す模式図面である。第2図は、圧顧装置
の平面図であり、′s3図はそれを用いた圧縮工程の作
業サイクルを示す図面である。 第4図は、圧−圧力と表面鉱産の関係を示したグフノで
、Xu全固形分18%の氷菓の場合、Xは全固啓分21
チの氷菓の場合を示すものである。 A・・・充填工程、B・・・ミックス光填蝋、C・・・
スティックインサータ、D・・・デフロスト工程、E・
・・圧縮装置、P・・・製品、2・・・圧縮モールド、
6・・・モールドの成形空間、6.7・・・油圧シリン
ダー10・・・圧縮前の氷塊、11・・・圧縮後の氷魂
。 代理人 弁理士 戸 1)親 男 第  1   図 第  3  図 1.2 第  4 0     −5    −4n 表面温度

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一旦氷結せしめ友氷菓を高圧下で圧縮することを%黴と
    する低温において軟らかな組織を有する氷菓の製造方法
JP11762281A 1981-07-29 1981-07-29 氷菓の製造方法 Granted JPS5820156A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11762281A JPS5820156A (ja) 1981-07-29 1981-07-29 氷菓の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP11762281A JPS5820156A (ja) 1981-07-29 1981-07-29 氷菓の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5820156A true JPS5820156A (ja) 1983-02-05
JPH0117660B2 JPH0117660B2 (ja) 1989-03-31

Family

ID=14716300

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JP11762281A Granted JPS5820156A (ja) 1981-07-29 1981-07-29 氷菓の製造方法

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JP (1) JPS5820156A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7465468B1 (en) 1998-01-22 2008-12-16 Good Humor-Breyers Ice Cream, Division Of Conopco, Inc. Frozen food product

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7465468B1 (en) 1998-01-22 2008-12-16 Good Humor-Breyers Ice Cream, Division Of Conopco, Inc. Frozen food product

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JPH0117660B2 (ja) 1989-03-31

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